海よ 島よ 歴史紀行

海よ 島よ 歴史紀行

660円 (税込)

3pt

5.0

壱岐島は海賊の前線基地、対馬は海賊の集合地だった。佐渡島では、遠く離れた長崎と同じバッテン言葉が使われていた……。四面環海という立地条件に恵まれながら、海に背を向け陸地中心の考え方ばかりしてきた日本人に異議を唱える。海洋時代小説の第一人者が、自らの足でたどって考えた、海から見た日本の歴史。

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    Posted by ブクログ 2011年08月30日

    「海」という視点から日本史を眺め多くの歴史小説を残した白石氏のエッセイ集。 興味深いエッセイばかりだが、一つあげるとすれば
    「ああ島原大変」というエッセイ。
    江戸時代、島原半島で起きた
    「島原大変 肥後迷惑」に関するエッセイ。
    ユーモラスな名前だがこれは火山の噴火→山の崩落→大津波の発生という大災害...続きを読む

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