残りの秋 髪ゆい猫字屋繁盛記

残りの秋 髪ゆい猫字屋繁盛記

660円 (税込)

3pt

3.6

身重のおよしが突然、猫字屋に戻ってきたとおもったら、旦那の藤吉が突然店の金を持って失踪したという。およしに惚れ込んでいたはずの藤吉がなぜ?
喜三次は、藤吉を訪ね歩いて、川崎宿まではるばる足を向けたが、そこで意外な内実を知る。
生さぬ仲の子を我が子のように愛おしむ者がいるとおもえば、血の繋がった子どもを捨てる母もいる。
いつの世も変わらぬ人の情を、哀しみと慈しみに満ちた筆で描きだす、シリーズ最終巻。

...続きを読む

残りの秋 髪ゆい猫字屋繁盛記 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年11月01日

    作品紹介・あらすじ
    身重のおよしが突然、猫字屋に戻ってきたとおもったら、旦那の藤吉が突然店の金を持って失踪したという。およしに惚れ込んでいたはずの藤吉がなぜ?
    喜三次は、藤吉を訪ね歩いて、川崎宿まではるばる足を向けたが、そこで意外な内実を知る。
    生さぬ仲の子を我が子のように愛おしむ者がいるとおもえば...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年04月09日

    まだまだこの物語の余韻に浸りたい最終巻。
    紅屋に嫁いだおよしが臨月にかかるというのに、夫の藤吉が金をもって行方不明になる。一度帰り今度は50両をもち、いなくなる。
    慌てる猫字屋の面々。
    おかっぴきの手先の文治の結婚。
    佐伯の幼馴染の行方。

    悲喜交交の最終巻。

    0

    Posted by ブクログ 2018年10月21日

    シリーズものの時代小説。江戸時代の人情味豊かな生活を味わうことができた。末期がんを患う著者の最後の作品だと思うが、小説家としてのプロ意識が感じられた。

    0

    Posted by ブクログ 2017年11月18日

    裏表紙に“シリーズ最終巻”と記載ありました。

    「照降町 自身番書役日誌」からの流れで読ませて頂いていた、このシリーズもついに・・・と感慨深いものがあります。
    人情あふれる照降町の住人達の様が、生き生きと描かれていた、良いシリーズだったと思います。

    0

残りの秋 髪ゆい猫字屋繁盛記 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

残りの秋 髪ゆい猫字屋繁盛記 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

今井絵美子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す