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晩年はアウトドアを満喫した伊達政宗、大大名から蹴鞠の宗匠になった今川氏真、体調不良と闘いながら大御所政治を行なった徳川吉宗、晩年に3回若い妻を迎えた小林一茶、隠居後に全国を測量旅行した伊能忠敬、新選組隊士から伝道師になった結城無二三――日本史上に名を刻んだ人物のなかには、人生の前半と後半とで、意外なほど境遇が違ってしまっているケースが数多い。落差が大きければ大きいほど、その生き様からは滋味あふれる教訓がにじみ出てくる。本書は、鎌倉時代から明治・大正時代まで、合計40人の「その後人生」を追いかけたユニークな歴史読み物。歴史の意外な知識に出会いたい人にも、人生後半について考えたい人にもおすすめである。月刊誌『PHPほんとうの時代』に連載中には、読者の人気投票でナンバー1になったこともあり、内容は折り紙つき。人物にゆかりの地の写真も満載し、眺めるだけでも楽しめる本文デザインに工夫されている。
...続きを読むPosted by ブクログ 2021年02月16日
日没がまもなく訪れる人生の晩期の1日1日をどう生きればいいのか
解答は歴史の中にある。
激しく揺れ動く運命を懸命に生きて死んでいった先人たちが人生で何を捨て、何を選んだかを知ることである
こうした公的な側面は多くの成功者であったと言えるが宗麟は、私的には不幸な失敗者であった
言い換えれば政宗老人は実...続きを読む
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