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僕は妹に恋をする
「神様。本当にいるなら、僕に、世界でたったひとりの大切な女の子を、僕にください」二卵性双生児として生まれ育った兄妹、頼と郁。「いくはぼくのおよめさん」と誓い合った幼少時代はやがて過ぎ、出来のいい頼と、ドジな郁との距離は成長とともに離れていく。頼に嫌われたと落ち込む郁だったが、頼は、妹である郁を人知れず愛し始めていた……。頼の気持ちを知り、戸惑いながらもそれを受け入れる郁。禁忌を犯した兄妹を待ち受ける衝撃の結末とは!? 累計600万部の大ベストセラーコミック『僕は妹に恋をする』と、その映画版を元にしたオリジナルノベライズ。 -
ハマボウフウの花や風
友人の恋人であった吉川美緒と海辺の町で再会した水島は、仲間たちとけんかに明け暮れた学生時代を想い出す。海風を受けながら、少年たちの苛烈な青春が吹き荒れる表題作『ハマボウフウの花や風』。実際に著者が勤務していた体験から綴られた『倉庫作業員』『皿を洗う』『脱出』。湖畔で隠遁生活を送ることにした男と三羽のアヒルの心温まる生活を描く『三羽のアヒル』。のちに映像化された作品を含む6つの短編集。巻末には電子書籍版の追加として「対談 椎名誠×目黒考二」「電子書籍版あとがき」「椎名誠の人生年表」を掲載。 -
ねじのかいてん
さまざまな専門家たちがなにかの理由で集められた収容所で、男は太軸二段式十字ドライバーを片手に脱獄をはかろうとする表題作『ねじのかいてん』。水で覆い尽くされた世界で逞しく生きる人間の姿を描いた『水域』。ヒーローショーで着ていたウルトラマンのコスチュームが脱げなくなり、ウルトラマンとして生活していくことになった男の数奇な運命を描く『パンツをはいたウルトラマン』。謎が謎を呼ぶ9つの短編小説を収録。巻末には電子書籍版の追加として「対談 椎名誠×目黒考二」「電子書籍版あとがき」「椎名誠の人生年表」を掲載。 -
古着屋紅堂 よろづ相談承ります
古着屋紅堂に、婚家先の大店から身一つで離縁された葉(よう)という女がやって来た。店主の新見真白(にいみましろ)は事情を汲み、着物の代金代わりに数珠を受け取るが、そこから九条實親(くじょうさねちか)と名乗る直衣姿の公達が! 陰陽師によって数珠に住まう身となり、この世のものならぬ黒い怨念から、持ち主である彼女を守っていたのだという。成り行きで悪霊退治を請け合った真白だったが――。 -
社内保育士はじめました
感情が表に出ないことを揶揄され「お面女」と陰で呼ばれる面井梓咲(おもいあずさ)はある日、社内保育ルームへ異動を命じられることに。感情豊かな子どもたちに戸惑うなか、ひょんなことからイケメンと人気のシングルファーザー・柚原彼方(ゆはらかなた)と急接近していく。一方、保育ルームではギャルママ・津谷日菜子(つやひなこ)の娘が脱走してしまうトラブルが発生し……!? -
天(アメ)ノ狗(キツネ)
倭加宮(わかみや)マキは、祖父の代理として参列した葬儀で、14年ぶりに氷碕(ひさき)リョウに再会した。彼と一緒に、後見人となった橘(たちばな)の弁護士事務所を探りに行った帰り道、黒ずくめの何者かに襲われてしまう。二人の窮地を救った橘は、自分もマキと同じ〈狗番(きつねばん)〉で、リョウを〈狗(きつね)〉として〈目醒め〉させてはならないと告げた。〈狗〉とは? そして〈目醒め〉とは――? -
十二夜
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「十二夜」とは、クリスマスから数えて12日目の1月6日のことである。この劇は1602年に初演されたことになっているが、その前年にオーシーノ公爵を招いたエリザベス女王が上演させたという記録も残っている。作品には男女の双子が登場し、女性が男装していて混同される。出だしではオーシーノが主人公のように思えるが、オーシーノ→オリヴィア→セザリオ(男装したヴァイオラ)→オーシーノと、恋愛感情の矢印は循環している。ところが、最後に男装の「トリック」が明らかにされ、めでたく二組のカップルが誕生し結婚に至るのである。これが主筋であるが、とても「筋」とは言い難く、喜劇的な展開が主題となっている。[マライア+トビー卿+アンドリュー卿+フェステvs.マルヴォリオ]という「笑い」の筋が、どちらかというと主筋のような作品である。世俗的な世界とマルヴォリオに象徴されるピューリタン的な世界との対立構図でもある。 -
身柄送検
殺人事件に自首が5人。全て同じ凶器を持ち被害者との関係と動機も。謎の事件を警視庁捜査一課が紐解いていく。 警視庁恵比署管内で殺人事件が発生。一人が物証の凶器を持ち自首。それで解決と思われたが、そこから四人が自首。被害者の血痕と一致する凶器を持って。だが、それぞれの供述には、なんだかの不自然さが。捜査一課の滝川がその解決に挑む。 【目次】 表紙 身柄送検 第1章から第4章 奥付 【著者】 村上浩志 1962年生。実名は上田浩良。東京都渋谷区広尾在住。 1980年代から音楽業界の仕事を始める。 その後、音楽以外に広告や舞台制作の事業も。1990年代に、音楽プロダクション「株式会社アーティマージュ」を設立し、会長として本格的に音楽事業へ。「m-flo」など、CDアルバム販売累計100万を越すアーティストを輩出。 数年前に音楽業界を引退し、10代の頃からの作品100作ほどの小説をまとめ始める。 2022年、長編小説「最終小節のダルセーニョ」を出版発売。 -
金牛宮
狭い店の中にスチールの棚が三列ある。カウンターの中のキャビネットには風邪薬が並べられている。椅子は焦げ茶色の皮製の年代物でミカはいつもこれに座っている。 妹の友達である青山ミカと恋愛関係になるが妹がストーカーに殺害されて関係が揺らぐ。そこに友人が割り込んでくる。 ※本作は善文杏南の個人誌作品の電子書籍版となります。【299ページ】 -
二つの海 ムーンロード
湘南の海と房総の海。そんな二つの海を巡る二人の男女の悲しい運命のストーリー。 28歳の夫婦に起こった不遇の運命。二人とも余命3ヶ月。本当はそれまで一緒にいるところだが、二人はそれぞれの記憶を辿る旅へと出る。 【目次】 表紙 二つの海 奥付 【著者】 村上浩志 1962年生。実名は上田浩良。東京都渋谷区広尾在住。 1980年代から音楽業界の仕事を始める。 その後、音楽以外に広告や舞台制作の事業も。1990年代に、音楽プロダクション「株式会社アーティマージュ」を設立し、会長として本格的に音楽事業へ。「m-flo」など、CDアルバム販売累計100万を越すアーティストを輩出。 数年前に音楽業界を引退し、10代の頃からの作品100作ほどの小説をまとめ始める。 2022年、長編小説「最終小節のダルセーニョ」を出版発売。 -
褐色の血
「褐色の世界にこそ私の求めているものがあるような気がします」 1975年、二人の男がブラジルへ向かうため空港にいた。ひとりは仲間に見送られ、もうひとりは孤独に。 児玉は、サンパウロでパウリスタ新聞の記者として働くことになっていた。ブラジル社会に呑み込まれつつも、日系人の変遷の取材にのめり込んでいく。人種の坩堝と言われるブラジルで、児玉は「ある答え」を、この国と日系人社会に求め始めていた。 一方、サンパウロのホンダの関連会社で整備士として働く小宮は、ブラジルで日本では味わうことのなかった安心感をおぼえていた。現地で出会う人々に支えられながら、次第にブラジル社会へと馴染んでいく。 国家、人種、民族、人は何を拠り所に生きるのか。 差別に翻弄された人々の50年にわたる流浪を描いた長編小説三部作の序章。 -
転生した剣聖は遊び人としてスローライフを送りたい
国の英雄とたたえられた剣聖は、王子に転生した。その名をペンジュラム王国アレグザンダー第一王子。 戦いに明け暮れた前世の反動で、アレグザンダーは「戦わない」「好きなことをして遊び暮らす」決意を固める。反逆のぬれぎぬを着せられて国を追われる羽目になるが、それは彼にとって願ったりかなったりだった。身分がなければ、望み通り、自由気ままに生きることができるからだ。 しかし、宿命は、いやでもアレグザンダーを追ってくる……! ひたすら遊び人をめざす最強主人公の、アクション・ファンタジーコメディ。 ※本作は双月ねむるの個人誌作品の電子書籍版となります。 -
リーガル・ピース!
裁判せずにあなたのトラブル、解決します――。 上司の収賄疑惑が原因で退職に追い込まれた明日花は、“和解の達人”と呼ばれる弁護士・津原と出会う。終始薄い笑みを絶やさず掴みどころのない彼の周りには、一流の専門知識を持ちつつもクセが強すぎる仲間が集まっていた。賄賂の真相を知るため津原に依頼した明日花だが、個性的な仲間も巻き込み事件は思わぬ展開に……。 「それってどっちが正しいの?」「世の中、白か黒かじゃない。グレーな答えが人を幸せにすることもある」。最強チームが織りなす、新感覚のリーガル・エンターテインメント開幕! -
埼玉おいしい出張レシピ
26歳の春、根岸は6年間勤めていた料理店を辞めた。長年お世話になったオーナー夫妻と板長、そして同僚たち。その全員の顔を根岸は未だに覚えられない。人の顔を認識できない脳機能障害の一種、相貌失認を抱える根岸は、もっと自分に向いている働き方を探し続けていた。そんな根岸が次の道として選んだのは「出張料理人」。出張料理人は依頼人の元へ出向いて料理をするため、不特定多数の客を迎える機会はなくなるからだ。幸運にも埼玉・与野でぴったりな物件にめぐり逢い、新しいスタートを切った根岸。そんな根岸の元へ、結婚記念日のサプライズメニューのオーダーが入る。張り切る根岸だったが、物件が地元で愛された名店の跡地だったことから、その名店の跡継ぎだと誤解されていて――。依頼人の心に寄り添いながら供されるおいしい料理たちと、駆け出し出張料理人の奮闘記! -
あたら夜堂シリーズ
見えざる怪異の真……しかと視たり。 昭和24年。復員後、明久津累は貸本屋『あたら夜堂』を営んでいた。 そんな彼を激戦地での悪夢が苛む。ジャングルでの恐ろしい記憶と共に右の目が痛み、彼を苦しめていた。 戦友であり、カストリ雑誌の記者をしている辻ヶ瀬透に誘われ、彼は有閑マダムが主催する『妖異倶楽部』に参加する。 そこで、たたら坂で幽霊が目撃談されていると聞く。 深夜、噂のたたら坂の井戸に向かう二人。 奇妙な気配と共に、彼らは井戸に落下してしまう。 目を覚ました二人の前に広がっていのは、ジャングルの光景だった。 怪奇と幻想の迷宮の中で、彼らは思いもよらぬ光景を目の当たりする。 そして明久津と辻ヶ瀬はそれぞれ、ある秘密を抱えていた。 明久津は、見えざる怪異の真にたどり着けるか……? -
SとMが結ぶ物語
美人で、お金持ちで、名門大学生と三拍子そろった秋月涼子さん。ところが困ったことに、彼女は探偵志望で、いぢめられると推理がひらめく、どMだったのです。 秋月涼子さんはどMで、探偵志望の大学2年生。ひとつ年上でSの新宮真琴お姉さまにいぢめてもらうと、名推理がひらめきます。今日は縄? 目隠し? チョーカー? お姉さまはいつも新しい世界を見せてくれます。さて、名門・聖風学園文化大学で今回巻き起こるのはどんな事件でしょうか? そして真琴お姉さまが涼子さんに教えてくれるのは、どんなプレイなのでしょうか? 1巻はシリーズ前半の14話を収録。 -
魔弾の射手 天久鷹央の事件カルテ 完全版 5
見えない「魔弾」を放ったのは、誰か。 西東京市にある廃病院で、看護師が転落死した。 不治の病を苦にした自殺と見做されたが、彼女の娘・時山由梨はそれを頑なに否定。 母が一人で死ぬはずがないと訴える。天才医師・天久鷹央は由梨の依頼を受け、事件を調べ始めるが、そこに「不可視の魔弾」の謎が立ちはだかる……。 現役医師の著者のみが描ける驚天動地のトリック。その犯人とは? 書き下ろし掌編「幽霊と鴻ノ池」収録。 出版社名「新潮社」より過去に配信された作品に加筆修正し、新たに書き下ろし掌編を加えた『完全版』となります。重複購入にはご注意ください。 -
Good Bye My…
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ピアニストをめざす、高校生の村上琴は、原因不明の症状で左手が利かなくなり、夢をあきらめかける。そんな折、旅先で出会った二人の人物が彼女の人生を変えることになる。三人は自らに吹き付ける向かい風に立ち向かうべく、ある演劇作品の上演を目指し、劇団を立ち上げる。集まった仲間たちも各々に問題を抱えていた。幾たびかの試練を乗り越え、周囲の人々の協力も得て、ついに彼らの芝居の幕が上がった…。残酷な運命に立ち向かい、自らの人生を取り戻そうとする人々の勇気と友情。再生の物語。 -
食材を揃え、調理し、風呂を立てて待っている。
「そうだ、江國さんに聞いてみよう」 作家のままでいたい人と、いてほしい人がいました。その選択が困難を伴うとしても。 作家を夢見る人と、夢を叶えてあげたい人もいました。その将来が未知数だとしても。 だから4人は考えました。 「それなら江國香織に相談すればいい」 江國作品の解読をまじえた、『本をつくる人たち』小説。 ※江國さん本人は出てきません ※『落下する夕方』の謎解きやります。なぜ華子は自殺したのか etc… 販売:株式会社ボイジャー 発行:カズノpub. 【目次】 第一話 世界の中心で、割りばしをわる 第二話 呼べばタクシーのくる荒野 第三話 二十二、8年、三十 【著者】 宮崎研治 1968年、横浜生まれ。高卒。書籍製作者・校正者、出版レーベル・カズノpub. 運営。 -
去年の雨
私たちは、ばらばらだ。コロナでもっとばらばらだ。でも、と瑤子は思う。 卒業式はなかった。入学式も。 有紀はぐずり、政子は聖火ランナーをあきらめ、幸司は店を閉めた。 芳文は妻をなくし、茂は床に這いつくばり、生まれて初めて、麻衣はひとのものを盗んだ。 でも、と瑤子はシャッターを押す。それでも子どもたちのために、精魂をこめて、エンジニアは未来を作っているのだから。 そういえばコロナってなんだったんだろう? と、きちんと過去形にしてしまう長編小説。 販売:株式会社ボイジャー 発行:カズノpub. 【目次】 令和二年 令和三年 令和四年 令和五年 令和六年 【著者】 宮崎研治 1968年、横浜生まれ。高卒。書籍製作者・校正者、出版レーベル・カズノpub. 運営。 -
色違いのトランプ
「はじめて」は、いつも痛くて、少し優しい。 日本エンターテインメントの最前線&最高峰! 日本を代表する4人の直木賞作家と、“小説を音楽にするユニット”YOASOBIによる奇跡のプロジェクト「はじめての」。 その第四弾となるYOASOBIの楽曲「セブンティーン」の原作となった、宮部みゆき氏の小説「色違いのトランプ はじめて容疑者になったときに読む物語」を電子書籍で単独配信! 〈あらすじ〉 並行世界で起きたテロへの関与を疑われ、捕らわれた愛娘の夏穂。宗一は夏穂を救いに、単身、もう一つの〝鏡界〞へと向かう。 ※漢字にはルビを多めにふっています。 作家のファンはもちろん、全ての世代の方々に楽しんで頂ける、「はじめての」読書にもお勧めしたい小説になりました。 ■YOASOBIからのメッセージ 4作品全て本当に面白くて、読み終えた時、全作品、計4回「めちゃくちゃ面白かった!」と声に出し、原稿の前で拍手をしました。「はじめての」という一つのテーマから生まれた4つの色とりどりな物語が、それぞれ違うゴールへと向かう様に心が震えました。 (YOASOBI composer Ayase) はじめて読んだ物語なのに、私の奥底に眠っている記憶が呼び起こされるような体験でした。 4つの物語、4つの世界と出会って生まれたこの感動を、まっすぐに歌に乗せられたらと思います。 (YOASOBI vocal ikura) ■著者からのメッセージ いつも物語をつくる時は、そのイメージに合った音楽を探すようにしています。ぴったりな音楽が見つかれば、その音楽が私を正しい方向に導いてくれるからです。今回はまず物語が先にあり、そこから音楽が誕生するという企画で、私にはまったく新しい経験に、胸が高鳴っています。 (宮部みゆき) ■著者プロフィール 宮部みゆき(みやべ・みゆき) 1960年東京都生まれ。1987年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、1993年『火車』で山本周五郎賞、1997年『蒲生邸事件』で日本SF大賞、1999年『理由』で直木三十五賞、2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞。他の著書に『ソロモンの偽証』『ブレイブ・ストーリー』など。時代小説、SF、ファンタジーからホラーまで、様々なジャンルの作品に多数のファンを持つ。 -
支店長、大変です!
だれもが自分のストーリーを懸命に生きている。もと地方銀行支店長が描く珠玉のエピソード集。 【地銀舞台の人間ドラマ】 とある地方銀行の「泉が森支店」を舞台にした短編小説集。支店長村上銀太の目を通して行員たちの日常がユーモラスに描かれている。 第25回日本自費出版文化賞特別賞受賞。 ―とても面白く楽しんで読んだ。(中山千夏選考委員) 第15回いわき民報ふるさと出版文化賞特別賞受賞。 ―読み出すと心が釣り込まれる。(選考委員長) 第42回吉野せい賞奨励賞受賞作品収録(エピソードⅢ)。 【目次】 エピソードⅠ【アホのナカダテ】 エピソードⅡ【荒川陽子】 エピソードⅢ【支店長、臨月です!】 エピソードⅣ【パパ、ダサい!】 エピソードⅤ【村上と新堂】 【著者】 高橋健 1959年生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。2019年吉野せい賞奨励賞受賞。2022年第25回日本自費出版文化賞特別賞、第15回いわき民報ふるさと出版文化賞特別賞受賞。 -
安吾 戦国痛快短編集
『堕落論』で有名な坂口安吾だが、彼の作風の神髄は、戦国小説においてこそ発揮されている。本書は、無頼の生涯を送った奇才・坂口安吾が戦中・戦後に著した、戦国時代を舞台にした四編(「梟雄」「決戦川中島 上杉謙信の巻」「狂人遺書」「イノチガケ」)を収録。確かな史料に基づいた、短編ながらも道三の波乱に満ちた生涯が手に取るようにわかる「梟雄」、自由自在に時代を駆け巡る、安吾独特のルポ「決戦川中島」、秀吉が死の床で自らの半生を回想する「狂人遺書」、伴天連に襲いかかる苦難を臨場感あふれる筆致で描いた「イノチガケ」など、『白痴』『桜の森の満開の下』だけではない、歴史小説の「開拓者」坂口安吾の縦横無尽な筆致による傑作群が一度に堪能できる一冊! 巻末には、「最後の安吾番」として編集者生活をおくり、実際に本書収録の「梟雄」の原稿を受け取った作家・半藤一利氏のインタビュー付き。 -
魔女たちは眠りを守る
魔女はすべてを覚えている。 ひとの子がすべてを忘れても。どこか遠い空の彼方へ、魂が去って行こうとも。 そして地上で魔女たちは、懐かしい夢を見る。記憶を抱いて、生きてゆく。 その街は古い港町。 桜の花びらが舞う季節に、若い魔女の娘が帰ってきた。 赤毛の長い髪をなびかせ、かたわらに金色の瞳をした使い魔の黒猫を連れて。 名前は、七竈・マリー・七瀬。 目指すは、ひとの子たちが「魔女の家」と呼ぶ、銀髪の美しい魔女二コラのカフェバー。 懸命に生きて、死んでゆくひとの子と、長い時を生きる魔女たちの出会いと別れの物語。 ――― 魔女たちの物語は、物語の形を借りた、わたし自身の想いであり、言葉でもあったのだろう、といまになって、気づいています。 何の力も持たず、歴史を変えられもしない、一本の糸に過ぎないわたしが、誰かのささやかな愛すべき日常に寄り添い祝福し、 不幸にして斃れたひとびとにさしのべたかった「腕」が、この物語だったのだろうと。 そう、わたしには魔法の力はなく、この物語もいつかは忘れ去られてゆくでしょう。 けれど、この物語にふれたどなたかが、ふと、これまで地上に生きてきた一本一本の糸に思いを馳せてくださるなら、 わたしの言葉はそのとき、魔法になるのだと思います。 村山早紀(「あとがき」より抜粋) -
ユーレイ
「はじめて」は、いつも痛くて、少し優しい。 日本エンターテインメントの最前線&最高峰! 日本を代表する4人の直木賞作家と、“小説を音楽にするユニット”YOASOBIによる奇跡のプロジェクト「はじめての」。 その第三弾となるYOASOBIの楽曲「海のまにまに」の原作となった、辻村深月氏の小説「ユーレイ はじめて家出したときに読む物語」を電子書籍で単独配信! 〈あらすじ〉 家出をして海沿いの駅に降り立った私は、花束が手向けられた夜の広場で、突然、不思議な女の子から声をかけられた。「ねえ、ひとり?」 ※文字をやや大きくし、漢字にはルビを多めにふっています。 作家のファンはもちろん、全ての世代の方々に楽しんで頂ける、「はじめての」読書にもお勧めしたい小説になりました。 ■YOASOBIからのメッセージ 4作品全て本当に面白くて、読み終えた時、全作品、計4回「めちゃくちゃ面白かった!」と声に出し、原稿の前で拍手をしました。「はじめての」という一つのテーマから生まれた4つの色とりどりな物語が、それぞれ違うゴールへと向かう様に心が震えました。 (YOASOBI composer Ayase) はじめて読んだ物語なのに、私の奥底に眠っている記憶が呼び起こされるような体験でした。 4つの物語、4つの世界と出会って生まれたこの感動を、まっすぐに歌に乗せられたらと思います。 (YOASOBI vocal ikura) ■著者からのメッセージ 人は誰でも、その出会いの前と後で人生が変わってしまうような一生モノの出会いの経験があると思います。その一夜を通じて、前の自分にはもう戻れなくなるような、そんなはじめての家出を書きました。この小説もまた、読む前と読んだ後で誰かの何かが変わると信じて、送り出します。 (辻村深月) ■著者プロフィール 辻村深月(つじむら・みづき) 一九八〇年山梨県生まれ。二〇〇四年『冷たい校舎の時は止まる』でメフィスト賞を受賞しデビュー。二〇一一年『ツナグ』で吉川英治文学新人賞、二〇一二年『鍵のない夢を見る』で直木三十五賞、二〇一八年『かがみの孤城』で本屋大賞を受賞。他の著書に『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『ハケンアニメ!』『朝が来る』『小説「映画ドラえもん のび太の月面探査記」』『傲慢と善良』『琥珀の夏』『闇祓』など。思春期の心の痛みや不安を生々しく描きながらも、爽快なカタルシスのある作風で、多くの読者を得ている。 -
ヒカリノタネ
「はじめて」は、いつも痛くて、少し優しい。 日本エンターテインメントの最前線&最高峰! 日本を代表する4人の直木賞作家と、“小説を音楽にするユニット”YOASOBIによる奇跡のプロジェクト「はじめての」。 その第二弾となるYOASOBIの楽曲「好きだ」の原作となった、森絵都氏の小説「ヒカリノタネ はじめて告白したときに読む物語」を電子書籍で単独配信! 〈あらすじ〉 幼馴染の椎太が好きでたまらない高校生の由舞は、四回目の告白を確かなものとするため、タイムトラベルで過去の告白を消し去ろうとするがーー。 ※文字をやや大きくし、漢字にはルビを多めにふっています。 作家のファンはもちろん、全ての世代の方々に楽しんで頂ける、「はじめての」読書にもお勧めしたい小説になりました。 ■YOASOBIからのメッセージ 4作品全て本当に面白くて、読み終えた時、全作品、計4回「めちゃくちゃ面白かった!」と声に出し、原稿の前で拍手をしました。「はじめての」という一つのテーマから生まれた4つの色とりどりな物語が、それぞれ違うゴールへと向かう様に心が震えました。 (YOASOBI composer Ayase) はじめて読んだ物語なのに、私の奥底に眠っている記憶が呼び起こされるような体験でした。 4つの物語、4つの世界と出会って生まれたこの感動を、まっすぐに歌に乗せられたらと思います。 (YOASOBI vocal ikura) ■著者からのメッセージ 「はじめての」というお題をいただき、私もはじめての設定にトライしてみました。時空を超える片思いーこの物語が、読者の皆さんの過去に灯る大事な瞬間とつながってくれますように。 (森 絵都) ■著者プロフィール 森 絵都(もり・えと) 一九六八年東京都生まれ。一九九一年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。同作品で椋鳩十児童文学賞、一九九五年『宇宙のみなしご』で野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、一九九八年『つきのふね』で野間児童文芸賞、一九九九年『カラフル』で産経児童出版文化賞、二〇〇三年『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞、二〇〇六年『風に舞いあがるビニールシート』で直木三十五賞、二〇一七年『みかづき』で中央公論文芸賞を受賞。他の著書に『永遠の出口』『ラン』など。絵本・児童文学から大人向けの作品まで、愛とユーモアに溢れる筆致で幅広い世代に親しまれている。 -
江戸川乱歩全集 推理小説傑作選
日本の推理・探偵小説の巨人・江戸川乱歩の推理小説の代表作・傑作を一冊に網羅し、読みやすく編集した電子版ならではの江戸川乱歩全集です。 ●収録内容 赤い部屋 悪霊 悪霊物語 偉大なる夢 一枚の切符 芋虫 陰獣 江川蘭子 押絵と旅する男 お勢登場 恐ろしき錯誤 踊る一寸法師 鬼 鏡地獄 火星の運河 恐怖王 疑惑 空気男 空中紳士 黒い虹 五階の窓 孤島の鬼 湖畔亭事件 石榴 殺人迷路 新宝島 接吻 双生児 算盤が恋を語る話 断崖 智恵の一太郎 妻に失恋した男 盗難 毒草 二銭銅貨 日記帳 二癈人 人間椅子 灰神楽 白昼夢 白髪鬼 パノラマ島綺譚 秘中の秘 人でなしの恋 一人二役 火繩銃 百面相役者 覆面の舞踏者 ぺてん師と空気男 防空壕 堀越捜査一課長殿 魔王殺人事件 蟲 夢遊病者の死 目羅博士の不思議な犯罪 盲獣 木馬は廻る モノグラム 闇に蠢く 幽霊塔 指 指環 緑衣の鬼
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