門(新潮文庫)

門(新潮文庫)

440円 (税込)

2pt

親友の安井を裏切り、その妻であった御米(およね)と結ばれた宗助は、その負い目から、父の遺産相続を叔父の意にまかせ、今また、叔父の死により、弟・小六の学費を打ち切られても積極的解決に乗り出すこともなく、社会の罪人として諦めのなかに暮らしている。そんな彼が、思いがけず耳にした安井の消息に心を乱し、救いを求めて禅寺の門をくぐるのだが。『三四郎』『それから』に続く三部作。(解説・柄谷行人)

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    新潮文庫
  • タイトル
    門(新潮文庫)
  • タイトルID
    1589226
  • 電子版発売日
    2024年05月31日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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門(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最初から最後まで、とにかく暗く、地味な二人。

    互いに罪の意識に苛まれ、そして、その思いを互いに共有することもなかったのか、二人でいても、孤独を感じた。




    0
    2026年06月25日

    Posted by ブクログ

    夏目漱石、前期3部作は『三四郎』『それから』『門』。3作品は、恋愛→結婚→結婚後 という、つながりが感じられます。眼前に現れる景色が違い、訴えてくるものも違うため、3作品の優劣はつけ難いです。

    しかし、『門』は派手な部分はないけれど、しっとりした余韻を感じるところがいいです。ひとつの事実や心理を表

    0
    2025年12月14日

    Posted by ブクログ

    漱石先生の作品を読んでいると、自然、時代を感じずには居られないのでありますが、今回も文体共々透き通る様な感じを受けました⁉️
    初期3部作という事で、身構えて読み進めましたが、一万円札ではなくて、千円札に落ち付く由来を何となく感じるに至りました‼️
    そういう事から、些か腑に落ちない点も在りますが、しか

    0
    2025年04月08日

    Posted by ブクログ

    過去の出来事に対する後悔に苛まれながらも、日々何事もなく過ぎていく日常に深く幸せを感じる矛盾。
    「こころ」ととても似ているところが多くて、あ〜漱石だなと感じた一冊でした。

    0
    2024年09月30日

    Posted by ブクログ

    はじめて読んだときは それから のインパクトが強すぎて、物足りなかったような感触だったが
    読み返すとこちらの方が好みだと感じた。情景描写と、そのなかでひっそりと暮らす様子が描かれていて、非常に落ち着いて読める作品。

    0
    2023年08月11日

    Posted by ブクログ

    「こころ」に次いで好きになりました。場合によってはこころより好きかもしれない。解説に、「物語の後半寺に入ったのは作品の欠点という説もある」とあったけど、僕はそうは思わなくて、宗助の足掻きという名の逃げを表すのに効果的だったし、まぁこれがなければきっと宗介とお米のストーリーは彼らが死ぬまできっと今のま

    0
    2023年05月06日

    Posted by ブクログ

    夏目漱石の「三四郎」、「それから」に続く初期三部作最後の作品。
    「それから」は、友人の妻を奪い返し、高等遊民を脱した主人公・長井代助が職を探しに出たところで終わります。「門」は代助の「それから」を描きますが、完全な続編ではなく登場人物の名前も状況も違います。

    「それから」の物語をひとことで言うなら

    0
    2022年05月25日

    Posted by ブクログ

    宗助は過去の罪があるがゆえに御米と自分だけの世界で生きていくことを徹底している。

    宗助は日々役所勤めをしつつ、何か楽しみがあるわけでもない。ただ、御米との閉じた世界で生きていくためには、働かなければならないだけで、それ以外の生きる意味や目標のようなものは何もない。
    そんな宗助の生き方の割には、作中

    0
    2026年06月27日

    Posted by ブクログ

    門の前にたたずみ、それをくぐり抜ける事も避けて通ることもできない閉塞的な気持ちにとても共感した。
    明けない夜はないという言葉がよく聞かれるが、朝がきてもまた必ず夜はやってくるだろう、その繰り返しから逃れることは今後もできないのだろうという暗い予感を胸に抱いて生きるしかない。そんな主人公に自分を重ね合

    0
    2026年06月26日

    Posted by ブクログ

    二人の間には確かな愛情があるのに、その関係はもともと誰かを傷つけた上に成り立っている。その事実は消えることなく、静かに二人の中に残り続けている。激しい後悔ではなく、拭いきれない重さとして。それでも生活は続いていく。

    「道は近きにあり、かえってこれを遠きに求む」
    鼻の先にあるけど、気づかないこと

    0
    2026年03月21日

門(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    新潮文庫
  • タイトル
    門(新潮文庫)
  • タイトルID
    1589226
  • 電子版発売日
    2024年05月31日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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