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山登りの好きな両親が山岳の岳から名付けた、シーナ家の長男・岳少年。坊主頭でプロレス技もスルドクきまり、ケンカはめっぽう強い。自分の小遣いで道具を揃え、身もココロもすっかり釣りに奪われてる元気な小学生。旅から帰って出会う息子の成長に目をみはり、悲喜こもごもの思いでそれをみつめる「おとう」…。これはショーネンがまだチチを見棄てていない頃の美しい親子の物語。
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Posted by ブクログ
作家と息子との素敵な親子関係を描いている。岳は興味を持ったことはとことん突き詰める子だ。この本では釣りに興味を持ち普段本を読まないのに釣りの本を読みその知識はすごいと思った。学校の勉強とは何かに興味を持ったときにそれに突き進むための基本的な知識や考え方を学ぶところだと思う。またはそれを見つけるための...続きを読む場所であると思う。岳の両親は何かを押しつけることなくのびのびと育てているのだなと思った。とても良い子で父との会話も微笑ましい。
父・椎名誠と息子・岳くんの物語。エッセイ的な。とても読みやすくておもしろかった。切なく楽しく。旅に出ることが多く不在も多い椎名家だからこその少し特殊な関係かもしれない。いやでもそこは家族それぞれいろいろあるか。お互い没頭するものがあって同士の匂いもする。親目線だと岳くんがどんどん成長していく姿が逞し...続きを読むく眩しく頼もしく、でも寂しくもあるなあなんて。息子といえどひとりの男として接している距離感も素敵だなあと思った。続も読もう。
2回目かな?大分前に読んで再読。全然内容覚えてなかったな。読みやすくておもしろいけど、切ない、、、またよみます。
父と子の成長や旅物語。 入試の問題で出て以来、気になっていた作品。 ついに手に取り読んだが、なかなか読み応えのある素敵な子育て本でした。
岳さんと私は歳が近く、実家も近いこと、我が家にも元気な男の子がいましたので、なんとなくその空気がリアルに感じられた。 ただ、あまりにリアルタイムでの連載だったためご本人はとても嫌だったようですね。 もう少しフィクションの要素がを強くした小説にしてしまえばよかったのかな。読み手としては大変楽しい父子の...続きを読むエピソードなんですけど。 私も子供の自主性を育てる子育てに基本的に賛成です。 しかしながらこの本の時代から30年ほど進んだ現代ではここまでの自由は親子共にないかもしれません。 周りのママ友の意見なども聞くととかく揺れ動きますが、この本を読んで、やっぱり子供を一人の人間として信じて付き合っていきたいと改めて思いました。
何度読み返しても子どもの成長をあたたかい視点でかいてありほっこりする。こんな親でありたいと思っていたが難しいなぁ
息子・岳の成長を段階的に描いた私小説。 飾らずに淡々と描いているからこそ、驚くべき早さで成長していく息子への父親としての想いを追体験できるとても貴重な作品。 変わっていく息子には、嬉しさも誇らしさもあり、でもどこか侘しさも感じる。それが父親というものなんだと思うと、何とも言いようのない感情におそわれ...続きを読むた。 「そうして『また今度やるときはいい勝負をしようぜ』とは言いながら、果たしてまた今度のときまでまだ私はこいつに捨てられずにいられるだろうか、などとふいにビール三本の酔いの中で考えたりするのだった。」
愛情にあふれた作品。 岳はかわいくていい子だ。 その岳見て、ハラハラしたり可愛く感じたりしている親の心が伝わってくる。 いい親子関係だな、と思う。 現代にはない、おおらかな時代背景も感じる。 あれはダメ、これもダメ、なんて言っていたら、人間の強さや逞しさなんか育たない。 そんな風に思った。
以前に読んだ時の岳物語は息子さんとのこと、 私的なことが描かれていて、なんとなく新鮮に読めた、という記憶がありました。 でも、今読んでみると印象がかなり変わっていることに気づきました。 今、自分の子供が、この中に書かれている岳少年と大体同じ年だし、 どうしても親の視点で読んでしまうのです。 昔...続きを読むは、たはは、とおかしかっただけのところが、 今読んでみると、 ”おとう、椎名誠”と同じようにハラハラドキドキしたり、不安になったり、 息子に捨てられる心配な気持ちが理解できたりして、 以前よりもかなりのめりこんで読んでしまいました。 最後の方で、岳少年が海に落ちた、と報告するところがあって、 椎名誠は遠く離れた外国でその話を聞いたあと、 バカだなあ、、と彼をいとおしみつつ、笑ってしまうのですが、 そこが父親と母親の違いだなあ、、と感じてしまいました。 母親は笑えないから。。 でも、笑えるチチとショーネンの関係が羨ましく感じました。 (昔のブログでの感想)
岳さんの成長を見守る気持ちとまわりからいろいろ言われただろうなぁという岳さんに同情する気持ちが同居しています。
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