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Posted by ブクログ 2014年04月21日
長年のシーナファンだけれど、隊長の執筆量たるやものすごく、とても全部は読めていない。あまり読んでいない時期もあったので、ちょっとさかのぼって読もうかと思い、特に好きな「私小説」シリーズで未読のものを文庫や古本で入手。
まずこれをしみじみ読み終えて、本棚の椎名本の列に加えようとしたら、なんと! 同じ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月01日
哀愁の街に霧が降っていたころから、随分歳をとった。
よくよく見ると、特別変わっているというわけでもない日常。面白いことがあったり、鬱になったり。
何気ない日常を切り取ったスナップ写真が、普段は気づかない、いつもそこにあるちょっと面白いものを教えてくれるように、シーナさんが物語のありかを教えてくれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月28日
海辺で作った砂の城が、ゆっくりと乾燥していきいつの間にかもうその形をとどめていないのに気づいてしまった喪失感。最初はそう思った。過去そうであったものが、知らないものに形を変えられてしまったような。
でも読み終わって考えていたらそうではないことに気がついた。もともと砂は一粒の細かな何かで作られていて、...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月14日
20代はじめころまで椎名誠のエッセイはほぼすべて読んでいたのだけれど、いつしか読まなくなってしまい、今回は20年ぶりくらいに読んだかも。
「昭和軽薄体」なんて言われてた文体が、いまや、なんともしっとりと落ち着いていて、読んでいるとなにか心なぐさめられるような気が。
「岳物語」から、子供は成長して家を...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年02月25日
岳物語から続く椎名誠の私小説シリーズも二十年経って、最初とは全く違うカラーになった。
親子のやり取りが微笑ましい、読んでいてホッとする岳物語から、本書は子供たちも大人になり、それぞれの道をしっかりと歩み、一方父母は同じ歳を重ねた中でいくらか疲れ、気弱になっている。
そして昔のように家族が揃うことは少...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月16日
椎名誠の小説はひとつも読んだことがなくてときどき、旅のエッセイを読むことがあるくらいだけど、『岳物語』に始まる椎名家の物語は、ひそかに気にとめていて『続岳物語』『春画』と、本屋で出会うたびに、つい買っていた。先日、本屋でその私小説シリーズの続編ともいえる『かえっていく場所』を見つけて、さっそく手に取...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
久しぶりに椎名さんの本。
「あ〜 こんなに月日が経ったんだなぁ」と感慨深いものがあった。
『岳物語』
『続 岳物語』
『春画』
『かえっていく場所』
と続いた私生活をつづったエッセイ。
この人の本を続けていると、ちょっとした知り合いの家族のような気がしてくる。
岳くんも 葉ちゃん...続きを読む
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