Posted by ブクログ
2016年06月16日
シーナさんの本は、元気で陽気な気分になりたいときにかるく読める本というイメージでいましたが、本作ではのっけから留置所に入った昔話やケンカの話などでなんだかつまらない・・・
その後も友人の病気や死に関する記述が多く、全体的に重苦しい雰囲気が続きます。
唯一の例外は孫の風太くんとのやりとりですが、それも...続きを読む一時的にほっこりするだけで、全体の印象は変わりませんでした。
考えてみたらシーナさんもだいぶお年を召してきてますもんね。
精力的に活動し、仲間とワイワイやるよりは、過去をおもい、死とむきあい、とする時期なのかも。
私の求めるものがシーナさんの今の思考とははずれてきていることに気づきました・・・
いろいろ言いましたが、「ブチクン」への旅の章で「自然環境の変化と環境破壊について」という講演内容に触れられているのですが、それはよかった。
私、シーナさんの講演聞きに行ったことがあるの。上手で面白いです。
この講演も聞きたかったなあ。