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Posted by ブクログ
あのシーナさんが「じいじ」になった!
もう恐ろしくデレデレなのだ。扉の著者近影にシーナさんの顔があるのだが、
「さつえい・風太君」とある。これが見事なまでにシマリのない顔に。。
あの尖った「おうおう、うりゃうりゃ」な雰囲気はどこへやら。
一人称が「わたし」に、
しかも「です、ます」口調で、
少々気味が悪いが^^ …もうシアワセいっぱいなのである。
『探検隊』時代の懐かしい名前もちらほら登場して、同窓会気分で、ちょっとガラの悪かった先輩の話を久しぶりに聞いている気分。
あのギラギラした先輩も、孫を前にすると、ドロドロに溶けてしまうだ。。
そんなシアワセ感のおすそ分け。有り難く頂戴します。
Posted by ブクログ
シーナ氏の手による最新の、そしておそらくは最後の私小説。
前編(「大きな約束」)も良かったが、その後編となる本書もとても良かった。
これはなんというのだろう。大好きなシーナ氏の手による文章を読み進めるだけで、しみじみ読書のタノシミとシアワセを味わえる至福のひと時。いつまでも読み続けていたい。そう思わせてくれる、僕にとっては稀有な著者の一人なのだ。
本作(前編・後編とも)は、ある意味、大ベストセラー「岳物語」の後日譚。岳物語で小中学生だった主人公の岳が、19歳で米国西海岸に渡り、結婚し、子供も出来て、そして15年ぶりに家族で帰国することになった。そしてその大きな流れと並行して、著者・シーナ氏も還暦を過ぎ、大小様々な悲喜こもごもやら紆余曲折やら喜怒哀楽を噛みしめながら、それでも多忙な日々を過ごす日常。そうした全てが、過去50年来あまり変わらない(注:褒め言葉です)大好きなシーナ文体で綴られて行く。コレを読みながら至福を感じずに、何を以て至福を感じろと云うのか。責任者出て来い!...と、ついついシーナ文体モドキで熱くなってしまうのだ。
シーナ氏もあと僅かひと月あまりで80歳。コレが本当に最後の私小説になってしまうのか?
否。是非ともこの続編も書いて欲しい。切にそう希うのだ。
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
サンフランシスコの息子・岳から家族ともども日本に帰るという連絡が入った。マゴの風太くん、海ちゃんとのひさびさの対面を前に、シーナの意識にタダナラヌ変化があらわれる。執筆や取材の旅で身辺多忙をきわめながらも「いいじいじい」になるためにベジタリアン化したり人間ドッグに入ったり…。もうすぐだ。マゴたちとの楽しい「約束」が待っている。シーナ家三世代の物語、待望の続編。
椎名さんもすっかりお年を召しましたがますます忙しいようで、自由な印象とは程遠い原稿四の字固めで毎日毎日忙しく過ごしているようですね。この本からも数年経っていますが、未だに本出てますから本当にすごい。内容的にも親子、夫婦、友人との関係の在り方が良く書かれていて、昔から読んできたオールドファンには納得の内容かと思います。
この本の中でとうとう岳君(僕と同い年)も日本へ帰国するという事で、孫物語がとても楽しみです。
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