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Posted by ブクログ 2012年04月05日
あのシーナさんが「じいじ」になった!
もう恐ろしくデレデレなのだ。扉の著者近影にシーナさんの顔があるのだが、
「さつえい・風太君」とある。これが見事なまでにシマリのない顔に。。
あの尖った「おうおう、うりゃうりゃ」な雰囲気はどこへやら。
一人称が「わたし」に、
しかも「です、ます」口調で、
...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年05月02日
シーナ氏の手による最新の、そしておそらくは最後の私小説。
前編(「大きな約束」)も良かったが、その後編となる本書もとても良かった。
これはなんというのだろう。大好きなシーナ氏の手による文章を読み進めるだけで、しみじみ読書のタノシミとシアワセを味わえる至福のひと時。いつまでも読み続けていたい。そう思わ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年04月14日
内容(「BOOK」データベースより)
サンフランシスコの息子・岳から家族ともども日本に帰るという連絡が入った。マゴの風太くん、海ちゃんとのひさびさの対面を前に、シーナの意識にタダナラヌ変化があらわれる。執筆や取材の旅で身辺多忙をきわめながらも「いいじいじい」になるためにベジタリアン化したり人間ドッグ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月11日
岳物語以来のシーナさんの私小説。文学賞の裏側、小笠原への旅など、興味深いエピソードがたくさん。でも何と言っても、長男の岳君が、中学生の頃に、自分のことが書かれた本を読んで、父に激高したエピソードと、それからの父と子の関係についての紹介が、印象的でした。15年間アメリカに住み、二人の子供を持つ長男は、...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月21日
寝る前に少しずつ読むのにふさわしいような落ち着いた感じのエッセイ。
わたしのそのときの感じ方によるのかもしれないけれど、「春画」「かえっていく場所」「大きな約束」より、なんとなくトーンが明るく、さっぱりしたような気もするような。
やっぱり、岳くんに自分のことを書くな!と言われてなにも言い返せなかった...続きを読む
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