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おれわあいくぞう ドバドバだぞお……潮騒うずまく伊良湖の沖に、やって来ました「東日本なんでもケトばす会」ご一行。ドタバタ、ハチャメチャ、珍騒動の連日連夜。男だけのおもしろ世界。
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Posted by ブクログ
内容もさることながら、文章が最高。電車の中で下向いて肩揺らしてた。苦しかった(笑いをこらえるのが)。こんな仲間がいてうらやましい。
行動の豪快さもあるが、観察眼、語り方の鮮やかなこと、鮮やかなこと。センスもきわめて独特。話が行ったり来たりするのにもかかわらず、なぜかスムーズに読めてしまう。
椎名隊長をはじめ、個性的な仲間たちが離れ島でキャンプする。 ぐだぐだでベロベロな毎日が繰り広げられる。 あー遠くに行きたいな。
【本の内容】 “おれわあいくぞう ドバドバだぞお…”潮騒うずまく伊良湖の沖に、やって来ました「東日本なんでもケトばす会」ご一行。 ドタバタ、ハチャメチャ、珍騒動の連日連夜。 男だけのおもしろ世界。 [ 目次 ] [ POP ] 椎名誠さん率いる「あやしい探検隊」には、その道のプロが揃ってい...続きを読むます。 だから遊びも半端ではありません。 カヌー、バイク、山登り、海、川……そして何より焚き火を囲みながら食す、専属料理人林(りん)さんの激ウマ野外料理と宴会! 立派に大人の男たちが、ワハワハ、ガバガバとビールを飲みつつ、本気でバカ遊びに興じる豪快かつ贅沢な時間が詰め込まれた『わしらは怪しい探険隊』をはじめとする「あやしい探検隊」シリーズは、自然の中で読むと最高。 きっと、いつものアウトドアがさらに楽しくなるはずです。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
昔読んでいた本を発掘したので再読しました。 椎名誠氏および仲間「怪しい探検隊」 (もしくは「東日本何でもケトばす会」)の皆様の著書も 少し読んだことがありました。 で、この本。 素晴らしいです…仲間によって仕上げられており、 挿絵が炊事班長(沢野ひとし氏)、 解説が釜たきメグロ(目黒孝二氏)とあっ...続きを読むて、 同人誌のような温かみを感じる1冊です。 アナログな時代に、更にアナログライフを目論む 皆様の珍道中(別にふざけているのではなく真実は小説より奇なのです) は抱腹絶倒でございます。 冗談でなく、昔電車で読んでいたらブフーと噴いてしまい あわてて閉じたことがあるくらい。 他の時期のレポも多数出ているようなので 改めて読んでみたいなぁ。 あと他の探検隊の皆様の著書もまた読みたい。
初めて読んでから、もう20数年。友人にすすめられて読み、すっかり椎名誠とその仲間たちにハマってしまった。
椎名誠氏の旅行記、怪しい探検隊シリーズ第一弾『わしらは怪しい探検隊』を再読しました。先日『わしらは怪しい雑魚釣り隊』を読み、本棚に収めたときにこの本が見あたらなかったため「ひょっとしてこの記念すべき第一書を読んでいないのではないか?読んでいないのならスグにも読みなさい。兎に角、即、確認すべし!」とい...続きを読むうとんでもない疑いを持つに至り、即購入したものだ。 書き出しを読んでみる。 「神島にしようじゃないの」 と、その年の夏、陰気な小安は早くも二級酒四合をぐびりぐびりと飲み干し、板わさ、もつの煮込み、もろきゅう、といったところをあらかたつつきおわったところでぼそぼそと陰気に言った。 おぉ!この書き出し、覚えがあります。やっぱり読んでいた。どういう経緯でこの本が本棚から消えてしまったかは謎のままである。しかし、こうして手に入ったのだから良いのだ。折角だからもう一度読み直すのだ、ということで再読しました。やはり素晴らしい。うひひ、うひひと笑いながら一気に読んでしまった。 この本は「東ケト会」(東日本何でもケトばす会)の名を日本全国に知らしめた記念碑的第一書なのである。怪しい探検隊シリーズのすべてはここから始まったのだ。 「東ケト会」=「怪しい探検隊」とは、日本の離島やキャンプ地にテントで宿泊し焚き火宴会を行うことを主たる活動とする、椎名誠を中心とした私的なサークルの名称である。本書177Pによると、当時の構成メンバーは隊長(椎名誠)、炊事班長(沢野ひとし)、にごり目、陰気な小安、木村せんせい(木村晋介)、長老(山森俊彦)、依田セーネン、ユー玉、フジケン、釜たきメグロ(目黒考二)であったようだ。ちなみに「怪しい探検隊」は後年、参加者が高齢化し自由な活動ができなくなったことを原因として、写真家の中村征夫、カヌーイストの野田知佑といったメンバーが強力メンバーを加えるなど大幅にメンバーが入れ替わり「第二次怪しい探検隊」として「いやはや隊」に発展的解消。さらに二〇〇〇年代に入っては釣りジャーナリストの齋藤海仁らをメンバーとした「第三次あやしい探検隊」として「怪しい雑魚釣り隊」に変遷している。
この本に出会って。椎名誠さん知って。から。ハマッタ。テント買って。チャリンコ買って。バイク買って。リュック買って。地図買って。トモダチ誘って夢中になって旅した。けっして豪華な旅とはいえなかったけど。楽しかった。旅の魅力がわかったのはもうちょっとあと。遊ぶだけの楽しい旅だけじゃなくほかもあるんだって。...続きを読む船に揺られて沖縄の果ての米粒みたいな島に着いたとき。おばあの話を聞いたりおじいの後をついていったり。なんとなくわかった。何でもケトばす会。一度参加してみたい。ゴミ拾い担当でいいから。すっげえキレイにしたる。
人気シリーズ、「怪しい探検隊」の記念すべき第一作。豪快な椎名氏と、個性あふれるその友人たちのキャンプ生活。テントと自炊、そして男気(稚気とも言う)あふれる宴会。女を徹底的に排したその姿勢は立派。幼い頃男の子とばかり遊んでいた私には、なんとなくなつかしい光景に思えて仕方ない。でも女だから入れてもらえな...続きを読むいのよね。残念。
奥付は平成7(1995)年51刷。その当時、四駆にキャンプ道具を積んで関東、東北、北陸、近畿を気の合う仲間と旅をしていた時に読んだ本。約30年を経て再読すると、著者のアウトドアでのはしゃぎぶりが自分のことのようにヒシヒシと伝わって懐かしい。宿営地に穴を掘ってごみを捨てる、未成年に飲酒を許すなど、今だ...続きを読むったら完全にアウトな行動も、1970年代には許されていたのだな~。そう言えば、自分も学校の校庭にテントを張って、翌朝少年野球の練習の声で起床したことを思い出してしまった。
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わしらは怪しい探険隊
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椎名誠
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