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Posted by ブクログ
全てが「密室」に関する4編から成る短編集。
でも、どれもが独創的で、今まで読んだことのないような密室で、驚きばかりで面白かった。
話の展開も、まるで読者が一緒になって考えているのを見越したようなタイミングで、こういうトリックなんじゃないかというのを1つ1つ潰していき、じゃあ結局どんなトリックなんだよってなったところで、思いもよらない発想にやられてしまう。
でも、ミステリーだからといってずっと重たい雰囲気が続くわけではなく、ところどころで交わされる非常にコミカルな会話が、全体のバランスを取っていて、意外としっかり笑えてしまうところも凄いところだと思った。
そんな話が4つも読めるのだから、とても贅沢な1冊なんではないだろうか。
Posted by ブクログ
凄い。
色んな話を読んだはずなのに最後の話に全部もって行かれて何も覚えてない。
それくらい最後の話のインパクトが強すぎる。
もはや何も勝てない。
強い、強すぎる。
馬鹿馬鹿しさもクセの強さも全てにおいて最強すぎる。
あんなにゲラゲラ笑いながら読んだ推理小説は初めてだった。
いや、他の話もそれぞれ特徴はあったんです。
狐火の家は和風ホラー感あって怖かったし、黒い牙はアイツが嫌いな人はこの上ない恐怖を味わえるだろうし、盤端の迷宮は犯人と榎本とのやり取りが面白かったし。
でも犬のみぞ知るにはもうね、何も勝てない。
もはや榎本が本職を隠そうとしなくなったことすらも霞んでしまうほどに何も勝てない。
硝子のハンマーの時のあの人がまた出てくるんだけど、君の人生を賭けた場所がまさかここなんて……という驚きもありつつ何か馴染んでる時点でやっぱ普通の人じゃなかったのかなぁなんて思ったり。
でもこの新しい登場人物達みんな個性が大爆発しすぎてるのでまた会いたい気もします。怖いもの見たさかもしれませんが。
ていうかこんなにめちゃくちゃな人達をよく纏めてたなヘクター釜千代……。
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