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凍血樹林
ちょうどその日、冬の上高地で、カラマツの木に寄りかかるようにして立つ、氷に閉じ込められた遺体が発見された。いったい誰が、手間をかけた遺体をつくったのか。警察官の妻の射殺と関連ははたしてあるのか。稀にみる難事件に、長野県警豊科署の道原伝吉が挑む!一月下旬の朝、警視庁刑事の妻射殺事件のニュースで持ちきりだった長野県警豊科署に「妙な遭難者を発見」の通報が入った。現場は上高地の小梨平。遭難者は若い男性で、氷柱の中に閉じ込められた形で木の幹に添って立っていた。所持品から身元は割れたが、脇腹を二か所刺されていたため他殺と断定、殺人事件へ。手がかりも殺害動機も掴めず、捜査は難航。担当の道原伝吉刑事も、これだけ犯人像が浮かばない事件も珍しい―と。山岳ミステリーの第一人者・梓林太郎の渾身作。 -
峠の風
日本は昭和20年にアメリカにより原爆を落とされました。千恵子は体内被曝で生まれました千恵子の母親はまもなく原爆病で亡くなりましたが、叔母の手で育てられた千恵子は、風評被害を避けるため、被曝した事実は知らされないまま成長、平凡な人生を歩み、結婚子育てそして離婚、それなりの苦労はあったものの、成人した息子に見守られ、穏やかな老境に差し掛かった時、見知らぬ地方の役所からの1通の封書が届き、思いもかけず自分の兄が施設で重度の認知での生存を知らされた。半信半疑で施設に兄を訪ねたが、思い出も懐かしさも、わかず、途方に暮れる千恵子だったが、施設に通い看病を始めた千恵子に、封印されていた、家族の凄惨な過去が明らかになって来た。 -
凍原
下を向いても上を向いてもこの町は銀鼠色だ―― 17年前、弟を行方不明で失った松崎比呂は、刑事となって釧路に帰ってきた。その直後、釧路湿原で青い目の他殺体が発見される。先輩刑事の片桐周平と捜査を進めると、そこには激動の時代を生き抜いた女の一生が深く関わっていた。 直木賞作家が放つ長編ミステリー、北海道警釧路方面本部シリーズ第1弾! 解説は新直木賞作家の河﨑秋子さん(『ともぐい』)! 24年5月から桜木紫乃、4作連続刊行! 第一弾『凍原』に続き、6月には『氷の轍』、7月『起終点駅(ターミナル』、8月『霧(ウラル)』と続きます。 -
投稿 瞬殺怪談
読み手を一刀両断する恐怖 恐怖を紡ぎだす新たな書き手29名が参加。怪談作家8名と、応募作全729作から厳選した鋭利すぎる短編実話怪談、147篇! あっという間にすぐ読めて怖い! 超短怪談の人気タイトル「瞬殺怪談」がニューフェイズで登場。怪談作家たちによる書き下ろしに、公募により厳選された29人42作品を加えた147話を収録。 ・亡くした愛猫のつけていた鈴の音、それは…「ねこだまし」(黒 木あるじ) ・瑕疵物件だという友人の部屋で呑んでいると…「やっぱりね」(つくね乱蔵) ・祖母の家の冷蔵庫に詰まっていたものの記憶「蟹群」(我妻俊樹) ・同棲していた彼女が言うには…「号泣の告白」(黒史郎) ――ほか、田辺青蛙、丸山政也、鈴木捧、鷲羽大介が参加。 新たな才能と恐怖の発見をお届けする! -
投稿 瞬殺怪談 怨速
切れ味抜群! 怪談作家5名と応募作から厳選した鋭利すぎる1~2ページの超ショート怪談145篇! 瞬きする間に読んでぞっとする! 超短怪談のニューフェイズ・シリーズ。 公募により厳選された36名75作品と、怪談作家たちの書き下ろしを加えた145話を収録する。 ・仕事場で仲良くなった人の家で飲むことになったのだが…「ヒロさんの話」(黒木あるじ) ・運転中、誰もいない車内なのに不意に伸びてきた手「違った」(牛抱せん夏) ・通勤に通る峠道で起こる奇妙な目撃譚「ヘアピンカーブ」(丸山政也) ・海岸沿いの踏切で雨の中たたずむ女は…「踏切の女」(Coco) ・大好きだった祖父の葬式の夜の出来事「末期の水」(鷲羽大介)など。 次世代の書き手による新たな怪談の読み味を堪能あれ! -
投稿 瞬殺怪談 禍速
すぐ読める 超・短編集 短く、深く、怖い 800を超える応募作から厳選された超短編怪談集 圧倒的な物量が恐怖を次々と呼び覚ます! 新たな怪談作家を生み出す「怪談マンスリーコンテスト」特別企画として登場した「投稿 瞬殺怪談」 あっという間に読めて怖い! 1~2p以内の超短編怪談の募集には800話を超える応募があり、その中から厳選した106話および、コンテスト特別審査員・松村進吉の書き下ろし怪談5話も収録。 既にプロとして活躍している書き手も多いが、しのぎを削って残った渾身の怪談がそろう。新たな書き手と読み味、新たな恐怖を愉しむ機会がいまここに。 -
盗作の舞台
新宿区のテアトルふらんすで三橋里奈という新人脚本家が書いた『ジャンヌ・ダルク』の舞台稽古が坂戸真の演出で始まっている。坂戸はベテラン脚本家の高井麻巳子に相談を持ちかけた。脚本の内容に納得がいかないためだ。麻巳子は鎌倉大学教授の山浦に相談を持ちかけた。三橋の台本を見た山浦が演劇文化館で調べてみると第四幕と第五幕の後半部分は亡くなった劇作家都崎あきの初期の脚本の引き写しであった。そもそも三橋里奈に台本を書かせたのは演出家協会の理事佐々部春吉だったが、三橋里奈が佐々部春吉の愛人なのは公然の秘密であった。『ジャンヌ・ダルク』の公演は初日から一週間経った。新聞も各紙が取り上げ、テレビも連日取り上げている。しかし、収まらないのは三橋里奈であった。盗作の罪を悔いているどころか、まだ『ジャンヌ・ダルク』に執着しているのだ。この事実を知った佐々部も照山もそれぞれ里奈を許せない。照山は盗作と旅費の流用について、佐々部は芹山を愛人にしたことについてである。 『ジャンヌ・ダルク』千秋楽の日、主演の川田夕美が現れない。仕方なく、新人女優の新井夢子が代役を努めて無事第四幕が終わった。第五幕でジャンヌ・ダルクが張り付けられた処刑台が突然倒れてしまう。舞台は大混乱に陥る。ジャンヌ・ダルクで蘇りを狙った三橋里奈が荒井夢子を脅して役を入れ替わったのであった。 -
倒錯へ…
女子大生の百合子は、真面目な帰国子女。そんな百合子の真面目さと語学力を頼りにしていたのが、学業をおろそかにしていた志穂だった。 志穂のおかけで東京での夜遊びを、百合子は少しずつ経験していく。 そんな折、志穂が怪しげな人物を紹介するという。彼は、六本木にビルを所有し、自分のためだけにコックを雇い入れているという謎の人物だった。 彼のビルに入ると、志穂は奴隷に、百合子は女王様に指名された。 これは座興なのか、それとも本気なのか。 百合子は追い込まれ、女王様としてムチを振るうが……。 穢れをしらない純真女子大生の、女王様としての成長物語としても秀逸。 -
倒産続きの彼女
シリーズ累計100万部突破! 『このミステリーがすごい』大賞受賞作&連ドラ化『元彼の遺言状』続編 彼女が転職するたび、企業は必ず倒産する!? 「まさに新しい書き手の登場と言えるだろう」――篠田節子(作家) ※本書は、2021年刊行の単行本を文庫化したものです。 (あらすじ) 倒産の危機に瀕する老舗のアパレル会社・ゴーラム商会を救うため、 弁護士の美馬玉子は先輩の剣持麗子とともに「会社を倒産に導く女」と噂される経理課の女性の身辺調査を行うことになった。 ブランド品に身を包み、身の丈に合わない生活をしている彼女は、会社の金を横領しているのではないか。 ところが調査を進 めるさなか、ゴーラム商会の「首切り部屋」と呼ばれる小部屋で本物の死体が発見され……。 【著者について】 新川帆立 1991年生まれ。アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身、宮崎県宮崎市育ち。 東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。第19回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2021年に『元彼の遺言状』でデビュー。 他の著書に『剣持麗子のワ ンナイト推理』(以上宝島社)、『競争の番人』(講談社)、『先祖探偵』(角川春樹事務所)などがある。 -
透視男
〈見抜く〉力が、人を救う――痛快にして温かい、小さなヒーローの物語! 松岡太郎は27歳独身、〈彼女いない歴=年齢〉のしがないサラリーマン。 クリスマスイブの夜、例年通りチキンとビールでひとり侘しく祝杯をあげようと帰宅を急ぐ途中、ふだん通らない神社で一人の老人の足につまずき、石段から転落する。 漣神仙と名乗る老人は太郎を呼び止め、「人間を支配しているのは九割方、背後にいる憑き物なのだ」と語り、唐突に、太郎にその憑き物を見破る〈透視力〉を授ける。 「力は私利私欲のためでなく他者のために使え」と命じられた太郎は、翌日から、戸惑いながらも勤務先のいじめ、専務の背任横領や取引先の偽装倒産、ご近所トラブル等、様々な問題に〈透視力〉を駆使して立ち向かっていく。 その傍らにはいつしか秘書室の青木、新人の竹村ら2人の美女が寄り添い、サポートしつつ、太郎に熱い視線を向け始めているのであった。 【目次】 第一章 透視男誕生 第二章 怒れる上司と見守るアシスタント 第三章 専務の背任と常務の登場 第四章 新たな透視力 第五章 アルゴラ再生作戦 第六章 困惑のパーティー 第七章 多忙な一日 【著者紹介】 上田 晄暉(うえだ こうき) 1958年 愛媛県今治市生まれ 現在、東京都在住 著書 詩集「青い太陽」(昭和53年、私家版) 「瀬戸内の風に舞う」(平成22年、文芸社刊) 「瀬戸内の風に吹かれて」(平成24年、文芸社刊) -
登場人物未満
本とコミックの娯楽誌『ダ・ヴィンチ』で2023年から約1年連載された本企画。 都内の遊園地や釣り堀、ボードゲームカフェから、2人の出身地である岩手県の風景まで。 各所で撮影された戸塚さんの写真を元に、くどうさんが言葉で紡ぐ「この街のどこかにいるかもしれない人たち」の物語。 『ダ・ヴィンチ』誌面に掲載された15編に加え、写真家・小見山峻氏によるアーティスティックな世界観の中で撮影された戸塚さんの撮り下ろし写真、くどうさんによる書き下ろしエッセイ「戸塚さんを捕まえる」を収録。 戸塚さんの様々な表情と、くどうさんの描く色鮮やかな物語を存分に楽しめる1冊です。 -
当節結婚の条件
倒産寸前の出版社で組合委員長を務める悦子は、ばりばりのキャリアウーマン。3歳年下の恋人・寛治は副委員長だ。母が亡くなって5年、仕事と組合のことで忙しい悦子は、家事をサラリーマンの父・順造にまかせっきりだ。悦子が妊娠し結婚することになった。順造は悦子と寛治が住むアパートから家具まで、完璧なまでに準備を整える。だが、それは順造の恋人でおでん屋の女将ハルが手配したことだった。そうと知った悦子は、ものすごい剣幕でハルの店に現れる。結婚前の女が、結婚して家庭を持つという幸せから見放された女の生き様に共鳴してゆく心理を描く。出演・十朱幸代、船越英二、水谷良重、下条アトム、寺泉哲章ほか。演出・柳井満。昭和54(1979)年1月14日TBS系「東芝日曜劇場」で放送。 -
当選請負人 千堂タマキ
本邦初!?の選挙エンタテインメント小説。 就職が決まらず落ち込んでいる阿部まりあは、千堂タマキから誘われて市長選のボランティアをすることになった。タマキは選挙プランナーで、今回無所属で二度目の挑戦になる鈴木眞寿候補からの依頼を受けていた。対立候補は、親子二代で市長を務める現職の辛島一郎。 選挙戦は、投票日までわずか10日間。 タマキは、まこと候補の演説の手の使い方から、演説で何を争点にするか、どこを訴えるのかなど、事細かに指導していく。 そのうちに、経理担当の女性が突然事務所に出てこなくなる。すぐに、彼女の名前で事務所に宅配便が届く。中身はいったい? また、応援している鈴木まこと候補と同姓同名とほとんど同じ、「鈴木マコト」という第3の候補者が立候補してきた。彼女は、キャバクラ嬢でまこと候補との交際疑惑が!? さらには、人気の前総理が辛島市長の応援演説にくるという情報が。 次から次へと訪れるピンチの連続に、タマキは巧みな対応で、プラスの方向に持って行く。 選挙の面白さ、難しさ、楽しさを全編を通して描いた、本邦初!?の選挙エンタテインメント小説。 -
逃走中 THE MOVIE
☆☆☆主演☆☆☆ 川西拓実、木全翔也、金城碧海(JO1) 佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥(FANTASTICS) 今年で放送20周年を迎える、 フジテレビの大人気番組『逃走中』が、 この夏、完全オリジナルストーリーで映画化! \早くも、映画の興奮と感動がノベライズに!!/ たった一人の100億円か、全員消滅か すべての予想を覆す!生き残るのは誰だ! 胸が熱くなる友情に、まさかのマジ泣き必至!! 映画の場面写真もカラーで16ページ分収録! <ストーリー> 高校時代、陸上部の仲間だった大和・瑛次郎・賢・陸・勇吾・譲司は、卒業後それぞれの道を歩んでいた。ある日、彼らのもとへ「逃走中」の招待メールが届く。それぞれの思惑を胸に参加し再会を果たすが、かつての絆は失われていた……。 そんな中、緊急事態発生!! ゲームが何者かに乗っ取られ、一部のハンターが暴走、制御不能に!? 莫大な賞金と、数々の超危険なミッション。生き残れるのは誰なのか、そして6人の絆の行方は――大切なのは、金か命か? 究極の「逃走中」がスタートする! -
東大怪談 東大生が体験した本当に怖い話
日本の最高学府である東京大学出身者11人が体験した怖い話。 怪談を中心に、ヒトコワ、精神疾患、都市伝説、パラレルワールド、 UFO、宇宙人など様々なジャンルのオカルト体験をまとめています。 偏差値75の論理的思考をもつ東大生の頭脳でも説明がつかない怪異 とはなんなのか? あらゆる現実的な可能性を排除した 上で残る“本当に説明不可能"な現象は存在するのか? そして、果たしてこの世に幽霊は存在するのか? 目次 ・東大病院で怪異に遭遇した男 ・牛人間に呪われた男 ・汚部屋育ちの東大生 ・オカルト新聞記者 ・精霊に愛された女 ・東大中退の男 ・救世主になった男 ・時空の隙間に落ちた男 ・細胞生物に乗っ取られたコンサル ・パラレルワールドに行った官僚 ・トラウマプロデューサー -
灯台からの響き
板橋の商店街で、父の代から続く中華そば屋を営む康平は、一緒に店を切り盛りしてきた妻を急病で失って、長い間休業していた。ある日、分厚い本の間から、妻宛ての古いはがきを見つける。30年前の日付が記されたはがきには、海辺の地図らしい線画と数行の文章が添えられていた。差出人は大学生の小坂真砂雄。記憶をたどるうちに、当時30歳だった妻が「見知らぬ人からはがきが届いた」と言っていたことを思い出す。なぜ妻はこれを大事にとっていたのか、そしてなぜ康平の蔵書に挟んでおいたのか。妻の知られざる過去を探して、康平は旅に出る――。市井の人々の姿を通じて、人生の尊さを伝える傑作長編。 -
東大生が選んだ一冊
東大生は何を読み、どう活用したのか――? 本を読むと頭がよくなる、といわれることがある。それゆえに、逆に頭がよいと言われる人が読んでいる本が気になる。国内最高学府の最高峰たる東京大学。その難関を突破した東大生たち。彼らがはたしてどんな本を読み、そしてその読書体験をどう生かしているのか。本書は、現役東大生約8000人が登録する「東大家庭教師友の会」が取材した、東大生の読書との付き合い方を公開する。「勉強の役に立った本」「やる気が出てきた本」「今、読んでいる本」「ちょっと背伸びして読んだ本」「勉強へのモチベーションが高まった本」「生き方に影響を受けた本」のジャンル別に、東大生がおすすめの一冊を紹介しながら、その本が東大生たちにどんな影響を与えたのかを紹介する。数学に興味を持ったきっかけになった本、本の読み方を知った本、受験に役立った本など様々な本の中から、あなたを変える一冊が見つかる。 -
東大で文学を学ぶ ドストエフスキーから谷崎潤一郎へ
いま最も脂がのっている小説家が、東大生150人を前に、14回にわたって、挑発的、刺激的、縦横無尽に、世界文学、日本文学を語りつくした名講義。 小説の起源を古代中国の歴史と志怪・伝奇にまでさかのぼって見極め、翻って、横光利一「純粋小説論」、小林秀雄「私小説論」、柳田國男「山の人生」からドストエフスキーの小説の重要な場面に必ず差し込む斜めの光を発見する。斜光はいったいどこから来るのか、そして何を照らし出すのか? われわれは斜光に導かれて、フロイトの「家族小説」へ、そして『源氏物語』へ、さらに谷崎潤一郎へとたどり着く……。 学生には全講義の要約がレポートとして課せられた。そのレポート16本を収録する。 -
東大理三の悪魔
天才の思考は超越か狂気か―― ジャンルを超越した知的エンターテインメント、待望の文庫化! 各界から驚きの声、続々! 「既存の文学賞がキャッチできなかった異形の小説」 ――海猫沢めろん(作家) 「SF(サイエンス・フィクション)を通り越した型破りな青春スピリチュアル・ファンタジー」 ――大森望(翻訳家・書評家) 「東京大学を舞台に論理と意識が交錯する世界をめぐる壮大な物語」 ――野村泰紀(物理学者) (あらすじ) 東京大学理科三類に通うノボルは、東大模試で異次元の点数を叩き出し、その後理三に合格した天才・間宮と出会う。彼は間宮と交流を深めていくうちに、天才の圧倒的な世界観に魅了され……。天才とは何か、この世界に隠された秘密とは? リアリティとフィクションが交錯しながら、旧約聖書について大胆な仮説が展開される圧倒的知的エンターテインメント。 ※本作は、2025年1月28日(奥付記載:2025年2月11日)に小社より刊行した単行本『東大理三の悪魔』の第1部「東大理三の悪魔」を文庫化したものです。 【著者について】 幸村百理男(こうむら・もりお) 東京大学医学部医学科卒業。二本松眼科病院、虎の門病院などを経て、沖縄県・宮古島にて離島医療に従事している。 -
冬虫夏草の惨劇
死体なき殺人事件? 失踪した恋人の行方に影を落とす謎の秘薬・冬虫夏草とは 若き薬学者・皆川洪志が、漢方の秘薬といわれる怪草・冬虫夏草を採取するために、蔵王へ出かけたまま消息を絶った。皆川のマンションに残されていたのは、他人名義の預金通帳。しかもその通帳には一千万もの不明な金が入金されていた。皆川の身を案じた婚約者の桂木由美子は、蔵王で知り合った医師・佐々木哲彦に、皆川捜索の協力を求める。だが、その矢先、失踪の鍵を握っていると思われた人物が、顔一面に冬虫夏草を生やした姿で惨殺された。手掛かりを失った由美子らは、皆川を捜して再び蔵王へ発つが、そこでは第二の殺人が……。謎の連続殺人に挑む長篇本格ミステリ。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。 -
盗聴
全著作累計2300万部突破 15カ月連続刊行!人気シリーズ決定版 光文社・祥伝社・実業之日本社文庫3社合同出版企画 極悪人どもの正体を暴け! 一匹狼探偵が盗聴ハンターと巨悪を暴く!! シリーズ第8弾! 女囚拉致事件の背景に何が!? 一匹狼の探偵が暴く真相は? 脱走を企てた護送中の女囚・真杉知佐子らが何者かに拉致され、看守たちが殺された。近頃、左翼系知識人の転向声明が続いているが、なにか関係があるのか? 知佐子の弟・豊に調査の依頼を受けた強請屋探偵の見城豪は、盗聴器ハンターの松丸とともに真相を追うが、思いも寄らぬ相手に阻まれてしまい……ハードな犯罪サスペンスの傑作シリーズ!
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