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Posted by ブクログ
さすが〜刀城言耶シリーズめちゃおもしろい!!
しかしね…今回は…めちゃ重い……笑
でも!おもろい!!
舞台は男と女の愛憎渦巻く豪華爛漫な世界、
遊郭ッッッッ!うぇぇい!となるところだが、
今回は女性目線で遊郭の裏側の話になっていて
、、、、中々のヘビィな話でしたね…(T ^ T)
初めて花魁という仕事知り…
姐さん達からの陰湿ないじめ…
終わりなき借金地獄…などなど
前半はイゴール・ボブチャンチンの
ロシアンフックを喰らう如き、(#)Д`;;)
中盤から話の展開がスピードアップし、
読む手は止まらない…不可解な身投げも止まらない!笑笑
そして後半、満を辞して刀城言耶登場!!
そう、今回は後半から登場するんですけど
いつ出るの?いつ出るの?と期待を膨らませただけに、
登場した瞬間に、一気にテンション上がる事、間違いなし!!
そして圧巻の考察にはもう〜面白くてしゃーない!!
今回は700ページもある大変ボリューミーな作品
なのだが中だるみなく終始楽しめた!
ミステリーを楽しめただけでは無く、
花魁という仕事を改めて知ることが出来て
良かった。…φ(..)メモメモ
怖さというよりも、悲しさが強かった。
でも面白いから、めちゃおすすめです!( •̀ᴗ•́ )و
Posted by ブクログ
身を売られた花魁の哀しい運命(T-T)
さすが三津田作品。意外な真相、お見事です!
花魁は華やかな世界で接客をするお仕事。
13歳の少女には、憧れの世界だった。
緋桜という源氏名をもらい、花魁となった16歳の桜子は、過酷な現実に失望する。
正直、前半は読むのが辛かったです( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
下働きは辛く、多額の借金に逃げ場がありません。
かと言って足抜けは重罪で、下手をすると追い借金を科されます。
戦前・戦中・戦後と、名前を変えて営業する遊郭で、『緋桜』という同じ源氏名を持った3人の遊女が絡む、怪死事件。
時代を跨ぎ、戦時の遊郭の様子がとても詳しくわかります。
特に遊郭内での遊女達の噂話や決まり事などは非常に興味深かった。
17時に全員で神棚にお参りをするのですが、神棚に飾ってある御神体が『木彫りされた細長い茸のようなもの』笑
遊女達が天気が良い時にお日様にお股を広げて寝る『お秘所の天から干し』。
これをしておくと、冬場でも風邪をひかないらしい。ホントかな…(・_・;
廓に現れる『幽女』の謎。
刀城言耶がきっちり解き明かしてくれます。
戦争前後の情勢に翻弄され、ミステリもまた時代を跨ぎ少しずつ真相が分かっていく話、大好きです!
めちゃめちゃ面白いです!!(≧∇≦)
Posted by ブクログ
「刀城言耶」シリーズ“長編”第六弾。
今回の舞台は遊郭。
「遊郭」というと、江戸時代の吉原が思い浮かびますが、本作では昭和初期ーー戦前・戦中・戦後と三つの時代にまたがって、〈桃苑〉という廓町にある遊女屋で起こった不可解な身投げ事件を巡るお話でございます。
第一部は、遊女・初代緋桜の日記(戦前〈金瓶梅楼〉)
第二部は、遊郭の女将・半藤優子の語り(戦中〈梅遊記楼〉)
第三部は、作家・佐古壮介の原稿(戦後〈梅園楼〉)
・・という、それぞれ異なった形式で構成されていて、いつものパターン(刀城言耶が直接現地で事件に巻き込まれる)とは毛色が異なる展開となっております。
(※因みに第四部は「刀城言耶の解釈」という言耶の推理パートとなっています)
屋号は時代ごとに変えているとはいえ、同じ妓楼で起こった身投げ事件の謎・・(しかもそれぞれ三度づづ、計九度の身投げという・・)、事故?自殺?他殺?はたまた“幽女”の呪いなのか・・?
ふぅ・・どっぷりとのめり込んで読ませて頂きました。
特に第一部の、初代緋桜こと桜子の視点で綴られる、苦界の生活ぶりは、その過酷さと遊女たちの抱える事情の哀しさに、やるせない気持ちでいっぱいになりましたね。
とりわけ、月影さんが堕胎させられる場面は辛かったですし、桜子の父が娘に黙って廓に追借金をしていたことが判明したときは、“コラー!オトン!!娘を売るだけでは物足りず、追加で借金して娘の年季を延ばすなんて、マジであり得へんし(ꐦ°᷄д°᷅)!!”と、つい激オコしてしまいました(汗)。
そんな訳で物語の世界に没入しつつも、途中までは“今回は謎解き要素は薄めなのかな・・”と思いながら読んでいたのですが、第四部の言耶の推理パートでは、ちゃんとミステリとして楽しめたのでその辺も満足でございます。
結局“幽女”とは何だったのか、〈金瓶梅楼〉の女将や遣り手の“おばやん”がひた隠しにしていた事柄の真相は明確には解らないままでしたが、「追記」での“匂わせ”が、何とも言えない余韻を残した印象ですね。
・・ということで、読み応えガッツリのホラー&ミステリin遊郭を堪能させて頂きました~。
さて、次は長編『碆霊の如き祀るもの』を読もうか、短編集『生霊の如き重るもの』にしようか、ワクワクしながら迷っております~。
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小説・文芸
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