幽女の如き怨むもの

幽女の如き怨むもの

1,265円 (税込)

6pt

十三歳で遊女となるべく売られた少女。"緋桜"と名付けられ、身を置いた世界は苦痛悲哀余りある生き地獄だった。戦前、戦中、戦後、三つの時代の謎の身投げの真相は"幽女"の仕業か、何者かの為せる業か。謎と怪異に満ちる地方の遊郭を舞台に、ミステリランキングを席巻した"刀城言耶"シリーズ第六長編、文庫降臨。

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幽女の如き怨むもの のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     遊郭に入り、花魁となる少女の日記に始まり、内容の多くが遊郭と、その遊郭を通した事件のことで書かれています。そこのパートも普通に興味深く面白く読め、最後にはすっきりする謎解きからのプラスアルファ。今のところ読んだ、刀城言耶シリーズで一番か二番に面白かった一作です。

    0
    2025年04月13日

    Posted by ブクログ

     戦前、戦中、戦後の三軒の遊郭で起こった三人の花魁『緋桜』が絡んだ三つの身投げ事件が三回も繰り返され、それは『幽女』という謎の怪異が為せる業なのか、という謎と怪異の融合が素晴らしく、また『緋桜』という源氏名の三人の花魁の数奇かつ過酷な運命を鮮明に描写されていて、遊郭という特殊な場所での物語という側面

    0
    2024年07月10日

    Posted by ブクログ

    さすが〜刀城言耶シリーズめちゃおもしろい!!
    しかしね…今回は…めちゃ重い……笑
    でも!おもろい!!

    舞台は男と女の愛憎渦巻く豪華爛漫な世界、
    遊郭ッッッッ!うぇぇい!となるところだが、
    今回は女性目線で遊郭の裏側の話になっていて
    、、、、中々のヘビィな話でしたね…(T ^ T)

    初めて花魁とい

    0
    2024年06月13日

    Posted by ブクログ

    身を売られた花魁の哀しい運命(T-T)
    さすが三津田作品。意外な真相、お見事です!



    花魁は華やかな世界で接客をするお仕事。
    13歳の少女には、憧れの世界だった。

    緋桜という源氏名をもらい、花魁となった16歳の桜子は、過酷な現実に失望する。

    正直、前半は読むのが辛かったです( ´•̥̥̥ω•

    0
    2023年07月23日

    Posted by ブクログ

    このシリーズは必ず購読しているのに、どうしてこれだけ見逃してしまっていたのか謎だが、一気に読み終えた。ほぼぶっ通しで6時間くらい。あぁ、やっぱりいい。記憶を消して初めから読み直したいくらい。同じシリーズの他の作品とは少し違ったホラーテイスト?味があった。こういったホラー系のものが苦手な人はこの作品か

    0
    2023年06月09日

    Posted by ブクログ

    刀城言耶シリーズ第六長編。戦前、戦中、戦後の三つの時代の遊郭を舞台に、連続する遊女の身投げ事件。刀城言耶が導いた解釈は、幽女と化したものの怨みによるものだった。この作品は最後まで本物の幽女の正体が明らかにされず、それ故に恐ろしさが残った。

    0
    2023年05月15日

    Posted by ブクログ

    花魁テーマは大好き。
    ミステリ絡まなくても楽しく読める。
    多分、多くの人が犯人の見当はつくと思う。
    そう考えさせないようにする描写が、少し無理があるような。

    0
    2023年01月16日

    Posted by ブクログ

    第一部と第二部から感じられる湿った厭な空気に背筋を寒くしつつ、第三部に衝撃を受けた。その分、第四部の謎解きは面白かったが、怪談めいた恐ろしさは感じられなかった。
    ラストの怖さはあまりないものの、言耶でも説明しきれない怪異は依然として残っており、読後じわじわと恐怖を煽ってくるのはお約束。

    0
    2015年11月15日

    Posted by ブクログ

    「刀城言耶」シリーズ“長編”第六弾。

    今回の舞台は遊郭。
    「遊郭」というと、江戸時代の吉原が思い浮かびますが、本作では昭和初期ーー戦前・戦中・戦後と三つの時代にまたがって、〈桃苑〉という廓町にある遊女屋で起こった不可解な身投げ事件を巡るお話でございます。

    第一部は、遊女・初代緋桜の日記(戦前〈金

    0
    2025年07月27日

    Posted by ブクログ

    昭和の遊郭をよく調べられたようで、細部まで考証の行き届いた世界観にどっぷり入り込める。怪異の存在は仄めかされるばかりでなかなか正体が見えてこないが、小野不由美の屍鬼的な薄気味悪さやじわじわ感が際立ち、かなり好み。言い換えれば怪異の存在なしでも読み進めるドラマの面白さがある。
    今回は事件が単純な分謎解

    0
    2024年11月23日

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