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Posted by ブクログ
舞台は、ビワがなる山里の小さな湯治場。
身体をいたわる滋味あふれる食事と豊かなお湯、そして何より……ピンクのぶたのぬいぐるみ(だけど中身は渋いナイスミドル!)のオーナー・山崎ぶたぶたさんが迎えてくれる。
宿泊客に面談をして、その人一人ひとりに寄り添ってくれるぶたぶたさんの姿勢がとても温かい。
作中に出てくる「カレーに肉がゴロゴロ」というフレーズに、思わず「ぶたぶたさん、まさか豚肉を使ってないよね!?」なんて意地悪な疑問が頭をよぎったり(笑)。
でも、彼はぬいぐるみである。そんな俗世のツッコミを軽々と超越し、プロの誇りを持って最高に美味しい料理を出してくれる。
スイーツやドリンクも完璧!
しかし、あの身体で、どうやって作っているのだろうか…。
読み終わったあと、あたたかいお風呂に入って、美味しいごはんを丁寧に食べたくなる。
スマホをオフにして、私もぶたぶたさんの湯治場にこっそり連泊しに行きたいな。
Posted by ブクログ
11月には、まだ祝日がある! 勤労感謝の日がある、と思っていたら、今年は土曜日でした。
寒くなってきたことだし、3連休だったら温泉もイイなぁ、と思っていたけど、普通の土日でした。失望感ハンパなし(お仕事のかたスミマセン)。
くやしまぎれに、温泉の小説を思い浮かべる。。。
あ! 良いのを思い出した!
山崎ぶたぶたさんは、ぬいぐるみです。バレーボールくらいの大きさです。手持ち無沙汰ではなく、手持ち豚さんのサイズ。
話すし、動くし、優しくて礼儀正しい。声は優しい中年男性の声。そして、湯治場 里沼温泉(りぬまおんせん)のオーナーです。カウンセリングをしてくれて、美味しい美味しい料理をつくってくれます。
最初のお話の登場人物 45歳の允雄は、うつ病になって会社を休んでいます。以前から温泉で小説を書いてみたいと思っていて、湯治しながら小説を書くことにしました。妻の知り合いの紹介で東京隣県の里沼温泉に行くことになり、山の中の駅に降り立った允雄を車で迎えにきたのは、なんと。。。
はい、ぶたぶたさんでした。
良いのですよ、雰囲気が♡ ゆったりしていて本当に湯治場に来ている気分です。出てくるお料理がどれもこれも美味しそうです。栗ごはんに柿に野菜ごろごろカレーにスイートポテトなどなどなど、山の幸満載です。コーヒーは、ぶたぶたさんが一杯ずつ焙煎して淹れてくれます。お料理に費やされる描写が豊富で、お腹がすくというかお腹いっぱいというか。。。
休日にくつろいで読んでいただきたいお話です。ホッとしますよ。お休みする勇気も大切ですからね♡
いつもお仕事おつかれさま♡
Posted by ブクログ
久しぶりのぶたぶたシリーズ。
こんな湯治場行きたいなー。
ぶたぶたさんのご飯食べれるだけじゃなく、カウンセリングまで受けられるなんて♪
湯治場、という場所柄、病気の人が出てくるけれど、あまり深刻さはない。
3話のなかでは、「密かな告白」がいちばん切なかった。
病気になると、まず周囲の人たちの「常識」と闘うことになる。「こんなのできて当然」「やるのが当たり前」なことができなくなる、ということを想像できない人は多い。
でも、そういう人たちも、そのうちできなくなるんだけどね。自分のそういう姿は想像したくないから、「常識」という単語でそれ以上の理解を放棄するのかな?
琴代さんはそういう無理解に長いこと苦しめられ、悲しんできたけど、ぶたぶたさんのなんてことないセリフと枇杷のコンポートで、少し癒された。
そうやって少しずつ楽になっていくといいなぁ、と思う。
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