あらすじ
ふっと、休みたくなる時がある。身体をいたわって、滋味あふれる美味しい食事をとり、心を洗濯する――そんな思いを叶えてくれる小さな湯治場がここにあります。少し元気がない時は、鞄ひとつを持ってふらりと訪れてください。ビワがなる山里と豊かでいいお湯、そしてちょっとだけ不思議で、可愛い(!?)オーナー山崎ぶたぶたが、あなたをお待ちしています。
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湯治場といえば湯守か!?今回のぶたぶたさんは湯守なのか!?と予想しながら読み始めたけれど違った(--;)いや、何でも出来るぶたぶたさんだから、やっているかもしれないけれど…(^-^;)
それはともかく、これは行きたい!そして癒されたい!心を(*´ー`*)良いお湯に美味しい食べ物、朝の散策にぶたぶたさんのカウンセリング…何て素敵なんだろう(*゚Д゚*)でも紹介制なんだよね~(._.)
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正直ジャケ買いしましたw
けどこれ普通に面白いです…シリーズモノの最新刊を初手に買ってしまったのですが、これは過去作も読みたい(*´﹃`*)
取り敢えずぶたぶたさんってナニモノ…?
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いつでも、改めてでも、最初の一歩は踏み出せる
楽しいこと集めたネタ帳、いいよね
日々のこと書きつけられるのはしんどいときはできなくなってくるからね
泣けなくてもいいよ、かなしいのはかなしい
逆にショックが大きすぎる時は涙出なかったりする
あとかなしくなくても嬉し涙だったり、涙腺弱かったり目が痛かったりアレルギーとかでも涙って出てくるから
泣いてるからかなしいとは思わない←
ご飯が美味しいぶたぶたさんがいる湯治場でのんびり、いいなぁ〜(紹介制でなおさら行けないくやしいw
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大好きなぶたぶたシリーズ。
今回は湯治場。現実にあるのかも知らない、療養や休養のための宿泊施設。
ぶたぶたさんが食事をつくってくれ、カウンセリングもしてくれる。お散歩したり、部屋で小説を書いたり。
ひとりでも、家族とでも。
家事や家族、将来のことで不安やストレスが増えているので、湯治場でないにしても、ひとりでゆったりする時間が欲しい。
ひとりでいると、誰かと過ごす時間の方を大切にしなければと思ってしまうが、ひとりの時間も大切にできるようになりたい。
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久しぶりにぶたぶたさんシリーズを読んで、面白さを最実感。私の中で、ぶたぶたさん第2章の始まりということで、読んでなかった分を読み始めました。寝る前以外はガッツリ推理で、寝る前はぶたぶたさんがいいですね。
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仕事に疲れて病になった允雄。鄙びた宿で小説を書きたいと思っていた彼は妻の勧めで湯治場へ。
そこで出会ったのはバレーボール大の大きさのピンク色したぶたのぬいぐるみだった。
驚きつつも、彼の作る美味しい料理を食べて原稿用紙に向かうのだが、肝心のアイデアが全く浮かばず……。
そこから始まるぶたぶたさんが経営する湯治場。私も行きたい!
野菜と肉がゴロゴロ入ったカレー。牡丹鍋!
どれもこれもおいしそう(*^^*)
湯治場に来る人々はそれぞれに問題も抱えているけれども、ぶたぶたさんのカウンセリングと美味しい料理。綺麗な朝日とお湯に癒されていくのがいいですねぇ。
次の巻も楽しみです♪
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あゝ、この湯治場で少しの間ゆっくりしたい…
ぶたぶたさんと話をして、おいしい食事をいただいて、お湯に入り、のんびりと。
そんな気分になる一冊。
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11月には、まだ祝日がある! 勤労感謝の日がある、と思っていたら、今年は土曜日でした。
寒くなってきたことだし、3連休だったら温泉もイイなぁ、と思っていたけど、普通の土日でした。失望感ハンパなし(お仕事のかたスミマセン)。
くやしまぎれに、温泉の小説を思い浮かべる。。。
あ! 良いのを思い出した!
山崎ぶたぶたさんは、ぬいぐるみです。バレーボールくらいの大きさです。手持ち無沙汰ではなく、手持ち豚さんのサイズ。
話すし、動くし、優しくて礼儀正しい。声は優しい中年男性の声。そして、湯治場 里沼温泉(りぬまおんせん)のオーナーです。カウンセリングをしてくれて、美味しい美味しい料理をつくってくれます。
最初のお話の登場人物 45歳の允雄は、うつ病になって会社を休んでいます。以前から温泉で小説を書いてみたいと思っていて、湯治しながら小説を書くことにしました。妻の知り合いの紹介で東京隣県の里沼温泉に行くことになり、山の中の駅に降り立った允雄を車で迎えにきたのは、なんと。。。
はい、ぶたぶたさんでした。
良いのですよ、雰囲気が♡ ゆったりしていて本当に湯治場に来ている気分です。出てくるお料理がどれもこれも美味しそうです。栗ごはんに柿に野菜ごろごろカレーにスイートポテトなどなどなど、山の幸満載です。コーヒーは、ぶたぶたさんが一杯ずつ焙煎して淹れてくれます。お料理に費やされる描写が豊富で、お腹がすくというかお腹いっぱいというか。。。
休日にくつろいで読んでいただきたいお話です。ホッとしますよ。お休みする勇気も大切ですからね♡
いつもお仕事おつかれさま♡
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久しぶりのぶたぶたシリーズ。
こんな湯治場行きたいなー。
ぶたぶたさんのご飯食べれるだけじゃなく、カウンセリングまで受けられるなんて♪
湯治場、という場所柄、病気の人が出てくるけれど、あまり深刻さはない。
3話のなかでは、「密かな告白」がいちばん切なかった。
病気になると、まず周囲の人たちの「常識」と闘うことになる。「こんなのできて当然」「やるのが当たり前」なことができなくなる、ということを想像できない人は多い。
でも、そういう人たちも、そのうちできなくなるんだけどね。自分のそういう姿は想像したくないから、「常識」という単語でそれ以上の理解を放棄するのかな?
琴代さんはそういう無理解に長いこと苦しめられ、悲しんできたけど、ぶたぶたさんのなんてことないセリフと枇杷のコンポートで、少し癒された。
そうやって少しずつ楽になっていくといいなぁ、と思う。
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見た目は豚のぬいぐるみ、中身は中年のおじさま。そんなぶたぶたさんが今回は温泉宿のオーナーとなってやってくるお客さんを癒してくれる。
シリーズほぼ全て読んでて様々な職業のぶたぶたさんを見てきた。今作では湯治場のオーナーで、もちろん提供される料理もぶたぶたさんの手によるもの。
様々な事情でやや元気が無くなってる人々が湯治に来て、温泉とぶたぶたさんに癒されて帰って行く。こんな宿があったら行きたいなぁ。
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のんびり切ない優しい話。
鬱がそんなに簡単に動けるかなぁとか、デジタルデトックスがうまく行き過ぎではとか、ツッコミどころはぼちぼちある。でもぶたぶたさんだし良しとなるのがキャラクターの魅力か。
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書店で見かけて、妙に惹かれたので購入。普通のほっこり系の物語かと思いきや、なかなかファンタジーな要素もあり、面白かったです。
ぬいぐるみが喋る、なんだか児童文学みたいな展開ですけど、内容は大人向け。傷を抱えた人が、癒やされに湯治場へ行くという話です。読んでいると、自分もカウンセリングを受けているような、心が軽くなるような読後感です。
奥田英朗さんの、伊良部シリーズの爽やか版?健全版?(笑)のような印象をちょっとだけ受けました。伊良部さんが陰なら、ぶたぶたさんは陽みたいな。ちょっと、しんどいなと思ったときに読むとちょっと楽になるかもしれません。
シリーズが沢山あるようなので、他の作品も読んでみようと思います。
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Audibleで、ぶたぶたシリーズを始め聴きました。
湯治場についてあまり知らなかったけど、ぶたぶたさんみたいな人がいる湯治場に行ってみたいと思った。まぁ、ぶたぶた自体が存在しないけど、別のシリーズも聴いてみたいけど、Audibleで他のシリーズは、まだない。
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【収録作品】最初の一歩/特別室/密かな告白
今回のぶたぶたは、山の中の温泉宿の主人。
なんということもないのに、読むとやっぱり心がほぐされる。
「最初の一歩」 小説を書きたいと思い続けながら、何もしてこなかった充雄。鬱病で休職し、従兄に紹介してもらった湯治場へ。
「特別室」 デジタルデトックスができる(電波が入らない)「特別室」。滞在しているのは高校一年生の菜々花と母親。
「密かな告白」 泣けないことが悩みの琴代。優しい、強いと言われることに違和感を感じていた。
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久しぶりに「ぶたぶたさん」のお話しを読みましたが、湯治場を経営していました。
そこを訪れた3人が絡んだお話し。
ぶたぶたさんの食事を食べて、お話しして、きっと抱えていた悩みや痛みを治していけるのだろうなと思いました。
最後の「密かな告白」の琴代の「優しくないから優しくしようとか考えていると~」「うまく共感できないからこそ、人の不幸を聞いて、自分を慰めていたのかもしれない。悪趣味だが」共感できる所がありました。
ぶたぶたシリーズの中で好きな作品でした