峠うどん物語 上

峠うどん物語 上

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作品内容

中学二年生の淑子は、市営斎場の真ん前に建つ祖父母の店の手伝いをつづけていた。ある日、父親の中学時代の同級生が急死、クラスで一番うるさい男子も暴走族の親戚が事故で亡くなり、通夜が行われることになった。やりきれない気持ちで暖簾をくぐる人たちがそっと伝えてくれる、あたたかくて大切なこと。

峠うどん物語 上 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年07月23日

    1話1話、感涙とまではいかなくても、じんわり目頭が熱くなる、そんな作品です。そして、これは別にそれほどでも、というような回もない。登場人物、みんな、愛すべき人物像で描かれています。中学生の主人公の発展途上の未熟さも、それを上回る魅力にあふれています。今、下巻をもうすぐ読み終わります。至福のひと時です...続きを読む

    0
    購入済み

    泣けます

    karakobi 2017年08月31日

    人前では読まないように!

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    Posted by ブクログ 2017年06月28日

    中学二年生の淑子は、おじいちゃんとおばあちゃんが営むうどん屋で手伝いをしている。
    うどん屋は、14年前に『長寿庵』から『峠うどん』に名前を変えた。
    目の前に、市営の斎場ができたからである。

    淑子の両親は小学校の教師だ。
    二人は…特に父親は、淑子が峠うどんを手伝うことを苦々しく思っている。
    中学生は...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年01月04日

    葬儀場のふもとで経営しているうどん屋の孫娘が、
    葬儀場の参列者に関わって色々学ぶお話。

    亡くなりゆく人と遺されゆく人との間には
    様々な関係があって、
    必ずしも「悲しい」感情だけではない。

    テーマは中々重いけれども
    登場人物が皆明るい性格のためか、
    作風が暗いトーンというわけでもなく、
    すいすい読...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年03月06日

    中学生の孫とおばあちゃんの関係がなんとも良い。中学二年生のよっちゃんが、祖父母が営むうどん屋『峠うどん』を手伝う話。いやいやではなく、親に反対されながらも、『峠うどん』のお手伝いが大好き。わざわざバスに乗ってまで。前向きに来店するわけではない、『峠うどん』の暖簾(のれん)をくぐるたくさんの人たちが教...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年12月31日

    色々と書きたい気持ちは多々有るのだが、ぐだがだと感想を述べるのがアホ臭く思えるくらいすっごくいい物語だった。

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    Posted by ブクログ 2014年11月03日

    市営斎場が前に建ってしまったうどん屋さん。お客さんの殆どは参列者……それも亡くなった人とは近くもなく遠くもない微妙な距離の。中学二年生の淑子ちゃんの感じることや祖父母の応対に共感を抱く。おしゃべりも沈黙もその時々の意味がある。

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    Posted by ブクログ 2023年05月16日

    重松清さんの初作品がこれでした!何ですかねぇ ほんとにホッとする物語でした
    無性に普通だけど頑固オヤジさんが作ってくれるうどんが食べたくなります

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    Posted by ブクログ 2023年05月06日

    重松さんの作品が好きなので背表紙もレビューも見ずに手に取ってみました。なかなかスポットがあたることが少ない場所で綴られる物語りに心暖まるとともに人と人との繋がりをあらためて考えさせられる作品だと思います。

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    Posted by ブクログ 2022年10月02日

    積読本をようやく読み終えました。軽く読めるのだけど深くはささらなかった。流星ワゴンやビタミンFが
    この作者の作品の中では秀逸だと思います。おそらく
    その2作ほどのインパクトのようなものが足りない。

    0

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  • 峠うどん物語 上
    660円(税込)
    中学二年生の淑子は、市営斎場の真ん前に建つ祖父母の店の手伝いをつづけていた。ある日、父親の中学時代の同級生が急死、クラスで一番うるさい男子も暴走族の親戚が事故で亡くなり、通夜が行われることになった。やりきれない気持ちで暖簾をくぐる人たちがそっと伝えてくれる、あたたかくて大切なこと。
  • 峠うどん物語 下
    660円(税込)
    商売より味。頑固な祖父は、新しい料理屋に団体客を取られても黙々とうどんを打ちつづける。そんな折、五十年前の大水害の翌日、路上で素うどんをふるまった若い職人がいたという投書が新聞に載った。淑子はその「希望の味」を知りたいと願う。出会いと別れに寄り添うあたたかい味が沁み込む極上の物語。

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