ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
5pt
忌み山で続発する無気味な謎の現象、正体不明の山魔、奇っ怪な一軒家からの人間消失。刀城言耶に送られてきた原稿には、山村の風習初戸(はど)の“成人参り”で、恐るべき禁忌の地に迷い込んだ人物の怪異と恐怖の体験が綴られていた。「本格ミステリ・ベスト10」二〇〇九年版第一位に輝く「刀城言耶」シリーズ第四長編。(講談社文庫)
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
刀城言耶シリーズ4作目。すこぶる楽しく読めました。どんでんがえしに次ぐどんでんがえし。楽しく読めるようになってきたのは自分が作風に慣れてきたからなのか、シリーズを重ねるごとに面白くなってるのかは分かりませんが、最後まで一気に読めて、ぞっとする感じもあり、素晴らしき作品でした。
刀城言耶シリーズ第四弾。 山村の風習の成人参りでの怪異と恐怖の体験を聞きつけ忌み山に訪れた言耶だったが、不可解な連続殺人事件に巻き込まれる。真相は如何に。 シリーズを順番に読んできていますが、今回のが冒頭から1番おどろおどろしい作品でした。 内容に関しては情報量が多くて整理するのが大変です。 解決編...続きを読むでは毎度の如く言耶の迷走推理が披露されどれも説得力があるが、いや違うんかい!っと突っ込みたくなる気分にさせられます。 真相は、頭の片隅にあったことではありましたが経緯は思いつかなかったです。 次は短編1に進みます。
刀城言耶シリーズ第四長編。成人参りの儀式で、遭遇した“山魔”に纏わる怪異譚から始まる。そして、刀城言耶が訪れた村で次々と見立て殺人が起こる!怪異描写は悍ましく、事件の謎は多い。解決編ですべてが繋がるどんでん返し。『首無の如き祟るもの』に次ぐ傑作。
すごい…!! こんな方法、思いつきます!? 盲点をついたトリックにびっくり(゚ロ゚) 先入観という言葉を恨む。 刀城言耶シリーズ 第4弾! 忌み山と呼ばれる初戸の三山にある集落に、昔から伝わる成人参り。 「乎山」(かなやま)と呼ばれる忌み山に迷い込み、恐ろしい体験をしたという原稿が刀城言耶の目...続きを読むに入る。 祖父江偲の願いもあり、現地に赴くことに。 そして、恐ろしい連続殺人に巻き込まれる…。 見どころは何と言っても「人間消失」の謎! この発想はホントすごい。 「えっ?!」ってなりました(°д°) 言耶は毎度少しずつ推理を披露していくのですが、 「警部をはじめ両刑事が、思わず息を呑んだのが分かった」 のも頷けますよ。 私もですもん。(^▽^;) 私は文庫本で読んだのですが、上手いこと次ページの頭に真相がくるように編集されている…♡ こういうのが、たまらなく好きです!! あと、シリーズ通して言えますが、意外な犯人。 文句なし! 私は毎回当たりません(^_^;) そして何より、今回もバッチリ怖い、ホラーでございます。 忌み山に棲むと言われる山魔。 方々から自分を呼ぶ声。 山中にぽつんと建つ一軒家。 血の底から響いてくるような童唄…。 一体あれは何だったんだろう…と、ゾッとする体験がむし暑さを吹っ飛ばしてくれます。 今回は◯◯◯◯を思わせる描写がありますが、全体として考えるとオマージュとまではいかない。 ただ、必要に応じてほんの少し要素を組み込んだ感じがしましたが…どうなんでしょう。 最後の最後まで言耶の言葉に気が抜けない。 やっぱりすごく面白かった!!♥(´∀`*)
このシリーズは、第1の殺人が始まってからの展開が非常におもしろいです。現場が脳内に広がり、次はどうなる?次はどうなる?と、読みふけってしまいます。そして最後の謎解きで、全てのフラグが回収されます。ホラーなのか、サスペンスなのか、どっち?と、怖さを残してくれる終わり方も好きです。
シリーズ最高作といわれる「首なきの如き...」より物語としては面白かった。 ラスト刀城言耶の推理シーンは毎度の二転三転だがここまで覆す必要があるのかなと思うくらい、ちょっとくどく感じる
今作もホラーと本格の融合という、 このシリーズの魅力を堪能できる名作。 今作はホラーとしての出来が、 特に見事なもので 深夜一人震えながら読む羽目に。 真相が語られるところでは、 散りばめた伏線を 繰り返される謎解きの最中に わざと幾つか回収せず、 こちらに違和感を覚えさせる。 「まだ何かあるぞ...続きを読む」と期待させ、 最後の最後に満を持して それらを全て回収し、 この上ないカタルシスを与えてくれた。 繰り返しのどんでん返しが あまり好きではない私も、 今作はそれを存分に楽しんだ。 おまけに怪奇的で余韻を残す ラストまで用意されていた。 個人的オールタイムベストに 数えたい作品。
さすがのシリーズ、期待に違わぬ出来映えで。今回はミステリ要素が比較的抑え目で、通常の謎として殆ど解き明かされてしまった感はあるけど、最終的に本当の答えは分からんままだし、何とも気持ちの悪い終わり方もならでは。面白かったです。
山の集落、山をめぐる成人の儀式、迷い込んだ忌み山、一軒家から一家全員の失踪、童歌の見立て殺人、二重密室などなど 大好物を詰めていただきごっつぁんです 刀城言耶シリーズ、10年以上前に読んでから随分ご無沙汰でした。 最初、犯人特定が二転三転したり、真相を暴くよりもあくまで謎に対しての解釈をしていく...続きを読むのが、なんともすっきりしなかった でも夜読むんじゃなかったーとじわじわ背筋冷たくしてくる表現、謎解きミステリーの中に説明がつかない怪談要素があるの、癖になる
刀城言耶シリーズ第四弾。 終盤、犯人が入れ替わる。辿り着いた真犯人、その顔を刀城言耶が把握していなかったことに違和感。読み直したところ、確かにそんな描写が。このシリーズ、これに限らず些細な描写が地味に終盤に効いてくることが多いです。犯人が入れ替わるように事件に対して色んな見方ができるのは、なんだか怪...続きを読む異に対するスタンスみたい。 相変わらず楽しめたので次もまた読もうと思います。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
山魔の如き嗤うもの
新刊情報をお知らせします。
三津田信三
フォロー機能について
幽女の如き怨むもの
生霊の如き重るもの
厭魅の如き憑くもの
水魑の如き沈むもの
密室の如き籠るもの
首無の如き祟るもの
凶鳥の如き忌むもの
誰かの家
作者不詳 ミステリ作家の読む本...
魔偶の如き齎すもの
ついてくるもの
百蛇堂〈怪談作家の語る話〉
蛇棺葬
QED 百人一首の呪
斬旗党 公家武者 信平(十六)
署長シンドローム
夫には 殺し屋なのは内緒です ...
魔食 味見方同心(四) おにぎ...
凜として弓を引く 奮迅篇
刑事弁護人(下)
パラソルでパラシュート
「講談社文庫」の最新刊一覧へ
尾道 神様の隠れ家レストラン
君のいちばんになれない私は
お稲荷様と私のほっこり日常レシ...
今日から、契約家族はじめます
この世界で僕だけが透明の色を知...
死にたがりの完全犯罪
あやかし狐の京都裏町案内人
「小説」無料一覧へ
1位
准教授・高槻彰良の推察
2位
鬼人幻燈抄
3位
赤毛のアン
4位
八咫烏シリーズ
5位
響け! ユーフォニアム
6位
7位
鏡面のエリクサー 天久鷹央の事...
「小説」ランキングの一覧へ
おはしさま 連鎖する怪談
どこの家にも怖いものはいる
「さあ、どんでん返しだ。」(キャンペーン8作品無料試し読み)
試し読み
赫眼(あかまなこ)
忌名の如き贄るもの
忌物堂鬼談
怪談のテープ起こし
「三津田信三」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲山魔の如き嗤うもの ページトップヘ