山魔の如き嗤うもの

山魔の如き嗤うもの

1,056円 (税込)

5pt

忌み山で続発する無気味な謎の現象、正体不明の山魔、奇っ怪な一軒家からの人間消失。刀城言耶に送られてきた原稿には、山村の風習初戸(はど)の“成人参り”で、恐るべき禁忌の地に迷い込んだ人物の怪異と恐怖の体験が綴られていた。「本格ミステリ・ベスト10」二〇〇九年版第一位に輝く「刀城言耶」シリーズ第四長編。(講談社文庫)

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山魔の如き嗤うもの のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    刀城言耶シリーズ第四弾。
    山村の風習の成人参りでの怪異と恐怖の体験を聞きつけ忌み山に訪れた言耶だったが、不可解な連続殺人事件に巻き込まれる。真相は如何に。
    シリーズを順番に読んできていますが、今回のが冒頭から1番おどろおどろしい作品でした。
    内容に関しては情報量が多くて整理するのが大変です。
    解決編

    0
    2023年06月12日

    Posted by ブクログ

    刀城言耶シリーズ第四長編。成人参りの儀式で、遭遇した“山魔”に纏わる怪異譚から始まる。そして、刀城言耶が訪れた村で次々と見立て殺人が起こる!怪異描写は悍ましく、事件の謎は多い。解決編ですべてが繋がるどんでん返し。『首無の如き祟るもの』に次ぐ傑作。

    0
    2023年03月25日

    Posted by ブクログ

    すごい…!!
    こんな方法、思いつきます!?

    盲点をついたトリックにびっくり(゚ロ゚)
    先入観という言葉を恨む。

    刀城言耶シリーズ 第4弾!

    忌み山と呼ばれる初戸の三山にある集落に、昔から伝わる成人参り。
    「乎山」(かなやま)と呼ばれる忌み山に迷い込み、恐ろしい体験をしたという原稿が刀城言耶の目

    0
    2022年07月04日

    Posted by ブクログ

    このシリーズは、第1の殺人が始まってからの展開が非常におもしろいです。現場が脳内に広がり、次はどうなる?次はどうなる?と、読みふけってしまいます。そして最後の謎解きで、全てのフラグが回収されます。ホラーなのか、サスペンスなのか、どっち?と、怖さを残してくれる終わり方も好きです。

    0
    2022年04月21日

    Posted by ブクログ

    シリーズ最高作といわれる「首なきの如き...」より物語としては面白かった。
    ラスト刀城言耶の推理シーンは毎度の二転三転だがここまで覆す必要があるのかなと思うくらい、ちょっとくどく感じる

    0
    2019年06月22日

    Posted by ブクログ

    今作もホラーと本格の融合という、
    このシリーズの魅力を堪能できる名作。

    今作はホラーとしての出来が、
    特に見事なもので
    深夜一人震えながら読む羽目に。

    真相が語られるところでは、
    散りばめた伏線を
    繰り返される謎解きの最中に
    わざと幾つか回収せず、
    こちらに違和感を覚えさせる。
    「まだ何かあるぞ

    0
    2017年03月30日

    Posted by ブクログ

    さすがのシリーズ、期待に違わぬ出来映えで。今回はミステリ要素が比較的抑え目で、通常の謎として殆ど解き明かされてしまった感はあるけど、最終的に本当の答えは分からんままだし、何とも気持ちの悪い終わり方もならでは。面白かったです。

    0
    2016年09月05日

    Posted by ブクログ

    刀城言耶シリーズ第四弾。
    終盤、犯人が入れ替わる。辿り着いた真犯人、その顔を刀城言耶が把握していなかったことに違和感。読み直したところ、確かにそんな描写が。このシリーズ、これに限らず些細な描写が地味に終盤に効いてくることが多いです。犯人が入れ替わるように事件に対して色んな見方ができるのは、なんだか怪

    0
    2024年06月23日

    Posted by ブクログ

    「刀城言耶」シリーズ第四弾。

    怪奇小説家・刀城言耶の元に編集部付で原稿が送られてきます。
    それには、とある山村にある“集落の「成人参り」という儀式に臨んだ集落の地主、郷木家の四男・靖美が、迷い込んだ”忌み山”で遭遇した様々な怪異と、山中の奇怪な一軒家にいた家族がまるっと消えてしまったという不可思議

    0
    2024年06月02日

    Posted by ブクログ

    まさに浅見光彦が金田一の事件に対峙したかのような。
    1作目よりも火サス感の強い作品。
    前作で刀城言耶がいなかったのは此処に来てたからか〜と、シリーズ物ならではの繋がりが見えるのも嬉しい。
    ちなみに、私の中の浅見光彦は中村俊介。

    0
    2024年01月04日

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