密室の如き籠るもの

密室の如き籠るもの

968円 (税込)

4pt

旧家の猪丸(いまり)家に現れた記憶のない謎の女・葦子(よしこ)は、開かずの間だった蔵座敷(くらざしき)で“狐狗狸(こっくり)さん”を始める。だが、そこは当主・岩男(いわお)の前妻たちが死んだ場所だった。刀城言耶(とうじょうげんや)が訪れた日も“狐狗狸さん”が行なわれるが、密室と化した蔵座敷の中で血の惨劇が起こる。表題作他、全4編を収録した“刀城言耶”シリーズ第1短編集。(講談社文庫)

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

密室の如き籠るもの のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    探偵役である刀城言耶は、快刀乱麻を断つような解決をするのではないのですが、それが魅力になっているシリーズ。しかし短編集となると迷う暇なく解決してしまう感じです。
    決してそれが悪いという訳ではなく、彼が登場した時の安心感がたまらないですし、何よりカッコ良さが強調されている印象です。そう考えると、順当に

    0
    2025年11月02日

    Posted by ブクログ

    そうきたか〜(〃'艸'〃)!!
    乱歩のトリックの説を用いて細かく推理。
    そして真相は……すごすぎる…‎߹ㅁ‎߹)♡



    刀城言耶シリーズ短編集第1弾!

    【首切の如き裂くもの】

    元侯爵家の令嬢が、喉を裂かれて殺される事件が発生。
    行き止まりの路地突き当たりには、氏神様が祀られ

    0
    2023年07月30日

    Posted by ブクログ

    刀城言耶シリーズ第一短編集。表題作『密室の如き籠るもの』は、真相を提示した後更にどんでん返しが来る。これだけでも読む価値有り。他の短編は『迷家の如き動くもの』が好き。怪談の体験者が山の怪異に追いかけられる描写はとても怖かった。そして刀城言耶が示した謎への解釈にも納得。
    刀城言耶シリーズの長編は分厚い

    0
    2023年03月29日

    Posted by ブクログ

    そろそろ怪談が望ましい、暑い夏に近づいて参りました。そんな背景もあり、本シリーズに手が伸びた。本作は、3短編+1中編から成るもの。シリーズ中の短編集を読むのは初めてだったけど、下手に引っ張ると冗長に思えるであろう題材が選ばれていて、短編である必然性が感じられる。引き締めてある分、怪奇のまま残される部

    0
    2020年05月27日

    Posted by ブクログ

    「首切りの如き裂くもの」
    舞台設定が都市伝説じみていてなんとも不気味。
    結局言耶は現場には赴かないというのは、少し物足りないなあ。

    「迷家の如き動くもの」
    刀城言耶シリーズにしては珍しく、怪奇の怖さ<<<現実の怖さ。
    女の子二人が可愛らしくて良い。

    「隙魔の如き覗くもの」
    これはおそろしい、好き

    0
    2014年12月08日

    Posted by ブクログ

    短い話だけども複数の話が読めるお得感があるので短編好き

    短いから長編の時の二転三転される謎解きもさくさく進んでく。長編のそれも嫌いじゃない。読みながら自分で謎解きに挑戦してみて、その答え合わせを「その解釈もあるね」とやんわりしてくれる感じで。ほぼ間違ってるけども

    密室に関する講義は楽しめた。

    0
    2025年01月03日

    Posted by ブクログ

    刀城言耶シリーズの短編集。
    短編三話と中編一話=計四話が収録されております。

    連続首切り事件の現場となった路地で起こる怪異と、新たに発生した首切り事件の謎・・(第一話「首切の如き裂くもの」)
    峠から見えるはずの家が消失したり出現したりするのは?さらに山中に出没する“迷家”の怪とは・・(第二話「迷家

    0
    2024年10月27日

    Posted by ブクログ

    このシリーズも大好き!短編集でした。
    短いながらもらしい話で読み応え抜群でした!
    金田一シリーズとか好きな人も好きかもですね。

    0
    2024年07月28日

    Posted by ブクログ

    『水魑』に続き、三津田作品六作目。刀城言耶シリーズ、第一短編集。帯に騙されたせいで刊行順に読めなかった…。
    「首切」。言耶と偲の掛け合いがもっと見たい(笑)
    「迷家」。短いながらもちゃんとしたホラーでミステリィしてました。
    「隙魔」。身近な「隙間」を題材に、とても怖いが引き込まれる世界観でこの中では

    0
    2024年06月01日

    Posted by ブクログ

     刀城言耶シリーズ第5弾。本作は3つの短編+1つの中編からなる短編集になっており、消えた凶器、突如家が消える謎、知り得ないことを知ってしまう隙間に纏わる殺人事件、そして狐狗狸さんが発端の密室殺人事件等、いつも通り一人多重解決の方針で推理する刀城言耶のキャラは勿論、本格ミステリーに怪異を落とし込む独自

    0
    2024年05月18日

密室の如き籠るもの の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

密室の如き籠るもの の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

三津田信三 のこれもおすすめ

密室の如き籠るもの に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す