密室の如き籠るもの

密室の如き籠るもの

968円 (税込)

4pt

旧家の猪丸(いまり)家に現れた記憶のない謎の女・葦子(よしこ)は、開かずの間だった蔵座敷(くらざしき)で“狐狗狸(こっくり)さん”を始める。だが、そこは当主・岩男(いわお)の前妻たちが死んだ場所だった。刀城言耶(とうじょうげんや)が訪れた日も“狐狗狸さん”が行なわれるが、密室と化した蔵座敷の中で血の惨劇が起こる。表題作他、全4編を収録した“刀城言耶”シリーズ第1短編集。(講談社文庫)

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密室の如き籠るもの のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年07月30日

    そうきたか〜(〃'艸'〃)!!
    乱歩のトリックの説を用いて細かく推理。
    そして真相は……すごすぎる…‎߹ㅁ‎߹)♡



    刀城言耶シリーズ短編集第1弾!

    【首切の如き裂くもの】

    元侯爵家の令嬢が、喉を裂かれて殺される事件が発生。
    行き止まりの路地突き当たりには、氏神様が祀られ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月29日

    刀城言耶シリーズ第一短編集。表題作『密室の如き籠るもの』は、真相を提示した後更にどんでん返しが来る。これだけでも読む価値有り。他の短編は『迷家の如き動くもの』が好き。怪談の体験者が山の怪異に追いかけられる描写はとても怖かった。そして刀城言耶が示した謎への解釈にも納得。
    刀城言耶シリーズの長編は分厚い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年05月27日

    そろそろ怪談が望ましい、暑い夏に近づいて参りました。そんな背景もあり、本シリーズに手が伸びた。本作は、3短編+1中編から成るもの。シリーズ中の短編集を読むのは初めてだったけど、下手に引っ張ると冗長に思えるであろう題材が選ばれていて、短編である必然性が感じられる。引き締めてある分、怪奇のまま残される部...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年12月08日

    「首切りの如き裂くもの」
    舞台設定が都市伝説じみていてなんとも不気味。
    結局言耶は現場には赴かないというのは、少し物足りないなあ。

    「迷家の如き動くもの」
    刀城言耶シリーズにしては珍しく、怪奇の怖さ<<<現実の怖さ。
    女の子二人が可愛らしくて良い。

    「隙魔の如き覗くもの」
    これはおそろしい、好き...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月27日

    刀城シリーズの短篇集。
    長篇より短篇の方が面白い!!
    言い伝えや伝説を基に真実に導く…
    良かった。

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    Posted by ブクログ 2012年10月20日

    怪談とミステリを融合した『刀城言那シリーズ』の短編集。長編でのクオリティが短編でも維持されていて、読まされます。

    どれも面白かったのですが、私が一番好きなのは『迷家の如き動くもの』。他の収録短編に比べるとやや地味な構成ですが、綺麗にまとまっていて好ましいです。

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    Posted by ブクログ 2023年09月19日

    刀城言耶シリーズ第5弾は初の短編集。
    短編3中編1の構成ですが、中編というかもはや長編と言っても過言ではないボリュームでした。
    過去の長編4作品に比べるとややホラー寄りに感じましたが、それでもやはり本格ミステリーさがあって面白かったです。
    中編では、解決編で密室トリックの謎を江戸川乱歩の分類に当て嵌...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月19日

    刀城言耶シリーズ短編集第1弾!

    いや〜刀城言耶シリーズ好きにはたまらないだろっ! 四の五の言わずに読むぞーᐠ(°Д° )ᐟヨイショットー!!!!

    〜あらすじ〜

    旧家の猪丸(いまり)家に現れた記憶のない謎の女・葦子(よしこ)は、開かずの間だった蔵座敷(くらざしき)で“狐狗狸(こっくり)さん”を始...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年06月25日

    短編集でもシリーズの雰囲気は損なわれていないのはお見事。「迷家」と「隙魔」がホラーもミステリもいい感じ。そして「迷家」のオチは笑える。

    0

    Posted by ブクログ 2016年01月01日

    怪異と合理的解釈が程よいバランスでよかった。
    祖父江偲は、祖父江耕介の妹なんだろうなぁ。『凶鳥のごとき忌むもの』との絡みもあったりと、三津田氏の本は読めば読むほどつながりがあって面白い。

    0

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