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4.0私は替え玉……見破られてはいけない。それなのに、恋に落ちてしまうなんて!■始まりは、あの同窓会だった。あの日、ローザと再会したばかりに。ローザのいとこレオを相手に、ハリエットの芝居がいま幕を開ける。同じ名門女子校を卒業した同級生のハリエットとローザは、双子と言ってもいいほどよく似ていた。そのことで、ずいぶん気まずい思いを味わいもしたが、八年の歳月を経て出会った二人はなぜかとても気が合い、悩みを打ち明け合っては姉妹のように親交を深めていった。そして、互いの問題の解決のためになされたのが、この提案だった!トスカーナで開かれるローザの祖母の八十歳の誕生祝いの席に、まさかハリエットがローザになりすまして来ることになるとは……。どうか無事に、この仮面劇を終えることができますように。吐息をついたハリエットをレオが見る。「君は変わったね、ローザ」レオは、私がローザでないことに気がついたのだろうか?
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-この結婚は愛ではなくビジネスのため。 でも、彼へとさまよう心は止められない。イタリアの二大ファッションブランドの合併を強固にするため、 オリヴィアは相手企業の御曹司カルロとの結婚を受け入れた。 だが、結婚式直前、カルロが別の女性と駆け落ちしてしまった。 それを伝えに来たのはカルロの兄、アレッサンドロだ。 ブランドを率いる冷徹な経営者で知られる彼は無造作に告げた。 「式は予定どおり挙げる。ただし、花婿はカルロではなく僕だ」 オリヴィアは静かにうなずいた――本当はひそかに アレッサンドロに惹かれていたから、恋心を悟られないように。 彼にならって愛のない結婚に殉じよう――そう心に決めて。
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-十津川警部も登場! 西村京太郎、初期傑作ミステリ―集!! 赤坂のホテルで映画俳優の宿泊する部屋に侵入したホテル荒し。しかし、彼が見つけたのは金ではなく女の死体だった…(「ホテルの鍵は死への鍵」)。変装で人生観が変わった中年男(「仮面の欲望」)、受験当日に寝坊をした受験生(「受験地獄」)、新幹線で女性との出会いを求めた男(「危険な道づれ」)、愛人の遺産を狙う女を追い詰める十津川警部(「死体の値段」)など、思いがけない出来事に驚愕の罠が……トラベルミステリ―だけではない、西村京太郎の魅力満載の初期傑作ミステリ―&サスペンス集! 死を招く11(イレブン)の罠! あなたは抜け出せるか。 結末の鮮やかさで、ミステリー短編の醍醐味を堪能できるに違いない。 ――山前譲(推理小説研究家) 多彩な小説(ミステリ―)世界(ワールド)、再発見! ●収録作品 「ホテルの鍵は死への鍵」 「歌を忘れたカナリヤは」 「ピンクカード」 「仮面の欲望」 「優しい悪魔たち」 「受験地獄」 「危険なサイドビジネス」 「水の上の殺人」 「危険な道づれ」 「モーツァルトの罠」 「死体の値段」
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3.6新章開幕!死刑囚の日々から8年――いま、新たなる試煉が始まる。 国の最高司令官の毒見役となって、死刑を免れた日から8年――いまでは敵対国との間を繋ぐ連絡官を務めるイレーナだが、ある夜事件は起きた。何者かに毒矢で射られ、いっさいの魔力を失ったのだ。絶体絶命の窮地に陥ったイレーナ。頼みの綱のヴァレクもまた、長年固い絆で結ばれていた最高司令官との関係に、いま暗雲がたちこめ……。新たな敵、試される信頼と裏切り。〈霊魂の探しびと篇〉開幕!■『毒見師イレーナ』ラジオドラマ化決定!NHK-FM 青春アドベンチャーにて2018年1月29日より放送開始予定!
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3.6世界累計100万部突破の壮絶ファンタジーシリーズ、完結! 運命はいつだって、この手で切り拓いてきた―― 長年敵対してきた2つの国、イクシアとシティア。 両国はいま、支配欲に駆られた悪しき集団《結社》の手に落ちようとしており、 最高司令官さえも操り人形と化していた。 いまだ魔力の戻らぬ中、イレーナは未来を、大切な人たちを守るため 最後の闘いへと向かう――ヴァレクら残されたわずかな仲間と共に。 死刑宣告を受けながらも毒見師として生きながらえたイレーナの 壮絶サバイバル、堂々のフィナーレ! ■シリーズ第1話『毒見師イレーナ』 ■シリーズ第2話『イレーナの帰還』 ■シリーズ第3話『最果てのイレーナ』 ■シリーズ〈霊魂の探しびと篇〉第1話『イレーナ、失われた力』 ■シリーズ〈霊魂の探しびと篇〉第2話『イレーナ、闇の先へ』
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4.1生きたいと願った死刑囚の少女、第2章――。14年ぶりの帰郷、両親との再会。そして明かされる生い立ちと、国を揺るがす陰謀。 死刑宣告を受けながらも生き延びたイレーナは、故郷シティアに14年ぶりに戻ってきた。両親は涙ながらに娘を迎えるも、兄を始めとする他の者たちは、敵対国で育ったイレーナをあからさまに嫌悪し、密偵に違いないと疑う。またも四面楚歌となったイレーナに、さらなる危機と試練が――明らかになる14年前の真実と、2つの国に蠢く陰謀、そしてイレーナが生まれ持つ宿命とは? 見逃せない、第2章。
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3.8守るものができた時、人はまた強くなる。 何者かに毒矢で射られたあと魔力を失ったイレーナ。いまだ力は戻らず、その原因も解明できないまま試練の時が続いていた。そんななか、長年苦楽をともにしてきたヴァレクと最高司令官の間の溝はいよいよ決定的に。ヴァレクは苦悩の末、ついにある大きな決断を下す――。交錯する思惑と、その裏で蠢く陰謀……怒涛の展開でクライマックスに向け加速する、〈霊魂の探しびと篇〉第2幕!
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3.7失恋した瞬間を永遠に繰り返す幽霊、方向音痴の幽霊、雨となって降り注ぐ幽霊、転送装置が生み出す幽霊……イタロ・カルヴィーノ短編賞受賞作家が贈る、時に切なく、時におかしく、そして時にはちょっぴり怖い幽霊たちの物語を100編収めた、ふしぎな短編集。/【目次】[幽霊と記憶]一 注目すべき社交行事/二 進路指導カウンセラー/三 手斧(ておの)、数本の燭台(しょくだい)、針刺し、シルクハット/四 マイロ・クレイン/五 記憶喪失/六 きのうの長い連なり/[幽霊と運命]七 ヒッチハイカー/八 願い事/九 遊び方/十 運命の天秤(てんびん)/十一 どんなにささやかな一瞬であれ/十二 集まり/十三 ミラ・アムスラー/[幽霊と自然]十四 ゾウたち/十五 白馬/十六 さらなる諸動物/十七 ミツバチ/十八 風景を損なうもの/十九 木々の納骨堂/二十 空から降ってくるもの/二十一 作中で太鼓が鳴る物語/二十二 お砂場計画/二十三 再生可能資源/[幽霊と時間]二十四 十三回の出現/二十五 来世と死の事務処理機関/二十六 死亡記事/二十七 中間地点/二十八 時の巡り/二十九 ヒメハヤ/三十 前後に揺れる物語/三十一 小さなロマンスとハッピーエンドを含むタイムトラベルの物語/[幽霊と思弁]三十二 ファンタズム対スタチュー/三十三 足跡/三十四 乗客たち/三十五 新たな生、新たな文明/三十六 暗黒は震えつつ通り過ぎた/三十七 プリズム/三十八 彼の女性性/三十九 人々がいて、彼らはかつて生きていた/四十 第一一五連隊の兵士たち/[幽霊と視覚]四十一 アクション!/四十二 円(まる)い堀が魚の安らぎとなるように/四十三 スペクトル/四十四 あらゆる家の鍵、あらゆる消火栓、あらゆるコンセント/四十五 壁/四十六 遊びの時間/四十七 生涯にわたって/四十八 いっしょに連れていく/四十九 霧の向こうにちらちら見える物語/[幽霊とその他の感覚]五十 一生分の接触/五十一 二番手/五十二 かくもたくさんの歌/五十三 音響の問題/五十四 香り(ブーケ)/五十五 野原で解けていく雪の泥くさいにおい/五十六 道具学/五十七 陽射しがほとんど消えて部屋が静かなとき/五十八 男のようなもの/五十九 ささやかな感情/[幽霊と信仰]六十 現実の小さな崩壊/六十一 異常派と尋常派/六十二 不動産/六十三 どちらが結晶、どちらが溶液/六十四 無数の奇妙な結合と分離/六十五 携挙(けいきょ)/六十六 666/[幽霊と愛と友情]六十七 失われて見出(みいだ)され/六十八 鏡の中のもう一人の男/六十九 アポストロフィ/七十 鏡の中の男/七十一 回転式改札口/七十二 実話/七十三 弾丸とそれを避けるために必要なもの/七十四 膝/七十五 彼女が忘れようとしている男/七十六 永遠/七十七 遅すぎた/七十八 居残り/七十九 あなたの靴が好き/[幽霊と家族]八十 幽霊の仮の姿/八十一 困惑の元/八十二 見えない、さわれない/八十三 幽霊兄弟/八十四 第二の実話/八十五 人生/八十六 非凡な才能/八十七 遺伝性疾患/八十八 空港のターミナルからの祈り/八十九 孵化(ふか)/九十 左右対称/[幽霊と言葉と数]九十一 インコ/九十二 婉曲(えんきょく)表現/九十三 およそ八十グラム/九十四 幽霊文字/九十五 言語学の問題/九十六 夕暮れとほかの物語/九十七 電話/九十八 数/九十九 人口調査/百 かつて書かれた中でもっとも恐ろしい幽霊譚(たん)/主題の不完全な索引/謝辞/解説=勝山海百合
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-抱腹絶倒してしんみり。交友エッセイの名品。 全9章構成。吉行淳之介 阿佐田哲也 尾上辰之助(初代) 芦田伸介 園山俊二 柴田錬三郎 秋山正太郎 近藤啓太郎 生島治郎 脇役も多士済々。著者が名エッセイストである証拠に、吉行淳之介の章から一場面をご紹介。 《いかなる経緯からか、膣外射精の話となり、何気なく「あれは妊娠の怖れがありますからね」と口を挟むと、卓上の三人の手が止まった、ように感じた。視線を牌から上げて御三方のご尊顔を拝し奉ると、各様に眉を上げたご表情。/(……)「いえ、あの、先っぽがちょいと濡れますところの、カウパー線液とやら言うんでしたっけ? あの中にも精子が含まれておりまして……/聞き囓りの、我が膣外射精危険説は却下された。/「数十年、その枝に頼りしも、我、かくなる仕儀と相成りしことの一度としてあらざるなり」「阿呆も休み休みに」。/翌日、「あー、吉行です。昨夜の膣外射精野郎は、そのうち手痛い目に遭いますな。いや、貴君が正しい、正しい」。/医者に確かめたのだという。/(……)/感心を通り越して、嗚呼、ぼくは凄いサロンに身を置いているのだなと、見開いた目の中を多数の精子があっちへ行ったりこっちへ来たり。》
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-シティホテルの高層階の部屋の窓から夜景を眺める28歳の石野浩子。木村裕一には妻がいることを納得ずくで始まった関係も1年半になる。木村は罪悪感につきまとわれ関係を解消したいと考えていた。しかし今夜、浩子を後から抱きしめ「縛ってみたいんだ」と囁くと、彼女の全身が一瞬にして熱くなるのが伝わった。ふたりは単なる不倫の関係から別の関係になれるのか……(「色女」)。表題作をはじめ、最後の一線をめぐる最高の女友達との夜、マンションの管理組合で知り合った四十歳と三十七歳の既婚者同士など8組のスリリングな恋模様を描いた、切なく苦い、だけど最高に甘美な作品集。本書は、徳間書店より刊行された「横好き」を改題したものです。
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-“純文学作家・色川武大”の代表作、『狂人日記』と『怪しい来客簿』を同時収録した豪華な組み合わせ。 色川武大、最後の長篇小説となった『狂人日記』は、文芸誌「海燕」編集長・寺田博氏の勧めにより見せられた、 ある神経の病気を患っていた飾り職人の画集からインスパイアされ、自身が精魂込めて記された長篇。 狂人と健常者の狭間に身を置き、他者を求めながらも得られずに自ら死を選ぶ男の狂気を内側から描き、 1988年、第40回読売文学賞を受賞した“純文学作家・色川武大”を代表する晩年の傑作。 『怪しい来客簿』は、雑誌「話の特集」に1975年から翌年にかけ連載された小篇17篇からなる連作小説。 社会の片隅へと押し込められる、この世からはみだした人たちとの触れ合いを描き、1977年、第5回泉鏡花文学賞に輝いた。 執筆当時、麻雀小説作家・阿佐田哲也で名声を得ていた氏が、“純文学作家・色川武大”として狼煙を上げた重要な作品である。 解説は、色川作品を敬愛してやまない作家・佐伯一麦氏。解題は、元担当編集者で当電子全集の監修を務める大槻慎二氏が担当。 付録として「狂人日記」第1回の生原稿のほか、吉行淳之介、津島佑子両氏からの追悼文等を収録する。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 不安はあるけれど、 ご機嫌な毎日を過ごす キーワードは「色気」 1990年初頭に刊行されて就活生のバイブルとなった、中谷彰宏氏の『面接の達人』。長年シリーズ化され多くの就活生に衝撃を与えました。面接の達人直撃世代は今、50代を迎えようとしています。「定年まであと何年」「その先の人生どうしよう」など何かと不安を抱える人も多いはずです。「就職活動は会社に受かるという面接。50歳からは人としての魅力を見られる第2の面接です」と中谷さんは私たちに問います。若ぶってカッコつけるのはやめて、人としての魅力=色気を出せれば日々ゴキゲンに過ごせます。魅力を身につける方法が本書には満載されています。
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-お江戸八百八町といえども夜の闇は深い。闇に忍んで夜の町を跳梁跋扈する怪盗・鼠小僧。岡っ引きの目を掠め、あちらこちらの武家屋敷に出没しては黄金色のお宝をまんまと頂戴する悪党だ。ある日、岡っ引きの又五郎は、大名屋敷の塀から逃げる男をあっけなくお縄にしたものの、その正体は気が良さそうな優男で、魚屋の主人・源次郎だという。噂の鼠小僧かと思ったが、どうやら人違いらしい。これを機に捕物の手伝いをすることになった源次郎だったが……。連作短篇時代小説。 第一話 岡っ引又五郎の失敗 第二話 大工兼七の危難 第三話 義賊蝶吉の改心 第四話 浪人百之助の目算 第五話 奥方寿々の好色 第六話 座頭九郎市の心眼 ●多岐川恭(たきがわ・きょう) 1920年福岡県生まれ。東大経済学部卒。戦後、横浜正金銀行をへて毎日新聞西部本社に勤務。1953年『みかん山』で作家デビュー。『濡れた心』で第4回江戸川乱歩賞を、翌年には短編集『落ちる』で第40回直木賞を受賞。以降、推理小説と共に時代小説も旺盛に執筆した。
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-江戸は深川で、平凡な絵草紙屋を営みながら、裏ではご禁制のあぶな絵を売り捌く巽屋孫兵衛、お京の夫婦。男女の淫らな絡みを描いた秘画と、妖しい色香を滲ませるお京めあてに、今日も色欲に狂った男どもがやってくる。孫兵衛、お京と配下の悪党たちが、剣と悪知恵にモノを言わせ、鮮やかな手口で彼らを欺き、身代残らずまきあげる……。痛快無比の8編を収めた連作短篇時代小説「色仕掛」シリーズ、第2弾。 第一話 箱入娘はお目の毒 第二話 女が回る水車 第三話 死んだ夜鷹が福の神 第四話 夢路の果ては地獄の図 第五話 行き暮れて雀のお宿 第六話 心の闇に狂い花 第七話 極楽浄土を逆落し 第八話 怨みの的は生人形 ●多岐川恭(たきがわ・きょう) 1920年福岡県生まれ。東大経済学部卒。戦後、横浜正金銀行をへて毎日新聞西部本社に勤務。1953年『みかん山』で作家デビュー。『濡れた心』で第4回江戸川乱歩賞を、翌年には短編集『落ちる』で第40回直木賞を受賞。以降、推理小説と共に時代小説も旺盛に執筆した。
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-表向きは平凡な草紙屋、その実、謀事に抜かりなく、剣の腕も確かな悪党・巽屋孫兵衛。彼が率いるのは、墓守の卯平、女髪結いのお徳、遊女のお新、元浪人の妻・お京といった、ひと癖もふた癖もある面々。色と欲にボケた亡者どもを、あの手この手で引っ掛け、騙し、有り金残らず巻き上げる……。江戸は深川界隅を舞台に繰り広げられる痛快なダーティー・トリック・ストーリー10編。連作短篇時代小説「色仕掛」シリーズ、第1弾。 第一話 あぶな絵の女 第二話 筋書は狂った 第三話 心中者比べ 第四話 カモが来た 第五話 絵絹は玉の肌 第六話 女按摩お京 第七話 塩から仁兵衛 第八話 蜜の滴り 第九話 若衆人形は雪の肌 第十話 責め絵草紙 ●多岐川恭(たきがわ・きょう) 1920年福岡県生まれ。東大経済学部卒。戦後、横浜正金銀行をへて毎日新聞西部本社に勤務。1953年『みかん山』で作家デビュー。『濡れた心』で第4回江戸川乱歩賞を、翌年には短編集『落ちる』で第40回直木賞を受賞。以降、推理小説と共に時代小説も旺盛に執筆した。
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5.0恋愛の近代の軌跡を逍遥,四迷,紅葉,鷗外,漱石など文学作品を素材にして,前近代の男女関係の概念「色」が,理想的価値として登場するLoveの訳語「愛」と遭遇して変貌して行く姿と明治の青春の位相を抉り出す. ※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
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-私たちは普段、たくさんの色に囲まれて生活している。そしてその色彩に私たちの心理状態は大きく影響を受けているといわれている。そんな人間の深層心理と、色のつながりの研究は古くは18世紀から学問として研究されてきた。 最近話題のRAYS色彩心理研究ユニット『UNOSANO・NET』から、色彩心理ナビゲーター宇野なつきの、色をテーマとしたエッセイ集が登場。 四季の彩りをテーマに、日本の豊かな色彩文化について語る。 【著者プロフィール】 宇野なつき(Natsuki Uno)プロフィール 色彩心理ナビゲーター、コラムニスト。 東京都出身。カラー心理診断士である佐野みずきに師事し、佐野みずきと共に色彩心理診断ユニットUNOSANO.NETにて、インターネット時代に合った『色彩心理』のナビゲーターとして活動中。趣味は音楽鑑賞、映画鑑賞。UNOSANO.NETは、児童教育コンテンツの監修、教育アカデミーでの色彩心理指導などを行っている。 宇野なつきの『彩りのススメ』ブログ http://ameblo.jp/unosano-net/ UNOSANO.NET公式サイト http://rays.cx/
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-1971年生まれの著者は、高齢化の進む川柳界にあって活躍の目覚ましい期待の若手作家の一人。 感情は時に、こころの中で、ドタバタしている小さなドラゴンのようなもの―。その“ドタバタ”、“ジタバタ”しているものを、十七音のリズムの中で、なだめながら、はみだしながら、引き出してくれる―。(「あとがきより」) 多面体の水晶のような繊細かつ純粋な著者自身の内部に、ひとたび光という名の外部からの刺激が取り込まれると、やがて川柳が幾筋もの光の筋となって再び外部へと放出される。 第一章「ろ過すれば何も残らぬ帰り道」、第二章「モンスター場数のなさに現れる」、第三章「逆光も逆境もあるサンセット」の三章構成。自分の想いを「いつからか何となく」川柳作品として留めるようになったという著者に、川柳は確かな存在として寄りそっている。 ろ過すれば何も残らぬ帰り道 同性の鬼はさらなる手強さだ モンスター場数のなさに現れる 栓抜きで抜けたらいいな先入観 差し色に変えていけたらこの日々も 見落とすまいとこころまでドライアイ 感情を溶いても溶いてもダマになる
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3.7過去を捨て、裏社会で生きる「交渉屋」のキダ。キダに仕事を発注、交渉時に使用する銃器や爆発物を調達するなど、表向きの輸入代行業とは別に裏稼業を営む会社「川端洋行」に、ある日両親を殺されたという少女・彩葉(いろは)が訪れる。その子の世話を押し付けられたキダは彩葉を匿うことになり、奇妙な共同生活がスタートする。彩葉と暮らすうち、孤独に暮らしていたキダの世界に鮮やかな色が満ちていく。しかし、その裏で蠢く影が、次第にキダを飲み込もうとしていた。やがて明らかになる彩葉の真実とは――。『名も無き世界のエンドロール』の結末から五年後、切なく忘れがたい「企み」の物語。
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-保田與重郎をめぐる大和文学紀行。――国のまほろば・大和の地に刻まれた、無垢なる魂の悲惨と栄光。悠久と無常の風土に、保田文学の根源をたどる、碩学の傑作評論。 「保田を読み始めた頃は旅を嫌っていた若者が、老境に入って、旅の経験もかなり積み重ねて来たその蓄積の上で、保田の大和を眺めた時どのように見えるか、そのことをたしかめようとしたのがこの本である。いうまでもなく現実にはその土地は行政区画としての奈良県であって、そこにひそむ遠い過去の追想は、所詮幻にすぎぬかもしれない。しかし幻にこそ土地の神髄があると考えれば、現実の相はかえって虚にすぎなくなるともいえる。実にして虚、このイロニーの上に保田の大和は浮んでいると見た所に表題を置くいわれがあった。」(後書より)
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2.0猟色のベテラン・小見山が、デパートに勤める紀子にウツツを抜かし、しかも、目的が果たせないという、珍しいことが起こった。彼が、紀子のことで、あの手この手の策を弄していると、かならず、見知らぬ女の声で、電話がかかってきた。しかも、それは、彼に欺された過去の女の亡霊のように、彼をおびやかしつづけた。やむなく、小見山は、かつてガール・ハントの手ほどきをしてやった宇津に、助けを求めたのだが……。 2人の男のあくなき女体探求を通じて、性の世界の百態を展開する長編小説。前作「色名帖」の続編として書かれた異色作。
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4.6「!」の連続。「色の見え方」の先端科学から見えてきた、驚きの世界。前世紀の「色覚」観が私たちにもたらす、いくつかの問題。科学作家が多数の取材・調査をへてたどり着いた、まったく新しい地平。「色」に関心のあるすべての人、必読のノンフィクション!
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4.0時は文政時代――。 主人公は本所で口入屋を営む双六屋の若旦那。 仕事を探して訪れる人々に、新たな勤め先を紹介している。 しかし、若旦那が受け持つ客は、大店の元主、手癖の悪い男、身持ちの悪い女、博打好きな男などなど、「わけあり」の者ばかり。 勤め先を紹介してやったものの、騒ぎが絶えないのが常。父親にはいつも怒られているが、柳に風と気にする風もない。 人生は双六のようなもの。何度でもやり直せる。たとえ失敗しても、「いろは」からまた始めればいい。 これが若旦那の口癖。双六屋の奉公人たちも、ご多分に漏れず「わけあり」な男揃いだが、みな若旦那を慕っている。 困った客が引き起こす騒ぎに翻弄されながらも、懸命にそれを解決しようとする若旦那を、影から支えているのだった。
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3.0陰陽道を用いたよろず相談所「いろは堂」を営む江戸の青年・晴亮は、真面目な反面、要領の悪い自分にコンプレックスを抱いていた。ある日平安時代から思いがけずタイムスリップしてきた武士・虎丸に出会い、彼とともに美しくも邪悪な鬼・霞童子の討伐に乗り出すことに。あやかし絡みの事件を解決するなか、晴亮は怖いもの知らずの虎丸に振り回されて……? お人好しな陰陽師と精悍な武士が、鬼を追って江戸の世を駆けめぐる!
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-池内淳子が毎回、飲み屋の女将、資産家の未亡人、インテリアデザイナーなど、さまざまな30歳前後の女性に扮し、ゲスト俳優とともに繰り広げる一話完結の連続ドラマ。婚期を逃したのは葬儀屋という家業のせいだと思っている30歳間近の島子(池内)。ある日、店に新聞の求人広告を見間違って、気のいい若者・健司(坂本九)がやってくる。人手不足に悩んでいた島子と父親の忠吉(益田喜頓)は、これ幸いと健司を雇い入れる。別に葬儀屋を志望していたわけではなかったが、働いているうちに健司は島子のことが気になり始める。島子もまた、いつしか健司のことが……。昭和43年にTBS系で放送。全22回のうち、向田邦子が唯一執筆した、第3回「冷たいのがお好き」を掲載。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 残された時間は、長くない。いまなら、まだ間に合う。色街だった名残の建物や、街の雰囲気を、そこに行きたくてたまらなくなる情景の写真とともに記録した本。いまも当時の建物に住んでいる人や、周辺の人たち、かつての事情を知る人たちへの取材も豊富。本書ならではの貴重な内容が満載。採り上げるのは、遊廓があったところ、赤線エリア、青線エリア、そして基地があった街。それぞれの事情を抱えた街と、人。それぞれの事情で、大人の遊びが生まれた街。痕跡が消えつつある、そんな色街は、いま、そこで遊んだ人たちの孫より若い人たちの興味をすら強く惹きつけている。その理由の一端が、本書で感じられるかもしれない。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。 【掲載した街】カネマツ・五条東会館/一発屋通り(柳通り)/板柳町(マーケット)/神町米軍キャンプ/三春遊廓/柏崎遊廓/奈良屋町・旧大工町 /玉川村・大子町/黒磯遊廓/下平通り/本庄宿/伊勢崎市緑町(旧南町)/田中町/洲崎遊廓/玉の井・鳩の街/吉原遊廓/錦町楽天地/港崎遊廓・チャブ屋・黄金町/皆ヶ作・安浦/辰巳町藤沢新地/下田遊廓/山中湖村山中・梨ヶ原地区/飯田遊廓(二本松遊廓)/御代田町/福井・栄新地/金沢・石坂/渡鹿野島/古市遊廓/飛田遊廓/五条楽園/京口新地/江口・神崎/柳町遊廓/秋田町遊廓/玉水新地/今治市(ハーモニカ横丁)/蛭子町/柳町遊廓/花畑/芦屋町/真栄原社交街/辻遊廓/吉原・照屋
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-遊廓、岡場所、赤線・青線、三業地、風俗街と、時代とともにその呼び名は変わっても、日本各地に「色街」は存在している。都市整備や当局の摘発によって、たとえ男たちを誘う妖しい紅燈が消え、色香と憂いを漂わせる女たちが去ったとしても、街の片隅には痕跡が残り、いまだ人々の記憶の中で息づいているものだ。そんな色街を著者が訪ね歩き、関東近郊40か所の現在を活写した力作。歴史探訪を趣味にしたい人には必携のガイドブックでもある。 【著者プロフィール】 1972年神奈川県生まれ。ノンフィクション作家。写真週刊誌カメラマンを経て、フリーランスとして執筆活動に入る。世間が目を向けない人間を対象に国内はもとより世界各地を取材し、「マオキッズ 毛沢東の子どもたちを巡る旅」(小学館)で小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。近著に「裏横浜 グレーな世界とその痕跡」(ちくま新書)がある。
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-高校2年生の森沢和奏は、ある出来事のせいで人に自分の意見を伝える事に臆病になっていた。彼女には佐野翔梧という幼馴染がいて、思った事をすぐ口にする彼を和奏はいつからか避けるように。ある日の帰り道、2人が乗った電車が大きな音と共に傾き、顔を上げるとそこはいつもの教室で…。いきなり始まった同じ1日を繰り返す日々。リセットのたびに描いていた絵のキャンバスから色が消え、視界の色彩まで変化していることに気づいて――。この現象から抜け出す方法は……!? 過去の後悔と本当の自分に向き合う感涙必至の「青春リライト物語」!!
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4.0意見が対立することや面倒な議論を政治家は先送りにしてきた。経済、医療、安全保障等、すべてにおいてツケは溜まっていくばかり。次の世代がその負債を背負わされ、国が滅びていくのを見過ごして良いはずがない。ならば、どんなに煙たがられようとも、異議を唱え、信じる正論を語り続けるしかないではないか――政界きっての政策通が新型コロナ禍から国防まで直近のテーマをもとに正面から堂々と語る論考集。
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4.5コウテイペンギンはお父さんがミルクを出す!? ツキノワグマのお母さんの奮闘子育て! マウンテンゴリラのパパの背中はかっこいい!! 性別を変えるカクレクマノミにびっくり仰天。さまざまな環境でくらす生きものたちは、どんな「かぞく」のカタチがあるのでしょう。生きものが好きな子はもちろん、動物や魚のくらしに興味を持ち始めたお子さんにもぴったりの、オールカラーで絵本のように読める生き物ノンフィクションです!
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3.4「モノが言えない空気がある」って、おかしくないか? 俺から見たら世の中、へんなことばかり!「ウィズコロナを生き抜くヒント満載!」 テレビ、笑い、人間関係、いじめ、テロと戦争、死生観、憲法九条…etc. 鬼才・太田光が無言の圧力となっている“世間の常識”の上っ面を剥ぎ取り、深層へと迫る! コロナ騒動を追加収録。
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4.0迷走するコロナ対策、度重なる不祥事や利益優先、それでも上がらない投票率......。 世の中のあらゆる「違和感」に、愛とユーモアを込めて一刀両断! 大好評、毎日新聞別刷『日曜くらぶ』に連載中の「松尾貴史のちょっと違和感」書籍化。怒濤の時事コラム67本!巻末には、ミュージシャン・文筆家の近田春夫との対談、「違和感放談」を収録。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
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-本書は知られざる歴史的壮挙というべき大旅行・岩倉使節団の物語である。明治4年11月、廃藩置県からわずか4カ月後、明治新政府は岩倉具視率いる使節団を欧米諸国に派遣した。従うは大久保利通、木戸孝允、伊藤博文ら維新革命の立役者たち。幕末に条約を結んだ米欧12カ国へ、1年9カ月余りにも及ぶグランドツアーである。それは、黒船に象徴される西洋列強の圧倒的なパワーに対する、「誇り高き日本人」の華麗なるチャレンジであった。
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4.5顧みて恥ずべき何ものもない――敗戦後の経営の難局に立っても揺るがなかった信念と矜持! 150年もの巨大企業グループの事業の歴史を支え続けるDNAはいかにして形成されたのか。波乱の時代を生きた三菱の第四代社長・岩崎小彌太は、自らの宿命に従いつつも、信念を貫き通す人であった。グループ企業としての完成や経営理念の確立において、継承者が創業者を超えるほどの存在感を示した事例は、日本の経営史上においても稀有であろう。本書は、「理想なしでは一歩も動けない人」「理想家にして実行家」といわれたその希代の経営者による「継承と創造」の事跡に、三菱グループの研究を長年重ねてきた経済史家の視点から迫った経営者伝である。企業の社会的責任について一貫した姿勢・考え方を維持し、社会のニーズに対応して需要者・消費者の利益に奉仕することを企業目的としたこの事業家から、時代を超えて、現代の企業家・リーダーが学ぶべきところは多い。
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-『ゆきのひのたんじょうび』『あめのひのおるすばん』『おふろでちゃぷちゃぷ』など、やわらかな色彩で、美しい花、かわいい動物、愛らしい子どものしぐさや日常を描いた絵本画家、いわさきちひろ。戦争の悲しみ、苦しみを経験したちひろは、世界中の子どもたちが愛され、幸せであることを願って子どもたちの未来を明るく照らす絵を描き続けます。そんな彼女の生涯をまんがでわかりやすく描いています。 第一次世界大戦終戦直後に生まれたいわさきちひろは、幼いころから絵をかくことが大好きな子でした。 もっと絵を学びたいと思ったちひろは美術の専門学校に行こうと考えます。 しかし、岩崎家の長女で家を継ぐ役目があったため、一度は絵の道に進むことをあきらめます。 その後、悲惨な戦争を経験したちひろは、「もう二度と戦争をしてはいけない」という思いを伝えるために自分にできることを考えます。そして、絵を描くことを通じて平和の尊さを訴えようと決意します。 やさしいタッチで描かれたちひろの絵には、子どもたちの幸せと平和への願いがこめられています。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 四歳より十三年間、昭和天皇第一皇女照宮成子内親王のお相手を勤め、女子学習院高等科卒業、結婚後、独学で京極派和歌・中世女流日記研究を開始…。その異色の経歴と研究者としての業績は一部では「伝説」とも言われているほどである。氏の大正・昭和・平成、その83年間を語って頂いた。「人として、生きるための思想」とは何だったのか、古典文学の面白さはどこにあるのか。その秘密を明らかにする。「女房の眼」を持つ国文学者のロングインタビュー。
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3.7いつ、なにが起きるかわからない―― 緊急事態宣言? それならばと余った牛乳を大量に煮詰め、「日本版チーズ『蘇』」に挑戦。巣ごもりの気晴らしには「ふきのとうの春巻き」「山椒の実の牛すじ煮込み」、知人から届いた新鮮なほやで「ほや飯」を作ってみる―― コロナが変えてしまった世の中でも、人の信頼、味を守る工夫をみつめ、 考えながら進む人は強い。食べる現場はここにある! 気になる「いわしバター」って? 「クッキングパパ」も絶賛した平松さんオリジナル傑作レシピ「パセリカレー」 ってどんな味? 美味しいレシピ満載!「週刊文春」人気連載最新刊 解説・石戸論
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4.2ひとつの土器片が、少年の目を黎明期時代に向けさせた。行商のかたわら赤城山麓周辺の遺跡を踏査し、遂に関東ローム層中の石器文化(岩宿文化)を発見、日本における旧石器文化研究の新分野を開拓した男の不屈の人間記録。1961年群馬県功労賞、1967年岩宿発見の功績により吉川英治賞受賞。行商のかたわら赤城山麓の遺跡を踏査。関東ローム層中の岩宿遺跡を発見、日本の旧石器文化研究の新分野を開拓した男の人間記録。
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-日常生活の中で、「何か変だ」「話の筋が通らない」と感じる事象に直面し、その問題や課題にどう対処してよいか分からないことがしばしばある。そんなとき、私は素人なりにどうして「筋の通らない話」になるのか、「どうしたら筋が通る話になるのか」などその理由を考えたし、これからもそうするだろう。 そんなときの考え方の基本を検討した。理屈は分からないが何かおかしい、と多くの人が感じることは、やはり世の中にとって良いことではないとするのが一つの世論である。その世論を追求することを素人学と呼んで、その理由を考える指針を本書に示した。 2020年4月1日、政府の中央防災会議は富士山の大規模噴火が発生した時の、首都圏の被害推定を一斉に報じた。その中で数百年から1000年に1回ぐらいは起こる巨大噴火では、流れ出した溶岩が神奈川県にまで達すると報じられた。神奈川県の自治体にとって、富士山からの溶岩流が県境を越えてくることなど想像しなかったことであった。 論理的には各自治体は溶岩流入に対し、最悪の事態を想定し対処すべきだ。しかし、現在自治体にとって必要な対策は、その自治体の最も若い職員が定年になる30年か40年先程度ではないか。それが彼らの思考範囲で、それ以上長い期間に対しては、現在の自治体が考えることは無意味に近い。しかし、1000年に一度の現象が明日起こるかもしれない。そんな場合、どのように考え、対処していったらよいのだろうか。このような問題に素人がどう対処すべきか、その考え方を素人学として第1部で考えてみた。 中国で2029年から始まったコロナパンデミック(COVID-19)は、翌2020年2月には日本でも広がり始めた。メディアは連日、この新しい感染症の報道を始めた。ところが、テレビで解説する専門家の話も、首相以下政府関係者の話も、私は理解できないことが多かった。時を同じくしてオリンピックやパラリンピックが問題を含みながらも開催された。そしてようやくなぜ私は理解できなかったのか、その原因が分かってきた。ほかの問題にも応用ができると考え第2部にまとめた。 コロナ禍がようやく峠を越えた2022年2月24日、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった。軍人ばかりでなく女性や子供を含む多くの民間人が犠牲になり、プーチン大統領という独裁者の野望達成のための悲劇と世界中の心ある人々は、自分が何もできないことに切歯扼腕していた。その1年半後10月7日、パレスチナ・ガザ地区からイスラエルへの砲撃が起こり、200名を超える人々がパレスチナに拉致され、イスラエルが反撃を開始した。ハマスを掃討するというガザ地区内でのイスラエルの攻撃は熾烈を極め、多くの民間人が犠牲となった。この2つの戦争から得た素人学的な結論は、戦争を止めさせる、戦争を起こさせない力を発揮できるのは「女性だけである」となった。その詳細は第3部に詳述したが、結果的には本書の最大の目的になった。「戦争の無い世界の創造は、女性たちが世界のリーダーになること」が1つの結論である。
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3.3【紹介文】 岩手県には不思議も奇妙もたくさんある――。 遠野に現れた黄金の狐 深夜の釜石で現れる死者たち 盛岡のビルに絡みつく巨大な蛇 宮古の国道に出る女の怪異 立ち入ってはならない雫石の森 岩手県在住の作家・平谷美樹と岡本美月が、自らの怪異体験談と共に、友人知人たちの怪談を綴る。 ・未曽有の震災から4年、沿岸部に釣りに行ったのだが…「海の声」 ・幼いころ遊びに行った遠野市近郊の親戚宅。蔵の二階から窓を覗くと…「蔵から見た風景」 ・深夜、友人宅から車で帰る道すがら辿り着いたのは…「呼ばれる」 ・東日本大震災の体験者たちから聞いた不思議「震災にまつわるもろもろの話」 ・フライフィッシングに入った遠野の川で遭遇した美しく奇妙な光景「川面の蝋燭」 など、怪異もまた日常の一部と受け入れる人も多い岩手ならではの、土地と死者の記憶の怪談65話収録。
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-藤橋にたたずむ母子の霊、黒森山で聞こえる謎の声、三角点展望台に現る魔物……。二人の怪異収集家が、岩手の恐怖を赤裸々に記す! 【内容紹介】 ●立候補(奥州市) 親子の霊を撮影しようと、深夜の心霊スポットにおとずれた男子高校生の耳に聞こえた囁き声。振り向くと、そこには、暗闇の中で一人満面の笑顔を浮かべる坊やがいたのだ! ●手(盛岡市) 工場に転職後、社宅に引っ越した男性。普段は熟睡できる彼が珍しく目を覚ますと、天井から無数の手が生えていた! これは機械のローラーで腕を失ったものの怨念かもしれない。 ●海座頭(宮古市) ある一族が代々遭遇する妖怪・海座頭。一族を付け狙うかのように現れる海座頭は、ついには幼い家族を襲い始めたのだ!
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-幼くして父を亡くし、母と弟妹とともに、原生林が生い茂る過酷な厳冬の開拓地での暮らしを生き抜いた著者。義務教育終了時に少しでも母の助けになりたい、仕事がしたい、でももっと学びたいという思いに悩む。そんな時に進路指導の教師が勧めてくれたのが働きながら看護学校や定時制高校に行けるという看護師の道だった。勤務地は故郷を遠く離れた千葉・鴨川。故郷を離れる時に母親が言った「文子は、どごさ行っても大丈夫だ」という言葉を心の支えに、仕事の傍ら准看護学校、定時制高校、看護学校と学びの目標を達成。看護師として働いている時に突然理事長から抜擢され、看護専門学校の教員に。ここから看護教員としての歴史が始まる。同時に放送大学でも学士取得、さらには博士号も取得。大学看護学部の助教を経て、新しい看護専門学校の初代学校長として立ち上げから参加。2023年、74歳の時に通算48年にわたる看護教育の現場を終える。それでもやはり「仕事がやめられない」著者はライフワークである学生への講義と74歳から始めたという臨床看護の現場に今も立つ。幼い頃、自分が手伝うことで母や兄弟姉妹が喜んでくれたこと、労働の対価として家族の笑顔と自分への自信がついていくこと。その喜びを今なお持ち続ける著者の、とことん前向きな半生に心を奪われる読者も多いのではないかと思う。幼い頃暮らした岩手の自然の描写も素晴らしい。
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