ドキドキハラハラ作品一覧
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4.540億年前の地球に初めての生命が誕生してから、生物はさまざまな進化を遂げてきた。砂漠や深海といった過酷な環境に適応したり、捕食能力を高めたり、工夫を凝らした繁殖を行ったりするのは、どれも進化という生存戦略の賜物である。そうした中、極限といえるほど特異な生態を得た生物たちがいる。 一生水を飲まずに砂漠で暮らす「カンガルーネズミ」 自分より大きな獲物を丸呑みする魚「オニボウズギス」 越冬のたえに1年に8万キロ飛ぶ鳥「キョクアジサシ」 自ら首を切り離して再生するウミウシ「コノハミドリガイ」など…… 驚きの能力を持つ生物たちを、美麗なイラストとともに紹介。多種多様な「極限生物」の姿を通して、生態の面白さや不可思議さに迫る一冊!
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4.0米太平洋艦隊司令部は移民などの影響もあり、真珠湾ではなくフィリピンに置かれた。そこから日本を牽制しようというのだ。その米太平洋艦隊の主力艦を分断するため、日本帝国軍は兵士と心理分析官たちからなる特殊部隊を編成した!
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4.7人間以外の生物を取り込み成長を繰り返す「キメラ」。それを狩ることを生業とする「狩人」のユーリは何にも縛られない生活を謳歌していたが、ヒト型のキメラと遭遇したことでその身に“謎”を宿すこととなり――。
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4.3
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3.618世紀ロシア、19世紀アラスカ、現代フィンランド……絶滅した海獣ステラーカイギュウを巡り3つの時代に生きた人々が、時空を超え繋がる。史実に基づいた息を呑む冒険譚。各国話題の書! ◆川端裕人さん推薦!!◆ 絶滅した生きものをめぐって、もはや四散しつつある記憶を掬い上げる。 著者の丁寧な語りは、静謐にして緊密だ。 魅了された読者は、自分自身、その静かな残響の一部となっていることに気づくだろう。 ここに絶滅文学の精髄がある。 (内容紹介) 「滅びたものと相まみえてみたいと、だれもが一度は夢見たのではないだろうか」 18世紀のロシア極東カムチャツカ半島(第1部)、19世紀アラスカ南東部(第2部)、現代フィンランドの自然史博物館(第3部)……300年の時を超えて、今はなき巨大海棲哺乳類ステラーカイギュウをめぐる、史実をもとにした息を呑む冒険譚。 葛藤を抱えその再生に情熱を燃やす人々が、いま歴史を変えるーー。 フィンランドですぐれた新人作家の作品に贈られるヘルシンギン・サノマット文学賞受賞&28言語で刊行のベストセラー。 消滅した世界を悼み、文学が弔う壮大な物語。 日本語版装画:ミロコマチコ 装幀:大倉真一郎 【目次】 第1部 栄光か、破滅かーー1741~〈ロシア極東・カムチャツカ半島〉 第2部 征服ーー1859~〈アラスカ南東部〉 第3部 命あるものたちーー1861、1950、2023〈フィンランド・ヘルシンキ〉 【訳者あとがきより】 登場人物それぞれが、時代によって課された制約の中で、 もがき、苦しみ、苛立ち、また喜びに震える、 その心のありようがいきいきと描き出される。 そして、互いに出会うことはない人々の思いが、 ステラーカイギュウを介して時空を超えて交差するとき、 読む者の胸に深く響く物語が立ち現れる。 (略)どれほど資料を集めても埋めきれないもの、 それは実際にその時代を生きた人々の心の襞であり、 そこを想像の力で補って骨太な作品世界を構築した著者の、 作家としての手腕は確かなものだ。
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3.4虚言症が蔓延するアメリカで、稀代の嘘つき男が 仕掛ける奇想天外なロードトリップ―― ピュリッツァー賞候補作家が放つ長編小説、待望の全訳! オブライエン(著)×村上春樹(訳) ある理由で一流ジャーナリストからフェイクニュースの王に転落した中年男ボイド。 カリフォルニアの田舎町でデパートの店長をしている彼は地元銀行の窓口係アンジーに 銃をつきつけ、奪った8万1千ドルと彼女を連れ逃避行に出る。 仕切り屋で喋り通しのアンジーに閉口しつつアメリカを縦断するボイドと、 彼をとりまく大富豪、悪徳警官、美人妻、殺人者――追う者追われる者が入り乱れ、 嘘と疫病に乗って全米を疾走するが……。 ティム・オブライエン、20年ぶりの長編小説。
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3.0偽同心が押し込み強盗。探索の居眠り源之助に将軍御曹子から影御用。 続く奉行所醜聞騒動の陰に三千石名門旗本家への将軍庶子養子入りの噂! 元筆頭同心で今は居眠り番、蔵間源之助が真相に迫る! 南町奉行所の同心を騙る侍一味による押し込み事件が江戸を騒がせている。北町の元筆頭同心で今は居眠り番に左遷された蔵間源之助に、奉行を通して、将軍御曹子から『影御用』が舞い込んだ。偽同心事件はじめ奉行所の権威を揺るがす醜聞騒動を追うなかで、三千石名門旗本家への将軍庶子養子入りの噂が浮かんだ。源之助は将軍御曹子を連れて町廻りに出かけたが……。
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3.0主人公・明槻帆稀。けっして目立たないが、学園を影で支配する男。彼が迷い込んでしまった鏡の中の世界、そこは現実世界の常識が通用しない、「虚構の王」が支配する空間だった。他人の支配を受け入れるわけにはいかない! 明槻帆稀は虚構世界に宣戦布告する!
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4.4新しい戦前? 否、死者の声は響き続けてきた―― ある殺人事件を機に巻き起こる、国家機密の「K文書」を巡る謎・・・・・・。 近現代史の魔法使いが仕掛ける、至高のメガ、もといギガ、もといテラ・ノベル! 1947年東京、石目鋭二はかねてより憧れていた探偵になることにした。進駐軍の物資横流しなど雑多な商売をこなしつつ、新宿にバー「Stone Eye」を開き、店を拠点に私立探偵として活動を始める。石目がレイテ島の収容所で知り合った元陸軍少尉の神島健作は、山形の軍人一家・棟巍家の出身。戦地から戻り地元で療養中、神島の長兄・棟巍正孝夫妻が何者かによって殺害される。正孝の長男・孝秋とその妻・倫子は行方知れず、三男の和春も足取りが掴めない。他の容疑者も浮かぶ中、神島の依頼を受けた石目は、初めての「事件」を追い始める。ほどなく、石目のもとに渋谷の愚連隊の頭から新たな依頼が舞い込む。東京裁判の行方をも動かしうる海軍の機密が記されている「K文書」の正体を探ってほしいと言われるが・・・・・・。 作中に差し挟まれる、dadadadadadaという奇妙なリズムが意味するものとは? 記憶と記録が錯綜する、超規格外ミステリー。
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4.0ロンドン中心部に忽然と現れた、第二の巨大ロボット――あれから9年、ついに恐れていた事態が現実になったのだ! この男性型ロボットが6000年前、地球に巨大ロボット・テーミスを残していった異星種族のものであるのは間違いない。だが、人類を試すかのごとく沈黙を守る巨神に対し、恐怖と打算に駆られた人々は愚かな行動に出る。それが地球滅亡の危機を招くとも知らずに……人智を超えた存在を前に、人類の命運はテーミスと国連地球防衛隊(EDC)に託された! 原稿段階で映画化決定のデビュー作『巨神計画』待望の続編、空前のスケールで登場!
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3.5全世界で1億人の犠牲者を出しつつも、人類が辛うじて滅亡の瀬戸際で踏みとどまってから9年。地球にただ1体残された巨大ロボットを修復したアメリカはそれをラペトゥスと名づけ、自国の思うがままに他国を蹂躙していた。それに抵抗する各国とのあいだで地球に全面核戦争の危機が迫る中、姿を消していたテーミスとエヴァたちがついに地球に帰還する。彼らが語りはじめるのは、6000年前に巨大ロボットを地球に遺してゆき、9年前の危機を引き起こした異星種族との本格的遭遇であった。星雲賞受賞『巨神計画』『巨神覚醒』に続く、三部作完結編!
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3.8セ・パ両リーグ日本一監督による、日本野球への愛の鞭 セ・パ両リーグで日本一監督となった球界の伝説・広岡達朗氏が、84歳になってやっとわかった「野球の神髄」をまとめた、野球人生の集大成的な一冊。 新監督、大リーグから賭博事件、元選手の薬物逮捕といった近年の球界を取り巻く問題まで舌鋒鋭く斬り込んだ、日本プロ野球への「愛の鞭」が綴られている。 もくじ 巨人・高橋新監督の課題 ――まえがきにかえて―― 第1章 名監督の条件とは? 原・巨人の敗因/清原を責めるだけでいいのか/ヤクルト・リーグ優勝の勝因はバレンティンだ/プレミア12の小久保監督は悪くない ほか 第2章 選手指導の神髄 阿部の後継者を育てなかった巨人のコーチ/繰り返されるオリックスの悲劇/メジャーからの復帰選手は1年契約・出来高優先にしろ/松井は巨人に帰ってくる ほか 第3章 日本野球よ、それは間違っている! 日本ハム・大谷の二刀流はやめろ/誤審問題の再発防止は機械化より人を生かせ/バントをしない監督/監督はマウンドへ行け ほか 第4章 頑張れ! 日本のコミッショナー 正力松太郎が泣いている/巨人の賭博事件は氷山の一角/外国人選手の扱い方/プロ野球改革5つの注文 ほか
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-(第1話前編・1話売り版!)姉崎悟は、何よりも大切な幼馴染で想い人である一ノ瀬由奈を暴漢に殺された。復讐の鬼と化し、幾人もの男を殺した悟は、15件の殺人罪により死刑となる。しかし、絞首刑で死んだはずの悟は、ある「異世界」に飛ばされて…?男は全員クズ野郎、男は全員殺すべき!!「シグナル100」「不能犯」の宮月新が描く、新感覚パニックサスペンス!!
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4.4『大いなる助走』から四半世紀、巨匠・筒井康隆が再び文壇の内幕を鋭く描く! パソコンソフト会社で成功を収めた狭山銀次が創刊した、前衛的な文芸誌「ベラス・レトラス」。破格の原稿料に釣られ、常連執筆者となった作家たち。実験的な作風で知られる錣山兼光、ホラー小説の旗手・伊川谷幻麝、盲目の詩人・七尾霊兆、革新的な作品で派手に登場した笹川卯三郎……。そうした作家たちの成功を妬む同人誌作家が爆弾テロを起こすところから物語は始まる。小説世界の内と外は自在につながり、過激なメタフィクションが展開、ついには「筒井康隆」を名乗る人物が語り始める。現代の文学を取り巻く状況を風刺する、ブラックユーモアに満ちた快作。
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3.0ライターのイザベルは、作家アニータの取材のためブラジルを訪れた。アニータの自宅に滞在することになり、到着早々ディナーに向かうが、義理の息子だという男性を紹介されて全身が凍りついた。アレジャンドロ。三年前ロンドンで出会ったけれど、夜をともにしたあと、彼は急用だと言ってブラジルに帰国した――必ず戻ってくるという言葉だけを残して。連絡を待ち続けていたのに、故国でほかの女性と結婚していたなんて!声を失う彼女に近づいてきたアレジャンドロと握手をかわし、その顔を見上げたイザベルは再び全身が硬直した。このうえなくハンサムな顔に、ふためと見られない傷跡があったのだ。■ベテラン作家アン・メイザーが描く、情熱的なブラジル人ヒーローとのラブストーリーです。さまざまなトラブルを経て再会した二人。この恋ははたして?
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3.5アリーシャの父が急死し、その遺言の内容に彼女は愕然とした。父の親友の息子ルーカスと結婚しなければ、父の会社は人手に渡ることになるというのだ。一年前、横暴な夫と離婚したのち、父の会社に心血を注いできた。それを手放したくはないが、もうどんな男性にも興味は持てないのに。しかも、相手はプレイボーイで有名な海運王ルーカス。引き締まった体に、黒髪と黒い瞳を持つたまらなくセクシーな男性だ。仕方なく簡素な結婚式をしたものの、アリーシャは気もそぞろだった。にせの結婚とはいえ、夫婦の義務を果たさなければならないの?だが、初夜のベッドで震える彼女にルーカスは信じがたい提案をした。■エーゲ海を舞台に、愛を知らなかった花嫁と花婿の結婚のゆくえをセクシーに描くストーリーです。
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3.5亡き父の借金のため海運王ルーカスと結婚することになったアリーシャ。王者の名に相応しく美しい肢体と漆黒の瞳をもつ彼は、その危険な眼差しで自分のものになったばかりの花嫁を値踏みするように見下ろした。まるで1枚1枚服をはぎ取られていくような不躾な彼の視線に、アリーシャの忘れたい過去が甦る。飽くことなく奪われ、玩具のように扱われた連夜の記憶…。彼にはとても言えない、大金を出して買った女が、ベッドでなんの役にも立たない花嫁であることを――。
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3.72012年、ムンクの「叫び」が当時の史上最高落札価格を更新する1億700万ドルで落札された。オークション会社サザビーズの手数料を加えると1億2000万ドル。当時の為替レート、1ドル80円で換算すると96億円! オークション会場で展開された息詰まる一騎打ち。ただよう緊張感。そして高値を引き出すオークショニアのテクニック・・・。 マドンナ、ディカプリオ、エリック・クラプトン、ビル・ゲイツといったセレブや、ビジネス界の大物、億万長者ならぬ「兆円長者」たちが、しのぎを削る華やかなオークションの舞台裏へ、アートビジネス裏の裏まで知りぬいたサザビーズジャパン前社長で、世界的な富裕層と交流のある著者がご招待。 戦乱やインフレにも強いアートは資産としても位置づけられており、富裕層の「資産の20%はアート」とも言われている。そのためアート市場は巨大化、グローバル化しつづけている。欧米だけではなく、中国、ロシア、中近東など新興国が台頭する一方、日本は大きな遅れをとっている。 日本にいては目の届かない世界のアート産業の今が分かる!
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエイツ創業者にして、2008年の金融危機を予見した伝説の投資家レイ・ダリオ。世界的ベストセラーとなった著書『PRINCIPLES』では、「世の中では同じことが何度も何度も繰り返し起こる」と説き、そのパターンと因果関係を理解すれば効果的に対応するための《原則》を学べると唱えた。 本書は彼の哲学を債務危機や金融危機に適用し、危機が起きるパターンと因果関係を過去100年間、48のケーススタディーから徹底研究。今後の危機を未然に防ぎ、発生した危機を乗り越えることを目的に、彼が研究した「テンプレート(枠組み)」を3部構成で解説する。 歴史上、何度も繰り返されてきた債務危機や金融危機は、いかなるサイクルで起きるのか。危機が生じるパターンと危機の背後にある因果関係を正しく理解することで、私たちは来るべき危機に備えることができる。金融危機を勝ち抜いたレイ・ダリオが、投資家、政府関係者、債務危機に関心をもつすべての人に向けて書いた、市場と経済を理解するための最高の1冊。
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3.0余命宣告を受けた元パルクール世界王者は、除雪車に轢かれそうな少年を助けようとしたが、間に合わずふたりとも轢かれてしまう。無力感に打ちひしがれて目を覚ますと、見知らぬ異世界に転移していて――!? 分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
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3.5わずか1日ほどの短い「航海」だった なぜ、無謀な沖縄特攻は決行されたのか。沈没の瞬間、何が生死を分けたのか。関係者を徹底取材し、大和の壮絶な最期、生き残った者たちの戦後の苦悩へと迫っていく。巨大戦艦に翻弄された一人ひとりの人生を丁寧に描き出す、渾身のノンフィクション。 ■目 次 今生きる人に、大和が伝えるもの(戸高一成) 第1章:「巨大戦艦・大和」誕生(大島隆之) 第2章:戦場の“大和ホテル”(大島隆之) 第3章:崩れた不沈神話 レイテ沖海戦(大島隆之) 第4章:沖縄特攻下命と「死ニ方用意」(伊東亜由美) 第5章:戦艦大和の最期(伊東亜由美) 第6章:漂流 生きるための闘い(伊東亜由美) 第7章:大和乗組員たちの戦後(伊東亜由美) 第8章: 遺族たちの戦後(大島隆之) おわりに(大島隆之/伊東亜由美) 大和関連年表
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4.0■中国の著しい軍備増強により、もはや過去のものとなった北東アジアにおける米国の軍事的優位。もし、西太平洋を中心とするアジアで戦うことになったら、戦争に勝利するのは米国とその同盟国なのか、あるいは中国なのか。深刻な疑問が投げかけられている。 ■力と野心を押し出す中国に対して米国は、日本はどう動くべきなのか。中国に対抗する反覇権連合とはどのようなものか。なぜ、どのような台湾防衛が必要なのか。日本は反覇権連合の戦略において、どのような位置を占めるのか。中国に勝利するための条件は何か。 ■米国の国防戦略をこの一世代で最も大幅に改定したと評価される「2018年国家防衛戦略」の主導的立役者エルブリッジ・A・コルビーが、中国の覇権奪取の動きに対抗するための「拒否戦略」(strategy of denial)を明快な論理構成で描き出す。 ■ここ数十年で最も情報に富み、米国の防衛戦略を詳細に再評価した本書は、厳密でありながら実践的なアプローチを説き、米国が中国との戦争に勝つためにどのような準備をすべきか、また、適切な戦略の構築が結局は戦争の回避、適切な平和につながることを説く。 ■戦略の大家E・ルトワック、「100年マラソン」説で知られるM・ピルズベリー、国際政治学者J・ミアシャイマーらが絶賛する骨太の戦略書。
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3.8【電子オリジナル特典】・生頼範義イラスト原画2点収録 ・連載第一回の加藤直之イラスト入り「SFアドベンチャー」誌面 ・小松左京直筆原稿 ・小松左京ライブラリ解説 ●地球から五・八光年の宇宙空間に突如出現した巨大円筒形物体“SS”の正体は? 超AI開発プロジェクトの研究員遠藤秀夫は、完全自立型人工知能の開発中に、AI(人工知能)に魂を与えたAE(人工実存)という新しい概念に到達していた。やがてSS探査に送り込まれた“AE”が遭遇したのは、複数の地球外知的生命体の姿だった。日本SFの巨匠・小松左京が広大な宇宙を舞台に、「生命」「知性」「文明」の意味を問いかける、本格SF巨篇にして最後の長篇小説、ついに電子化! 堀晃×山田正紀×谷甲州巻末特別座談会も収録。
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4.5この恋、禁断か否か――。 双子の兄・桐也は些細なことで妹・真麻とケンカをして、自宅を飛び出してしまう。 何気なくマンションの屋上に向かうと、同じく双子である友人・和馬が座っていた。 お互いの家事情を語り、うらやましがる2人。 『お互いのキョーダイが入れ替わればいいのに』 2人の少年は、そんな言葉を夜空に投げかけるのだった。 ――8年後、相変わらず桐也と和馬の関係は変わっていない。 ただ、一点を除いては……。 「私、桐也が好き」 真麻から絞り出されるその言葉に、桐也は息を呑む――。 その想いが、その認識が交錯する、ツインズクロスストーリー、開幕。
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4.2ある日、放課後の教室で尾瀬友樹が居眠りから目覚めると、なぜか爪にカラフルな色がついていた! その原因はクラスのイケメン、一ヶ谷侑。クールな彼の意外な趣味に驚きつつも秘密の時間を共有することに、尾瀬はなぜか優越感を感じて…? このモダモダさはクセになる――寡黙系男子×男気系男子の青春きゅん恋!!
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3.6【購入者限定 電子書籍版特典あり】 当コンテンツを購入後、以下のURLにアクセスし、利用規約に同意の上、特典イラストを入手してください。 【あなたのこと、愛(め)でさせて♪】 “俺はこの日、彼女に喰われてしまった――。”優秀でありながらも生活に困窮していた大学院生の樫月は、国会議員の娘、九条芽衣花の家庭教師を引き受ける。箱入り娘の芽衣花は、名家の令嬢として英才教育を受けている一方で、食虫植物に強い興味を持っている、少し変わった女の子だった。ある日、樫月の言った「お願いします」のひとことが、芽衣花の態度を一変させ、<ふしだら>な関係が始まってしまう…。 (C)2020 George Mikumo
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3.8※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ペンギンやマンボウは海中で、ミズナギドリや鵜は大海原で、どうやって餌を捕り、活動しているのだろうか?観察できない動物の行動を調べる-そんな研究が、記録装置「データロガー」を取り付けることで可能になった。動物自らがとってきたデータから、泳ぎ、羽ばたく野生の姿を、生き生きと再現する。現生動物から翼竜まで、動物たちの知られざる姿が明らかに。
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4.2一体どこから、何が狂い始めたのか。 堕ちた英雄が見た栄光と地獄。 10万部突破の衝撃の書、ついに文庫化。 「自分の人生を振り返って、どこからおかしくなったのかとか、 狂い始めたんだろうとか。苦しかったですね……」 覚醒剤取締法違反で逮捕され、2020年6月15日に執行猶予が満了した清原和博。 怪物の名をほしいままにした甲子園のヒーローは、なぜ覚醒剤という悪魔の手に堕ちたのか。 岸和田のやんちゃな野球少年がPL学園に入学、ドラフト事件で盟友・桑田と訣別。 西武の4番として輝いた日々、巨人移籍後の重圧と屈辱。 “番長”を演じ、ピアス、刺青、肉体改造……そして覚醒剤に出遭う。 「僕は、そこから闇の世界に入っていきました」 栄光と転落の半生と、自らの罪を悔いながら、鬱病、薬物依存症とたたかう日々を赤裸々に綴る。 ※この電子書籍は2018年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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4.5「あの頃、原辰徳に憧れて、清原和博に恋をした。」 4番サード原に夢中になり、大人になっても原監督を追いかけ2019年に「原辰徳に憧れて -ビッグベイビーズのタツノリ30年愛-」を上梓した著者が送る集大成的コラム集の第二弾! これほど笑顔と涙が似合うプロ野球選手は見たことがない。しかめっ面の番長になる前のそんな痩身で八重歯のキヨマーが大好きだった。 だから何かと世界中で気が滅入るニュースが多い今こそ、明るく元気でクレイジーな「ライオンズの清原和博」を徹底的に書きたくなったんだ。 (本文より抜粋) 「プロ野球死亡遊戯」でお馴染みの最強野球ライター中溝康隆が最強〝青の時代のキヨハラ〟を膨大な過去資料から書き尽くす。 さらに、清原和博全ホームランを特別収録。西武時代のホームランには著者による極私的ホームランレビュー掲載!! 【目次】 ・memory of 1986-1996 ・なんてったってキヨハラ 第1章 1985-1987 獅子(レオ)の章~運命のドラフト、そして涙の日本一~ ・1985年 天才ふたりのシャイな言い訳 ・1985年 あこがれて、ふられて、悔しくて泣いた ・1986年 PL4年生 ・1986年 ノッてる怪物 ・1986年 新人類 ・1987年 未来は僕等の手の中 ・1987年 真夏の夜の夢 ・1987年 涙が止まらへん ・HOMERUN REVIEW 1986-1987 第2章 1988-1991 頂点(バブル)の章~狂熱の時代のスーパースター~ ・1988年 好景気ニッポンの顔 ・1988年 人生の必須科目 ・1989年 ホームランと欲望の日々 ・1989年 土地ころがしよりバット投げ ・1990年 プロ野球は清原のためにある ・1990年 1億円の男 ・1991年 情けねぇ ・HOMERUN REVIEW 1988-1991 第3章 1992-1996 別離(ホームイン)の章~最後の対決と夢の終わり~ ・1992年 主役交代の予兆 ・1993年 泡沫 ・1994年 逆襲のKK ・1994年 視聴率40%のKK対決 ・1995年 野球がホンマに好きやから ・1996年 ラストブルー ・HOMERUN REVIEW 1992-1996 1996...goodbye blue ・1996年 青空(キヨハラ)と少年 ・ホームランインデックス 1997-2006
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3.6社会人二年目、丸印出版の企画営業部(雑誌広告担当)に勤める西富(ルビ:にしとみ)みのりは、 ノルマに追われる日々を送っていた。 休日の外回り中、雨宿りのために偶然立ち寄った湘南の青果店『フジミ青果』で、 みのりは〈野菜嫌い〉の店主・亮二(ルビ:りょうじ)と出会う。 その店は、一見ごく普通の青果店だが、 実は野菜も果物も売っていない「青果のコンフィチュール」専門店だった。 試食をさせてもらったみのりは、そのおいしさに感動すると同時に、 このお店をぜひ、自分の担当するグルメ雑誌で紹介したいと強く思う。 そんな話を切り出したみのりに、それまでの優しそうな表情を一変させた亮二は「帰れ!」と一喝するのだが――。
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3.9【電子限定版】描き下ろし番外編収録。●「優しくて顔もいいし、背が高くて可愛げもある――おまえみたいなやつ………だいっきらい」過去のトラウマから、ゲイであることを隠している牧野(まきの)。けれど上司から理不尽に叱られているのを助けて以来、新人の青木(あおき)に懐かれている。何度断っても昼休みに一緒に食事をしたがり、終業後も尻尾を振ってついてくるのだ。そんなある夜、飲み会で泥酔し、介抱してくれた青木に全裸で迫ったあげく寝落ちてしまった!! 「あれから、女の子といても無性に牧野さんに会いたくなるんです」軽蔑されるどころか、なぜか青木はさらに距離をつめてきて…!?
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3.0高校時代から手探りでSNSの使い方を模索し、 現在は総フォロワー170万人(2020年1月時点)を超えるという佐藤ノア(@sugales_noah)。 ガールズバンドのボーカルや作詞を手掛ける一方、 ファッションモデル、SNSプロデューサーなど 多彩な活動をおこなっている。 「何言われても 褒め言葉にしか聞こえない病気なんだよね」 「人類で一番好きなのはつねに自分」など、 ポジティブでキッパリとした発言が 女子中高生を中心に支持を集めているが、 決して根から明るい性格ではなく、 「高校には馴染めなかった」という。 そんな彼女がどんな思考や戦略で 好きなことを仕事にして 自分の強みを世に発信してきたのか、 その秘密に迫る1冊。 「マイナビ学生の窓口」で連載した 「佐藤ノアの人生道場」のほか、 本書のための書き下ろしコラムや写真、 本人直筆メッセージもたっぷり収録。 == 【本書のおもな内容】 はじめに 1章 やりたいこととできることはそうそう一致しない(理想と現実の見方) 2章 夢がなくても生きていける(将来の悩み解決策) 3章 自己肯定感の低さやネガティブは人生が損(自分の不安解消法) 4章 モテていれば許される(人間関係や恋愛について) 5章 悪口や噂話で落ち込むお豆腐メンタルをなんとかするには(SNSとの賢い付き合い方) 佐藤ノアの話 おわりに ==
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4.0>>奇想天外! お菓子が大好きなオニババとなずなたち姉弟の、唯一無二なはちゃめちゃ妖怪コメディ!<< ザッ! 何かが木の上から飛びおりてきて、二人の前に立ちはだかりました。 おばあさんです。ボロボロのきものを着たしらが頭のおばあさん! 「ギャアアアアアアアアア!!!!」 二人は、心ぞうが、10000000mもかなたにふっとんだみたいになって、グルリと向きを変えると、むちゅうでにげだそうとしました。 でも、おばあさんときたら、ビョ~ンッ!! 二人の頭の上をラクラク飛びこえて、通せんぼしてきたんです。 あわてて、また向きを変えたら、またビョ~ン! おばあさんはまた、二人の頭の上を飛びこえて通せんぼして、 「だれのウワサしていたんだい?」 ゾクゾクするようなしゃがれ声でささやいて、二人の腕をグッとつかみました。 (本文より) シラギク山に住むオニババに遭遇した姉弟のなずなとせり。おっそろしいことに、オニババったら、やわらかい子どもが大好物だって言うんです。子どもより、もっとおいしいものがありますよ!と駆け込んだのは町のコンビニ。だって食べられるわけにはいきませんからね。やわらかいシュークリームを紹介すれば、きっと気に入ってくれるはず……でしたが、お菓子を食べすぎたオニババはその場にぶっ倒れてしまい!? なずなとせり、大ピンチです! イラストを担当するのは漫画家・アニメーターのかずきおえかき。奇想天外な世界を大迫力でお届けします! 【対象:小学校中学年以上】
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3.3華麗なる和風ファンタジー、開幕!皇族ながら、両親の愛を知らずに修道尼院で育った皇女・咲耶(さや)。真秀皇国(まほらこうこく)の皇帝しか見るはずのない予知夢を見る咲耶は、それを他言することを厳しく禁じられていた。隣国に嫁ぐため渡海したある日、夢で故国の惨状を知るも、咲耶は知らせる術がない。しかし――。権謀渦巻く皇国で、特異な生を受けた少女の運命は。
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3.0アイリス・ジョハンセンが描くスリルとときめきのラブ・ロマンス! 美貌のフィギュア・スケーターと彼女を見守り続けた後見人 年の差を越えた純愛のゆくえは―― 二十歳のダニーはフィギュア・スケートのオリンピック選手。幼い頃に両親を亡くして以来、オリンピックの金メダリスト、アンソニーの庇護のもと競技に打ち込んできた。ダニーは自分を大切に守り育ててくれた後見人を慕い、いつしかそれは淡い恋心に変わっていくが、どこか距離を置いて接するアンソニーの態度にもどかしさは募るばかり。そんなおり、オリンピック直前の大会でミスをしたダニーはアンソニーから故郷の屋敷に呼び出され、そこでふたりの関係を一変させる出来事が起きて……!? 原題:White Satin
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3.51994年、緑のジャングルと茶色い川をかかえる亜熱帯の町に、理解不能な言葉を話す9歳から13歳の子どもたちの集団がどこからともなく現れた。その存在は徐々に大人たちの日常に罅を入れていき、やがてスーパー襲撃事件という大事件を起こす。そして数ヶ月後、32人の子どもたちは一斉に命を落とすに至った──。社会福祉課長としてこの出来事に関わった語り手が、22年後のいま語る、その顛末。現代スペインを代表する作家が描く、子どものかわいらしさと暴力性、野生と文明、そして保護と支配。一読忘れがたき恐るべき寓話が、待望の文庫化。
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3.0【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 輝くように美しい花とユニークな形の球根をもつ植物たち。いま注目の水栽培のほか、便利な資材や生活雑貨でスタイリッシュに。 ビザールプランツ(珍奇植物)の流行で、南アフリカ原産のユニークな球根植物が脚光を浴びています。また、近年、フラワーアレンジメントのジャンルでも、球根植物の人気が再燃しており、球根を土に植えるだけでなく、球根を見せて根ごとアレンジメントに使うなど、自由に飾ることがトレンドになっています。 本書は、輝くように美しい花とユニークな形の球根をもつ植物たちを、多種多彩に栽培してきた著者による、球根栽培と実例の画期的なガイドブックです。いま注目の水栽培のほか、便利な資材や生活雑貨を多数使って、自由に、そしてスタイリッシュに暮らしに取り入れる方法をご紹介いたします。 竹田 薫(タケダカオル):球根で人気のネットショップ「球根屋さん.com」で店長を務める。「園芸ガイド」でも人気の園芸家。センスがよい寄せ植えやアレンジに定評があり、アイディアも豊富なガーデニングの達人。講習会やトークショーなどでも活躍。
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4.0紋章によって魔法の適性が決まる世界。神聖ルクシア帝国の第六皇子・アレクは七歳のとき、使えばたちまち悪魔になると言われている【闇魔法】の紋章を授かってしまう。 周囲に蔑まれ、宮殿に引き籠るようになったアレクは人生の最期、一目見たいと【闇魔法】を使うが……。 『どうしてこいつの体を奪えないのよ!?』 「俺は、悪魔にならないのか……?」 アレクの紋章は、悪魔に身体を乗っ取られずに【闇魔法】を使うことができる特別な紋章だった! だが今更気づいてももう遅い……そう後悔しながらアレクは目を閉じ──、 目覚めると、七歳の自分に戻っていた!? 「なら、やることはひとつ……この第二の人生で、【闇魔法】を極めるんだ!」 あらゆる魔族を【闇魔法】で眷属にし、アレクはその最強の仲間とともに理想の国を作っていく──! 嫌われ皇子による人生やりなおし・辺境開拓ファンタジー! さらに【電子特別版】には、ここでしか読めない書き下ろしストーリーも収録!
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4.3エリクシール王国の第1王女・ロゼリアは、周囲から「毒姫」と忌み嫌われていた。王族は代々、キュアポーションを生み出す癒やしの力を持って生まれるのに、彼女は毒しか生み出せなかったからだ。母が亡くなったことを契機に父王に、条件つきで王位継承権を認められる。「成人する18歳までに癒やしの力を身につけること」「その間何者も毒の力で傷つけないこと」…孤独に堪えながらも、癒やしの力を身につけようと努力を重ねていくロゼリア。そんな彼女にある転機が訪れる──!? ※同タイトルの1~2話を収録した合冊版です。重複購入にご注意ください。
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4.0「私との婚姻を希望するのであれば、職業としての公爵夫人の席は用意する」――流浪の民の血を引き、社交界で冷遇されている公爵令嬢ミューティア。王命で、ひきこもりの廃嫡王子アレクシスとの縁談が決まったが、彼から「職業婚」を言い渡され、つい対抗してその失礼な提案を受け入れてしまう。こうして最悪な婚約関係が始まったが、『流浪の一族の歌姫』という裏の顔を持つミューティアは、歌姫の熱烈なファンで、魔物から助けてくれた下町の退魔士ジーフィスが気になるように。婚姻は貴族令嬢の務めと分かっていても、素直に好意を示してくる彼に惹かれていく。ところが、職業婚を提案してきたアレクシスからもなぜか猛アプローチが始まり!?
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4.3小説「ルニアのため息」の主人公の姉(エドナ)に憑依転生した私。 主人公である弟は女主人公に対しあらゆる悪事を働き、皆から嫌われるクズ男だった。 さらにエドナは暗黒病を患い余命3年だった。 しかし原作を読んでいた私は暗黒病の治療法を知っていた。 それは強い神聖力を持った人物と触れること!ただ問題は、それが皇室の厄介者の第3皇子で、小説の女主人公の兄カルンだということ。 偶然を装った出会いで契約婚約にこぎつけるため、孤軍奮闘するが、想定外の展開が…! エドナはカルンを愛する会、略して「カル愛」の会員だと誤解されてしまい…
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3.6頭脳明晰で眉目秀麗、そして誰にでも分け隔てなく親切な、若き公爵エリオット。 そんな彼が、姿を見ただけで美しい顔を歪めるほど苦手な人物――それが彼の婚約者であり、本日妻となったアメリアである。 幼い頃は仲睦まじく過ごしてきた2人だったが、両親が亡くなり、養父に監禁されるという困難を乗り越えたアメリアがエリオットと再会する頃には、彼は彼女に冷たい瞳を向けるようになっていた。 親が決めた婚約だからと契約を破棄することなく今日を迎えてしまったエリオットを解放するため、アメリアは彼に離縁を申し出るも、エリオットはアメリアに無理やりキスをし身体を暴こうとしてきて!? 必死に抵抗するアメリア。しかし、次に口を開いたエリオットは、まるでかつての、アメリアを慈しむ優しいエリオットそのもので……? 「アメリア、ごめん。こんなに君に嫌われているのに。俺は今、ようやく君に触れられたことを喜んでいる」 呆然とするアメリアに、態度が急変した彼が語った出来事は、アメリアをさらに困惑させるものだった――。
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2.8クラスメイトから嫌がらせを受けていたときに階段から足を滑らせ階下へと落ちてしまった仲谷枢。目を覚ますとそこは天国――ではなく、なんと異世界だった!? 第二王子のアシュレイという男に保護された枢は、アシュレイの住む王宮で暮らすことになる。精霊に愛され精霊魔法が扱える枢は神子と呼ばれ、周囲の人々から大事にされていたが、異世界に来る前に受けていたイジメのトラウマから、なかなか自信が持てないでいた。しかしアシュレイはそんな枢を優しく気遣ってくれる。枢はアシュレイに少しずつ恋心を抱きはじめるが、やはりその恋心にも自信を持つことができないでいて…… ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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