ビジネス・実用 - 新潮社作品一覧

  • 「猛毒大国」中国を行く
    3.5
    化学物質まみれの偽食品工場、劇薬すれすれの漢方薬、各地に点在する「癌村」……日本では考えられない杜撰な食の安全基準と環境汚染。「冷凍ギョーザ事件」は起こるべくして起きたのだ。十年以上にわたって現場に足を運び取材を続けてきた著者が、発がん性薬品で漂白する春雨、本物そっくりに作り上げる人造卵、冬瓜に合成着色料を入れて作られた月餅など、猛毒大国の驚くべき内情を徹底的に暴く――。

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  • もう一人、誰かを好きになったとき―ポリアモリーのリアル―
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    相手の合意を得たうえで、ふたり以上の恋人やパートナーを持つ――そのような関係性をポリアモリーという。不倫や浮気とは何が異なる? 嫉妬の感情は生まれないのか? 子育てはどのように行うのか? 社会のなかで抱える困難とは? 日本に暮らす当事者100人以上に取材・調査してその実態を伝える、国内初の複数愛ルポルタージュ。
  • 目的への抵抗―シリーズ哲学講話―(新潮新書)
    4.3
    自由は目的に抵抗する。そこにこそ人間の自由がある。にもかかわらず我々は「目的」に縛られ、大切なものを見失いつつあるのではないか――。コロナ危機以降の世界に対して覚えた違和感、その正体に哲学者が迫る。ソクラテスやアガンベン、アーレントらの議論をふまえ、消費と贅沢、自由と目的、行政権力と民主主義の相克などを考察、現代社会における哲学の役割を問う。名著『暇と退屈の倫理学』をより深化させた革新的論考。
  • 藻谷浩介対話集 しなやかな日本列島のつくりかた
    4.3
    1巻1,056円 (税込)
    農業、医療、商店街、限界集落、観光、鉄道、まちづくり……地元から奇跡が始まっている! 地域再生の現場を知り尽くす著者を驚かせた7つの意外な“現場の智恵”とは? 「ゆるキャラ」「B級グルメ」路線とは正反対の発想法で、地元の誇りを大切にしながら、より永続的にコミュニティーの活力を生み出す「地元の経営学」。
  • 「最も危険な政治家」橋下徹研究 孤独なポピュリストの原点
    -
    「改革」と称して次々と奇策を繰り出し、それを疑問視するものは徹底的にやりこめる。チャパツの弁護士から政治家に転進し、自身の政党まで作り上げたこの人物は、いったい何に突き動かされているのか。そして彼の思想、行動力はどんな環境が育んできたのか。新潮45掲載時に大反響を呼び、いくつもの後追い記事を生んだ「橋下徹研究」の嚆矢。
  • モナ・リザは高脂血症だった―肖像画29枚のカルテ―
    3.7
    多指症で劣等感に苛まれていた秀吉、急性驚愕反応に襲われた家康、バセドー症の信長、ジャイアント馬場顔負けの巨人である宮本武蔵、重度の糖尿病だった藤原道長、男性型脱毛症に悩むセザンヌ、アレクサンダー大王は筋性斜頚、ミロのヴィーナスの外反母趾、「四谷怪談」お岩は上顎癌だった――。歴史上の人物たちを、残された肖像画をもとに、現代医学の見地から診断してみれば、アッと驚く素顔が見えてくる。

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  • もののけの正体―怪談はこうして生まれた―
    3.5
    鬼に襲われた、天狗に出くわした、河童を目撃した……ほんの数十年前まで、多くの日本人が、妖怪や幽霊など「もののけ」の存在を信じ、体験や伝説を語り継いできた。もののけたちはどうやって生まれてきたのか。日本の怪談や奇談の数々から民俗学的な視点で、その起源の謎に迫る。日本古来の妖怪や魔物をはじめ、江戸時代の化物、琉球地方や蝦夷地のアイヌに伝わるもののけも多数紹介! 日本人の恐怖の源泉を解き明かす。

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  • 問題発言
    3.0
    政治家は激情にかられて口走り、財界人はつい本音を漏らし、芸能人はうっかり口を滑らせ、スポーツ選手は浅はかにしゃべり、マスコミは煽情を先走らせた……かくも愚かで、あまりに理不尽、思わず失笑してしまう暴言、迷言、珍言が満載。一九四五年の終戦から東日本大震災の二〇一一年まで、六十六年間に放たれた発言は、どのような問題を引き起こしてきたのか? 「舌禍」の日本戦後史。

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  • モーツァルト―作曲家の物語―
    3.3
    音楽に天賦の才を持ち、「トルコ行進曲」、オペラ「フィガロの結婚」、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」など、心に残る数々の名曲を生み出したモーツァルト。父親とともにヨーロッパの宮廷を歴訪し、喝采と称賛を浴びた神童時代から、病と困窮のうちに死を迎えた不遇の晩年まで――豊富な資料と綿密な現地取材で描く、作曲家の波瀾の生涯。『モーツァルト―美しき光と影―』改題。
  • 野生化するイノベーション―日本経済「失われた20年」を超える―(新潮選書)
    4.3
    「アメリカのやり方」を真似すれば、日本企業の生産性は向上するはずだ――そんな思い込みが、日本経済をますます悪化させてしまう。米・英・蘭・日で研究を重ねた経営学のトップランナーが、「野生化」という視点から、イノベーションをめぐる誤解や俗説を次々とひっくり返し、日本の成長戦略の抜本的な見直しを提言する。
  • ヤセないのは脳のせい
    3.0
    成功の鍵は、脳にあり! どうすればヤセるか頭ではわかっているのに、なぜ上手くいかないのか? 十キロのダイエットとその後のリバウンドを経験した脳科学者が、自らモニターとなりその理由を徹底分析。「最大の敵はストレス」「やる気は必要ない」「シンプルに考える」など、脳を“その気”にさせるコツを大公開。その先にあるのは、自分を変える勇気の大切さだった。ありそうでなかった、脳に効くダイエット論!
  • やっぱり見た目が9割
    3.5
    目が輝いている人と死んでいる人、オーラのある人とない人はどこが違うのか? 面接や人間関係で真に必要な能力は? 全ての鍵は「見た目(=非言語情報)」が握っていた! そう、私たちは、やっぱり「見た目」の虜なのだ。人は相手を〇・五秒で判断する生き物なのだから――ミリオンセラー『人は見た目が9割』から八年。あらゆるジャンルを題材に「非言語コミュニケーション」の本質、威力、面白さを論じた一冊。
  • ヤフートピックスを狙え―史上最強メディアの活用法―
    3.3
    現在、日本最強のニュースメディアは「ヤフートピックス」である。ここで言及された商品は爆発的に売れ、地方都市のイベントでも全国的な注目を集めてしまう。逆に言えば、「宣伝費ゼロ円」で話題を作り出すことが可能になるのだ。「ヤフー」へニュースを提供し、「トピックス」への記事掲載経験も豊富なウェブ新聞の編集長が、「誰でもできる話題作りのノウハウ」を開陳する。

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  • 『山と食欲と私』公式 鮎美ちゃんとはじめる山登り―気軽に登れる全国名山27選ガイド―
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 富士山、木曽駒ヶ岳、燕岳、剣山……老若男女、登山ビギナーでも挑戦しやすい27座を、『山と食欲と私』の主人公、単独登山女子の日々野鮎美が案内します。計画も装備も、マナーもトラブル対処も、コミックスのコマと写真で分かりやすく解説。登山の心得は、この一冊ですべてOKです! 本書だけの描き下ろし漫画も収録。 ※当電子版は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ご了承ください。
  • 山とハワイ 上―登れ!世界最大の山 ハワイ島篇―
    3.8
    1~2巻1,650~1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界最大の山に登り、宇宙に放り出されたような星空を観察。グルメに町歩き、自然も歴史も満喫したハワイ島で、一生忘れたくない景色と人に出会った。「アロハ」と笑顔で挨拶すると、あたたかい気持ちになるのはなぜだろう? いるだけでハッピーになれる、ハワイの魅力が満載! 上下巻、全12章オールカラーのコミックエッセイ。
  • やめないよ
    4.0
    これまで本当にいいサッカー人生を送ってきた。でもそれは昨日までの話。今日もすぐに過去となる。明日をどんな一日にして、どう自分を高めるか。僕はそれだけを考えていたい──。40歳を超え、若手選手とは親子ほどの年齢差になっても、あくまで現役でサッカーをプレーし続ける。そんな「キング・カズ」が、苦楽を味わいながらみずから刻んだ足跡と思考の記録。
  • 湯川博士、原爆投下を知っていたのですか―“最後の弟子”森一久の被爆と原子力人生―
    4.0
    1巻1,232円 (税込)
    “原子力村のドン”と呼ばれた森は、晩年になって、ひとつの謎に苛まれていた。父母係累を一瞬にして喪い、自身も爆心地で被爆した昭和二十年夏の広島。あの日、あの場所に“特殊爆弾”が落とされることを、恩師の湯川秀樹は知っていたと聞かされたのだ。自分の原子力人生を決定づけた恩師の真意は、いったい何だったのか。
  • 夢と欲望のコスメ戦争
    3.7
    奈良の女帝から平成のコギャルまで、いつの世も女たちは美を追い求めてきた。華やかな宣伝と魅力的なパッケージによって、時には純金より高価でも、人類の半数を惹きつけてやまない化粧品。水面下では、貪欲で気まぐれな消費者とメーカー、小売店の熾烈な知恵比べが繰り広げられる業界でもある。「美白」「ガングロ」「目力」など身近なキーワードを通じて、世相を映し流行を生みだす化粧品世界の舞台裏に迫る。

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  • 「ゆらぎ」と「遅れ」―不確実さの数理学―
    4.5
    1巻1,056円 (税込)
    「安定」「正確」を求める現実社会は、じつは「不規則」や「不確実さ」に満ちている。そうした「不確実性」は、時に予想もしない効果をもたらしたり、有益な働きをしてくれる。トーナメント戦での番狂わせ、犯人追跡の意外な方法、免震制御、時間差による攻撃手段など。身近にある不安定現象を挙げながらその意外な効用を説く。
  • 赦す人―団鬼六伝―
    5.0
    昭和6年。文士と親しく交流する女優の母と相場師の父との間に鬼六は生れた。純文学を志すが挫折、酒場経営で夜逃げ、一転中学教師を経て、SM作家として莫大な稼ぎを得る。しかし、映画製作や雑誌の発行に乗り出し破産。周囲は怪しげな輩が取巻いていた……。栄光と転落を繰返す人生は、無限の優しさと赦しに貫かれ、晩年に罹患した病にさえも泰然としていた。波瀾万丈の一代記。
  • 養老孟司の大言論I 希望とは自分が変わること(新潮文庫)
    完結
    3.3
    人は死んで、いなくなる。ボケたらこちらの勝ちである。人生に多少の危険はつきものだ。若者に独創性を説くのは害であろう。教育の本質は「人を変える」こと。自分がどういう面で変わり、どういう面で変わらないか、歳を取ってもわからない。そこに、希望がある。世界が変わるのではない、自分が変わるのである――。9年間40万字を費やした連載の集大成、「大言論」シリーズ第1巻。
  • 余計な一言
    3.9
    なぜあの人にムカつくのか? 「だって」「しかし」の連発、「行けたら行く」「なくはない」という曖昧な物言い、面白くもない辛口コメント、「頑張れ頑張れ」の繰り返し、バカ丁寧な敬語の乱用……人間関係を悪化させる元凶は「余計な一言」だ。28の実例と解説を、頷き、笑いながら読むうちに自然と予防策が身についていく。コミュニケーション能力が確実にアップする「声に出して読んではいけない日本語」への処方箋。
  • 予測学―未来はどこまで読めるのか―(新潮選書)
    3.5
    ウイルスの感染率、天気予報、地震・噴火、エスカレーター乗降時の無意識な動き、文字変換、カーナビや自動運転、株式市場、開票結果、世論調査、平均寿命、ガン患者の余命――社会は「予測」に満ち満ちている。スーパーコンピュータなど科学技術の進歩により、この傾向はどこまで進むのか。自然現象、社会現象など、あまたの「予測」を数理学者が読み解く。
  • 甦る教室―学級崩壊立て直し請負人―
    4.3
    北九州の地で荒れたクラスを次々に再建し、教育界の熱い注目を集める「日本一忙しい小学校教師」菊池省三。子どもの瞳に輝きが戻り壊れた教室が甦る、その秘密はどこにあるのか。「ほめ言葉のシャワー」「成長ノート」等の指導法で、自立心と他人を敬う心を育てる「菊池式教育観」に、かつての教え子が迫る。『学級崩壊立て直し請負人 大人と子どもで取り組む「言葉」教育革命』改題。
  • 読む人間ドック
    3.0
    「肩がこる」「腰が痛む」「もの忘れする」。誰でも年齢を重ねれば、体に多少のガタがきても不思議はありません。しかし、「いつもの症状」の背後に実は深刻な病気が隠れているとしたら――。本書では代表的な四十五の自覚症状を取り上げ、意外な病気と治療の最新知識を紹介。危険度の自己判定にも医師の診断にも役立つチェックリストを配しました。安易に見過ごす前に、慌てて病院に駆け込む前に、一家に一冊の必読書!

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  • 「弱くても勝てます」―開成高校野球部のセオリー―(新潮文庫)
    3.6
    甲子園も夢じゃない!? 平成17年夏、東大合格者数日本一で有名な開成高校の野球部が、東東京予選ベスト16に勝ち進んだ。グラウンドでの練習は週1日、エラーでも空振りでもかまわない、勝負にこだわりドサクサに紛れて勝つ……。監督の独創的なセオリーと、下手を自覚しながら生真面目に野球に取り組む選手たちの日々。思わず爆笑、読んで納得の傑作ノンフィクション!
  • 「ヨン様」とは何か――『冬のソナタ』覚書
    5.0
    「ヨン様」とは何か――『冬のソナタ』覚書(新潮アーカイブズ) 『冬のソナタ』が日本で圧倒的な「韓流ブーム」を巻き起こしたのは、実はこのドラマに「韓国的なるもの」が欠落しているからである――。同時代の韓国映画との比較、日本の少女漫画や村上春樹作品との関係、韓国の戦後史やインターネット掲示板の影響にも光を当てながら、長年にわたって韓国の映像文化を観察し続けてきた四方田犬彦氏が徹底分析する。『冬ソナ』のあらすじもわかります。

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  • 40歳からの仕事術
    4.0
    学習意欲はあるが時間はない、いまさらMBAも業腹だ。既定路線をひた走る先輩と、学習に投資する余地のある後輩に挟まれた、迷える40代ビジネスマンよ決起せよ! 英語学習法、考える技術、分析、コミュニケーションに時間管理――。貫徹した「戦略」の視点に立って、同世代の筆者が自らの経験とMBAのカリキュラムから、現場で役立つスキルを「いいとこ取り」で伝授する!

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  • 4割は打てる!
    3.0
    バース(・389)、イチロー(・387)、内川(・378)……。「あと少し」まで行った打者は何人かいるが、戦後プロ野球で「夢の4割打者」は誕生していない。しかし、日米の歴代ヒットメーカーの成績を徹底調査すると、決して不可能な数字ではないことが分かってくる。「俊足」は絶対条件ではなく、キーポイントは「対右投手」「四球」「固め打ち」だ。超絶的なデータ分析から見えてくるプロ野球の奥深い真実。
  • ライムスター宇多丸の映画カウンセリング(新潮文庫)
    3.9
    「オススメの映画は?」と問われたら、まずその人の悩みを聞くべし。それが相手にピッタリの映画を導き出す近道です! 人間関係の苦しみ。親の介護。差別への憤り。政治への不満。生きる意味。人生相談に応じて宇多丸が触れる400本以上の映画の中に、必ずあなたの特別な一作がある! 映画、音楽、ミリタリーからアイドルまで、あらゆるカルチャーに通じる才人による、刺激的な映画ガイド。〈文庫版特別収録〉岡村靖幸と宇多丸が人生相談に答える、豪華対談!
  • ラウンドトリップ 往復書簡
    -
    GENERATIONS from EXILE TRIBEのヴォーカル・片寄涼太と、彼をデビュー前から知る作詞家・小竹正人。二人の出会いや懐かしい出来事、それぞれの家族の話や恋愛観、結婚観まで、戦友のような二人が互いに宛てた往復書簡集。「こんな涼太、見たことない!」と小竹に言わしめた撮り下ろしグラビア16ページと巻末に特別対談も収録。
  • らせん状想像力―平成デモクラシー文学論―
    -
    平成年間、日本文学はグローバル商品として拡散する一方、インターネットの浸透により市場は収縮した。明治以来の制度が根本的な変容を迫られる中、「私」は異常化し、「世界」はディストピアに変わり、「言語」は世俗化され、作家たちの意識は迷宮化し渦を巻く……圧倒的なスピード感でテキストを読み抜いてゆく思考の冒険!
  • ラブティー―恋に効くお茶―
    3.5
    ご存知ですか? お茶は大人の男女にうってつけの愛の妙薬なのです。じっくり相手との関係を深めてゆくコミュニケーション・ツールとして。お酒より“セックス・ドライヴ”の高まるブースターとして。女性にはフェロモン・ティー、男性にはパワーアップ・ティー約30種をご紹介。とっておきのブレンド・レシピも教えます。
  • ラーメン屋vs.マクドナルド―エコノミストが読み解く日米の深層―
    3.4
    アメリカ人はマックに頼り、日本人はラーメンを究める。大統領は希望を語り、総理大臣は危機を語る。アメリカ人は対面でディベートし、日本人は匿名でブログする。日本に「ビル・ゲイツ」はいないが、小金持ちならたくさんいる……。日米双方の事例を照らし合わせると、それぞれの強みと弱み、そして社会の特徴がくっきりと浮かび上がってくる。世間にはびこる通説をデータと実例で覆す、目からウロコの日米文化論。

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  • ラー油とハイボール―時代の空気は「食」でつかむ―
    3.4
    「食」に関する様々な現象を読み解くと、人々の心理的変化が見えてくる。ハイボールはなぜ大ヒットしたのか。「食べるラー油」を生み出した、「ずらし」の発想とは何か。飲み放題で店が儲かる仕組みとは――飲食業界のコンサルタントとして活躍する著者によるクリアーな分析から次々浮かび上がるのは、あらゆるビジネスに通じるロジックと発想法である。おいしくておもしろい、舌と脳に爽快な刺激を与える一冊。

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  • リ・アルティジャーニ―ルネサンス画家職人伝―(とんぼの本)
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 舞台は15世紀半ばのイタリア。当時、まだ「職人(アルティジャーニ)」という立場で腕をふるっていた画家たち――ボッティチェリ、レオナルド、アントネッロらの青春時代から老境までを美麗に活写する。フィレンツェのアカデミア美術学院で学んだヤマザキマリが、その体験を十二分に活かして描く初の本格オールカラー漫画!
  • リカと3つのルール―自閉症の少女がことばを話すまで―
    3.8
    1巻1,144円 (税込)
    他の子となにかが違う……医師の診断は「ことばの概念がありません」。重度の自閉症だった。父親である著者は、治療法を追い求め、ついに画期的な方法論に出会う。それは人を動かすための普遍的なルールを駆使することだった。「リカ、ご飯、食べたい」。わが子にことばをもたらした、だれもが役立てられるその方法とは?
  • 利他学
    3.3
    「自分の遺伝子を後世に残すこと」が生物の最大の目的ならば、なぜ人は赤の他人を助けるのか? なぜ自分が損をしてまで、震災の被災者に物資や義援金を贈るのか? 「情けは人の為ならず」という言葉と「進化」との関わりは? 生物学、心理学、経済学、哲学などの研究成果もまじえ、人間行動進化学がヒトの不可思議な特性を解明する!

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  • 立憲君主制の現在―日本人は「象徴天皇」を維持できるか―(新潮選書)
    4.0
    日本の「象徴天皇制」をはじめ世界43ヵ国で採用されている君主制。もはや「時代遅れ」とみなされたこともあった「非合理な制度」が、今なぜ見直されているのか? 各国の立憲君主制の歴史から、君主制が民主主義の欠点を補完するメカニズムを解き明かし、日本の天皇制が「国民統合の象徴」であり続けるための条件を問う。
  • リッツ・カールトンで実践した 働き方が変わる「心の筋トレ」
    4.0
    1巻1,232円 (税込)
    身体と同様、ベストな精神を保つには細やかな「心の筋トレ」が必要です。素直さや誠実さを忘れないために、怒りや嫉妬とうまく付き合うために、あの日の情熱を持ち続けるために……。一流ホテルの日本支社長として経験を重ねた著者が、見失いがちな初心に気づき直し、しなやかな心を作るため、日々実践する心と感性の整え方。
  • リベラリズムへの不満
    3.8
    リベラリズムが右派のポピュリストや左派の進歩派から激しい攻撃を受け、深刻な脅威にさらされている。だがそれは、この思想が間違った方向に発展した結果であり、本質的な価値に疑いの余地はない。多様な政治的立場を包含する「大きな傘」としてのリベラリズムの真の価値を原点に遡って解き明かし、再生への道を提示する。
  • リベラルという病(新潮新書)
    4.2
    人間への信頼、平等の理念にもとづくアメリカのリベラリズムが今、危機に瀕している。政治や司法から、宗教観や家族観、性差や人種問題まで、伝統的コンサバティズムとの対立を繰り返してきた歴史をひもとき、トランプ政権下で大きく軋む社会の断層を浮き彫りにする。さらには、欧米のリベラリズムを奇妙な形で輸入・加工し続けてきた日本的リベラルの矛盾と限界をも鮮やかに解き明かす。
  • 「リベラル保守」宣言
    4.2
    リベラルと保守は対抗関係とみなされてきた。だが私は真の保守思想家こそ自由を擁護すべきだと考えている――。メディアでも積極的に発言してきた研究者が、自らの軸である保守思想をもとに、様々な社会問題に切り込んでゆく。脱原発主張の根源、政治家橋下徹氏への疑義、貧困問題への取り組み方、東日本大震災の教訓。わが国が選択すべき道とは何か。共生の新たな礎(いしずえ)がここにある。
  • 領土喪失の悪夢―尖閣・沖縄を売り渡すのは誰か―
    4.0
    「尖閣問題は、先人の知恵にならい棚上げすることが平和への道だ」と説く総理経験者、大物政治家、元外交官……一見、もっともらしい言説には、驚きの詐術が隠されていた。時に「尖閣棚上げ論」という虚言を広め、時に沖縄独立運動を側面支援し、中国は領土拡大の「夢」に向け突き進んでいる。領土喪失という「悪夢」を現実としないために、日本は何をすべきか。丹念な取材と歴史、地政学を踏まえた冷静な分析で示す。
  • ルポ 介護独身
    3.5
    自分のことだけを考えていれば良かった生活に、ある日突然、親の介護が立ちはだかる──。非婚・少子化と超高齢化が同時進行する中で、「介護独身」とでも呼ぶしかない人々が今、急激に増えている。他に家庭を持つきょうだいはあてにならず、「何でも一人」に慣れているが故に、介護も一人で抱え込んでしまう彼ら。孤立と無理解の中でもがく日々に、自身、介護問題に直面しているルポライターが向き合う。
  • 礼儀作法入門
    3.8
    礼儀作法とは何か。それは「他人に迷惑をかけない」ことだと、山口瞳はいう。そのためにも「まず、健康でなくてはならない」と。世に作法の本は数あれど、礼儀を人づきあいの根本から教えてくれる書物は意外に少ない。「電話いそげ」「パーティーの四つの心得」「なぜか出世しない通勤の天才」など、金言の数々も心にしみる。とりわけ社会人初心者に贈りたい人生の副読本である。

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  • 歴史としての二十世紀(新潮選書)
    4.3
    「〈いい人〉の政治家が戦争を起こすことがある」「ロシアに大国をやめろと強制することはできない」――戦争の時代に逆戻りした今、現実主義の視点から「二度の世界大戦」と「冷戦」を振り返る必要がある。世界恐慌、共産主義、大衆の台頭、文明の衝突……国際政治学者の「幻の名講演」を初の書籍化【解題・細谷雄一】。
  • 歴史の教訓―「失敗の本質」と国家戦略―(新潮新書)
    4.4
    急速な近代化を成し遂げ、大国ロシアも打ち破った戦前の日本が決定的に誤ったのは、「統帥権の独立」が政争の道具として登場した時だ。逆に言えば、政治と軍事が国家最高レベルで統合されていない限り、日本は同じ過ちを繰り返すかも知れない――。「官邸外交」の理論的主柱として知られた元外交官が、近代日本の来歴を独自の視点で振り返り、これからの国家戦略の全貌を示す。
  • 歴史を動かしたプレゼン
    4.0
    どうすれば交渉相手を思うように動かせるのか。言葉で人を動かす技術、プレゼンの力で相手をたらしこみ、歴史を動かした先人たちがいた。コロンブス、豊臣秀吉、大黒屋光太夫、クーベルタン男爵……壮大なプロジェクトを実現させた、彼らのプレゼンを解剖すると、不可能を可能にするプレゼン術の極意が見えてくる。人は説得では動かない。納得させられてはじめて動くのだ。歴史とビジネスが合体した比類なき一冊。

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  • 歴代天皇のカルテ
    3.5
    自閉症を疑わせる第11代垂仁帝の皇子、虚弱体質への劣等感から東大寺大仏を建立した第45代聖武帝、菅原道真の怨霊を恐れ神経症となった第60代醍醐帝、今様の歌いすぎで慢性喉頭炎を患った第77代後白河帝、徳川幕府との確執より痔疾に悩まされた第108代後水尾帝……。古代から今上天皇まで125代、その血脈はいかにして受け継がれてきたのか。病歴、死因はもちろん、后妃の数、あるいは精神医学までも徹底的に診断する。

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  • レッドアローとスターハウス―もうひとつの戦後思想史―
    5.0
    「西武の天皇」と呼ばれた堤康次郎。東京西郊で精力的に鉄道事業を展開し、沿線には百貨店やスーパー、遊園地を建設。公営団地も集まり、「西武帝国」とでも呼ぶべき巨大な文化圏を成した。しかし堤本人の思想と逆行するように、団地は日本共産党の強力な票田となり、コミューン化した「赤い病院」さえ現れた。もうひとつの東京、もうひとつの政治空間でなにが起きていたのか――。※新潮文庫に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。
  • 60歳からの生き方再設計
    3.0
    人生80年。定年後の残り20年は、漫然と過ごすのには長すぎる。シニアとして見事な人生を送っている人たちはどこが違うのか。「定年後の明確なビジョンを持つ」「現役時代のメンツにこだわらない」「愛やセックスに対しても開放的」などいくつかの共通項がある。せっかく義務と責任から解放されたのだから、自由に生き方を考え直してみよう。自身も還暦を迎えた著者が足で調べた「第二の人生」の再設計法。
  • 路面電車ルネッサンス
    3.7
    路面電車を、クルマの邪魔になる時代錯誤の乗り物と思ったら大間違い。21世紀の都市交通の主役として、今や世界中、路面電車の建設ラッシュである。増えすぎたクルマの排気ガスによる大気汚染や、渋滞問題、都市人口の郊外化による中心市街地の荒廃など、現在の都市が抱える問題を解決し、都市を再生する切り札として再び脚光を浴びているのだ。地球にも人にも優しい路面電車を、さまざまなデータを駆使して、経済学の視点から捉えなおす。

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  • ローマとギリシャの英雄たち 〈黎明篇〉―プルタークの物語―
    3.3
    1~2巻715~770円 (税込)
    いつか歴史の授業で習ったローマの皇帝、ギリシャの賢人。彼らの功績を暗記はしても、どんな人間だったかまでは知りえなかった。教科書の記述からこぼれ落ちてしまった古代リーダーたちの素顔を、恋、性格、家族関係など、魅力的なアプローチで解き明かす! 伝説の古典的名著『英雄伝』を、熟練の筆致で解かりやすく翻案した新しい歴史の入門ガイド。『プルタークの物語』改題。
  • ワインをめぐる小さな冒険
    3.5
    納得のいくボトルを仲間や料理とともに――。会社帰りの居酒屋でも、ちょっと気張った会食でも、これが楽しむ大前提。ワイン好きなら、そこからさらに一工夫、いや数工夫。「トンカツとの果てしなき闘い」「ロゼに栄光の日をふたたび」「イタリアの白もここまできたか」「強肩ボルドーからいかにして盗塁を奪うか」「廉価ピノ・ノワール世界選手権大会」……三十余年、ひたすら飲み続けてきた著者が繰り出す好手に妙手。

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  • 若き日本の肖像―一九〇〇年、欧州への旅―
    4.0
    西暦1900年――。『坂の上の雲』の主人公・秋山真之や英留学に向かう途上の漱石はパリ万博を訪れていた。そしてロンドンに南方熊楠、ウィーンには青山光子。二十世紀を迎える欧州で、新しい世紀の熱い息吹に触れた若き日本人たちの精神と足跡を辿り、近代日本の源流と歴史の深層を見つめ直す。新潮選書『二十世紀から何を学ぶか(上)―一九〇〇年への旅 欧州と出会った若き日本―』改題。※新潮文庫に掲載の写真は、電子版には収録しておりません。
  • 和食の知られざる世界
    3.9
    料理研究者として知られる辻静雄を父に持つ著者は、幼い頃から味覚の英才教育を受けてきた。そしていま、世界が賞賛する「和食」の未来に大きな希望と一抹の不安を抱いている。なぜ海外の一流シェフは和食に驚嘆したのか? 料理を最高の状態で味わうコツとは? 良い店はどこが違うのか? 歴史的変遷から、海外での成功例や最先端の取組みまで、世界の食を俯瞰的に見つめ続けてきた著者だからこそ書けた、和食の真実。
  • 話術(新潮文庫)
    4.2
    話は誰でもできる。だからこそ、上手に話すことは難しい。日常の座談では、何を、どう話すか。大勢の聞き手を相手にするときに気を付けておくことは。声の出し方、間の置き方はどうする? 一人で喋るな、黙りこむな。お世辞、毒舌、愚痴、自慢は、やりすぎると嫌われる。ほら吹き、知ったかぶりは恥ずかしい。人生のあらゆる場面で役に立つ、“話術の神様”が書き残した〈話し方〉の教科書。(解説・濵田研吾、久米宏)
  • 私の嫌いな10の言葉
    3.6
    「相手の気持ちを考えろよ! 人間はひとりで生きてるんじゃない。こんな大事なことは、おまえのためを思って言ってるんだ。依怙地にならないで素直になれよ。相手に一度頭を下げれば済むじゃないか! 弁解するな。おまえが言い訳すると、みんなが厭な気分になるぞ」。こんなもっともらしい言葉をのたまう大人が、吐気がするほど嫌いだ! 精神のマイノリティに放つ反日本人論。

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  • 私の憲法論 J-POPのような「自民党改憲草案」
    -
    「現状が不満で、そこから抜け出したいのだけど、何か具体的にやりたいことがあるわけじゃない」。戦争への布石とも非難された自民党の憲法改正草案は、90年代J-POPの歌詞にそっくりだ。具体的なビジョンはまったく見えてこないこの憲法に、果たしてどれほどの意味があるのか。
  • 私の憲法論 防衛大臣として考えたこと
    -
    改憲問題で必ず取り沙汰される第九条。現在の憲法ではなぜ駄目なのか? 緊張続く尖閣諸島、自衛隊はどう対応できるのか? そして、改正するにあたり重要となるポイントとは? 第11代防衛大臣として国防の最前線で指揮を執ってきた安全保障のスペシャリストが、自らの体験を踏まえた上で綴る「私の憲法論」。
  • 私の日本古代史(上)―天皇とは何ものか――縄文から倭の五王まで―
    3.3
    1~2巻1,232~1,320円 (税込)
    古代史とは「日本」の深層を探ること――日本という国号はいつ成立したのか? 大王家はなぜ天皇へと変わったのか? 万世一系に断絶はなかったのか? そして最大の謎、『古事記』は果して偽書なのか? 縄文以前から国家としてのシステムが整う天武・持統朝まで、通史として俯瞰し見えてくる新たな歴史像! 上巻

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  • 和の国富論
    4.2
    1巻1,056円 (税込)
    なぜ競争しているのに生産性が落ちるのか。なぜ学力を上げてもリーダーが育たないのか。なぜ十分な富があるのに、貧困と格差が広がるのか。どうすれば市場原理と多様性・持続可能性が両立するのか。地域再生の現場で繰り返される対話から、「和力」という鍵概念が浮上する。「脱・競争」のまったく新しい成長戦略。
  • 和名の由来で覚える300種 高山・亜高山の花ポケット図鑑(新潮文庫)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 花は和名の由来を知ることで、名前が簡単に覚えられます。「衣笠草」は大きな葉を広げた姿を、昔の高貴な人にさしかけた衣笠に見立てた和名です。「駒草」は蕾の形が、子馬の頭に似ていることからつけられました。山の花を集めた本書は咲く地域を亜高山と高山に分け、さらに草地、湿地、礫地、岩場といった場所ごとに紹介。『野と里・山と海辺の花ポケット図鑑』の姉妹編です。
  • 和名の由来で覚える372種 野と里・山と海辺の花ポケット図鑑(新潮文庫)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 花はその和名に秘密があります。花弁の色、葉の形、薬効、地名などが含まれているのです。だから「お坊さんが座禅を組む姿に似ているから“座禅草”」というように、和名の由来を知ることで簡単に覚えられます。本書は海辺、野原、山と地域ごとに分け、似た花の違いをイラストによってひと目で分かるように構成しました。その場で開いてすぐ分かる、「花のポケット図鑑」決定版です。
  • 笑って付き合う認知症
    -
    1巻1,056円 (税込)
    正しい知識をもって早期に適切な治療を受けるなら、認知症も怖くない――月に1000人近い認知症患者を診る専門医が、家庭での早期発見法や受診のコツ、息抜き介護のノウハウなどをやさしく伝授。脳の問題だけでなく、全身をトータルにケアする高齢診療科の視点から、その人に合ったオーダーメイドの治療を提案します。

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