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なぜあの人にムカつくのか? 「だって」「しかし」の連発、「行けたら行く」「なくはない」という曖昧な物言い、面白くもない辛口コメント、「頑張れ頑張れ」の繰り返し、バカ丁寧な敬語の乱用……人間関係を悪化させる元凶は「余計な一言」だ。28の実例と解説を、頷き、笑いながら読むうちに自然と予防策が身についていく。コミュニケーション能力が確実にアップする「声に出して読んではいけない日本語」への処方箋。
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Posted by ブクログ
ついつい言ってしまう、余計な一言。 私自身、耳が痛くなるようなことも多かったが、本書の良いところは解決策まで書いてあることである。 少しずつ意識して変わっていきたい。
何となく思ったことを言っただけなのに、相手の心を深く傷つけることは、知らず識らずのうちに起こっている。 無意識にかどうかはともかく、そんな「余計な一言」は、人間関係を破壊してしまうのだ。 しかしながら、それを気にしてばかりいては、会話は弾まない。どうすればいいのだろう。そのヒントになるのがこの本だ。...続きを読む この本から一貫して読み取れるメッセージは、相手の話を"ちゃんと"聞くことの大切さだ。 余計なことを言ってしまうのは、実は相手のことを全く考えていないからであり、そうなってしまうのは会話が"浅い"から。"深い"会話をするには、相手の言葉の奥にあるメッセージを読み取ることが必要だ。 用意したことを言うのでなく、頭を真っ白にして相手の話を聞く。そうすれば何を言えばいいか考えなくとも自然と出てくる。 「言いたいこと」が優先しすぎて、相手の話を遮ってないだろうか。そんなときこそ、「余計な一言」が顔をのぞかせているのだ。
余計な一言。斎藤孝先生の著書。私はおしゃべりが大好きで、悪気はないのだけれどつい無神経で余計な一言を言ってしまいがち。当たり前だけれど、自己中心的で自分勝手で無神経な会話は相手を不快にさせることもある。事実や本音、苦言、悪口、マイナス発言と受け止められる可能性があるときには特に気を付けないと。会話や...続きを読むおしゃべりを楽しむためには、相手への共感を忘れないこと。
私もかつては言いたがりな人間でしたが、いつの頃からか、基本的に嘘は言わないが本当のことも言わない、に方針転換しました。 他人の悪口を言ったり、悪意をぶつけて敵対する気なんて全くない。だけど、嫌なものは嫌で、嫌いな人は嫌い。口に出して言わなくてもいい、腹の底で何をどう考えるかは本人の自由。だったらノー...続きを読むコメントというのもありだろうと。 本当のことも言わないというのは誠実ではないんじゃないかと最初は思いましたが、本音が本当に必要とされる場面はそんなに多くないというのはこの本に書かれている通りだし、相手を不快にさせるつもりはなかったのに、そのひと言は失敗だった、という事態に陥ることもなくなりました。余計なことを言わずにいることで、無駄に敵を作らなくなったことのメリットも大きいですね。発言するのは本当に何かを言わなければならない状況になった時だけにしても、そんなに困ることはないんです。そして多分今も、口数が少ないからといってないがしろにされるようなことはありませんし、そもそも口数の少ない人間だとは思われていないようです。 他人を不快にさせずにこちらの意見や気持ちを伝える方法を試行錯誤して身につけることで、生きていく上で重要なスキルを身につけたのだと今では思っています。 この本の内容は私の経験や見解と合うことがかなり多く、私にとっては既知の内容と言えますが、こういうことを例を出してわかりやすく書いてある本にお目にかかったことはないと思います。 さて蛇足ながら、村上春樹の小説は「フェアプレイの精神」で書かれているんだと。そんな風に思ったことは一度もありません。そもそもそんな切り口があるとは知りませんでした。何作か読んで懲りているはずなのに、また読んでみようかと思ってしまいました。あとがきに書かれている本も読んでみようかなっと。(某読書術の本で薦められている本よりはよっぽど読む気になりますね。←これこそ余計なひと言ですか。)
極めてわかりやすく、為になる。 4章の『がさつで無知で無神経』は 特に肝に命じようと思った。 繰り返し読んで身につけたい。
自分の口癖や思考の傾向を見直すチェックポイントとして参考にできる本です。が・・・思い当たることがけっこうあったので私の心は血だらけです(涙) 「行けたら行く」は迷惑とか、「グラタンがいい」と「グラタンでいい」は大違いとか・・・今どきのコミュニケーションを学ぶのに最適な本だと思います。
いやー使ってましたわ。余計な一言。 どおりで家族の評判が悪いわけだ。 うんうん、なるほどなるほど。 ようやく理解しました。 ページをめくるたびに該当する該当するなぁ。 泣きたくなるほどです。 これで好かれるなんて確かにありえんわなと 心を入れ替え、家族と一番時間を過ごす週末へ… もうストレスです。...続きを読むはげそうです。
読みやすい文体で、色々なケースで言ってしまいがちな余計な一言がまとまっており、一読の価値はあるかなと。 最近の本だと思っていたが、2014年の著作というのには驚いた。ここ10年くらいでは、意外と悩ましいところは変わっていないのかなと思った。
日常生活での会話における落とし穴について、わかりやすく解説している。いつの間にか誰かを怒らせてしまう怪奇現象に悩む人におすすめ。
余計な一言で損をしている人におすすめ。 【概要】 ●「余計な一言」の具体例とその防止策 ●本音、バカ丁寧、無神経、リピート病、ネガティブ病とは ●ディフェンス力の強化 【感想】 ●自分ではわかっていても言ってしまう「余計な一言」。そんな人こそが読むべき本である。なぜなら、この本を通じて、自分でも...続きを読む気づいていないことに気づくことができるからである。 ●管理職にある人、50代以上の人は、特に気をつけなければいけない。そのなかで「愚痴の聖域」を持っておく必要がある。なるほどと思った。自分でコントロールして精神的なバランスも保つ、これが重要ということである。
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余計な一言
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齋藤孝
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