作品一覧

  • 辻調 感動和食の味わい種明かし帖
    3.3
    1巻1,485円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 店で味わう和食の「奥の奥」、教えます! 「椀刺」って? 「ハモマツ」って何? 会席料理のメインディッシュはなんだか知っていますか?   世界が認める和食だというのに、味わう感想が「おいしい」だけではもったいない! 本書は、読むだけで、「へぇ~、そうだったのか!」と正統和食の見どころ、味わいどころが「奥の奥」までよくわかるグルメ教養本です。  先付から始まり、椀、造り、焼き物、煮物…と進み、食事、水菓子で終わる会席の料理ごとに、美しいカラーイラスト図解と読みやすいコラム仕立で、味わう感動のツボを網羅しました。監修は、「食のコーチング」を提唱する、辻調理師専門学校校長で辻調グループ代表の辻芳樹氏。「食」のプロの教育機関「辻調」ならではの種明かしが満載です。  また、正統和食に欠かせない「和包丁」「かいしき」「天盛り」などのイラスト一覧も、見応えたっぷり。  接待、会合の席でちょっと自慢できる盛り上げネタを、一冊丸ごとご賞味ください。
  • 新・世界三大料理 和食はなぜ世界料理たりうるのか
    -
    もし現在の世界三大料理を選ぶとすると、どの国が入るだろうか。歴史性や影響力を考えると、フランス料理と中国料理はやはり外せない。では、純粋に日常的な料理としては世界で二番目にユネスコの無形文化遺産に登録された日本料理はどうだろうか。食材の内部の味覚を引き出す「引き算の美学」、油脂をあまり使わず健康的であること、そして季節や色彩にもこまやかに心を配る「おもてなしの心」。日本料理のこうした特徴がいま世界中から注目を浴びている。佐村河内守氏を巡るスクープで大宅壮一ノンフィクション賞(雑誌部門)を受賞した著者が、フランス料理、中国料理、日本料理それぞれの本質に迫る。フランス料理編の監修をつとめるのは、日本人として初めてパリで一つ星を獲得した中村勝宏氏。中国料理編では中国語の原典から中国料理を研究する山本豊氏が、貴重な経験に基づき知見を披露する。最後の日本料理編は辻調理師専門学校の辻芳樹校長にご協力いただいた。美食の真髄を知るためには必読の一冊である。

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  • すごい! 日本の食の底力~新しい料理人像を訪ねて~
    4.5
    毎年2000人以上の入学生を迎え、これまでに13万5000人の卒業生を送り出してきた辻調グループ代表にして、大阪の食の名門「辻調理師専門学校」校長を務める著者が、全国の「食の先駆者」たちを徹底取材。北海道の料理塾塾長、生産地と都市を「かき混ぜる」新しいメディアの編集長、ネットを駆使して新しいコミュニケーションを試みる名物シェフ――。新世代たちの試みを知ることで、これからの「食」の形が見えてくる!
  • 和食の知られざる世界
    3.9
    料理研究者として知られる辻静雄を父に持つ著者は、幼い頃から味覚の英才教育を受けてきた。そしていま、世界が賞賛する「和食」の未来に大きな希望と一抹の不安を抱いている。なぜ海外の一流シェフは和食に驚嘆したのか? 料理を最高の状態で味わうコツとは? 良い店はどこが違うのか? 歴史的変遷から、海外での成功例や最先端の取組みまで、世界の食を俯瞰的に見つめ続けてきた著者だからこそ書けた、和食の真実。

ユーザーレビュー

  • すごい! 日本の食の底力~新しい料理人像を訪ねて~

    Posted by ブクログ

    食、料理を提供する。そこに徹底的な知恵と工夫を凝らした実例集。
    単に日本料理や諸国の技術を取り入れただけてはなく、素材農産物と作り手や風土文化までを生かす志しの尊さが集約されている。
    手をかけているからこその正当な対価は、きちんと評価されるべきで、手のかかったものを取り入れることで応援したいという気持ちがさらに、大きくなった。

    0
    2015年12月31日
  • すごい! 日本の食の底力~新しい料理人像を訪ねて~

    Posted by ブクログ

    料理について(食について)いろいろと考えさせられる良書。農業、漁業などの第一次産業従事者と、料理人はコラボしなければならないと。シェフは材料を買ってきて、調理するだけの役割だけでなく、農業、漁業の行く末を考えながら、おいしいモノを提供しなければならないと。ここに登場するようなレストランには行ったこともないが、行って食べてみたくなる。また、なんとなく食べていた様々な料理が気になるようになる。

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    2015年07月15日
  • 和食の知られざる世界

    Posted by ブクログ

    辻調グループ代表である辻芳樹氏が、和食そのもの、そして過去→現在→未来を語る本。日本の食文化は、特殊な国土の中で、世界の影響を受けながら徐々に形成されてきた。その特徴とはまず、季節ごとの食材としっかり向き合って、あらゆる技術を駆使し、その食材の真髄ともいうべき味を引き出していること。次に、その味を形成するものは醤油/酒/みりん/味噌など数少ないが、いずれも何百年にもわたって培われた技術により生まれた加工品であること。そして、そうした調味料とともに出汁が味の礎となって、常に一つ一つの料理を支え、食材の味を引き立てていること。世界の料理文化が「シンプルさ」を志向し、それは大きな潮流となって、和食に

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    2014年01月17日
  • 和食の知られざる世界

    Posted by ブクログ

    全体的にとてつもなく面白かったけど、特に和食の学び方、教養としての「食」の楽しみ方に特に感銘を受けた。

    本当に良いものに触れて、たまにでも贅沢=自己投資をして、テーマを立ててそれについて徹底的に考え抜く。そうやって感覚を鍛えていくことは、何にでも通じている気がした。

    和食の進化を見ていく中で、さまざまな文化に広く触れることや、「枠」と「逸脱」のバランスの話などが出てきて、いちいち共感してしまった。

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    2013年12月27日
  • すごい! 日本の食の底力~新しい料理人像を訪ねて~

    Posted by ブクログ

    四季溢れる日本の食材、それに日本料理。
    日本料理の真髄とは「人間が作れないものを提供する」という。それは食材のそもそもの良さを引き出し料理で表現し伝えることだと言うことだ。大自然の生み出した食材には多くの味が隠されており、活かす料理をするのが日本料理の粋と言うことだろうか。人を魅了する日本料理の技がここにある。

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    2022年01月04日

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