立憲君主制の現在―日本人は「象徴天皇」を維持できるか―(新潮選書)

立憲君主制の現在―日本人は「象徴天皇」を維持できるか―(新潮選書)

1,540円 (税込)

7pt

4.3

日本の「象徴天皇制」をはじめ世界43ヵ国で採用されている君主制。もはや「時代遅れ」とみなされたこともあった「非合理な制度」が、今なぜ見直されているのか? 各国の立憲君主制の歴史から、君主制が民主主義の欠点を補完するメカニズムを解き明かし、日本の天皇制が「国民統合の象徴」であり続けるための条件を問う。

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立憲君主制の現在―日本人は「象徴天皇」を維持できるか―(新潮選書) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    著者の専門であるイギリス王室を中心に欧州、アジアの王制について広く説明している。第二次世界大戦を機に王室を廃止する国もあれば、王室と国民の絆が強まり、王制が盤石なものとなった国もあり、王制をとる国によって歴史はさまざまである。
    また、最終章では象徴天皇制を今後も維持できるかについて、考察しており、皇

    0
    2025年01月05日

    Posted by ブクログ

    本書は、21世紀の今日ではもはや「時代遅れ」と見なされることも多い、国王や女王が君臨する君主制という制度を、いまだに続けている国々の歴史と現状を検討して、「立憲君主制」が民主主義の欠点を補完するメカニズムを解き明かし、現代の日本の天皇制への示唆について考察している。特に、著者の専門とも関わって、イギ

    0
    2018年10月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【236冊目】「王座と王笏などという古代からの飾り物なんかやめにして、共和制にすべきである」という、有名な小説家H.G.ウェルズの引用から始まる本書。英国を中心に、現代でも存続している立憲君主制の国々を概観し、なぜ現代でも立憲君主制が生き残っているのかを筆者なりに解釈する。この年のサントリー学芸賞受

    0
    2018年12月23日

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