悪党たちの大英帝国(新潮選書)
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悪党たちの大英帝国(新潮選書)

1,540円 (税込)
1,078円 (税込) 5月2日まで

5pt

辺境の島国イギリスを、世界帝国へと押し上げたのは、七人の「悪党」たちだった。六人の妻を娶り、うち二人を処刑したヘンリ八世。王殺しの独裁者クロムウェル。砲艦外交のパーマストン。愛人・金銭スキャンダルにまみれたロイド=ジョージ。そして、最後の帝国主義者チャーチル……。彼らの恐るべき手練手管を鮮やかに描く。

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悪党たちの大英帝国(新潮選書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月22日

    大英帝国を築いてきた7人の「悪党」(アウトサイダー)を紹介している。その7人とは、ヘンリ八世、クロムウェル、ウィリアム三世、ジョージ三世、パーマストン子爵、デイヴィッド・ロイド=ジョージ、ウィンストン・チャーチル。科学技術社会論の観点からは、時代的にやはりロイド=ジョージとチャーチルの部分が興味深か...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月18日

    著名人の多い英国史の中から七人の悪党を選んだオムニバスストーリー。

    悪党とはワルではなく、出身階級に関わらず主流派ではなくアウトサイダーだった人達を指す。アウトサイダーだけに、毀誉褒貶が激しい人々で、ヘンリー八世、クロムウェル、ウィリアム3世、ジョージ3世、パーマストン、ロイド・ジョージ、チャーチ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年06月22日

    大英帝国を築いてきた「七人の悪党」として取り上げられているのは、ヘンリ八世、クロムウェル、ウィリアム三世、ジョージ三世、パーマストン子爵、デイヴィッド・ロイド=ジョージ、ウィンストン・チャーチルの七人である。

    本書の「はしがき」でも「おわりに」でも述べられているが、英国では評伝(伝記)が重んじられ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月05日

    君塚先生お得意の人物を通して見るイギリス史、今回は悪党がテーマ。
    悪党と言っても悪人とは限らず常識から外れた改革児という感じで、日本史だと後醍醐天皇や織田信長を並べたような感じでしょうか。って、そう例えると日本もイギリスも変わらないように思えます。世の中が動く時には常識の範囲で動くような人では務まら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月23日

    大英帝国を率いたリーダーシップの物語
    歴史は人間によって創られる
    1940年英国首相に選ばれるのがチャーチルではなく、ハリファクス外相であったら、英国は早々にヒトラーと講和し、ナチスドイツの世界覇権は実現していただろう。(282)
    その英国も第二次大戦の勝利と引き換えに、世界の盟主の座を、アメリカと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年03月03日

    ヘンリー八世からチャーチルまで7人の大英帝国を支え変革してきた人物。王や首相などの立ち位置は違えども、その個性運命には興味が尽きない。人物像はもちろん英国史にも詳しくなれる。とても面白かった。

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    Posted by ブクログ 2020年12月08日

    ・権力とは腐敗する傾向にある。絶対的な権力は絶対に腐敗する。
    Power tends to corrupt and absolute power corrupts absolutely.
    アクトン男爵:19世紀イギリスの歴史家

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    Posted by ブクログ 2020年11月13日

    議会は戦争資金の用立てや国外で戦争してる国王の代わりに政治を行うため力をつけた。ロイドジョージの生い立ち。ヘンリー8世。国王、首相の生い立ち、歴史的背景がよくわかりました。
    Netflixの「ザ・クラウン」を見る前に読むといいかも。

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    Posted by ブクログ 2020年10月11日

    よく言えば“身近”、悪く言えばカリスマ性のない
    小粒な政治家ばかり見てきているせいか、
    とても新鮮。
    スキャンダルを気にして、ひたすらクリーンを求めると
    こういう政治家は出てこない。

    メディアとの癒着の元祖、パーマストン
    戦時体制を作り上げたロイド・ジョージ、
    みずから兵士となったチャーチルなど
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月13日

    “悪いやつら”が、時代を動かす。
    数々の悪徳を犯した一方で、偉大な業績を残し、人々から支持されたイギリスの「悪党」たちの実像に迫る書籍。

    テューダー王朝2代目の君主ヘンリ8世(在位1509~47年)は、「好色漢」で、「残虐性」「浪費癖」もすさまじかった。
    その一方、ヨーロッパ国際政治において、戦争...続きを読む

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