貴族とは何か―ノブレス・オブリージュの光と影―(新潮選書)

貴族とは何か―ノブレス・オブリージュの光と影―(新潮選書)

1,925円 (税込)

9pt

4.8

不当な特権と財産を有し、豪奢で享楽的な生活を送る怠け者たち――このような負のイメージは貴族の一面を切り取ったものに過ぎない。古代ギリシャから現代イギリスまで、古今東西の貴族の歴史を丁寧に辿り、いかに貴族階級が形成され、彼らがどのような社会的役割を担い、なぜ多くの国で衰退していったのかを解き明かす。

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貴族とは何か―ノブレス・オブリージュの光と影―(新潮選書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ギリシャ、ローマ帝国、中世ヨーロッパ、中国、そして日本の貴族の歴史について解説。特に、世界で唯一貴族院の残るイギリスについては、産業構造や戦争の在り方が大きく変わる時代を、貴族たちが強かに生き抜いた姿が描かれる。
    フランスやドイツで貴族が衰亡する中、イギリスでは貴族政治が徐々に衰退しながらも、最後ま

    0
    2025年01月05日

    Posted by ブクログ

    道徳が大切だと再認識させられた。
    イギリスの貴族の歴史や日本のそれを振り返り、貴族による政治から民主主義政治への移り変わりによって得られたもの・失われたものは何か?政治に関与する権利を得た民衆が持たねばならぬ矜持とは?を考える機会を与えてもらった。

    0
    2024年11月17日

    Posted by ブクログ

    利他という言葉をよく耳にするようになったのはコロナが始まった頃だったか…行き詰った資本主義を打開するキーワードとして語られているのか、閉塞感のある時代の生きにくさを乗り越える思想として語られているのか、使われている理由は様々だと思いますが、99%クラブに表出しているような富の偏在をつくった新自由主義

    0
    2023年11月24日

    Posted by ブクログ

    ノブレス・オブリージェとは「高貴なるものの責務」のことである。
    本書は、世界中の貴族の歴史を解き明かしつつ、貴族が果たしてきた責務と最近のにわか貴族が公共の福祉よりも自身の快楽に重きをおく現状を痛烈に批判している。

    0
    2023年05月30日

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