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Posted by ブクログ
リスナー(読者?)からのお悩みに、真面目に向き合って映画を紹介していくというちょっと変わった映画紹介本。
「(淀川さんとか荻さんとか亡き今)今の若い人とかは、誰の映画評を参考にしてるの?」と映画好きな後輩くんに聞いたところ、このライムスター宇多丸さんを教えてくれました。教えてもらうまで全然知らなくて、HIPHOPミュージシャンでラジオのMCをされてるそう。
文章は会話形式なので読みやすく、おっしゃってること結構真っ当。思ったより常識人だなぁという印象。映画解説も適切で論理的なので、スンとおちつくというか…お悩みにも3段階くらいに掘り下げて、映画を3タイトル以上は提示してと、ちゃんとカウンセリングしてます。
情報量がハンパないので、大事なところにフセン貼ってたらいっぱいになってしまった。
そして、いちばん大事なことは、あとがきの前半に書いてあること。
映画も本も、出会いですものね。
Posted by ブクログ
ブンゲイ批評、というか、映画批評
かかった時間 こまぎれなのでわからない
ライムスターの宇多丸(ラッパー)による映画評論。「おすすめの映画は?」という質問に付随するあいまいなやりとりではなく、もっと、映画をちゃんとすすめたい!→その人の悩みや状況に合わせてレコメンド!というスタンス。
ライムスター宇多丸の本は初めて読んだし、ラジオ(Podcast)もやってるのは知ってたけど、聞いたことはなかったが、この人すごい。批評っていうものをちゃんとわかってる!芸能人なのに…とか思ってたらきっちり早稲田で納得。
いわゆる「映画文法」という言葉があるけれど、それが(文学文法や漫画文法と同じように)共通言語でなくなりかけている今、おもしろくて、勉強になって、ひとつひとつの映画は正直ほとんどわからないが笑、映画っていいものなんだなあと思えるこの本はとてもよい。
Posted by ブクログ
悩み相談に答える形で、映画を紹介した本。相談者の悩みは「カツラを外すタイミングがわかりません」とか「30歳ですがヒーローになりたいんです」というようなもので、本気で相談したいのではないように見受けられる。だが、それに対して宇多丸氏は至って真っ当な回答をしており、笑いの要素は皆無である。したがって、面白さはない。
また、映画ガイドとしては、「こういう悩みを抱えている時にはこういう映画を観てみたら」という程度に留めているので、もう少し詳しく紹介して欲しいという感じがした。一つの相談に対して、問題をさまざまな角度で見るために複数本の映画を提案することは、とても良いことなのだが、一方で紙幅が限られているため、一つひとつの作品についての解説が短くなってしまっているのだ。
私も映画は何千本と観ており、ノートに感想と評価を記録している様な映画ファンだが、文書読んでいると、色々な作品をよく観ているなあと感心させられる。全体的として、まともな感じがする本である。笑いを求める人には向かないが、宇多丸氏のファンなら文句なく楽しめるだろう。
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