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  • 週刊文春 2025年12月4日号
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    5.0
    ■■■国分太一(51)TOKIOが自白した2つの猥褻事案の全貌 独占スクープ 日テレへの供述内容を掴んだ■■■ 6月18日、日テレに突如呼び出された国分は、コンプラ担当者と弁護士から事情聴取を受けた。身に覚えがあった国分は、番組スタッフA子とホテルの部屋でサシ飲みした際に……と自供を始める。さらに別のスタッフB子へのセクハラや不適切なLINEも――。 ■■■日中“新冷戦”に備えよ■■■ 有事に言及した新総理の国会答弁が、眠れる獅子を揺さぶり起こした。事態は激化し、収まる気配もない。渡航自粛や禁輸で交流が止まった先に、何が待つのか。日中新冷戦のリスク、そして意外な活路を探って、備えよう。 ●中国依存度ランキング“81社”全公開 危ない会社、安泰な会社が判明 ●高市vs習近平 「来年まで続く」2つの訳 ●京都・大阪現地ルポ「8割キャンセル」中国人観光客が消えて得する人、損する人 ●ゆず、JO1も……「エンタメ輸出3兆円」水泡の阿鼻叫喚 ●中国富裕層「売ろうかな」タワマンバブルが弾ける ■■■薬の飲み合わせ7大タブー 90歳まで健康長寿(37)■■■ 不調を抱える高齢者とは、切っても切れない薬。ひとたび飲み合わせを間違えれば、病状の悪化だけでなく、命も危険に晒される。身近な風邪薬や降圧剤、糖尿病治療薬まで、やってはいけない飲み合わせ7大タブーとは。 ■■■6体質別「ゆるゆる薬膳」 ベストセラー薬剤師が指南■■■ 漫画やドラマのヒットを受けて、脚光を浴びる薬膳。「高麗人参や甘草を食べるってこと?」否、体質に合わせた食材を選ぶだけで、日々の食事が薬になる。中国伝統医学のエキスパートが教える、時短で簡単な薬膳とは。 ■■逆ギレ自衛官・大津陽一郎のゲス不倫 赤坂ライブハウス殺人未遂■■ ■■「この人はもう母じゃない」山上兄妹が見た地獄 “安倍銃撃事件”裁判■■ ■■超人気ゴルファー・都玲華が30歳上コーチと路上レッスン禁断愛 スクープ撮■■ ■■佐々木朗希が明かす先発再起のための(秘)トレーニング 「サイ・ヤングへの道」(6)■■ ●浜辺美波も驚愕の忙しさ 目黒蓮の殿様ぶりが加速中 ●キムタク太鼓判 ドラマ連続主演 竹内涼真のアキレス腱 ●ついに国会追及 林芳正 4年前にも疑惑の労務費! ●「子供を作るな」週刊東洋経済編集長の卑劣マタハラ ●豪華ミステリー競作「5分の迷宮」 『ナイス・ロア』斜線堂有紀 ●新・家の履歴書 田中雅美(スポーツコメンテーター) ●阿川佐和子のこの人に会いたい 満島真之介(俳優) グラビア ●原色美女図鑑 小南満佑子 撮影・佐藤俊斗 ●the Style ホリデーギフトは旅のプロローグ 好評連載 林真理子/池上彰/上沼恵美子/杉本昌隆/中丸雄一/三宅香帆/土屋賢二/宮藤官九郎/みうらじゅん/柳家喬太郎/能町みね子/町山智浩/平松洋子/藤田晋/春風亭一之輔/津田健次郎/本郷和人/鈴ノ木ユウ/村山由佳/綿矢りさ/鷲田康/益田ミリ/桜玉吉ほか ※「週刊文春」電子版は、紙版とは一部内容が異なります。掲載されていない記事、ページがあります。ご応募できないプレゼントや懸賞があります。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1959年創刊。多くの人気連載、名物グラビア企画に加えて、政治、経済、スポーツ、芸能とあらゆる分野のスクープ記事が満載。発行部数No.1の総合週刊誌です。

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  • 急がば転ぶ日々
    5.0
    超高齢化社会のオピニオンリーダー、待望の新刊! コロナ禍にも負けず、世界紛争にも絶望せず、 妻からの無視、教え子からの軽視にもめげず、笑いを絶やさぬツチヤ教授。 根気も勇気も元気もないが、落ち着きもない。 威厳を嫌い権威を笑うが、自信もない。 苦いコーヒーが苦手なのにブラックで飲むそのストイックな姿勢は 我らの理想だ!?  極上ユーモアエッセイ。 解説=荻野アンナ
  • Xシリーズ全6冊合本版
    値引きあり
    5.0
    行方の知れない兄と、凄絶なまでに美しい双子、そして後妻。周囲から時間が消えたような屋敷に血腥い風が吹く。『イナイ×イナイ』から始まるXシリーズ全6作品を合本に。収録作品は『イナイ×イナイ』『キラレ×キラレ』『タカイ×タカイ』『ムカシ×ムカシ』『サイタ×サイタ』『ダマシ×ダマシ』。
  • Vシリーズ全10冊合本版
    値引きあり
    4.8
    Vシリーズ全10冊合本版。収録作品は『黒猫の三角』『人形式モナリザ』『月は幽咽のデバイス』『夢・出逢い・魔性』『魔剣天翔』『恋恋蓮歩の演習』『六人の超音波科学者』『捩れ屋敷の利鈍』『朽ちる散る落ちる』『赤緑黒白』。
  • 赤目姫の潮解
    完結
    4.7
    霧の湖面に浮かぶ一艘のボートと、そこに乗っている三人の男女――篠柴と鮭川と、赤目姫。出会う人、訪れる場所、すべてが曖昧なようでそうではない、視点と意識が行き交う世界。思考が自由に飛躍・跳躍を繰り返す物語世界を奇跡のコミカライズ!
  • 年はとるな
    4.7
    週刊文春好評連載エッセイ ワハハと笑って、フムフム考えて、日々悩む これぞ、究極のアンチエイジング!? 若いつもりがいつの間にか年をとり、気になるのは日常生活のあれこれ。 「引きこもり予防法」「人は見た目が10割」「人工知能に対抗するには」「笑いは不謹慎か」「手紙の伝わり方」「毒の効用」など、笑って、考えて、悩むうちに刻まれる顔の皺のかわりに得るものとは――。 哲学的思考で大笑いの脳トレ60篇。 ツチヤ教授が指南する究極の若返り法がいっぱい?の文庫オリジナルエッセイ集。
  • 黒猫の三角
    完結
    4.7
    那古野市では、ある規則にもとづき1年に一度、連続殺人が起きていた。アパートの阿漕荘に住む、探偵・保呂草潤平のもとへ入った依頼。それは、脅迫状に怯える家主。小田原静江の警護だった。保呂草は、阿漕荘に住む個性的な住民たちと共に、静江の警護にあたるが…!? この世で最も華麗な連続殺人の幕が上がる!!
  • 数奇にして有限の良い終末を I Say Essay Everyday
    4.6
    的中する予言、冴えわたる辛言、世間への苦言、思わず笑ってしまう戯言、そして毎日の践言! 相変わらず多忙な大学生活と小説執筆と模型と工作の日々そして突如、起こった9・11同時多発テロ……。足かけ6年、真面目かつユーモラスな筆致で書き続けられた人気エッセィ“思索と行動”シリーズ、萩尾望都氏のきらめく装画をまとって怒濤の完結。
  • 新装版 クレィドゥ・ザ・スカイ Cradle the Sky
    4.5
    1巻858円 (税込)
    昔のことは覚えていない。未来のことも知らない。今は、たしかにここにある――墜落によって負傷した「僕」は、病院を抜け出して「彼女」のところへ向かう。平穏な暮らしを夢見る「彼女」と空に戻る日は来ないと予感する「僕」は地上を逃げる。翼を失った永遠の子供・キルドレの物語。 〈解説〉押井守 巻末著者インタビュー〈聞き手〉清涼院流水
  • Wシリーズ 全10冊合本版
    値引きあり
    4.5
    Wシリーズ合本が登場! 『彼女は一人で歩くのか?』『魔法の色を知っているか?』『風は青海を渡るのか?』『デボラ、眠っているのか?』『私たちは生きているのか?』『青白く輝く月を見たか?』『ペガサスの解は虚栄か?』『血か、死か、無か?』『天空の矢はどこへ?』『人間のように泣いたのか?』の全10冊を収録。人間性とは命とは何か問いかける、知性が予見する未来の物語。
  • すべてがFになる【S&Mシリーズ全10冊合本版】
    値引きあり
    4.5
    N大助教授・犀川創平と女子学生・西之園萌絵のコンビが難事件を解決。アニメ原作の『すべてがFになる』から始まる「S&Mシリーズ」10作品を完全収録!【収録作品】『すべてがFになる』『冷たい密室と博士たち』『笑わない数学者』『詩的私的ジャック』『封印再度』『幻惑の死と使徒』『夏のレプリカ』『今はもうない』『数奇にして模型』『有限と微小のパン』
  • 赤緑黒白 Red Green Black and White
    値引きあり
    4.4
    色鮮やかな塗装死体、美しく悽愴な連続殺人が起きる……。鮮やかな赤に塗装された死体が、深夜マンションの駐車場で発見された。死んでいた男は、赤井。彼の恋人だったという女性が「犯人が誰かは、わかっている。それを証明して欲しい」と保呂草に依頼する。そして発生した第2の事件では、死者は緑色に塗られていた。シリーズ完結編にして、新たなる始動を告げる最高傑作!
  • 新装版 ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heaven
    4.3
    1巻836円 (税込)
    君はもう普通のパイロットではない。我が社にとって失いたくない兵器――基地でトップの成績を収めるクサナギは、女性でキルドレのエースという話題性から、講演や報道陣向けのプロモーション飛行など企業広報に使われるように。鬱屈した日々を送る中、待ちに待った実戦の指令が下る! 〈解説〉室屋義秀 巻末著者インタビュー〈聞き手〉清涼院流水
  • 新装版 ナ・バ・テア None But Air
    4.3
    1巻836円 (税込)
    永遠に死なない子供のキルドレで戦闘機乗りのクサナギは、新しく配属されてきたチームで以前から憧れていた伝説の撃墜王に出会う。彼はパイロットには珍しく大人の男だった。僚機を務め、彼から学び、認められることに喜びを覚えていくが――クサナギ・スイトの物語はここから始まる。 〈解説〉吉本ばなな 巻末著者インタビュー〈聞き手〉清涼院流水
  • ヴォイド・シェイパ The Void Shaper
    値引きあり
    4.3
    紅の鞘に納められた細身の刃。ゼンは師から譲り受けたその剣だけを友に山を下り、旅に出る。師であるカシュウは死んだ。ゼンに旅立つよう言い残して。親も知らず、山奥で育てられた理由もわからない。だが山での生活は、ゼンを強く、賢くした。  道を極めるためのあてどない修行の旅。剣を構え、しのぎを削り、出会いと別れを重ねながら、多くに気づき学び取るゼン。  動的でありながら内省的な侍の成長を描く、傑作剣豪小説!
  • 四季
    完結
    4.3
    森博嗣『すべてがFになる』の大人気キャラクタ・真賀田四季の過去を小説『四季 春』『四季 夏』をベースに新鋭・猫目トーチカが大胆コミカライズ! だれもが魅入られ、怖れすら抱く少女、天才科学者・真賀田四季。彼女は内なる人格・キシオと共に捜していた異母兄・其志雄を、叔父の病院で見つけ出す。二人の出会いが、四季にもたらすものとは? 十四歳で両親を殺した少女の過去に秘められた、孤独と恋。
  • 恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits
    値引きあり
    4.3
    航海中の豪華客船で完全密室から人間が消失する! 世界一周中の豪華客船ヒミコ号に持ち込まれた天才画家・関根朔太の自画像を巡る陰謀。仕事のためその客船に乗り込んだ保呂草と紫子、無賃乗船した紅子と練無は、完全密室たる航海中の船内で男性客の奇妙な消失事件に遭遇する。交錯する謎、ロマンティックな罠、スリリングに深まるVシリーズ長編第6作!
  • ナ・バ・テア None But Air
    4.3
    空の底で生き、戦う人間たち。空でしか笑えない「僕」は、飛ぶために生まれてきた子供なんだ――「僕」と「彼」、そして「彼女」の物語。森博嗣の新境地、待望のシリーズ第2作!
  • それでもデミアンは一人なのか? Still Does Demian Have Only One Brain?
    値引きあり
    4.2
    つねにベストは更新される。最新WWシリーズ始動!カタナを帯びた金髪碧眼の戦士、デミアン。記録上は存在しない特殊兵器。 楽器職人としてドイツに暮らすグアトの元に金髪で碧眼、長身の男が訪れた。日本の古いカタナを背負い、デミアンと名乗る彼は、グアトに「ロイディ」というロボットを探していると語った。 彼は軍事用に開発された特殊ウォーカロンで、プロジェクトが頓挫した際、廃棄を免れて逃走。ドイツ情報局によって追われる存在だった。知性を持った兵器・デミアンは、何を求めるのか?
  • 不要不急の男
    4.2
    シリーズ本が本屋大賞「超発掘本!」に選ばれ喜ぶも、コロナ禍到来。厳しく優しく面白いツチヤ教授の日常と名言はコロナ疲れに効く!
  • ダマシ×ダマシ SWINDLER
    値引きあり
    4.2
    偽りの時間でも、まちがいなく良い思い出なのだ。 結婚をしたはずの男がいない。婚姻届は出されておらず預金も消えていたが、とにかく、もう一度会いたい――。依頼を受けた小川令子は男が結婚詐欺の常習犯だと突き止めるが、事件は殺人に発展する。一方、小川の事務所の謎めいた所長・椙田は、ある大きな決断を。 ひとつの終わり、そして始まり。Xシリーズ完結! みんないろいろな、過去がある。
  • χの悲劇 The Tragedy of χ
    値引きあり
    4.2
    トラムに乗り合わせた"探偵"と殺人者。Gシリーズ転換点となる決定的一作。後期三部作、開幕!!香港のトラムで起きた密室殺人と、果てしなく広がるバーチャル空間での光速の追跡劇。天才を追い、天才に追い詰められる。「そう。ここが私の世界だ」香港で仕事をする島田文子のもとに男が現れた。島田が真賀田研究所にいた頃に起きた飛行機事故について質問があるという。その日、走るトラムの中で殺人が起き、死者の手に「χ」の文字が遺される。乗客として警察の捜査に応じた島田だったが、そこである交換条件を持ちかけられ……。Gシリーズ後期三部作開幕!
  • ηなのに夢のよう DREAMILY IN SPITE OF η
    値引きあり
    4.2
    プレゼンされた首吊り死体たちと不可解なメッセージ。Gシリーズのターニングポイント。地上12メートルの松の枝に、首吊り死体がぶら下がっていた。そばには、「η(イータ)なのに夢のよう」と書かれた絵馬が。その後も特異な場所での首吊り自殺が相次ぐ。一方、西之園萌絵は、両親の命を奪った10年まえの飛行機事故の真相に近づく。これら一連の事件に、天才・真賀田四季は、どう関わっているのか――?
  • 今はもうない SWITCH BACK
    値引きあり
    4.2
    避暑地にある別荘で、美人姉妹が隣り合わせた部屋で一人ずつ死体となって発見された2つの部屋は、映写室と鑑賞室で、いずれも密室状態。遺体が発見されたときスクリーンには、まだ映画が……。おりしも嵐が襲い、電話さえ通じなくなる。S&Mシリーズナンバーワンに挙げる声も多い清冽な森ミステリィ。
  • 幻惑の死と使途 ILLUSION ACTS LIKE MAGIC
    値引きあり
    4.2
    「諸君が、一度でも私の名を呼べば、どんな密室からも抜け出してみせよう」いかなる状況からも奇跡の脱出を果たす天才奇術師・有里匠幻が衆人環視のショーの最中に殺された。しかも遺体は、霊柩車から消失。これは匠幻最後の脱出か? 幾重にも重なる謎に秘められた真実を犀川・西之園の理系師弟が解明する。
  • 日常のフローチャート Daily Flowchart
    4.1
    1巻2,200円 (税込)
    ベストセラー作家 森博嗣の『道なき未知』『静かに生きて考える』に続く、人生を豊かにする〝思考のツール&メソッド〟を教えてくれる珠玉のエッセィ集第3弾。 人生に疲れてしまった人たちへー。 作家森博嗣さんの日常はまさに〝工作する哲学者〟。「ミクロ思考」と「マクロ思考」の往復運動から導き出された「人生とは何か」「人間とは何か」が面白い!本書を読めば、あなたの日常は180度変わる!
  • 妻から哲学 ツチヤのオールタイム・ベスト
    4.1
    24年にわたる「週刊文春」の国民的人気連載「ツチヤの口車」から選りすぐった爆笑エッセイ集! 妻は学びの宝庫!? 妻が悪いから哲学に走ったのか、 哲学に走ったから妻が悪くなったのか? I 妻に至る病 規格外の妻の言動に右往左往する日々! II 女の精神 女は手強い! 大学の助手、同僚、自称カトリーヌ、 魔の二歳児……今日もまた土屋教授はやられっぱなし III ツチヤの弁明 “挫折の伝道師”による絶品「言い訳」芸! IV 幸福論序説 結婚の勧めから老化の喜びまで、土屋流幸福論 V ツチヤ師、かく語りき 聖人ツチヤ師が語る洞察に満ちたお言葉 全国の女性たちから「こんな奥様に憧れます」と共感の声が寄せられてきた“規格外の妻”は何者なのか!? 心が軽やかになる唯一無二のユーモアエッセイ、初の〈特別愛蔵版〉爆誕!
  • 道なき未知
    4.1
    「生きづらさ」を「生きやすさ」に 変える「発想」というマジック 作家・森博嗣が伝授する万能の秘訣 「今、この本に出会えてよかった。」と、思える本との出会いは最近ありましたか? あなたが大切にする人に、どうしても教えてあげたい本を何冊持っていますか? 言葉を使うこと、そして考え追究することを職業としてきた作家森博嗣の思考と発想のエッセンスが凝縮された「あなた」のための一冊。 そして「あなたが大切にする人」のための一冊でもあります。 (以下本文より抜粋) 道は、歩かなければ行き着けない。道が人を運んでくれるのではない。人を歩かせるものは、道を見ている目、見えない先まで思いを馳せる頭、そして、一歩ずつ繰り返し交互に前に出る足である。 道の先にあるものは未知だ。なにかがありそうな気がする。この予感が、人を心を温める。温かいことが、すなわち生きている証拠だ。 したがって、行き着くことよりも、今歩いている状態にこそ価値がある。知識を得たことに価値があるのではなく、知ろうとする運動が、その人の価値を作っている。 たとえば、人生という道だって、行き着く先は「死」なのだ。死ぬことがこの道を歩く目的、価値ではないことくらい、きっと誰でもわかっているだろう。
  • 悲観する力
    4.1
    悲観とは「物事は予測や予定どおりには運ばない」と考えることである。本書で伝えたいのは、この「思わぬこと」に対する考察の重要性だ。重大な過ちを繰り返すことへの歯止めは悲観することしかない。「機械は必ず壊れる」「誤操作は必ず起こる」という工学の設計には当たり前のフェールセーフの思想が、人間の心理や感情には決定的に不足している。エラーの想定が不充分なのだ。もちろん単なる心配そして諦めは悲観ではない。「これでは駄目かもしれない」と思ったら次にどう対策するのか。豊かな社会ゆえの楽観を排し、有効な悲観の技術を伝授する。
  • 彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone?
    値引きあり
    4.1
    1~10巻508~554円 (税込)
    ウォーカロン。「単独歩行者」と呼ばれる人工細胞で作られた生命体。人間との差はほとんどなく、容易に違いは識別できない。研究者のハギリは、何者かに命を狙われた。心当たりはなかった。彼を保護しに来たウグイによると、ウォーカロンと人間を識別するためのハギリの研究成果が襲撃理由ではないかとのことだが。人間性とは命とは何か問いかける、知性が予見する未来の物語。
  • 迷宮百年の睡魔 LABYRINTH IN ARM OF MORPHEUS
    値引きあり
    4.1
    百年の間、外部に様子が伝えられたことのない宮殿より取材許可を得て、伝説の島を訪れたミチルとウォーカロンのロイディ。一夜にして海に囲まれたと言い伝えられる島には、座標システムも機能しない迷宮の街が広がり、かつて会った女性に酷似した女王がいた。あらゆる前提を覆す、至高の百年シリーズ第2作!
  • 議論の余地しかない A Space under Discussion
    4.1
    「正解とは、真実とは、本人が最も納得できる仮説にほかならないのです」(『地球儀のスライス』より)。著者が撮影したスタイリッシュな写真に、小説からの引用とメッセージをクロスさせた、「森ワールド」を立体的に堪能できるフォトエッセィ。なくしてしまった時間と、忘れてしまった気持ちに出会える1冊。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 相田家のグッドバイ Running in the Blood
    4.1
    紀彦(のりひこ)にとって相田家はごく普通の家庭だったが、両親は変わった人だった。母は整理収納に異常な情熱を傾け、孤独を愛す建築家の父はそんな母に感心していた。紀彦も結婚し子供ができる。やがて母が癌で亡くなり、父も看取りのあと自ら入った施設で亡くなる。その後、家のあちこちに母が隠したヘソクリが出現し……。限りなく私小説の姿を纏(まと)った告白の森ミステリィ。
  • ツチヤ教授の哲学講義 哲学で何がわかるか?
    4.1
    大哲学者たちが考えたことを信用できるでしょうか? いつもはあまり信用されないツチヤ教授が挑戦的にこう問いかけた。不信感を抱く学生を前にして、プラトンやデカルトなどに代表される哲学史に輝く深遠な学説に、誰にでもわかりやすい言葉で鋭く切り込み、哲学の初心者たちと共に一から考えた渾身の講義。
  • すべてがEになる I Say Essay Everyday
    4.1
    これは小さな革命かもしれないし、単に遅れて届いた郵便を、ポストの片隅に見つけただけかもしれない--二〇〇〇年、本書の登場は、ちょっとした事件だった。「F」ならぬ「E」とは何か? 速筆で知られる著者が構想と執筆にきっかり一年をかけた超大作エッセィ「思考と行動」第一弾。山下和美氏による天才・柳沢教授との夢の競演マンガつき。
  • 幸・不幸の分かれ道
    4.1
    笑う哲学者、土屋賢二の渾身の書き散らし! 「人生は無意味だ」「能力は伸ばせ」「歴史に学べ」「目的をもて」……。どれもこれも疑わしい! われわれは不幸を避けようと努力しますが、どれほど力を尽くしても不幸は避けられません。どんな人でも老いるし、病気になるし、最後は死にます。全力を尽くしてもどうやっても避けられない不幸な出来事に襲われたら、じっと耐えるしかないんでしょうか。そんなことはありません。まだ笑うことが残っています。 この本を読めば、幸福にはなれませんが、不幸になる可能性はだいぶ減ります。たぶん。

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  • 工作少年の日々
    4.1
    理工系ミステリィ作家の毎日は工作の連続だ。掃除機を分解修理し、ミニチュア鉄道を庭に敷設し、さらなる工作生活の充実のためにガレージまで建てて、夜な夜な旋盤を回し、部品を削る――。手になじんだ工具への愛着、空を駆ける模型飛行機への憧れ、パーツを探した模型店の思い出などにふれつつ、小説の創り方や人生哲学もさらりと語る、「モノを作る幸せ」に充ちたエッセイ集。
  • 喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima
    4.1
    文字を読むことが不得意で、勉強が大嫌いだった僕。大学4年のとき卒論のために配属された喜嶋研究室での出会いが、僕のその後の人生を大きく変えていく。寝食を忘れるほど没頭した研究、初めての恋、珠玉の喜嶋語録の数々。学問の深遠さと研究の純粋さを描いて、読む者に深く静かな感動を呼ぶ自伝的小説。
  • 科学的とはどういう意味か
    4.1
    1巻770円 (税込)
    「先生は、幽霊を信じますか?」――国立大学の理科系の授業で、著者は何度もこう質問され唖然とする。彼ら学生は、幽霊が物体だと思って訊いているのか、あるいは現象だと認識しているのか。かように若者の科学離れはもはや危険域まできている。俗説や占い、オカルトなど非科学が横行する今、工学博士で人気作家の著者が、個人レベルの「身を守る力」としての科学的な知識や考え方を簡潔に講義。
  • 有限と微小のパン THE PERFECT OUTSIDER
    値引きあり
    4.1
    日本最大のソフトメーカが経営するテーマパークを訪れた西之園萌絵と友人・牧野洋子、反町愛。パークでは過去に「シードラゴンの事件」と呼ばれる死体消失事件があったという。萌絵たちを待ち受ける新たな事件、そして謎。核心に存在する、偉大な知性の正体は……。S&Mシリーズの金字塔となる傑作長編。
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER
    値引きあり
    4.1
    孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平と女子学生・西之園萌絵が、この不可思議な密室殺人に挑む。新しい形の本格ミステリィ登場。
  • スカイ・クロラ
    4.1
    人の顔は簡単に殴れるのに、自分の顔は殴れない。 自分のものになった瞬間に、手が出せなくなる。 自分のものは、何も壊せなくなる。 僕は、自分を壊せない。 人を壊すことはできても、 自分は、壊せない。(本文より)
  • 静かに生きて考える Thinking in Calm Life(文庫)
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    世の中は騒々しく、人々が浮き足立つ時代になってきた。そんなやかましい時代を、静かに豊かに生きるにはどうすればいいのか? 人生を幸せに生きるとはどういうことか? 作家森博嗣が自身の日常を観察し、思考した極上のエッセィ。「書くこと・作ること・生きること」の本質を綴り、不可解な時代を生き抜くための智恵を指南する。 〈無駄だ、贅沢だ、というのなら、生きていること自体が無駄で贅沢な状況といえるだろう。人間は何故生きているのか、と問われれば、僕は「生きるのが趣味です」と答えるのが適切だと考えている。趣味は無駄で贅沢なものなのだから、辻褄が合っている。〉(第5回「五月が一番夏らしい季節」より)。 他者と競わず戦わず、孤独と自由を楽しむ生き方のヒントに満ちた書です。 2024年1月発売のエッセイ、文庫新版で登場です。
  • 新版 お金の減らし方
    4.0
    「時代に真っ向から対立する本である。」 ―――古市憲寿氏(「解説」より) 投資ブームが到来する今日、お金の話は日常会話に入り込んでいる。 「新NISAやってる?」「日経平均株価が…」などなど。 お金を増やすことが目標とされ、私たちは投資の本を買い、頭を悩ませている。 ところで、「なぜお金を増やす必要があるのか」と考えたことはあるだろうか。 私たちはいったい何のためにお金を増やすのだろうか? そもそも「お金」とは何なのか? 『すべてがFになる』や『スカイクロラ』で知られる人気作家・森博嗣が、 自らのお金との付き合い方を振り返りながら、お金の本質を解き明かす。 本書は、お金というレンズを通して、あなたの人生に深く問いかける。 「お金の減らし方」と大胆に銘打った、人生に効き、人生が変わるお金の本である。 投資家やFPでは決して語ることのできない、これからの生き方を考える「お金の哲学」。 ・「お金がない」とはどういう意味か ・財布の紐が緩むって、何? ・お金に困る原因は十年まえにある ・必要だから仕方ない、という罠 ・人生でたった一度のローンの話 ・「なにか買いたい」症候群 ・仕事量と賃金は比例していない ・好きなものに敏感だとお金持ちになる etc. ※本書は2020年4月に小社より刊行した『お金の減らし方』(SB新書)に新たに「解説」を付し、加筆・再編集したものです。 ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 新装版 スカイ・イクリプス Sky Eclipse
    4.0
    1巻836円 (税込)
    空には言葉がない。言葉は地上のためのものだから――整備工のササクラはクサナギ機のエンジンを調整し、情報部のカイは墜落事故の会見を準備する。そして彼女は病院へカンナミを訪ねるが。子供たちの飛ぶ空を見上げ、地上で暮らす大人たちの八つの物語。シリーズ最初で最後の短篇集。 〈解説〉杉江松恋 巻末著者インタビュー〈聞き手〉清涼院流水
  • 新装版 フラッタ・リンツ・ライフ Flutter into Life
    4.0
    1巻814円 (税込)
    上司のクサナギ大尉やトキノと戦闘機に乗り、空を駆けるクリタ・ジンロウ。地上ではすべてが粘土みたいに溜まって腐っていくように思えてうんざりしている。だが、クサナギの幼馴染みの科学者や、彼女を追う新聞記者と出逢ったことから――永遠を生きる子供たちの物語、急展開!〈解説〉荻原規子 巻末著者インタビュー〈聞き手〉清涼院流水
  • 長生きは老化のもと
    4.0
    コロナ禍で土屋教授は悠々自粛の日々を余儀なくされるも、果敢な挑戦は続く。 コロナに負けるな! 家庭平和を破壊しろ! 整理整頓を軽蔑しろ! 通販業者を論破しろ! コーヒーの通になれ! いやなるな!  その都度敗北に塗れる姿に人生の深淵と笑いを見出す根性の一冊。「週刊文春」の大人気長寿連載文庫化。解説・川上弘美
  • 新装版 スカイ・クロラ The Sky Crawlers
    4.0
    1巻814円 (税込)
    永遠の生命を持つ子供たち「キルドレ」が地上で暮らす大人のために、戦争を請負う社会。新任地に配属された戦闘機乗りのカンナミは指令を受け空へ出勤し、夜は同僚たちと歓楽街へ出かける。彼らにとって生死とは、そして自我とは――著者最高傑作シリーズ、新装版刊行開始!〈解説〉鶴田謙二 巻末著者インタビュー〈聞き手〉清涼院流水
  • 森籠もりの日々
    4.0
    1~5巻1,672~1,925円 (税込)
    小説家・森博嗣は日々何を思い、考えているのか? 2017年7月からの毎日の仕事、遊び、思考の詳細。森博嗣堂浮遊書店ブログ「店主の雑駁」を書籍化。●ほとんどの問題は、相手の身になって考えることで、多少は穏やかな解決に至るものです。●「間に合うかな?」と心配すること自体が既に、悪い状況といえます。●待ち時間というものが、そもそ嫌いです。待たない工夫をします。●「頑張り」の価値は自身のものです。
  • お金の減らし方
    4.0
    お金を他人のために使ってはいけない ・お金はもともと仮想のもの ・お金は社会が保証したもの ・お金は価値を測る物差し ・価値は誰のためのものか? ・自分の欲求をよく知ることが基本 ・値段が価値ではない ・ものの値段に左右されない ・お金がないからできない? ・自分の満足を得ることが最終目的 ・他者のためにお金を使う人たち ・価値を見極めるためには? ・自分の欲求をよく知ることが基本
  • われ大いに笑う、ゆえにわれ笑う
    4.0
    森羅万象を笑い飛ばす ユーモア哲学エッセイ集!! 名作「わたしのギョーザをとって食べた人へ」をはじめ、「胃カメラからの生還」「妻への詫び状」 「論よりだんご」「女性を徹底的に賛美する」「わたしの教えた学生ワーストテン」など、 常識の垣根を取り払い、森羅万象をユーモアと諧謔で解きあかした、お笑い哲学エッセイ集。 著者自身によるイラスト多数収録。 解説・木村晋介
  • そしてだれも信じなくなった
    4.0
    謝罪会見シミュレーション、大学の七不思議、敬語の存在意義、やたら待たされる銀行、○○するだけダイエット、習慣がもたらす弊害、愛のかけらも感じられない妻との日々。「だれも信じられない」出来事の数々(あるいはだれにも信じられない自身)に出会った哲学者が生み出す極上のユーモア・エッセイ集。  解説・荒井泰子
  • ツチヤ学部長の弁明
    4.0
    大学に在籍する諸君。学ぶべし、研究すべし。時は満ちた。金のこと、世間のことは忘れよ。そんなことは卒業後の人生で、いやというほど考えられる。権威は疑え。疑いから哲学ははじまる。"笑う哲学者"ツチヤ教授が、学部長を任命されてからの苦悩の日々。そして変わらぬ女への不満。笑って前向きになれる1冊。
  • 四季【全4冊合本版】
    値引きあり
    4.0
    人類のなかで最も神に近い存在と言われる天才科学者・真賀田四季。超然とありつづけながら成熟する彼女の内面を描いた4部作の合本に。アニメ「すべてがFになる」の原作でもあるシリーズ全4作品を収録した特別版。
  • ツチヤの口車
    4.0
    お腹はへるけど口はへらない、ツチヤ先生満身創痍の日々。「過ちを指摘されたら」「なぜ説得できないか」「準備しない理由」「欠点を苦にしない方法」「女と別れる方法」「男と別れる方法」「妻の最後通告」「脅し方の研究」「親戚が増えると品位は下がる」などなど、引き続き不幸とくんずほぐれつ奮闘中! 週刊文春長寿連載「棚から哲学」をリニューアルした「ツチヤの口車」シリーズ第1弾。
  • 封印サイトは詩的私的手記 I Say Essay Everyday
    4.0
    これは読んではいけない本なのだ。すでに読んでいる人には何を言っても無駄だが、どうして無視できないのか、よく考えてほしい。あなたはとことん森博嗣が好きな人なのか? あるいはどうにも許せないアンチ森なのか?--おなじみの強烈なパンチで始まる超大作エッセイシリーズ第三弾。古谷兎丸氏によるオリジナルマンガ「あみと森くん」つき!
  • 自分探しと楽しさについて
    4.0
    老若男女を問わず、「自分探し」を続けている人は少なくない。自分の存在は、自分にとって最も明らかなはずなのに、なぜ見つけることができないのだろうか。現実に多くの人が、自分の生き方に悩み、自分探しを続けている。もちろん、個々人が置かれた状況はさまざまであり、万能薬は存在しない。その事実を踏まえたうえで、人気作家が、「あなたの中の前向きな気持ち」を、そっと引き出してくれる一冊。【目次】まえがき/第1章 自分はどこにあるか/第2章 楽しさはどこにあるのか/第3章 他者は自分のどこにあるのか/第4章 自分は社会のどこにあるのか/第5章 ぶらりとどこかへ行こう/あとがき
  • 創るセンス 工作の思考
    4.0
    かつての日本では、多くの少年が何らかの工作をしていた。しかし、技術の発展で社会が便利になり、手を汚して実際にものを作るという習慣は衰退し、既製品を選んだり、コンピュータの画面上で作業することが主になった。このような変化の過程で失われた、大切なものがある。それは、ものを作ったことのない人には、想像さえつかないものかもしれない。「ものを作る体験」でしか学べない創造の領域、視覚的な思考、培われるセンスとは何か。長年、工作を続けている人気作家が、自らの経験を踏まえつつ論じていく。【目次】まえがき/1章 工作少年の時代/2章 最近感じる若者の技術離れ/3章 技術者に要求されるセンス/4章 もの作りのセンスを育てるには/5章 創作のセンスが産み出す価値/あとがき
  • 紳士の言い逃れ
    4.0
    ツチヤ先生のユーモア・エッセイ最新作! 「わたしは転んだわけではありません。道端に自発的に横になったのです――」。人類は生き延びるために火を使い、言語を作り、そして「言い訳」を発明したというツチヤ史観が炸裂。「人生最後の日」「もしも記者会見でこう言ったら」「わたしはただの錦鯉です」など、騙されるほうもおかしい年季の入った怒濤の言い逃れ60篇。この往生際の悪さ、土屋先生の独壇場です。
  • 人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか
    4.0
    熟考したつもりでも、私たちは思い込みや常識など具体的な事柄に囚われている。問題に直面した際、本当に必要なのは「抽象的思考」なのに――。「疑問を閃きに変えるには」「“知る”という危険」「決めつけない賢さ」「自分自身の育て方」等々、累計1300万部を超える人気作家が「考えるヒント」を大公開。明日をより楽しく、より自由にする「抽象的思考」を養うには? 一生つかえる思考の秘訣が詰まった画期的提言。
  • われ悩む、ゆえにわれあり ツチヤ教授の人生相談
    4.0
    人間が生きているかぎり、悩みはどこまでもついて回るもの。哲学者であるツチヤ教授が、さまざまな悩みに答えます!「気が弱くて、新幹線の肘掛をつい隣の人に譲ってしまう」「テスト前夜、なぜか勉強よりも机の片づけがやりたくなる」「衝動買いがやめられず、セールになっていると必要のないものまで買ってしまう」「風邪をひいて具合が悪くても他人からいたわってもらえない」……、そんな複雑怪奇な心理、手の焼ける状況、一筋縄ではいかない人間関係に悩んだときの解決法を紹介。目からウロコの回答に、思わず納得すること請け合いです!月刊誌PHPの人気連載、待望の電子化。

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  • 論より譲歩
    4.0
    文春文庫オリジナル。ご存じ「週刊文春」人気長寿連載、「ツチヤの口車」から最新作を収録! 深遠なる哲学から生まれる自虐的ユーモアの真髄を味わえます。
  • 四季 春 Green Spring
    値引きあり
    4.0
    科学者・真賀田四季。幼くして発現する、真の天才。圧倒的人気のカリスマ、真賀田四季の物語、第1弾。天才科学者・真賀田四季(まがたしき)。彼女は5歳になるまでに語学を、6歳には数学と物理をマスタ、一流のエンジニアになった。すべてを一瞬にして理解し、把握し、思考するその能力に人々は魅了される。あらゆる概念にとらわれぬ知性が遭遇した殺人事件は、彼女にどんな影響を与えたのか。圧倒的人気の4部作、第1弾。
  • 朽ちる散る落ちる Rot off and Drop away
    値引きあり
    4.0
    地下密室と宇宙密室、驚天動地の森ミステリィ!土井超音波研究所の地下に隠された謎の施設。絶対に出入り不可能な地下密室で奇妙な状態の死体が発見された。一方、数学者・小田原の示唆により紅子は周防教授に会う。彼は、地球に帰還した有人衛星の乗組員全員が殺されていたと語った。空前の地下密室と前代未聞の宇宙密室の秘密を暴くVシリーズ第9作。
  • われ笑う、ゆえにわれあり
    4.0
    以前から書きとめていたものがかなりの量になり、出版をしきりに勧めてくれる人がまわりにいなかったので、自分から出版を交渉した結果がこの本である(「はじめに」)。「今日からタバコをやめられる──でなくても禁煙をやめられる」「女性をとことん賛美する」「何も考えないで楽しく生きる方法」など、恐妻家で助手にも尊敬されない大学教授にして笑う哲学者・土屋賢二が、人間についてテツガク的に考察した抱腹絶倒の処女エッセイ集。ロングセラーであります。
  • 笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE
    値引きあり
    4.0
    偉大な数学者、天王寺翔蔵博士の住む「三ツ星館」。そこで開かれたパーティの席上、博士は庭にある大きなオリオン像を消してみせた。一夜あけて、再びオリオン像が現れた時、2つの死体が発見され……。犀川助教授と西之園萌絵の理系師弟コンビが館の謎と殺人事件の真相を探る。超絶の森ミステリィ第3弾。
  • アンチ整理術 Anti-Organizing Life
    3.9
    整理・整頓は何故必要なのか?   大学の研究室、芸術家のアトリエ、漫画家の作業場……。 素晴らしい作品が生まれているのは凄まじい散らかりようのなかだ。 物理的な整理ではなく、自分自身の内側と「環境」を整理・整頓してみよう。 人気作家が語る、自由に楽しんで生きるために大切な創造的思考と価値観。
  • 勉強の価値
    3.9
    勉強が楽しいはずない。特に子供が勉強しないのは「勉強は楽しい」という大人の偽善を見透かしているからである。まず教育者は誤魔化さずこれを認識すべきだ。でなければ子供が教師の演技を馬鹿馬鹿しく思い両者の信頼関係が損なわれる。僕は子供の頃あまりに美化された「勉強」に人生の大事な時間を捧げる必要があるか疑った。が、現在(正確には21歳から)は人は基本的に勉強すべきだと考える。そう至ったのは何故か? 人に勝つため、社会的な成功者になるためではない。ただ一点「個人的な願望」からそう考える理由を、本書で開陳する。
  • 哲学者かく笑えり
    3.9
    ※哲学書ではありません。お笑い書です。中毒性がありますので「笑い」に弱い方は、服用にご注意ください! ――ホモルーデンスとして生まれた諸君。笑うべし、遊ぶべし。楽しみの先に疑問があり、それが思索へとつながり、哲学へ至る(かもしれない)。へ理屈は楽しい。詭弁は愉快だ! 「笑う哲学者」土屋賢二のエッセンスがつまったエッセイに、英国留学時にやりとりされた絶品「滞英往復書簡録」が収録された、生活がうるおう1冊。
  • 森博嗣のミステリィ工作室
    3.9
    ミステリィを書く上で、影響を受けた100冊をセレクトした「ルーツ・ミステリィ100」、犀川&萌絵(SM)シリーズの自作解説「いまさら自作を語る」の他、同人誌時代の漫画、専門誌に寄稿したエッセィ、山田章博・萩野真・ささきすばる3氏が語る森博嗣像も収録。森ミステリィの魅力と秘密に迫る、充実の個人読本!
  • なにものにもこだわらない
    3.9
    1巻1,500円 (税込)
    常識、職場の空気、前例、人の目、自分らしさ、見栄……。あなたも「こだわり」に囚われていませんか? 臨機応変に考えて、自由に生きよう。なにか一つのことに拘って成功した人よりも、あらゆることを試して成功した人の方が多いはずだ。単に、「諦めなかった」という意味で、「拘り続けた」という言葉を使っていることが多く、そこを誤解しがちである。あくまでも、「固執する」という意味での「拘り」は無用だということ。拘ることの最大の欠点は、思考が不自由になることであり、思考が不自由になると、思いつく機会が減るし、また問題解決ができにくくなる。こうなった人は、いつも周囲の誰かに頼ろうとするし、最近であれば、ネットで検索しようとする。自分の頭の中で問題を展開さえしない(本書より)。人気小説家・工学博士による人生を好転させるヒント。 【おもな目次】●第1章 「拘り」は悪い意味だった。 ●第2章 「拘る」のは感情であり、理性ではない。 ●第3章 「拘らない」なら、その場で考えるしかない。 ●第4章 生きるとは、生に拘っている状態のことだ。 ●第5章 新しい思いつきにブレーキをかけない。 ●第6章 自由を維持するためにはエネルギィが必要だ。 ●第7章 死ぬとは、死に拘るのをやめることだ。 ●第8章 拘らなければ、他者を許容することができる。 ●第9章 優しさとは、拘らないことである。 ●第10章 拘らなければ、臨機応変になる。
  • 道なき未知 Uncharted Unknown
    3.9
    「生きづらさ」を「生きやすさ」に変える「発想」というマジック 作家・森博嗣が伝授する万能の秘訣 「今、この本に出会えてよかった。」と、思える本との出会いは最近ありましたか? あなたが大切にする人に、どうしても教えてあげたい本を何冊持っていますか? 言葉を使うこと、そして考え追究することを職業としてきた作家、森博嗣の思考と発想のエッセンスが凝縮された「あなた」のための一冊。 そして「あなたが大切にする人」のための一冊でもあります。 (以下本文より抜粋)  道は、歩かなければ行き着けない。道が人を運んでくれるのではない。人を歩かせるものは、道を見ている目、見えない先まで思いを馳せる頭、そして、一歩ずつ繰り返し交互に前に出る足である。 道の先にあるものは未知だ。なにかがありそうな気がする。この予感が、人を心を温める。温かいことが、すなわち生きている証拠だ。 したがって、行き着くことよりも、今歩いている状態にこそ価値がある。知識を得たことに価値があるのではなく、知ろうとする運動が、その人の価値を作っている。 たとえば、人生という道だって、行き着く先は「死」なののだ。死ぬことがこの道を歩く目的、価値ではないことくらい、きっと誰でもわかっているだろう。 (以下、目次より見出し一部抜粋) 道を探しているだけで良いのか?/時間の第一法則  兎が亀に負けるか?/思考の道筋/表通りか抜け道か  人生の道草/絆という幻想/精神論はノウハウではない  発想できる頭を持とう/目的達成に必要なもの  頭のダイエットをしよう/「発想」というマジック  映像で考える/思考と行動の両輪/トラブルがあるのが普通  神と理屈はだいたい同じ/仮説で切り開くフロンティア  理屈による説得は難しい/矛盾の活用/「死」について考えよう  まとめるな、まとまるな/「自分を信じろ」は正しいのか?  目標は転ばないこと/エラーが出ると嬉しくなる  装飾でなく本質を/言葉より数を見る/「甲斐」vs「やすい」  多数派か少数派か/落ち着かなくても良い/一所懸命より誠実さを  いつまでも子供でいたい/後悔する人は後悔したい人  未知こそが教養である/etc.
  • サイタ×サイタ EXPLOSIVE
    値引きあり
    3.9
    匿名の依頼を受け、ある男の尾行を始めたSYアート&リサーチの小川と真鍋。男は毎日何時間も映画館を見張っていた。単調な仕事かと思われた頃、ニュースを騒がせている連続爆発事件にアルバイトの永田が遭遇。そして殺人事件が――。依頼人は誰か、目的は。連続爆弾魔との関係は。緊張感に痺れるXシリーズ第五弾!【解説入り】 ※本作品は 2017年9月14日まで販売しておりました講談社ノベルス電子版『サイタ×サイタ』の文庫電子版となります。 本編内容は同じとなりますので予めご了承下さい。既に同作品をご購入されているお客様におかれましてはご注意下さい。
  • ムカシ×ムカシ REMINISCENCE
    値引きあり
    3.9
    東京近郊に広大な敷地を持つ百目鬼家は、大正期の女流作家、百目一葉を世に出した旧家。その息子夫妻が屋敷内で刺殺され、遺産の整理と鑑定を請け負ったSYアート&リサーチの小川と真鍋、アルバイトの永田は新たな殺人に遭遇する。古い河童の絵と謎めいた文の意味するものは。Xシリーズ、待望の第4作!
  • 君の夢 僕の思考 You will dream while I think
    3.9
    「孤独という自由を、人は恐れ、その価値を評価しないよう、真の意志の存在を忘れるよう、人は努力する」(『恋恋蓮歩の演習』より)。磨き抜かれた思考と、作品に込められた想いが凝縮した、著者自身によるフォトエッセィ。折にふれて取り出し、噛みしめたい言葉たち。『議論の余地しかない』へ続く第1集。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE
    値引きあり
    3.9
    霧の早朝、私と鮭川は声を持たない聡明な赤目姫と三人でボートに乗っていた。目指す屋敷で、チベットで、ナイアガラで。私たちの意識は混線し、視点は時空を行き来し、やがて自分が誰なのかもわからなくなっていく--。これは幻想小説かSFか? 百年シリーズ最終作にして、森ファン熱狂の最高傑作!
  • 作家の収支
    3.9
    1996年38歳のとき僕は小説家になった。作家になる前は国立大学の工学部助教授で、月々の手取りは45万円だった。以来19年間に280冊の本を出したが、いまだミリオンセラの経験はなく一番売れたデビュー作『すべてがFになる』でさえ累計78万部だ。ベストセラ作家と呼ばれたこともあるが、これといった大ヒット作もないから本来ひじょうにマイナな作家である――総発行部数1400万部、総収入15億円。人気作家が印税、原稿料から原作料、その他雑収入まで客観的事実のみを作品ごと赤裸々に明示した、掟破りで驚愕かつ究極の、作家自身による経営学。
  • ジグβは神ですか JIG β KNOWS HEAVEN
    値引きあり
    3.9
    βと名乗る教祖をあおぐ宗教団体の施設・美之里。調査に訪れた探偵・水野は加部谷恵美たちと偶然の再会を果たす。つかの間、フィルムでラッピングされ棺に入れられた若い女性の美しい全裸死体が発見された。あちらこちらに見え隠れする真賀田四季の影。紅子が、萌絵が、加部谷たちが近づいた「神」の真実とは。
  • 本質を見通す100の講義
    3.9
    何気なく過ごす中で、物事の大切な本質を見落としていませんか? 遠回りすることで、初めて辿りつける面白さがある。人気ミステリィ作家が贈る「考えて生きる」ための静かで鋭い視点!
  • ツチヤ教授の哲学ゼミ もしもソクラテスに口説かれたら
    3.9
    もし「わたしはあなたの顔も性格も嫌いですが、あなた自身を愛しています」と言われたら、あなたはどう思う? ツチヤ教授が問いかけたとたん、女子大生たちの容赦ない突っ込みが火を吹いた! 日常によくある一言から、哲学の問題へと至る実践的な哲学ゼミナール。『ツチヤ教授の哲学講義』でプラトンやデカルトなど大哲学者たちを次々となぎ倒したツチヤ教授、今度はソクラテスの口説き文句を俎上に乗せ、哲学を読者の身近なものにします。
  • 簡単に断れない。
    3.9
    ツチヤが来りてホラを吹く。「お茶の水女子大の方から来ました」「妻と助手を養わなくてはならないんです」「読んでも読まなくても必ず笑えるから」などと言いながら本書を売り歩いている哲学教授がいます。屁理屈をこねまわして簡単には断れませんので、ボランティアだと思って(?)、ぜひ2~3冊まとめてお買い求めください。週刊文春長寿連載「棚から哲学」シリーズ第5弾。
  • 孤独の価値
    3.9
    人は、なぜ孤独を怖れるのか。多くは孤独が寂しいからだと言う。だが、寂しさはどんな嫌なことを貴方にもたらすだろう。それはマスコミがつくったステレオタイプの虚構の寂しさを、悪だと思わされているだけではないのか。現代人は〈絆〉を売り物にする商売にのせられ過剰に他者とつながりたがって〈絆の肥満〉状態だ。孤独とは、他者からの無視でも社会の拒絶でもない。社会と共生しながら、自分の思い描いた「自由」を生きることである。人間を苛む得体の知れない孤独感を、少しでも和らげるための画期的な人生論。
  • 冷たい密室と博士たち
    完結
    3.9
    同僚・喜多北斗の誘いで「極地環境研究センタ」を訪れたN大学助教授の犀川と、その教え子・萌絵。低温度実験室での実験終了後に打ち上げコンパが行われる最中、密室である実験室でふたりの大学院生が死体となって発見された。犯人はどうやって密室に侵入しふたりを殺害したのか? 犀川の頭脳がゆっくりと回転を始める――。本格ミステリィのコミカライズ第2弾!!
  • あたらしい哲学入門 なぜ人間は八本足か?
    3.9
    ツチヤ先生の、お茶の水女子大学で学生の人気を集めた初心者向け講義をここに再現! 「火は消えるとどこへ行くのか」「毛が何本抜けたらハゲなのか」「なぜ空は青いのか」「人生は無意味か」など、さまざまな“哲学的問題”を思いもよらない方法で次々に解いてみせ、哲学の核心に直接導く新しいタイプの本格的哲学入門です。「一点のくもりもなく哲学について分かっていただけることを目指しました」(ツチヤ先生)
  • 自由をつくる 自在に生きる
    3.9
    自由とは何だろうか。それは、単に義務がない状態のことではない。何でもしてよいと放り出された状況のことでもない。自分の思いどおりになること――これが「自由」なのだ。当たり前に思えるかもしれないが、このことの深い意味を知る人は少ない。しかし、これに気づくことが、人生をよりよく生きるポイントなのである。真の意味で自由を知り、自由に生きる。その秘訣について、人気作家がわかりやすく論じる。よしもとばななさん推薦本!【目次】まえがき――「自由」に対する誤解/1章 人生の目的は自由の獲得である/2章 他者からの支配、社会からの支配/3章 身近に忍び寄る支配/4章 支配に対するレジスタンス/5章 やっかいなのは自分による支配/あとがき
  • 工学部・水柿助教授の逡巡 The Hesitation of Dr.Mizukaki
    3.9
    水柿君は、N大学工学部助教授のままミステリィ作家になった。なんとなく小説を書き始めたら、すぐに書き上がり、それをミステリィ好きの妻・須摩子さんに見せたが、評価は芳しくなかった。しかし出版社に送ってみたら、なんと本になって、その上、売れた! 時間があれば小説を書き続け、幾星霜、いまではすっかり小説家らしくなったが……。
  • 工学部・水柿助教授の解脱 The Nirvana of Dr.Mizukaki
    3.9
    本シリーズの特徴は話題の些末さ、否、多方面性のため、なかなか進まず、本題が何か忘却、否、もともと本題などない、というまさに人間の思考、会話、関係を象徴する点にあったのだが、前作で人気作家となりし水柿君なんとあっさり断筆、作家業を引退宣言。限りなく実話に近いらしいM(水柿)&S(須摩子)シリーズ、絶好調のまましみじみ完結!
  • 「やりがいのある仕事」という幻想
    3.9
    私たちはいつから、人生の中で仕事ばかりを重要視し、もがき苦しむようになったのか? 本書は、現在1日1時間労働の森博嗣がおくる画期的仕事論。自分の仕事に対して勢いを持てずにいる社会人はもちろん、大学生にもおすすめ。

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  • どちらかが魔女 Which is the Witch? 森博嗣シリーズ短編集
    値引きあり
    3.9
    西之園家のキッチンでは、ディナの準備が着々と進んでいる。ゲストは犀川、喜多、大御坊、木原。晩餐の席で木原に続き、大御坊の不思議な体験が語られた。その謎を解いたのは――(表題作)。ほかに「ぶるぶる人形にうってつけの夜」「誰もいなくなった」など、長編シリーズのキャラクタが活躍する8編を収録。(講談社文庫)
  • θは遊んでくれたよ ANOTHER PLAYMATE θ
    値引きあり
    3.9
    死体に記された謎の文字「θ」が示すものは? 25歳の誕生日にマンションから転落死した男性の額には、θ(シータ)という文字が書かれていた。半月後、今度は手のひらに赤いθが書かれた女性の死体が。その後も、θがマーキングされた事件は続く。N大の旧友・反町愛から事件について聞き及んだ西之園萌絵は、山吹ら学生三人組、探偵・赤柳らと、推理を展開する!
  • 捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest
    値引きあり
    3.9
    メビウスの帯構造の密室に現れた死体、そして消える秘宝――。エンジェル・マヌーヴァと呼ばれる宝剣が眠る“メビウスの帯”構造の巨大なオブジェ様の捩れ屋敷。密室状態の建物内部で死体が発見され、宝剣も消えた。そして発見される第2の死体。屋敷に招待されていた保呂草潤平と西之園萌絵が、事件の真相に至る。S&MシリーズとVシリーズがリンクする密室ミステリィ。
  • 魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge
    値引きあり
    3.9
    完全な空中密室、そして衆人環視の不可能犯罪! アクロバット飛行中の二人乗り航空機。高空に浮かぶその完全密室で起こった殺人。エンジェル・マヌーヴァと呼ばれる宝剣をめぐって、会場を訪れた保呂草と無料招待券につられた阿漕荘の面々は不可思議な事件に巻き込まれてしまう。悲劇の宝剣と最高難度の密室トリックの謎を瀬在丸紅子が鮮やかに解き明かす!
  • 月は幽咽のデバイス The sound Walks When the Moon Talks
    値引きあり
    3.9
    美しい館にひそむオオカミ男の犯罪か!? 薔薇屋敷あるいは月夜邸と呼ばれるその屋敷には、オオカミ男が出るという奇妙な噂があった。瀬在丸紅子たちが出席したパーティの最中、衣服も引き裂かれた凄惨な死体が、オーディオ・ルームで発見された。現場は内側から施錠された密室で、床一面に血が飛散していた。紅子が看破した事件の意外な真相とは!?
  • 黒猫の三角 Delta in the Darkness
    値引きあり
    3.9
    一年に一度決まったルールの元で起こる殺人。今年のターゲットなのか、6月6日、44歳になる小田原静子に脅迫めいた手紙が届いた。探偵・保呂草は依頼を受け「阿漕荘」に住む面々と桜鳴六画邸を監視するが、衆人環視の密室で静子は殺されてしまう。森博嗣の新境地を拓くVシリーズ第1作、待望の電子書籍化。
  • 数奇にして模型 NUMERICAL MODELS
    値引きあり
    3.9
    模型交換会会場の公会堂でモデル女性の死体が発見された。死体の首は切断されており、発見された部屋は密室状態。同じ密室内で昏倒していた大学院生・寺林高司に嫌疑がかけられたが、彼は同じ頃にM工業大で起こった女子大学院生密室殺人の容疑者でもあった。複雑に絡まった謎に犀川・西之園師弟が挑む。
  • 夏のレプリカ REPLACEABLE SUMMER
    値引きあり
    3.9
    T大学大学院生の簑沢杜萌は、夏休みに帰省した実家で仮面の誘拐者に捕らえられた。杜萌も別の場所に拉致されていた家族も無事だったが、実家にいたはずの兄だけが、どこかへ消えてしまった。眩い光、朦朧とする意識、夏の日に起こった事件に隠された過去とは? 『幻惑と死と使途』と同時期に起こった事件を描く。
  • 詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE
    値引きあり
    3.9
    大学施設で女子大生が連続して殺された。現場は密室状態で死体には文字状の傷が残されていた。捜査線上に浮かんだのはロック歌手の結城稔。被害者と面識があった上、事件と彼の歌詞が似ていたのだ。N大学工学部助教授・犀川創平とお嬢様学生・西之園萌絵が、明敏な知性を駆使して事件の構造を解体する!
  • 魔的
    3.9
    なんという希有な響きだろう/音は聞こえるけれど、言葉は聞こえない――物語が消え、そこに遺る、痛いほど純粋な言葉たち。森博嗣、唯一の詩集。
  • 静かに生きて考える Thinking in Calm Life
    3.8
    1巻1,870円 (税込)
    世の中は騒々しく、人々が浮き足立つ時代になってきた。そんなやかましい時代を、静かに生きるにはどうすればいいのか? 人生を幸せに生きるとはどういうことか? 作家森博嗣が自身の日常を観察し、思考した極上のエッセィ。「書くこと・作ること・生きること」の本質を綴り、不可解な時代を生き抜くための智恵を指南する。 〈無駄だ、贅沢だ、というのなら、生きていること自体が無駄で贅沢な状況といえるだろう。人間は何故生きているのか、と問われれば、僕は「生きるのが趣味です」と答えるのが適切だと考えている。趣味は無駄で贅沢なものなのだから、辻褄が合っている。〉(第5回「五月が一番夏らしい季節」より)。 他者と競わず戦わず、孤独と自由を楽しむ生き方のヒントに満ちた書です。
  • 情景の殺人者 Scene Killer
    値引きあり
    3.8
    真っ白い雪の上、胸にナイフを刺され、血を流して横たわる美女。被害者どうしに接点はなく、時期も場所も異なるが、現場の状況には類似性がある一連の殺人事件。最初の被害者の夫が撮った映画には、事件を彷彿とさせるシーンがあった。女性二人の探偵事務所に持ち込まれた浮気調査は、映画監督で舞台演出家、作家でもある彼の二人めの妻に関わるものだった。浮気の証拠を掴むための張り込み中、都内では珍しく積もるほどの雪が降り始めた。

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