探偵伯爵と僕 His name is Earl

探偵伯爵と僕 His name is Earl

583円 (税込)

2pt

夏休み、友だちが次々と姿を消した。懐かしく新しい、森ミステリィの快作。もう少しで夏休み。新太は公園で、真っ黒な服を着た不思議なおじさんと話をする。それが、ちょっと変わった探偵伯爵との出逢いだった。夏祭りの日、親友のハリィが行方不明になり、その数日後、また友達がさらわれた。新太にも忍び寄る犯人。残されたトランプの意味は?探偵伯爵と新太の追跡が始まる。

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探偵伯爵と僕 His name is Earl のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    プロの仕事ですね、星5。講談社が「かつて子どもだったあなたと少年少女のための」と銘打ったシリーズ作品だったようですが、大人と子供、立場を切り替えて読むとまた異なる読後感を得られる構造です。本質を突く平易な文体の応酬が小気味良い。こんな機能性を持った作品に、子供のときに出会ったら、ミステリー好きになっ

    0
    2019年01月27日

    Posted by ブクログ

    子供視点の言葉が心地良くもあり、言ってくれるじゃんとニヤリとさせられるw 子供の素直な言葉だからこそ出る、心に刺さる名言の宝庫。心に刺さったと思っても俺は忘れちゃうから、読み返したい一冊。

    0
    2013年08月25日

    Posted by ブクログ

    児童書的な一人称かと思って、油断していました。
    理系文学。子どもの声を通して、いろいろ気づかされました。

    0
    2019年05月15日

    Posted by ブクログ

    解説に以下同文って感じです。
    最初子供文庫みたいな書きっぷりで油断させておいて、徐々に物語に引き込まれていく感じがとても良かったです。

    0
    2016年02月09日

    Posted by ブクログ

    小学生の「僕」とアールと名乗る「伯爵」が、ある日公園で出会い、そのうち失踪した子供の捜索をすることになる話。小学生の「僕」がストーリーを語る構成になっていて、言葉は幼いが、鋭い部分もあり、子供独特なユーモアもあり、わかりやすくておもしろい。内容は幼児誘拐殺人事件というディープな話なのだが、さらっと描

    0
    2015年08月06日

    Posted by ブクログ

    もう少しで夏休み。新太は公園で、真っ黒な服を着た不思議なおじさんと話をする。それが、ちょっと変わった探偵伯爵との出逢いだった。夏祭りの日、親友のハリィが行方不明になり、その数日後、また友達がさらわれた。新太にも忍び寄る犯人。残されたトランプの意味は?探偵伯爵と新太の追跡が始まる。

    主人公の瑞瑞しい

    0
    2015年01月28日

    Posted by ブクログ

    表紙カバーが美しい。

    読み始めは児童書っぽいなぁと思ったけど、
    終わってみれば子供らしいハッピーエンドじゃなく殺人事件だし、森さんの持論が込められた文章にはいつも通り考えさせられた。

    0
    2014年09月08日

    Posted by ブクログ

    さわやかに始まる。

    サクサクと読み進めていくと、だんだんゾクっと怖くなる。
    さわやかなまま終わるわけなかったよね、だって森さんだもの。


    あ~ネタばれになってしまいそうで詳しくレビューできません。

    とにかく、最後になるほどね、と納得。
    あの年頃特有の視点での観察眼だとか、大人びた物言い、これっ

    0
    2014年08月13日

    Posted by ブクログ

    森さんのシリーズ外の小説です。
    タイトルと最初の数ページから受けた印象は、「少年と不思議なおじさんとの出会い、ちょっと不思議な事件、ひと夏の冒険と心温まる思い出」みたいなものだったんですが、読み進めてみると、心温まる話ではなかったです。
    子ども目線から見た誘拐事件で、文章からライトな印象を受けてしま

    0
    2014年06月29日

    Posted by ブクログ

    「かつて子どもだったあなたと少年少女のためのミステリーランド」
    というシリーズの中の1つらしい。
    主人公は、こまっしゃくれた小学生の新太(あらた)。
    奇矯な言動の伯爵と、理屈屋の新太。
    探偵小説というよりは、冒険小説っぽい感じかな?
    新太目線の物語だから、印象としては柔らかめなんだけど
    そこで語られ

    0
    2013年12月08日

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