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自由とは何だろうか。それは、単に義務がない状態のことではない。何でもしてよいと放り出された状況のことでもない。自分の思いどおりになること――これが「自由」なのだ。当たり前に思えるかもしれないが、このことの深い意味を知る人は少ない。しかし、これに気づくことが、人生をよりよく生きるポイントなのである。真の意味で自由を知り、自由に生きる。その秘訣について、人気作家がわかりやすく論じる。よしもとばななさん推薦本!【目次】まえがき――「自由」に対する誤解/1章 人生の目的は自由の獲得である/2章 他者からの支配、社会からの支配/3章 身近に忍び寄る支配/4章 支配に対するレジスタンス/5章 やっかいなのは自分による支配/あとがき
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Posted by ブクログ
・コンテストや競技、あるいは競争というイベントの時だけに「やった!」という達成感がある。
とりもなおさず、それは自由を獲得したというよりかは、不自由から解放されただけで、単に自由の出発点に立ったにすぎない。
・目指すものは、自分で決めなければ意味がない。
本当の自由がそこから始まる。
目指すものに向けて、少しずつ近づいていく自分、それを体感する楽しさ、そして、おそらくはたどり着けないかも知れないそのゴールを思う時の仄かな虚しさ、でも、とにかく、その前向きさが、自由の本当の価値だと思う。
・考える。行動することは生きていることにほかならない。
・その人が見た夢より素晴らしい現実はない。
・好きにも、嫌いにも、人間は支配されている。
・自由とは、ほおっておいて成り立つものではない。
常に磨かなければならない。
・「生きる」とは結局「死」への抵抗だ。
・「型」に価値があるのではなく、そこに込められた「心」がコンテンツだ。
・願わない夢は叶わない
・諦めなければ挫折は訪れない
・生きているということはそもそも「目立つ」ということ。
・生きていること自体が不安定。
・自由も不安定。
・
Posted by ブクログ
まず、自分がなにに支配されているかに気づくこと。
自分の思い込み、周囲の意見、
一般に正しいとされていること。
生きていて、不自由だと感じることは沢山あるが
それは本当に仕方ないことなのか。
その不自由さはどこからくるのかを、
もっと日常的に考えるのが大事なんだと知った。
————
ただ、欲しいな〜と思うのは
願っているとは言わない。
本当に願っていることなら、具体的な行動や
それに伴う課題が見えるはず。だから、
諦めなければ夢は叶う、は綺麗事ではない。
周囲に流されて生きている人々を見て
サバンナの水牛の群れを思い浮かべる、という森さん。
「それ、本当にあなたの願いですか?」
と、深く考えていないそれっぽい人生の目標を
見透かされるようでぎくりとする。
————
あとがきで印象的だったエピソード。
この本の第二章の量が少なめだから
何か付け足しましょうか、と出版社の方に提案されて
最初は何を挿入しようか考えていたけれど
それはフォーマットに支配されているのでは?と
思い直してそのままにした、とあった。
常に支配や自由について
考えているからこその対応で、さすがだなと思った。
日常にひそむ支配はたくさんあって、
その流れに乗っている間は心地がいいけれど
少し遠くを見ると危険な方向へ向かっていることに
気付く、とある。
今調子が良いものはいずれ悪くなる、
一番安定しているのは死んだ人間である、
など、ぬるま湯から引っ張り上げてくれる言葉が
多々あって、もっと冒険しよう、
もっと自分にとっての正解をちゃんと考えよう、
と気を引き締められた。
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