われ笑う、ゆえにわれあり

われ笑う、ゆえにわれあり

509円 (税込)

2pt

以前から書きとめていたものがかなりの量になり、出版をしきりに勧めてくれる人がまわりにいなかったので、自分から出版を交渉した結果がこの本である(「はじめに」)。「今日からタバコをやめられる──でなくても禁煙をやめられる」「女性をとことん賛美する」「何も考えないで楽しく生きる方法」など、恐妻家で助手にも尊敬されない大学教授にして笑う哲学者・土屋賢二が、人間についてテツガク的に考察した抱腹絶倒の処女エッセイ集。ロングセラーであります。

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われ笑う、ゆえにわれあり のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年07月24日

    「読みたいものを、書けばいい」の権化を通り越して、「書きたいものを、書いただけ」くらい振り切った散文集。

    一見だいぶふざけているが、実際しっかりふざけているが、得るものもないとはいえない。
    哲学をひねくらかすとこうなるのか、と思う。それもまた、哲学の面白さなのかもしれない(本当かな)。

    書かれて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月24日

    おもしろい。電車の中で読んでいて、笑いを堪えるのが大変だった。堪えきれてなかったかもしれない。
    哲学とか論理学とか、小難しいイメージがあるけど、ここまでふざけた使い方が出来るんだなぁと思う。
    私はこのユーモアのセンスが本当に好きだけど、面白くないと言う感想もよく目にするので、まぁ好みは分かれるんだと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年10月02日

    まったく新しいジャンル。天才的なへりく・・いや論理的思考。哲学の奥深さ。
    土屋先生が聡明で思慮深いのはもちろんだが、読者もそれ相応の知的センスが求められるとは限らないかもしれないとは思わくもなくはないかもしれないかもとは思えないはずがないかは分からない。

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    Posted by ブクログ 2018年03月20日

     論理学を最近学んだばかりだったので、非常に楽しく読めた。論理学をこんなにふざけて活用できるなんて。目からウロコ。

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    Posted by ブクログ 2010年02月22日

    2010.02.22

    ツチヤ本を手にすること9冊目。ようやく第一作品目を読み終えた。
    一冊目は哲学の色が濃い、というのをどこかで目にしたが、本当にそうだと思った。
    第二作目の『われ大いに笑う、ゆえにわれ笑う』も面白かったが、この一作目の面白さとは面白さが違う。

    こういう感じの好きだな~。哲学に興...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月15日

    土屋賢二の考え方と論のこねくり回し方がとても好き。

    絶対自分でも分かってあろうことをいかにして面白おかしく正当化、綺麗に主張できるか考えながら書かれており、各章ごとのオチもクスッと笑える要素で終わっているのも楽しい。

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    Posted by ブクログ 2023年07月28日

    哲学的に真面目にギャグを言うところが非常に面白かった。とくに学生や助手との対話はくだらなすぎて最高に笑った(笑)。人生や人間についても哲学が説明されててなんとなく疑問を持つ時読むのに最適な本。哲学好きな人にはうってつけかも。

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    Posted by ブクログ 2023年04月03日

    普段人が熟考しないことを掘り下げつつ、軽快にユーモアたくさんに進んでいく。日時会話で駆使したら嫌われそうだけど、笑ってしまう。挙げ足をとる感じ。
    もう一回詠んでもいいかも。

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    Posted by ブクログ 2020年11月03日

    「献辞」「はじめに」で既にふざけている。
    面白い。最初の「今日からタバコをやめられる…」が馬鹿馬鹿しくて引き込まれた。
    全体を通して基本屁理屈。頭が良くて捻くれていると、普段からこんなこと考えてるんだろうなーと思い、笑える。
    後半は哲学的。 『結婚前の男女は楽しくつきあってさえいればよいが、家...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年09月26日

    悩みたい放題の人生というフレーズに思わず噴いてしまいました。
    悩みのない人なんていないのだなぁ、とちょっと気持ちが軽くなりました。

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