ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
シリーズ本が本屋大賞「超発掘本!」に選ばれ喜ぶも、コロナ禍到来。厳しく優しく面白いツチヤ教授の日常と名言はコロナ疲れに効く!
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
爆笑させられてしまえば、星5を付けざるを得ない。 著者のエッセイは面白いと前々から聞いていたが、書店でこの本を手に取り2ページほど読んだだけでそれを実感することができた。 この本の魅力はまえがきである。 まえがきにおいて、「この本では何ら重要な提言も情報も提供しない」と明言しているのだ。 つまりこ...続きを読むの本を読むにあたって何か得ようとしないでください、と言っているのだ。 欲があるから得られなかったときに落胆するのだ、最初から何も得ようとしなければ失敗しようがない、と。 完全に心を掴まれてしまった。 そしてこれはこの本に限らず、そして読書に限らず、人生のあらゆる場面で適用できる考え方なのではないか? 幸福にしろ、知識にしろ、得よう得ようとするほど遠ざかっていく。 欲は曲者なのだ。 それならいっそ人生の無価値性を認め、無欲になろうではないか。 無欲になるからこそ、逆説的に得られるものがあるのだ。 良い本だから読まなければならない、読まないことに罪悪感を感じる、といった読書ははなから間違いなのだ。 人生の中の無駄を肯定してくれる著者の考え方に共感した。 これからは「何か得られてしまいそうな本」を買ったとしても「何もいらない」と思いながら読むことを決意した。 しかし以前前書きで購入を決意した本の中身が薄かったこともあり、1つ2つ中身を拝見した。 結果、文句なしの購入である。 爆笑してしまったら買わざるを得ない。 そして今家でも爆笑しながら読んでいる。 上記のようなまえがきを書く筆者の本なので、こちら側としても行儀良く前から順番に読むわけにはいかない。 パラパラとページをめくり目に止まった部分を適当に読んでいる。 おそらく筆者も「それでいい」と言ってくれるだろう。 何なら「買ってくれたならあとはどうしてくれても構わない」と言うかもしれない。 いや間違いなく「もう10冊買ってくれ」と言うだろう。 そういう無意味な買い物をするのもいいかもしれない。 無駄こそ人生である。
毎晩、寝る前に少しずつ読み、ニコニコしながら寝てました。p178の「死ぬまでに一度はラーメンの『全部のせ』を躊躇なく注文できるほどの大富豪になりたいという・・」のフレーズ。ニコニコしてしまう。
週刊文春連載の『ツチヤの口車』の2019/10〜2020/12分。 真面目な本が続いて、息抜きしたいときに、時々読むシリーズ。 発行前年の2020年の本屋大賞で同シリーズの「無理難題が多すぎる」が超発掘本賞を受賞しているのは知らなかった。 P163 やる気がなくてよかった ある人が7歳の娘...続きを読むさんに「最近パパ自信を失ってるから、なんかパパのすごいところ言って」と言ったところ、娘さんは「やる気がないのに仕事がんばっているところ」と答えたという。 これほど賢くて、優しくて、奥深くて洞察力のあることばがあるだろうか。ホメようがない相手をホメるのに四苦八苦しているわたしには、この子の才能がうらやましくてならない。
軽い文体で書かれているが深いことが書かれていると思ったり、いや頭のいい人の言葉遊びだと思ったりと、気持ちを行ったり来たりさせ、感心したりフフッとしたりしながら読んだ。 解説の方が、「読者の「常識」を脱臼させてくれるような発想と展開」と書いていたが、その通りだと思った。 自分も電車の中で何度か脱臼した...続きを読む。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
不要不急の男
新刊情報をお知らせします。
土屋賢二
フォロー機能について
「文春文庫」の最新刊一覧へ
「エッセイ・紀行」無料一覧へ
「エッセイ・紀行」ランキングの一覧へ
あたらしい哲学入門 なぜ人間は八本足か?
急がば転ぶ日々
簡単に断れない。
記憶にありません。記憶力もありません。
教授の異常な弁解
紅茶を注文する方法
幸・不幸の分かれ道
試し読み
紳士の言い逃れ
「土屋賢二」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲不要不急の男 ページトップヘ