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Posted by ブクログ 2012年03月24日
森博嗣(もり ひろし)唯一の詩集。
もともと、森博嗣の小説は詩的な要素が滲み出ているように思う。
僕の森博嗣のイメージは、ほぼ「スカイ・クロラ」で固定されている。
純粋で静かで、無駄がなく飾りがない。心にスッと這入り込んでくる感じだ。
中原中也のイメージもそうなんだけど、詩的に類似した匂いがす...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年10月01日
森先生の理論が最後までなかなか捉えられず、何を言わんとしている詩なのか分からないものがあった。しかし、生への切迫感を終始漂わせつつも、何か生への安堵感を感じる構成になっていた気がする。まだ感覚的にしか分からないが、読むと恥美的で、命を題材にした刹那的な美しさを感じた。スカイクロラシリーズのセリフの断...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月11日
森博嗣で初めて読んだんが詩集て。
銀色夏生の詩集ぐらいしか日本人のものはまともに読んだことないです。
詩集出すような作風だと思ってなかったから、むしろ興味本意の冷やかし読書。
だけど後半の作品の盛り上がり方すごい。詩集や短編はどう考えても作品の順番が評価に大きく繋がるけど、これは成功して...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月24日
『いつも通る道でも
違うところを踏んで歩くことができる
いつも通る道だからって
景色は同じじゃない
それだけでは、いけないのか?
それだけでは、不満か?』
『後悔エトセトラ
思慕コンパクタ
逡巡パラメータ
憂鬱ストラクチャ』
『胸の上に手をのせていると
悪い夢を見るよ』
『飛べないことを
知ら...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
綺麗な詩集。言葉の選び方、や連なりに響き。そういうものが味わえるシャープさ。
激しい内的衝動よりも周りの世界と相対する人間を切り取っているようなイメージ。私は美しい言葉の連なりが好きなので結構好きですが、その反面そのさらりとした感触はとっかかりがないようにも思えます。
ただよく引用される「ハウリン...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月26日
森博嗣の詩集
所々に森博嗣っぽさを感じる
何の原石かツッコむところとか、世間でありふれた表現へのアンチテーゼというか何というか
他にも独特の解釈をしているところあるなぁ
まぁ、森博嗣に慣れた人にとってはそんなに奇抜には感じないけどね
あと、他の小説のシーンを思い浮かべたものがいくつか
主に真賀田...続きを読む
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