孤独の価値

孤独の価値

ビジネス・実用
982円 (税込)

4pt

人は、なぜ孤独を怖れるのか。多くは孤独が寂しいからだと言う。だが、寂しさはどんな嫌なことを貴方にもたらすだろう。それはマスコミがつくったステレオタイプの虚構の寂しさを、悪だと思わされているだけではないのか。現代人は〈絆〉を売り物にする商売にのせられ過剰に他者とつながりたがって〈絆の肥満〉状態だ。孤独とは、他者からの無視でも社会の拒絶でもない。社会と共生しながら、自分の思い描いた「自由」を生きることである。人間を苛む得体の知れない孤独感を、少しでも和らげるための画期的な人生論。

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孤独の価値 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最も印象に残ったのは、感情をサインカーブに例えた考え方である。

    感情はプラスとマイナスの間を波のように動き、最も変化が激しいのは、喜びや悲しみのピークではなく、プラスマイナスがゼロになる地点だという。逆に感情が頂点や底にある時は、カーブは一度平らになる。

    これは日常の実感にも重なる。何でもない平穏な状態こそ、次の感情へ大きく動き始める可能性を持っているのだ。

    孤独な時間は、この微妙な感情の変化を感じ取るための時間でもある。自分の気持ちを固定的に捉えず、常に変化する波として眺めることで、感情に振り回されず、少し距離を置いて自分自身を見つめられると感じた。

    0
    2026年09月22日

    Posted by ブクログ

    かっこいい生き方だなあと思った。全体通して〝頭ではわかっているけれど〟という話が多かった。飲み会の話なんて、みんな薄々思ってることだと思うし。けれど本能に逆らうことができることが人間を人間たらしめる理由なのだとしたら、そんな生き方もいいなと思った。ただ楽しさと孤独の反動の話はよくわからなかったそこに相関関係あるとはあまり思えない。

    0
    2026年05月24日

    Posted by ブクログ

    孤独が寂しいとはマスコミの植え付けである。孤独とは自由だし、自分が何者かを知るには孤独であり考える事だと解釈している。孤独を絶対駄目な状態だと思い込んでいるのは損だとも語っている。寂しさを感じる精神が美しいともある。
    マスコミにより受動的であっては自由を謳歌出来ない。孤独とは自由。森博嗣さんの言葉で好きだなぁ。

    自分自身と重なる考えがふんだんに散りばめられていた。昔は孤独は寂しい悲しいものだと思い込んでいた時期もあり、今この孤独な時間こそが自分自身と向き合ったり、楽しさを感じる事が出来ている。

    まあ仲間との交流ばかりでは辛くなり1人に成りたがる性格だと改めてこの孤独の価値を読んで1人の時間に価値が見出せているとも思った。

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

    それは本当に欲しいものなのか考えないといけない。考えるには孤独は最適である。流されやすい私はもっと孤独の価値を上げ、考えることで、数々の悩みを解決出来るのでは?と思わせてくれた。

    0
    2024年01月25日

    Posted by ブクログ

     「孤独=悪」と無条件に決めつけていませんか、という問題提起。「孤独」にはべったりと悪いイメージがこびりついているが、「自分だけの時間」と言い換えればどうだろう?
     タイトルはやや刺激的だが、内容はど真ん中の正論で、孤独というイメージの悪い言葉をテーマに「自分の頭で考える」ことの重要性が述べられている。
     寂しい人にも、そうでない人にもおすすめできる。

    0
    2022年08月25日

    Posted by ブクログ

    この本を通して孤独、森博嗣に対してのことが少し分かった気がする。
    吉本隆明もそうだったが文豪の人はやっぱり孤独、思考すること、1人の人として自分の内面に向き合うことを必須であり人間として大切なことであると考えているようだ。

    私もどちらかというと自分で自分のことをぐるぐる考えて、考えては生活してまた考えてという生活なので共感やなるほどなぁと思うことが多くあった。
    ポジティブになりきれない自分、人といることに違和感を覚える自分、そんな自分も受け入れつつ考えることを辞めてないでいきたい。

    0
    2026年04月03日

    Posted by ブクログ

    著者が「(孤独に)ついて書いたが,私は別に専門家でもないし専門の知識を習ったわけでもないし,データも持っていない.私の主観,頭のなかにあるものを書いた」というようなことを最初に書いてあって,いいね!と思った.そして著者の思う「孤独」について書いてあって,なるほどふんふんと対話するように読んだ.

    内容としては,分かるところ・共感するところが非常におおかった.
    それらをちゃんと文字にして伝えてくれているので,新たに気づくこともあった.

    そうそう.孤独っていいもんだよね.

    0
    2026年01月15日

    Posted by ブクログ

    森先生、家族と一緒に暮らしているし、いわゆる孤独じゃないじゃんと思ってしまったけど、そういうことじゃないんだな。

    静かに自分の世界に没頭できる、自由になってやりたいことがある、これからは創作的な活動が求められる時代。

    良質な孤独、幸せな孤独が素晴らしいのであって、それを求めることができ、実現できる人は、まわりの支えもあり、究極の幸せな人なのかもしれない。

    ブランコの理屈で、1人になりたいと思えるのは幸せなことなのか。

    現代社会は、つながりすぎの肥満、身動きのできない思考や行動の原因。
    孤独指向の生き方をしないと、自分を保てない人が増えてくるだろう。

    良質な孤独を楽しむ、老いて洗練される、そんな人になりたい。

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    基本的には自分は一人で過ごすのが好きな人間だが、ふとこのままでいいのかと思い手にした一冊。孤独によって気がつける「美」と「自由」、それこそを愛しているのだと納得した。それに誰かと会って楽しくなるのも、その後に寂しさが襲ってくるのも全く当たり前のことで、特段恐れることはないのだと思えた。

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    孤独
    孤独は1人でない時があるから感じるものである
    必要なものだし悪でない
    美を求める人間の欲求はあるが、美を見つける過程で人間の精神が孤独を欲する
    孤独は自由でもある。
    孤独を感じる時、ストレスからも解放される
    孤独から仲間への移行の方が楽

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    孤独=自由という捉え方が斬新だったし、心が軽くなった感じがした。
    無理に繋がりを求めなくて良いのか、不安にならなくて良いのかって
    孤独を好きになり、楽しめるように感じさせてくれる1冊

    0
    2025年11月25日

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