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勉強が楽しいはずない。特に子供が勉強しないのは「勉強は楽しい」という大人の偽善を見透かしているからである。まず教育者は誤魔化さずこれを認識すべきだ。でなければ子供が教師の演技を馬鹿馬鹿しく思い両者の信頼関係が損なわれる。僕は子供の頃あまりに美化された「勉強」に人生の大事な時間を捧げる必要があるか疑った。が、現在(正確には21歳から)は人は基本的に勉強すべきだと考える。そう至ったのは何故か? 人に勝つため、社会的な成功者になるためではない。ただ一点「個人的な願望」からそう考える理由を、本書で開陳する。
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Posted by ブクログ
頭の良い人は、どのように考えているのだろう。そんなことに興味を持って読んだ本。
難しい内容なのかと思ったが、凡人の私にもわかりやすく、読みやすかった。
森博嗣さんは、本は読むだけではなく、考えたり、分析したり、発展させたり、実際に試したりすることが大切だと書いている。
並行して読んでいる三宅香帆さんの本にも、ただ漠然と読むだけでは、読んだだけで終わってしまう。解釈することで、自分の中に蓄積されていくという趣旨のことが書かれていた。
おー! 頭の良い人は、同じようなことを考えているんだ!
私も、ただ読むだけではなく、もっと考えることが必要なのだと改めて気づいた。
まずはメモを取り、自分の頭で考える。そして、このサイトでアウトプットしていこう。
50代の勉強は、自分から進んでやっているから楽しいのだ。
Posted by ブクログ
相変わらず天才である。森博嗣による勉強とはなにか、教育のあるべき姿とは?
本人は天才なので淡々と語る。自分の研究をするための基礎学力としての小中高の勉強がある。記憶中心の学校の勉強は本来の勉強ではない。大学に入って知のフロンティアを知って世界で誰も知らないことを研究し始めてからが勉強の真価が発揮される。
本人は子供たちに対しても勉強しろとか言ったことはないそうである。それでも自分は国立大の助教授だったし、勉強してる親の姿を見せてたのが良いかもしれない的な。親も変わってるので子供も変わってるんだと思う。家庭の団欒とかは興味ないらしい。
至って本人はとても楽しそうな老後を過ごしているので良いと思う。それも勉強をしてるからこそ。勉強して教養を身につけると世界の解像度が上がるのは間違いない。どうでもいい事を極める為に勉強するのは悪くない。
子供時代の謎が解ける一冊
勉強という大きな概念を丁寧に紐解いて解説した本です。
そりゃそうだ、と思う一方て、その発想はなかった…と唸りながら不思議と納得。
身も蓋もない話だけど、だからこそ本質がみえてくる…今作も森博嗣節が炸裂しています。
自分か子供時代に漠然と感じていた勉強をすることへの不満、反発、今もなんとなく残る子供時代に抱えていたモヤモヤや謎が解けたような気がします。
Posted by ブクログ
変な内容の本だと思いました。悪口、批判ではありません。変わった視点、理解するのに少し考え込んでしまう主張、おそらく書名で手にとった人のニーズと作者の執筆の意図がずれる可能性が高そうなこと、でも読み進めてしまう。
そのような本です。
象徴的なのが、次の一文です。なんとか我が子に勉強させたいと思って本書を手に取った人は、この解説に目が点になるのですが、それでも読み進めてしめうのです。
「ほとんどの人が既に理解していることなのに、教育者や指導者がけっして口にしない正解。すなわち、「人間には個人差がある」というのが答である。遺伝的なもの、生まれながらのものが、最終的には支配的になる。簡単にいうと、努力をしても、才能を超えることはできない。」
著者はとても地頭がよい方と思いました。橘さん、藤原さんの著者を読んだ時と類似する、面白さを感じました。
読後の受け止めついて、多くの人と語りたくなる、そんな作品でもありました。
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小説・文芸
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