【感想・ネタバレ】勉強の価値のレビュー

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ネタバレ

暗記ものの勉強を諦めた
たしかにそうだよな。自分で暗記するよりも、調べたり、メモしたり、大人になったらカンニングし放題だもん。限りある記憶HDをそこに割いてしまうのは勿体無い

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2024年05月21日

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「勉強が楽しいはずない。特に子供が勉強しないのは「勉強は楽しい」という大人の偽善を見透かしているからである。まず教育者は誤魔化さずこれを認識すべきだ。でなければ子供が教師の演技を馬鹿馬鹿しく思い両者の信頼関係が損なわれる。僕は子供の頃あまりに美化された「勉強」に人生の大事な時間を捧げる必要があるか疑った。が、現在(正確には21歳から)は人は基本的に勉強すべきだと考える。そう至ったのは何故か? 人に勝つため、社会的な成功者になるためではない。ただ一点「個人的な願望」からそう考える理由を、本書で開陳する。」

もくじ
●第一章 勉強とは何か
●第二章 勉強は面白くない?
●第三章 勝つために勉強するのではない
●第四章 学校で勉強をする意味
●第五章 教えてもらうことが勉強ではない
●第六章 「覚える」と「気づく」の違い
●第七章 「本当の勉強はとんでもなく楽しい」

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2023年04月03日

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端的に分かりやすく、勉強とは何か? を書かれてました。

「勉強が楽しく感じられる条件は、知りたいが先でそのために勉強する」
には、物凄く同意。

森博嗣の本は、小説もだけど新書も面白いなあ。

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2023年01月26日

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この本は全ての勉強に悩む人々にとって大いなるヒントになる一冊だと思う。
勉強する楽しさは自分一人で見つけなければならない。なぜ勉強するのか、何を勉強するのかを他人に問うてはならないということ。そこに勉強のいちばんの楽しさが潜んでいる。
筆者の生活は勉強を愉しむ人間のこうありたい姿そのものな気がする。

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2022年03月28日

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社会の中で、78億パターンの個性がいて、それぞれの凸凹がかみ合って、補い合って、とんがったり削ったり磨いたりしていたらどんなに面白い世界になることか。

これが本書を読んだ感想です。

同じ情報を受け取っても、受け止め方が違う人がいて、理解の度合いの違う人もいて、活用の仕方が違う人がいて、使う場面の違う人もいて……。

まだまだ違いはいっぱいありそうです。

でも、学校教育はそういう「勉強」をする場ではなくて、右向け右。

そんなことを考え、ずっとモヤモヤしていたのですが、本書を読んで整理できました。「他者からの評価」で成り立っているのが学校教育だからだと。

本書には、金言がたくさん散りばめられていました。

・勉強が楽しくなるのは、そうすることで夢が叶うという目的が明確になるから

・社会は試験のようなわかりやすいゲームの場ではなく、もっと複雑な問題解決の能力が必要

・「他社から評価されたい」という観念に取りつかれて、自分の夢、やりたいこと、願望を他社と切り離して創造することさえできないようだ

・個人の能力者は、順番をつけると表面化するが、だからといって、それが人間の優劣ではない

・勉強は生きる方法を学ぶことではなく、生きる人間の価値を高めるもの

しばらく経ったら、また読み返したい本でした。

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2022年01月25日

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性急な結果を求めることなく、自ら学ぶ意思があるということ知らないことに興味を持つことが大事ということ

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2021年09月25日

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2021/08/11
タイトルから気になって。コロナで学校が休校になりだした時期からずっと自分が疑問に思ってたことに対する回答のヒントとなることがたくさん書いてありました。特に勉強することの意義や目的についてグギ打ちで例えた話にはとても納得しました。
学校や塾でやってる勉強って自分もそうだったけど、その目的が「だって試験に出るから」って言う短絡的なものになってるのが現実です。それをどうにかマインドの部分から変えていくためにはどんな手法があるんだろうかと考えていても、中々具体案が見つからず。
しかし、本書で繰り返し述べられていたことですが、「知る」「考える」「分かる」と言ったことや「知識」と「教養」の違い…と言った部分をまずは自分自身がしっかりと把握することから始めて、自分自身も何かしらのことを勉強していく姿勢を持ち続けることが大事だと改めて思いました。

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2021年08月11日

購入済み

子供時代の謎が解ける一冊

勉強という大きな概念を丁寧に紐解いて解説した本です。
そりゃそうだ、と思う一方て、その発想はなかった…と唸りながら不思議と納得。
身も蓋もない話だけど、だからこそ本質がみえてくる…今作も森博嗣節が炸裂しています。
自分か子供時代に漠然と感じていた勉強をすることへの不満、反発、今もなんとなく残る子供時代に抱えていたモヤモヤや謎が解けたような気がします。

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2021年04月07日

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勉強と聞くと何を感じるか。
嫌い、わからない、やりたくない。
あまり良い思い出はない。
しかし大人になって、もっと勉強しておけばよかったと後悔している。
勉強というのは、人の能力を高めるすべての行為のこと。生きる人間の価値を高めるもの。
学ぶ目的、勉強というものの本質は何か考える。
ものすごく心に響いた名言がありすぎて、忘れないように繰り返し読む必要がある。
子供を持つ人にもおすすめします。
子供にきちんと勉強の説明ができるように。
勉強しない子供にイライラする前に、まずは自分が勉強すること。
一生懸命勉強している姿を見せることが、一番の教育になる。
大人になってからの勉強は、興味があることを、楽しく学びたい。

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2024年05月06日

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ネタバレ

勉強は目的ではなく、ある目的のための過程である。よって、その過程である勉強が楽しくなるのは、勉強することで夢が叶うという目的(ゴール)が明確にある場合である。
義務教育は「学ぶという方法」方法を学ぶ場所であるため、「つまらないが我慢するしかない」
多くの日本人にとって勉強とは「知識を頭に入れること」、すなわち「インプット」であるため、応用は「教わっていない」となってしまう。だから、「アウトプット」も勉強であると認識を改める必要がある。
スポーツであれば、運動場などインプットの成果をアウトプットする場と機会が多くあるが、勉強においてはテストぐらいしか知識を発揮する機会はない。このインプット過多で、アウトプット不足が勉強嫌いにつながっている。

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2023年12月29日

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神田の三省堂書店神保町本店で、配っていた冊子『夏新書』からの一冊。


たくさんメモはとりましたが、書き写すのが大変なので、第7章の結論のみ書きます。
メモしたことは、自分が既に体験としてわかっていたことが多かったです。
わかっていたことをまとめて本にしてくれたような本でした。



第7章本当の勉強はとんでもなく楽しい

○自分が何をしたいのかを知らない人は、自分で楽しみを作れない。
どこかにあるはずだと探し続けるうちに、宣伝に引っ掛かり、釣り上げられる。そこで、ちょっとした楽しみに高額を支払い、それが人生の楽しみだと思い込んでしまう。本当の楽しみを知っている者から見ると、なんともったいない話。
自分の楽しみを見つけることが「勉強」といえる。
これが本来の「勉強」である。

○何を勉強したら良いのか、どんな方法が良いのか、という疑問を他者にぶつけないようにしてもらいたい。それを考えることが勉強の第一歩。
学校の勉強、競争のための勉強、人と同じ勉強、教えてもらう勉強では、その一歩を飛ばしてしまうから本来の楽しさは失われる。

○そして教育とは、大人が楽しく勉強しているところを子供たちに見せつけることなのだ。

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2023年09月11日

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試験ではなく、学生に質問させてその質問の質で評価していたという話が印象的だった。
答える力よりも、問う力を鍛えるほうが、勉強になるというのが目から鱗でした。言われてみればその通りなのですが。
インプットよりもアウトプット力がいかに大事か。
先生の講義を聴くだけのスタイルは、ボーッとテレビを観ることと同じ受動的な行為。
飄々とした書きぶりが、よかった。

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2023年08月27日

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勉強について様々な視点から考察したもの。身に付く勉強法は、人に教えること。人に教えるには、教える時間の何倍もの時間をかけて準備するという著者の経験からのコメントが印象に残った。

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2022年10月17日

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他の方も書かれているように、抽象的かつ哲学的な印象を受け、途中少し退屈してしまった部分もあるが、これまでの自分自身と比較し、全体的に納得できる内容だった。また度々入る例えが分かりやすかった。

結局のところ勉強とは、能動的でないと楽しいと思えるようなものではないし、身に付くこともないという前提がある。だから受動的では意味がなく、子供に勉強しろと言っても必要性・重要性が分からないのも当然だし、勉強がつまらなく感じるのもごく自然なことである。自分自身もそうだった。

振り返ってみると、中学生まで相当頭が悪かったが、「もっと知りたい」と思える対象を見つけてから、驚くほど勉強することが苦にならず、むしろ楽しいと思えるようになったことをはっきりと覚えている。

デジタル技術が普及し、そもそも何もしなくても情報が入ってくる受動的な現代社会においては、主体的に行動すること自体が困難になりつつあるように感じる。また、「勉強=受験に合格していい学校に入る=いい会社に就職する」という考えが一般常識のようになってしまっているため、興味対象を見つけて勉強を楽しめるというのは、実はとても贅沢で幸せなことなのかもと感じた。

自分にはまだ子供はいないが、将来子供ができた際には、興味あるものを好きなように学ばせ、自分自身も楽しみながら学ぶ姿を見せることができればと思う。

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2022年10月11日

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フラットは目線で勉強について哲学する本。私にはやや抽象的すぎて読んでる途中だらけてしまった感が無いではないが、作者は恐らく私と似た『陰』の者として共感をするところ多々有り。
思うにやはり『陽』の者は勉強しなくてもそれなりに人生楽しめるがそうでない者は一人で楽しむ何かが必要なのではないか、とも。作者の名前は小説シータやパイなどで良く目にしていたが新書も書かれることを知りました。

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2022年06月14日

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1冊の本の中でモチベーションが上がったり下がったりとせわしなかった。日々学びたいと自分では思っているつもりだったが、果たしてそれを実行に移していただろうか?本を読んだり趣味の知識を深めたりの今の自分の行動は勉強といえるだろうか?考えても考えても今のところ答えは出ない。これからも考え続ける事が勉強なのか?

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2022年05月30日

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『勉強の価値』

1.著者 森博嗣さん
名古屋大学、大学院、博士、助教授を務め、47歳で独立、作家へ。

2.著書目的
勉強とは?どんな意味、価値があるのか?

3.著者の原体験
大学四年生の卒業論文で、初めて勉強が楽しいと感じる。
なぜならば、誰もが知らない、残っている謎を特定し、研究をすることに出会えたから。

4.著書、著者のスタンス
①大人が子供に勉強しなさいというのは?
大人が勉強を楽しんでいない、義務のような捉え方をしているから。
②勉強する、勉強しないは個人の勝手
著者は気にならないし、著者の課題ではない。
③知りたいが先にある
迷うは機会である。迷うから解決する術を見つけようとする。そこが、勉強の始まり。
④質問は、理解して初めてできる
大学で学生にはテスト、レポートを課さなかった。
質問を課した。
なぜならば、理解しなければ、質問は出来ないから。
⑤知識自体は即効性で意味あるものではない。
ただ、生きるという長いスパンにおいて、知っておいて良かったという資産のような役割を果たす。

5.読み終えて
「初めての機会、環境」に直面した場合、知りたいから勉強をする。
「あー、そのような考え方あるよね。」と自身と比較して納得した。
そう、知りたい分野が先に存在していて、読みたくなる、調べてみたくなる。そして、まとめて、棚卸し/比較しでみたくなる。
身体、技能、そしてこころの全ての領域における、知りたいこと。
いずれの分野においても、「迷いつづけて良い」のだという「勇気」を教えてもらえた。


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2022年05月15日

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勉強というのは釘を打つ練習のようなもので、それ自体が楽しいわけではない。目的に向かっていることが楽しく感じるのだと。ほんとその通りだと思う。
今の時代、自分のやりたいことを見つければおのずと学びにつながるのだから、まずは色々やってみて好きなこと学びたいことを見つけるのが大事ということ。

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2021年06月27日

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内容自体は変わったものはなく、かなり一般的なことを言っていると思った。この本の肝はその内容を森博嗣氏自身が実践し続けていることによる説得力に有ると考えられる。
今の自分に必要な考え方だったと思うし、久しぶりに森博嗣氏の文章を読むことが出来て満足だ。

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2021年06月20日

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☑︎大人も勉強を始めよう
☑︎勉強で己を知る
☑︎教えてもらうことが勉強ではない
☑︎本当の勉強はとんでもなく楽しい
☑︎いかなるものも勉強になる

勉強をする意味について、改めて考えを深めることができました!

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2021年01月13日

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ネタバレ

筆者も本の中で伝えているが、
本書は子供向けの本ではないし,子供に勉強させたい親が読んでも,ほぼ意味がない。

これは確かにその通り。
本書では大人がする勉強について論じている。
子ども時代にやっていたのは本当の勉強ではないんだよ。
子供が学校で習っているのは,大人になってから本当に楽しい勉強ができるための基礎体力をつけているようなものなんだよ。
本来の勉強はもっと楽しくてワクワクするものなんだよ。
と主張している。

そういう意味では、
学校で教わる勉強への筆者の立場は明快で、キレイゴトではなく本質を突いている点はとても同意できる。以下がその抜粋です。
「その学習は全然楽しいものではない。だが,のちのちの自分の可能性を狭めることつながるので,騙されたと思ってやっておくしかない。「楽しくないけれど,我慢しなさい」と説得することが正しい。」

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2024年01月18日

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「なんで勉強しなくてはいけないのか」という問いは中高生くらいまでは多くの学生が胸に宿す疑問だと思います。また大学生以降も「こんなの意味あんの?」「んなの将来使わないでしょー」という発言に形を変え、同質の疑問を引きずることもしばしばだと思います。

そんな、子供に問われて困ってしまうような疑問について、私の人生の中では一番しっくりくる回答を本作で頂いたと感じました。

・・・
その回答は本作のまえがきで早々に出てきました。ちょっと長いですが引用です。

「さて、(子供が)明確な目的を持つためには、少なからず人生経験が必要だろう。世の中には何があるのか。自分の可能性はどの範囲なのか。そういったことは、二十年くらい生きていないと理解することができない。つまり、夢を見るためには、最低限の基礎的なことを学ぶ必要がある。
 そうしたうえで、自分はこれがしたい、というものを見つける。それからが、本当の勉強の始まりである。もう、そうなれば「楽しさ」というエネルギィによって、たとえ誰かに止められても前進し続けることになるだろう。
 したがって、勉強は大人のためのものである。子供が学校で習っているのは、大人になってから本当に楽しい勉強ができるための基礎体力をつけているようなものだ。
 本書は、子供向けの本ではないし、子供に勉強させたい親が読んでも、ほぼ意味がない。もし子供に勉強させたかったら、まず親が勉強すること。親が勉強に熱中している姿を見せること。そうすれば、「なにか楽しいことがあるのだな」という雰囲気が子供に伝わるはずである。教育とは、本来そういうものではないか、と僕は考えている。(P.31-P.32)

つまり子供の勉強は基礎体力作り、本当の勉強は自ら興味を持って取り組むもの。自分が好きで勝手にやることこそが勉強、とまあこういうことですね。

・・・
こうして始まった氏の勉強論には、確かにしたりしたりと膝を打つ内容が随所に見られました。

曰く、勉強というのは人の能力を高めるすべての行為。人それぞれにやり方があり、机の勉強だけが勉強というわけではないこと(1章)。曰く、勉強は勝つためにするのではないし、受け取り手の意欲がない限り成立しないのが教育であるということ(2章)。曰く、勉強の価値とはその内容の獲得ではなく、その過程で自己を知ることができるということ(4章)。曰く、得意不得意は問題ではなく単なる他人との差でしかないこと、また不得意・苦手の名の下で教科を排除するとその方面の可能性を失ってしまうこと(6章)、等々です。

・・・
こうした氏の意見は、近年のハウツー本にあるような嫌な勉強をなるべく効率的に・そして嫌ではないように自己暗示的に言い聞かせる?かのごときメソッドとは対極にあるかもしれません。それらで述べられる勉強の意義とは大抵は実利的・近視眼的であろうと思います。別にそれが悪いわけではありませんし、そもそも目指すところが異なるので比較すること自体間違いかもしれませんが…。

他方、好きになってしまい自発的に学ぶ行為こそ勉強という方向であることを考えれば、本書の先には読書猿氏のごとき「どのように学ぶか」という独学の地平が開けることと思います。

・・・
ということで元名大教授の勉強論でした。

語り口が平易で分かりやすく、内容も子供から成人にまで広く関わりのあるものだったと思います。その点では、筆者自身子供向けではないと言及されているものの、勉強が嫌いなお子さんから再度勉強を始めてみたいという大人の方まで、ひろく読書に値する作品であると感じました。

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2022年11月21日

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著者が書いている通り、子供時代の勉強は、確かに基礎トレみたいなもので、面白さとは程遠いものかも知れない。それは、自ら学びたいものを追求できるのでは無く、身に付けるべき事を広く強制的に学ぶ事になるからだ。このつまらなさを乗り越えた先に、その基礎を活かして研究する事に、勉強の楽しさがある。

よく議論になる小学校教育や詰め込み式カリキュラムの是非について。天才を育成するには日本式の教育では駄目だと。つまり、こうした義務教育の基礎的な要否については、意見が割れている。私は、著者のように、学問の体系を広く関知する意味でも現状のカリキュラムは必要だとする考えだ。

一方で、押しつけ教育が、だからと言ってつまらないものと言い切るのも拙速。押しつけられようが、それをクリアする事に、知的欲求は擽られ、ゲーム感覚でそこそこに学校教育は楽しかった記憶がある。先生に意見を言う、質問してみるだけで、随分鮮やかな授業になるのだが、そのモチベーションや授業スタイル次第では無いのだろうか。

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2022年07月11日

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勉強は大人がするもの。
子供には楽しくないけど我慢しなさい。
何かの役に立つことが、人間の価値。
大人は食べていくための金を稼ぐことだけが制約。
研究とは何がわかっていなくてどこに疑問点があるのかを考えること、謎を見つけること。
親が勉強している姿が、子供への1番の教育。
森家はTVを小学生の時は見せなかった。
自分は自分。
才能は多くの数を必要としない。
学生からの質問で点数をつけた。理解度がわかる。
発想することが人間で1番大切。
自分の楽しみを見つけることが勉強。

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2022年05月02日

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いつもの森博嗣
ただ題材が題材だけに、無駄に敵を量産しないか心配になる
主に数学で乗り切ってきた身としては共感するところ多々

ふと気を抜くと思考から遠ざかる日々を送りがちになっている
もう少し考える時間、勉強する時間を持つべきと思わされた

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2022年02月20日

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人気作家の勉強論教育論。 いかなるものでも勉強になるというのがこのエッセイの趣旨。著者の考え方には大変共感できる。 自分も著者の考えとだいたい同じで納得しながら読んだ。著者との違いは、その考え方に早い時期に気付いていたかどうかだ。自分が勉強の価値に気づいたのは、会社に入って何年も経ってからだったので、その後の人生は大きく違っている。 勉強の価値に早くから気づけるかどうかで、その後の生き方も変わる。 自分も多少なりとも好きなことをやっているし楽しんでもいるが、もっと早くこの本と出会っていたら人生が変わっていたかもしれない。インプットよりアウトプットが大事。 アウトプットにはそれだけ勉強が必要。観察力予測力想像力を養うこと。そのために、まず知りたいことが先にある。

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2021年11月23日

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勉強の目的は、自分で考えられる人になること。そのために、勉強で抽象的な思考を学ぶことで基礎的な思考力を身につけ、世の中の法則や学問を知ることで、選択肢を持てるようにする。勉強している時に、目的は遠すぎて見えにくいし、そもそも目的が分かっていても、大変だから勉強が嫌いなのは当然。勉強への見方をはっきりさせてくれる一冊。

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2021年11月01日

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学問と勉強の違いを教師が知らないから勉強は楽しいんだという押し付けが横行してしまうのかな?確かにその違いはあまり考えて来てなかった自分にとってすごい腑に落ちる考えでした。
教師という職業は研究者にはなれなかったいわば二流の人たちが教えているいう主張はたしかに正しいが教育者としては一流である教師をある意味では否定し、教育者としては三流以下の研究者をあたかも教育もできるんだという前提で持ち上げる姿勢は賛成しかねる

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2021年10月27日

Posted by ブクログ

小学二年生の子供を持つ親として、如何に自発的に勉強するようになるのかという命題があってこの本を手に取った。
冒頭は何が言いたいのか分かりづらい表現が多く、ちょっと普通ではない人生からも読むのを諦めかけたが著者なりに腹落ちするまで深く考えた価値観にだんだん納得させられた。
著者の人生には、特に子育てには全く共感できないが、勉強の価値が何なのか、という論拠は納得できた。あとは子供と如何に向き合って彼が勉強に納得してもらうか・・・。著者のように完全放置でもいいのかもしれない。

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2021年09月09日

Posted by ブクログ

内容はとても面白いです。私自身の考え方に近い部分が多く、共感しながら読めました。
ただ、よくある森博嗣本と同じで、ファン向け、というかファン以外の方には理解できない精神性をただつらつらと書き連ねている本なので、合わない人は面白くもないと思います。
ノウハウやテクニックは皆無、子どもを説得する内容でもないので、それらを期待して手に取った親御さんにとっては外れと感じるのだろうけど、実はそういう人たちにこそ読んでいただきたい本でもあります。
(なるほど、こういう作り方が森博嗣らしいな)

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2021年09月01日

Posted by ブクログ

おお〜、さすが教授。
ミステリと同じように理路整然としている。
ほとんど同意できないけど(えへへ)
いろいろな価値観があるってことさ。

あ、大学の講義で
学生に質問を考えさせる授業ってのは
すごいな!と思いました。
何を問うかを考えると
自分の理解度がどこまであるか
測れるってことですね。

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2021年08月12日

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