無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
動機の在処と、再構成された語りを
Vシリーズラストの本作品は題名に色が用いられているように、その色のついた名前の人が殺され、その色のスプレーで染められてといった連続殺人事件。最近の作品がどちらかというと哲学的な要素が多かったのと、今までの森博嗣さんの作品に多かった密室殺人という要素ではないところに新鮮味を感じながらもテンポよく話が進んでいった。
こういった見立て殺人、古典的名作のABC殺人事件を思い起こさせる今作品、そういえばABC殺人事件は事件の法則性とか探偵への挑発といったところから犯人を絞り込んでいく作品だったなと思いつつ、今作品も読み進める中で読みの視点となるものは「なぜ?」といった動機の部分、以前にも森博嗣作品にて話しているがこの「動機」が誰にとって筋が通っているものなのか、万人に理解できる必然性があるのか、といった再検討を今作品においても感じさせられた。
また同時にシリーズラストということである意味オールスター感もあり、見せ場がそれぞれにありといったところはキャラクター一人一人が生き生きと描かれている森博嗣さんの作品ならでは。シリーズを通してミステリアスだった紅子さんと林さんの関係性の真相とか、ある意味ダーティーな雰囲気の保呂草さんの今作における幕引きとか、四色の本質的な意味合いとか、一回ではわからないところもたくさんあるけど、でも繋がったときの衝撃がとても心地よかった。
語り手の存在、解説でも語られていたことであるが探偵者においてはワトソン、ヘイスティング、色々な語り手がいる中で、この作品は保呂草さんを含め様々な人たちの視点をもとに再構成された言わば一つの作品、作品には作り手の思いがあるように、この作品においての保呂草さんと紅子さんの関係性の描き方は本当にキュン!となる。まさに姫と騎士。ただそこに加わる「林さん」の要素が、読み手の中のカップル論争を加熱させるのかしら。忘れないで欲しい七夏さんの存在、私七夏さんのキャラクター性も好きですよ。
Posted by ブクログ
Vシリーズ完結!最後まで本当に面白かったです。
犯行動機がまったく見えない意味不明な殺人事件。宗教団体の総帥、1作目から久しぶりの登場となる秋野秀和などの存在も相俟って、どこか得体の知れない展開に恐怖を感じていましたが、まさか彼女が裏で絡んでいたとは……。底知れないわけだ。というか8歳?え、ということはS&Mシリーズとは時系列がぜんぜん違うの??ちょっと続きが気になり過ぎるので、このまま次に突入しようと思います。いやー、面白過ぎる。
余談ですが、Vシリーズは登場人物たちの人間関係が本当に魅力的です。保呂草さんと紅子さんの関係はもちろん、林、七夏、各務亜樹良の大人組、練無、紫子、森川の大学生組も、本当にいいキャラクターでした。全員大好き!この後、別シリーズでも会えるといいな。あ、でも阿漕荘から保呂草さん引越しちゃったから、大学生組はもう出ない?だとしたら寂しいなあ。というか立松さん助かったんですよね?なんも言及なかったけど笑
※今後の伏線になりそうな謎をメモ
・栗本キシオ(これって四季の人格の一つだっけ?記憶が薄れてる)
・林が紅子に渡そうとした祝儀袋(へっ君の名前?時系列が違うのも踏まえるともしかしてそういうこと??)
・「捩れ屋敷の利潤」のラストで紅子が保呂草に話した事実(これも↑と絡めてそういうこと??)
・瀬在丸家陥落の原因(運転手など皆死んでしまったって言っていたけど真相は?)
・紅子、林の離婚原因が気になり過ぎる
Posted by ブクログ
Vシリーズ全部読破
最初は怪しい人ばかり登場するこのVシリーズ好きになれなかったけど、S&Mより好きになりました( * ॑꒳ ॑*)
事件は前作と比べるとシンプル。混乱することなく読み進められました。(犯人やトリックが分かるわけではない_φ(・_・。
いろんなキャラの関係性が描写されててよかった。保呂草と紅子、林と紅子、紫子と保呂草、保呂草と各務とか。今後も登場してほしい。
それよりもエピローグの密度の濃さ!
謎が謎を呼ぶラスト。
栗本基志雄ってあの子だよね?8歳?
そういう時系列なの?
あれ、捩れ屋敷の利鈍ってそういうこと?
まさかへっくんのS.S.って…
次は四季シリーズかな
Posted by ブクログ
Vシリーズのラスト
赤緑黒白
最高に最後盛り上がりましたね
読んでて手汗が凄かった
そして、続くんだよなと余韻が
S&Mの最後もそうだったなと
死体が赤色ペンキで塗る
緑、黒、白と続く連続殺人
作家の帆山が怪しいのはもちろんだが
違うよなと。。。
森作品20個目ぐらいで
もしかして、この人が実は。。。
というを最初の頃から、これはあるかもと思っていたことが当たって嬉しかった
(これが当たったが故にさらにテンション高く読めたという説あり)
※なぜ殺人をすることになったがメインであり、犯人あまり重要ではないが本質
最後の総力戦は凄いハラハラして
臨場感あってよかったです
保呂草と紅子の
「ごくろうさまでした」
「おやすみなさい」
「じゃ、さよならは、やめておこう」
※イケメンのセリフではなく紅子なのが良い
このキョリ感はなんとも言えない
vシリーズならでわの哀愁とさっぱり感でした
練無のしこちゃんに最後まで気を遣ってあげるとのころもよかった(この子らの続編をぜひみたいなぁ)
女の子がまさかまさかとは思ってましたが
真賀多四季がここでくるかぁと
それで四季シリーズいくというね
練られてる物語が凄すぎて、ついていこうとおもいます
★5
※単品で読まないほうがいいです
vシリーズの最後に読まないとダメです
ちょっと休憩を挟んで
四季シリーズに行こうと思います
Posted by ブクログ
森博嗣さんのミステリーは解決じゃなく納得だと思います。読み進めながら自分でも犯人や犯人の動機を考えてみたりする(当たったことない)けど、犯人が明らかになった時、確かに伏線回収によってすっきりとする気持ちと、到底理解できないような犯人の人格、でもそういう人間がいるって納得する。あとがきの受け売りだけど動機がないからって犯人候補から外されるミステリーとは一味違って良いです。現実にもそういう人間が当然いると思うし。モヤモヤしたりもする。でも紅子さんが正義云々言わない所が1番好きな所です。へっ君の事最後の最後まで気付かなかったけど、普通に気づくもんなら私は森ミステリー読者としてまだまだです....。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸