あらすじ
色鮮やかな塗装死体、美しく悽愴な連続殺人が起きる……。鮮やかな赤に塗装された死体が、深夜マンションの駐車場で発見された。死んでいた男は、赤井。彼の恋人だったという女性が「犯人が誰かは、わかっている。それを証明して欲しい」と保呂草に依頼する。そして発生した第2の事件では、死者は緑色に塗られていた。シリーズ完結編にして、新たなる始動を告げる最高傑作!
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Posted by ブクログ
Vシリーズ完結!最後まで本当に面白かったです。
犯行動機がまったく見えない意味不明な殺人事件。宗教団体の総帥、1作目から久しぶりの登場となる秋野秀和などの存在も相俟って、どこか得体の知れない展開に恐怖を感じていましたが、まさか彼女が裏で絡んでいたとは……。底知れないわけだ。というか8歳?え、ということはS&Mシリーズとは時系列がぜんぜん違うの??ちょっと続きが気になり過ぎるので、このまま次に突入しようと思います。いやー、面白過ぎる。
余談ですが、Vシリーズは登場人物たちの人間関係が本当に魅力的です。保呂草さんと紅子さんの関係はもちろん、林、七夏、各務亜樹良の大人組、練無、紫子、森川の大学生組も、本当にいいキャラクターでした。全員大好き!この後、別シリーズでも会えるといいな。あ、でも阿漕荘から保呂草さん引越しちゃったから、大学生組はもう出ない?だとしたら寂しいなあ。というか立松さん助かったんですよね?なんも言及なかったけど笑
※今後の伏線になりそうな謎をメモ
・栗本キシオ(これって四季の人格の一つだっけ?記憶が薄れてる)
・林が紅子に渡そうとした祝儀袋(へっ君の名前?時系列が違うのも踏まえるともしかしてそういうこと??)
・「捩れ屋敷の利潤」のラストで紅子が保呂草に話した事実(これも↑と絡めてそういうこと??)
・瀬在丸家陥落の原因(運転手など皆死んでしまったって言っていたけど真相は?)
・紅子、林の離婚原因が気になり過ぎる
Posted by ブクログ
Vシリーズ全部読破
最初は怪しい人ばかり登場するこのVシリーズ好きになれなかったけど、S&Mより好きになりました( * ॑꒳ ॑*)
事件は前作と比べるとシンプル。混乱することなく読み進められました。(犯人やトリックが分かるわけではない_φ(・_・。
いろんなキャラの関係性が描写されててよかった。保呂草と紅子、林と紅子、紫子と保呂草、保呂草と各務とか。今後も登場してほしい。
それよりもエピローグの密度の濃さ!
謎が謎を呼ぶラスト。
栗本基志雄ってあの子だよね?8歳?
そういう時系列なの?
あれ、捩れ屋敷の利鈍ってそういうこと?
まさかへっくんのS.S.って…
次は四季シリーズかな
Posted by ブクログ
Vシリーズのラスト
赤緑黒白
最高に最後盛り上がりましたね
読んでて手汗が凄かった
そして、続くんだよなと余韻が
S&Mの最後もそうだったなと
死体が赤色ペンキで塗る
緑、黒、白と続く連続殺人
作家の帆山が怪しいのはもちろんだが
違うよなと。。。
森作品20個目ぐらいで
もしかして、この人が実は。。。
というを最初の頃から、これはあるかもと思っていたことが当たって嬉しかった
(これが当たったが故にさらにテンション高く読めたという説あり)
※なぜ殺人をすることになったがメインであり、犯人あまり重要ではないが本質
最後の総力戦は凄いハラハラして
臨場感あってよかったです
保呂草と紅子の
「ごくろうさまでした」
「おやすみなさい」
「じゃ、さよならは、やめておこう」
※イケメンのセリフではなく紅子なのが良い
このキョリ感はなんとも言えない
vシリーズならでわの哀愁とさっぱり感でした
練無のしこちゃんに最後まで気を遣ってあげるとのころもよかった(この子らの続編をぜひみたいなぁ)
女の子がまさかまさかとは思ってましたが
真賀多四季がここでくるかぁと
それで四季シリーズいくというね
練られてる物語が凄すぎて、ついていこうとおもいます
★5
※単品で読まないほうがいいです
vシリーズの最後に読まないとダメです
ちょっと休憩を挟んで
四季シリーズに行こうと思います
Posted by ブクログ
森博嗣さんのミステリーは解決じゃなく納得だと思います。読み進めながら自分でも犯人や犯人の動機を考えてみたりする(当たったことない)けど、犯人が明らかになった時、確かに伏線回収によってすっきりとする気持ちと、到底理解できないような犯人の人格、でもそういう人間がいるって納得する。あとがきの受け売りだけど動機がないからって犯人候補から外されるミステリーとは一味違って良いです。現実にもそういう人間が当然いると思うし。モヤモヤしたりもする。でも紅子さんが正義云々言わない所が1番好きな所です。へっ君の事最後の最後まで気付かなかったけど、普通に気づくもんなら私は森ミステリー読者としてまだまだです....。
Posted by ブクログ
vシリーズ、2週目終了。
改めて読んでみるといろんなところに繋がっている、が、忘れてしまった箇所も理解しきれてない箇所もあるのでもう一回読み返したくなる・・・。やっぱりシリーズものは一気読みしたほうがいいなぁ、と。
Posted by ブクログ
殺した相手の全身を単色でスプレーする異常殺人。被害者のフィアンセから犯人を捕まえてほしいと依頼される保呂草…またも事件に関わっていくイツメン4… Vシリーズの最後を締めくくるこの事件の影にあるものは?保呂草・紅子・小鳥遊・紫子…他の作品でまた、会えること楽しみにしています。
そして次のシリーズはあの天才 真賀田四季博士の話ですね。
Posted by ブクログ
おもしろかったーーーーーVシリーズ再読終わってしまったーーーーさみしい。
あーそうだったなあ、こんな話だったなあって思いながらも、犯人も最後の捕物合戦も全然覚えてなかったから、読むのがすごく楽しかった!紅子さんが語って見せるところもドキドキしちゃった。
林さんの名前も、真賀田四季が出てくるのも、全部全部面白い。刊行順にここまで読んでてよかったー!って思える。
この後、短編集読もうかなあと思ってたけど、やっぱり四季シリーズだな。そのままG、Xに進んで、途中から初読!楽しみ〜!早くその次のシリーズも読みたい〜!
Posted by ブクログ
Vシリーズラストは衝撃が多かったです。
事件そのものもですがそれ以外のところでの衝撃が強く、特に四季博士が登場したことに驚きです。
しかもまだ子ども…てことは時代設定的にはS&Mシリーズよりも前の出来事になるのか…
まだ読んだばかりでうまく理解できて居ませんが、大満足の一冊でした。
Posted by ブクログ
ああ終わってしまった。いつもの4人がもう見られないというのは寂しいですね。
私は読書のペースがおそらく遅いほうです。2020年はVシリーズ1色でした。楽しかったです。
しこさんとれんちゃんのやりとり、紅子と祖父江のやりとり、保呂草と各務のやりとりが特に好きでした。本作では堪能できた気がします。
Posted by ブクログ
「貴女の幸せは、僕の幸せです」
*****
Vシリーズ10作目にして、完結巻。
赤く、塗装された死体がある日発見される。
被害者は赤井という名の男性。
彼の恋人であったという女性が「犯人を知っている」と保呂草の元へ、調査依頼にやってくる。
そんな中、第二の死体が見つかる、今度は死体は緑色に塗られていた…。
*****
先ず、最初の方にある”登場人物”を見て、興奮。
Vシリーズのメインキャストが勢揃い!
紅子&警察VS犯人とのやりとりにハラハラし、ラスト、地面に着地しようとしたところを足払いされたかのような気持ち。
「…えぇぇぇー!!!?」
びっくりして、「あぁ、Vシリーズもこれで終わって寂しい…」という感傷が一瞬吹っ飛んだ。
まさか、こういうかたちで驚きの波がやってくるとは!
冷静に「やっぱりね…」って感じる読者の方もいるのかなぁ…すごい…。
シリーズ完結編にして、新たなる始動を告げる傑作。
裏表紙のあらすじに、こう書かれていたので、期待しつつ読んでいたけれど、鈍い私にはもうひとつぴんとこず。
菅聡子さんによる解説を読んで、やっと理解できたところもあったりして。
すべてのシリーズは何かしら通じている…。
でも、こうこうこういう風に繋がっている、というようなことはさっぱり分かっていなかったので(笑)未だに宙を浮いている状態。
謎が謎のまんま。
シリーズを読み終えた現在だから見えている、見えてきたこともあるので、本当ならここでもう一周しなくちゃなのかも。そ、そのうち…。
しかし、Vシリーズを読んで、感じたことはS&Mシリーズよりも、キャラクタや森博嗣作品に愛着を持っているひと向けだな、と思った。
Vシリーズを読む前に前知識を入れていることによって、楽しみ方が変わってくるな、ということもそうだし、ミステリとしても、トリックを解くことがメインテーマというよりもキャラクタたちがどう動くか、ということが大きな要素のように感じた。
キャラクタにはまった人間にとっては、面白いけれど。
今回の謎解きのシーンは「一般的ミステリ」の雰囲気を”含んで”(一部。それがすべてではない)いたので、ちょっと意外だった。
意外や意外、そこからまた引っ張りまわされる。
保呂草さんと紅子さんのラストシーンは、すごく素敵。
そして、”あの”彼と紅子さんのシーンも、ちょっと切なくなってしまった。
これから先、またVシリーズの面々と違うかたちで出会える日が…来ないかもしれないけれど、来るかもしれない。
私が”そう思えばいつだって”会えるかもしれない。
その日を楽しみにしておこう。
「じゃあ、さようならは、やめておこう」
Posted by ブクログ
赤、緑、黒、白にスプレーで塗られた4つの死体。彼らの名前にも色が含まれている。
犯人はほぼ最初から確定しているが、結びつけるものが足りず、アリバイもある。
不可解な状況ではあるが、本作の醍醐味はトリックではなく、動機にある。
動機とは衝動なのか、内なる欲望なのかと思考は巡るが、結局犯人逮捕まで確定的なことは記されない。
そこで進むラストシーン、紅子が天才的な頭脳の少女と出会う。そこで動機は心酔だったのかと読者は悟る。
Vシリーズ最終作としてふさわしい一冊だった。保呂草の再登場と、次の四季シリーズへの期待が高まる。
Posted by ブクログ
読み終わってしまった…泣
長いと思っていたVシリーズもついに終わってしまいました…寂しい…
この4人のわちゃわちゃをまだまだ見ていたい。
というか最後に全部持ってかれた!!!ここにまで四季!!!!!子供ということはS&Mシリーズよりも時系列は前なのか?ということは「捩れ屋敷の〜」の時の保呂草はVシリーズ本編のときよりもおじいちゃんだったわけ?わからん…!
最終巻のはずなのに謎がまた生まれた気がする笑
まだまだ森ワールドからは抜け出せそうにないです…
Posted by ブクログ
Vシリーズも遂に読み終わってしまった……。
何か勢いで言うとS&Mシリーズよりも全速力で駆け抜けていってしまった感があるのですが、いやー何と言うか、謎だらけの登場人物達に負けず劣らず謎を沢山残したまま逃げていっちゃったってイメージですね……最後まで私は彼らを捕まえることが出来なかったなぁ。
今までの話とは違う始まり方で幕を開けた今回の話、プロローグにもあったように色んな人が色んな所で色んなことをしていてその最中に異常なスピードで起こる連続殺人。でも何だか事件を放り出して(あくまでも私のイメージ)それぞれの人間の内面の変化だったり関係性の変化だったりに焦点が当てられている、みたいな。
とにかく「えっ結局君は何だったんだい!?」とか「えっ思わせぶりなことしたのに一体何のためにいたんだい!?」みたいな部分もかなりあるんですけど、最後の最後、紅子さんととある人物の会話にもう全て持っていかれてしまいましたね……そうか、そういう風になるのか。
この話もまた繋がっている、ということなんでしょうか。
まだまだ他にも別シリーズがあったと思うのですが、ひょっとしてそのどこかでまた紅子さんや犀川先生、それに彼女にも会えるのでしょうか?
ならば今度はどのシリーズに手を出そうかな、なんて読み終わったばかりなのにもう考えてしまっている自分がいます。
こういう謎の中毒性が森ミステリィなのかもしれませんね。
Posted by ブクログ
Vシリーズ最終巻。
やっとたどり着きました。
そしてあっという間でした。
なぜなら生き急いで読んでいたから。笑
殺されて真っ赤な塗料で塗装された、赤井。
殺されて緑色に塗装された、美登里(みどり)。
確かに四季シリーズに登場する人物がこちらにも。
最後は四季シリーズにつながる導線で終わるんですね。
最初は、S&Mシリーズの印象が強すぎて、
登場人物たちに違和感しか持てず挫折しましたが、
短編集から戻ってきた結果、
とても楽しく、
気づいたら紅子さんも練無も好きになっていました。
ただ読み始めると止まらないので、
しばらくは他の積読本を読もうと思います。
次はGか×シリーズかなあ。
Posted by ブクログ
「『スプレィがあれば、それで手近なものを真っ赤にしたり、真っ黒にしたりするの、やってみると、けっこう面白い行為だよね。どうして、それが面白いのかは言葉では表現できないけれど、やっている最中には、みるみる一色になっていく光景が、意外に快感だったりする。もし、スプレィ缶が無料で、しかも、塗った色があとで消えてちゃんと元通りに戻る、としたら、もっと沢山の人が、あれで遊ぶんじゃないか。』」
スプラトゥーンとどっちが先だったのだろう。
少なくとも流行ったのはこれより後だから想像は間違いなかったんだろう。
本筋には全然関係ないけれど。
Posted by ブクログ
紫子さんは保呂草さんが好きかもしれないけど、蓮ちゃんがいないとダメだろうな。
というキャラ萌視点の感想が意外にも最後に残った
Vシリーズは語りが「保呂草」ということで、最後までずーとどこか騙され続けてる感じでした。
物語はこう終わったけど本当なの?
という感じ。
Posted by ブクログ
V10
シリーズの最後って、最後がちょっと切なくて、少しだけ見えるものがある。
事件はわからないばかりだけど、それも最後にわかる、気になる。
紅子と彼女の出会いは、後のふたりに繋がっているのか…
ごっつりしてたけど、動機が単純というか、わからないやつは置いていかれる、みたいのがそれはそれでおもしろかった。
Posted by ブクログ
Vシリーズ、終わっちゃった…。
林からの白い封筒に書かれていたであろう名前だったり、四季シリーズで出てきたあの場面を紅子さん視点でもう一度読めたりで最後の最後まで余すことなく高揚できた。
ほんとうこれって、一種の良質な恋愛小説だよ…。
Posted by ブクログ
Vシリーズ最終話。
もう、最初から終わりの予感を感じさせる登場人物たちのセリフまわしに、寂しさが押し寄せる。
事件は猟奇殺人の様相だけど、森作品でよく語られる動機問題がここでも繰り返される。
多くの人に理解されない動機。そもそも動機とも言えない、ただ殺したいから殺すという人間も一定数いるということ。そこに都合よく動機らしきものを後付けする愚かしさ。
真賀田四季の登場と林の祝儀袋で仄めかすへっくんの正体、ここでS&Mシリーズとの繋がりを知りゾクゾクする。
保呂草と紅子の間で交わされる女王と下僕のようなラストシーンは美しく、胸がキュンとする。
あ〜、終わってしまった。だけど、次のステージに行けるのだ!
保呂草と紅子にはまた会えるのを期待して、次は短編2冊に向かいます。
Posted by ブクログ
今回の事件はこれまで以上に派手で、でも途中から犯人は見えていたけれども。
そんなことよりもっと衝撃的事実が2個も3個も出てきてえーっ?!ってなった!
す、すごい伏線…
これは1作目からずっと張っている伏線だったんだと思うと、また読み返さねばど思っちゃう。
あの人の正体は、名前の謎、そもそもの舞台…
さらに続きのシリーズも気になってくる。
また登場人物がリンクしてたりするのかな?
彼ら4人の今後も知りたい。
わいわい楽しい4人だったから、終わってしまってちょっと寂しい。
Posted by ブクログ
気付いたら終わってたという感想。良くも悪くも。だって、おそらく全巻を何度も読み返さないと関係性がわからなくなるんだもの(笑)
順序に意味があるのか、色に意味があるのか、もしくはそれはカモフラージュかという点を気にしながら読んだけど、わからなかったなぁ。犯人は後半でなんとなくわかってきてた気はするんだけ、動機はさすがに。
今回、トリックというよりは人間関係と動機がメインなんだろうな。シリーズ最終作ということもあり、伏線回収や他のシリーズへのリンク張りなどがあれこれ。
それぞれのシリーズに主たる登場人物として出てくるキャラクターたちはどこかでそれぞれつながっているという構成は間違いなく素晴らしいんだけども、例えば真賀田四季が1人何役もやっちゃうから、結局誰やねんってなるし、本当に難しい。
Posted by ブクログ
深夜のマンションの駐車場で鮮やかな赤に塗装された男性の死体が発見される。死んでいた男の恋人だと名乗る女性は保呂草潤平に「犯人が誰かわかっている。それを証明して欲しい」と依頼。しかし、第二の事件が発生。被害者は緑色に塗装されていた。奇妙な事件の謎を瀬在丸紅子が解き明かします。
Vシリーズ第10作にしてシリーズ完結編。そして、新たなシリーズを予感させます。
Posted by ブクログ
再読。Vシリーズ第十弾にして最終巻。犯人は覚えていたものの細部までは覚えていなかったので新鮮な気持ちと驚きがあった。それにしても保呂草さんはキザだなぁ。ロマンティックともいうけど。今回は練無くんと紫子さんのいつもの漫才的やり取りは要所要所にはあるものの少なめかな。最後に出てきたあの子と紅子さんのやり取りは森博嗣ファンからすれば垂涎もの。今作の犯人の動機は明かされてみれば「なるほど」と頷けるものがあるけれどそれもS&Mシリーズという下地があってこそだと思った。
Posted by ブクログ
シリーズ最終巻ということで、それぞれの関係に変化があるかと思いきや、ありそうでなかったです。
事件の方は、誰が犯人なのだろう?とか、推理を楽しめたと思います。
で、これで本当に終わってしまうのか?最後がすごく気になってしまったのですが。
Posted by ブクログ
Vシリーズ第10弾。今誰かとめちゃくちゃ語りたい(笑)。事件自体はオマケな印象で、中盤の紅子さんのプロファイリングから犯人の見当を付けやすかった。そしてS&Mシリーズからここまで読んできたお陰で、何倍も楽しめたあの方の登場。エピローグは次のシリーズに向けた、あの少女へのバトンタッチなのか。ということは時系列的にいずれシリーズの垣根を越えて全員集合したりするのかな。おもしろそう。『三角』と本作の関係が『F』と『パン』の関係に似てる気がするけど、これまでの話もあっちのシリーズとリンクする部分があるんだろうか。
Posted by ブクログ
たまに出てくる真の意味での愉快犯。
社会の手に負えないやべー奴。
良く言えば自由人。
悪く言えば原始人。
服着て歩いてる文明人とは思えない所業。
これでやっとVシリーズ読み終わった。
さ、次いこ次。
Posted by ブクログ
Vシリーズの途中の作品はやや中だるみ感を感じていたのですが、この作品は結構楽しく読めました。
四季シリーズに期待。
まあ、森氏の作品群を読んで、完全に腑に落ちるってコトはあり得ないのはわかっていますが。
でも天才って意味では、御手洗潔の方が好きだなー。
Posted by ブクログ
シリーズ最後の作品にこういう意味ありげな余韻を残していくあたりが森ミステリーという感じがする。紅子、祖父江、林のくだりは毎回いらないなと思いつつ、これが事件の面白さを高めていたのだろうかとシリーズ最後になって思う。スッキリしたかと言われればそんなこともないので★3に留まった。