お腹はへるけど口はへらない、ツチヤ先生満身創痍の日々。「過ちを指摘されたら」「なぜ説得できないか」「準備しない理由」「欠点を苦にしない方法」「女と別れる方法」「男と別れる方法」「妻の最後通告」「脅し方の研究」「親戚が増えると品位は下がる」などなど、引き続き不幸とくんずほぐれつ奮闘中! 週刊文春長寿連載「棚から哲学」をリニューアルした「ツチヤの口車」シリーズ第1弾。
Posted by ブクログ 2012年05月07日
お茶の水女子大学の教授であり、哲学者である土屋賢二が
週刊文春に連載しているユーモアエッセイをまとめたもの。
こういったジャンルの本を読むこと、
しかも自分で購入してまで読むことは
自分にとっては極めてまれなことであるが、
最近読んだ森博嗣の日記本の中で土屋賢二の名が出てきたため
たま...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月15日
「まえがき」から面白おかしく読み始められた。日常の些細な事が面白い話に作り上げられていて、綾小路きみまろの話に知性を加えた表現といえる。面白いので電車では読んではいけない分類に入る。屁理屈を磨きたい思春期の学生にはとくに読ませてはいけない。
こんな文章を書いてみたいと思わせる一冊だった。短いエッセイ...続きを読む