ブレイディみかこのレビュー一覧

  • 花の命はノー・フューチャー ──DELUXE EDITION

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    ネタバレ

    久々にエッセイで笑ってしまった。
    歯に衣着せぬ文体でパンクに批判しているが、人間味に溢れておりなんだか温かい気持ちになってしまった。LGBTQや人種問題の書きぶりなど、今の時代だと問題になってしまうのかなぁ。こういうのが本当ぽくていいのになぁ。

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    2022年03月16日
  • 女たちのテロル

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    金子文子も、エミリー・デイヴィソンもマーガレット・スキニダーも知らなかった。金子文子は瀬戸内寂聴の小説でも出てくるそうな。エミリー・デイヴィソンは女性の参政権を求めて活動したサフラジェットの人で、ダービーでイギリス王の持ち馬の前に立って死んだという。そこに至る過程も、その知的印象に対して行動が過激でマッド・エミリーとの異名があったとか。だけど読んでいくと、マッドなのはエミリーではなく、そのまわり、特に男社会の対応にあったのではないか、とも思う。マーガレット・スキニダーはスコットランド人でありながら、アイルランドの過酷な状況に怒り、独立運動に参加した狙撃の名手だった。いずれも世界史の教科書には出

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    2022年02月13日
  • 女たちのポリティクス 台頭する世界の女性政治家たち

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    各国の女性政治家の活躍の概要を紹介してくれている。良くわからないお願いお国の裏事情にも触れていて、一筋縄では行かない情勢が理解しやすい。さて、日本はどうするんですかねぇ。

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    2022年01月30日
  • ヨーロッパ・コーリング・リターンズ 社会・政治時評クロニクル 2014-2021

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    今の日本ひどいなぁ、これからどうなってしまうんだろうと思う毎日だが、ここがダメ、みたいなところはイギリスでも似たようなダメさで、元々が階級社会であったり、移民の人たちが多かったりなので、貧困問題もより深刻な感じだ。「ゆりかごから墓場まで」と言われてた時代は遥かに遠い。
    グローバル資本主義が続く限りは、どの国でも貧富の差は広がるばかりなのだろう。本当の意味での先進国はもうどこにもないのか。
    イギリスの政治問題、社会問題をブレイディみかこさんのおかげで知ることができ、そのことから日本の問題も考えることができる。立ち位置(地べた)というのか考え方というのか共感できるし、書き方も具体的ですごくわかりや

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    2022年01月30日
  • 女たちのポリティクス 台頭する世界の女性政治家たち

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    ブレイディさんの本なので、取り上げられている政治家は欧州の方が多め(UKにいると入ってくる情報が起点となった考察が多め)で、それが面白い。
    また、日本ではあまり報じられないアメリカの話もあり、内容が面白い。

    過去の内容をそのままにまとめてあるため、Brexitの混乱期の英国政治を、女性政治家を中心に論じていて、ユニークで面白い。

    初見の難しい政治用語が多く、調べないと分からなかったため、勉強になった。
    女性は生物学的に罵られたり攻撃を受けやすい立場にあるため、女性が政治家という仕事をすることは男性より更に一層厳しいのだろうと想像した。

    内容や視点は面白いが、キーセンテンスが埋もれいてる部

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    2022年01月22日
  • ヨーロッパ・コーリング・リターンズ 社会・政治時評クロニクル 2014-2021

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    2014年〜2021年の間に発表されたブレイディみかこさんの社会・政治時評集。ブレグジットに始まりコロナに終わるさまざまな社会的・政治的な問題への短めの評論が多数集められています。基本は反緊縮、反貧困で、英国の現状は日本の未来を予測する上でも役に立ちます。

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    2022年01月10日
  • 子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から

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    すごい作品に出会った.
    相変わらず,登場人物はBrightonの底辺層の,色々問題を抱えた人々が多いのだけど,人間を見つめる目は相変わらずどこまでも率直で優しい.
    このお話は海の向こうの遠い国の話ではなく,同じ時代に生きる僕たちの話だ.
    資本主義と民主主義って,本当に合い入れるのものなのかな,と.
    少なくとも,先鋭化した現代の資本主義=新自由主義は,民主主義とは相入れないものになってしまったとしか思えない.

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    2022年01月03日
  • 女たちのポリティクス 台頭する世界の女性政治家たち

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    普段、政治を気にしてないで来たけど、世の中の国や女性がどんなことしてきているのか、勉強がてらそして時に楽しいのがブレイディみかこさんの本の面白いところ。

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    2022年01月02日
  • 何とかならない時代の幸福論

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    日本とイギリスの教育の違いが、
    国民的価値観の違いから生じるのが
    分かる本でした。

    教育の考え方は、その国民が子供たちにどんな大人になって貰いたいかが問われるものですが、日本はあくまで和(合わない人間でも仲良くする)と現状維持(今も昔も同じ金太郎飴のような「学生」を作りたいのか、何で必要なのか分からない変な校則)だけを望んでるようにしか思われないのが残念でした。

    社会に出ても自立精神を持って生きられるような教育が欲しいです。

    個人的に印象に残ったのは、
    イギリスの政治の演説が芝居がかってるのは、その役割を演じてるからで
    演劇の素養は必要、という話です。

    日本人は素面で相手を批判するから

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    2021年12月12日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    第2弾の方が面白かったから、遡ってこの第1弾も。識者による未来予測だから、概ね似た内容になるのはむべなるかなで、『とんでもないな』って思うことは無い反面、そこまでインパクトの大きい論説には出合えなかったり。ただ、そんな中でも探検家・角幡さんの投稿はかなり移植で、だからこそ際立って面白く感じられた。コロナ突入のちょうどその時期、極地単独踏破を敢行していたなんて、まさにリアル浦島太郎。そんな状況に身を置かれていたとは。色んな意味で得難い体験。面白かったス。

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    2021年12月09日
  • 女たちのポリティクス 台頭する世界の女性政治家たち

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    ブレディさんの本はどれも本当にわかりやすい。
    世界で活躍している女性政治家を何人も紹介してくれる中で、名前くらいしか知らなかった人も多かったので勉強になった。
    ミソジニーやマンスプレイニングと戦っているフェミニズムも一枚岩ではなく、様々な思惑が混じり合っているんだなぁと感じた。

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    2021年11月20日
  • 女たちのテロル

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    過酷な環境を生き抜いた2人の女性の物語。
    現状を打開するために闘い続けた彼女たちの記録には、驚かされるだけでなく励まされる。最後まで生きること、闘うことを諦めてはいけない。

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    2021年11月15日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 無料お試し版

    ネタバレ 購入済み

    英国の雰囲気が伝わってきて新鮮でした。多様で温かく、また厳格な社会のなかで成長していく息子さんの将来が楽しみです。

    #タメになる

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    2022年09月28日
  • 女たちのポリティクス 台頭する世界の女性政治家たち

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    一人の見方を信じ切るのは危険だけど、
    世の中にはいろいろな女性リーダーがいると知れて
    面白かったし、考えさせられた。

    ウチのリーダーも女性だけど、
    男性人の中で大変だろうなあといつも思う。
    仕事が大変だと思うのはもちろん、
    気を遣っているのが大変そう。
    ああいう姿を見ていると、
    絶対にやりたくないって思ってしまう。
    良くないのだろうけど。

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    2021年11月03日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2 無料お試し版

    購入済み

    罪な無料版

    途中まで引き込まれて、結局全文読みたくなる無料版。まんまと其の罠にかかって本屋さんに直行。前作から引き続き出てくるクラスメートも息子くんも成長して、寂しいような嬉しいような。

    #アツい #感動する #切ない

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    2021年10月24日
  • 女たちのテロル

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    金子文子、エミリー・デイヴィソン、マーガレット・スキニダー、壮絶な生き方をした三人の女性たち。でも、獄中で死んだのは金子文子だけ。自死とされているが、それも確証はない。最期の3ヶ月の文章は残されていないらしい。やはり国家に殺されたようなもんだ。金子文子関係をもっと読んでみようっと。

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    2021年10月16日
  • そろそろ左派は〈経済〉を語ろう――レフト3.0の政治経済学

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    岸田内閣が発足し総選挙が行われることになった。岸田内閣に期待すること、あるいは、衆院選の論点として考えるべきこと、という内容で、日本経済新聞が朝刊に連載をしているが、今日の朝刊のテーマは「成長か分配か。まずは成長を優先すべき」という内容のものであった。

    本書は、ブレイディみかこさんと、経済学者の松尾匡氏、社会学者の北田暁大氏の対談で構成されている。発行は2018年5月のことなので、今から3.5年前のことであり、岸田内閣はもとより、菅首相の前の安倍首相、経済政策で言えばアベノミックス時代の発行である。
    本書の大きなテーマの一つは、書名にもなっているが、日本の左翼・左派に対して疑問を呈する、とい

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    2021年10月16日
  • そろそろ左派は〈経済〉を語ろう――レフト3.0の政治経済学

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    ネタバレ

    「年収1000万円以下所得税免除」「消費税5%」=某野党の公約。本書が出された2018年からは大きな進歩。しかし、「プライマリーバランス」は”凍結”で、「消費減税」は時限的。両方とも廃止でよいではないか?英国でも労働党ブレア政権が緊縮だったが、現党首コービンは反緊縮で票を伸ばした。他の欧州各国も似たような動き。レフト2.0から3.0への進化とされる。米国で労働者の票を逃したクリントンに学んだバイデン政権。安倍一強に学べない野党。理想の啓蒙よりも目の前の暮らし。まだまだ本書に手にして欲しい左派がいる。

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    2021年10月11日
  • 女たちのポリティクス 台頭する世界の女性政治家たち

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    世界で活躍する女性政治家たちを考察。「小説幻冬」に掲載されたコラム。

    自民党の総裁選、高市早苗が注目されており女性政治家をテーマとした本書を読んでみる。多くはイギリス他欧米の政治家。人に関しては小池百合子と稲田朋美だけ。

    海外の視点から見た日本という論評は時に素晴らしい的確な指摘となる。
    日本の女性の社会進出の明らかな遅れなど参考になる意見多数。

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    2021年09月21日
  • 子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から

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    ほお。イギリスの底辺の保育所はこうなっているのだと、まるで見ているかのような臨場感を感じられる。
    そして、底辺の人々を甘やかさず自立させなければならない政治のむずかしさ、イギリス人だけでなく外国人も含めた底辺コミュニティの変わりよう。

    中流のイギリス人が、外国人の底辺には優しいが、アンダークラスのイギリス人には手厳しいという矛盾。他人ごとではない。

    底辺の人々を救うべく自分の時間を差し出す人々の善意と正義感。

    かっこいいだけではない、むしろぞっとするイギリスを垣間見ることができて、興味深かった。日本はどうなっているのだろう?私に何かできるだろうか?

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    2021年09月20日