ブレイディみかこのレビュー一覧
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岸田内閣が発足し総選挙が行われることになった。岸田内閣に期待すること、あるいは、衆院選の論点として考えるべきこと、という内容で、日本経済新聞が朝刊に連載をしているが、今日の朝刊のテーマは「成長か分配か。まずは成長を優先すべき」という内容のものであった。
本書は、ブレイディみかこさんと、経済学者の松尾匡氏、社会学者の北田暁大氏の対談で構成されている。発行は2018年5月のことなので、今から3.5年前のことであり、岸田内閣はもとより、菅首相の前の安倍首相、経済政策で言えばアベノミックス時代の発行である。
本書の大きなテーマの一つは、書名にもなっているが、日本の左翼・左派に対して疑問を呈する、とい -
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ほお。イギリスの底辺の保育所はこうなっているのだと、まるで見ているかのような臨場感を感じられる。
そして、底辺の人々を甘やかさず自立させなければならない政治のむずかしさ、イギリス人だけでなく外国人も含めた底辺コミュニティの変わりよう。
中流のイギリス人が、外国人の底辺には優しいが、アンダークラスのイギリス人には手厳しいという矛盾。他人ごとではない。
底辺の人々を救うべく自分の時間を差し出す人々の善意と正義感。
かっこいいだけではない、むしろぞっとするイギリスを垣間見ることができて、興味深かった。日本はどうなっているのだろう?私に何かできるだろうか? -
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本書は英国の緊縮財政によって、フードバンクの普及という名目で閉鎖に追い込まれた無料託児所での日々が綴られています。
経済的な理由や親のDVなどを理由に、有料の保育園(託児所)での預かりが困難な子どもたちのための施設では、実に様々な問題が日々巻き起こります。
しかしながら、当初はなかったはずの民族の違いによる差別が徐々に親の間で蔓延り、またケースワーカーに子どもを取り上げられたくないが為、託児所に預けることを断念してしまうシングルマザーの姿も描かれています。
変容する現代社会や育てられた環境が、巡り巡って子どもたちにどのような影響を与えているのか、またそのような状況の中で子どもたちは何を考 -
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主に欧米の政治家について書かれているのを読み、最後は、やっぱり日本のこれからの女性政治家、指導者について考えるようになっていた。
アメリカに初の女性大統領が出たら、日本も大きく変わるのでは、とあとがきに書かれていたが、なるほどなるほど、それに期待しよう、と思いつつ、ここまでアメリカ頼みってホントに情けないなぁと思う。
"危機に陥ると女性が責任者に選ばれることはままある。男性たちはリスクを取りたくないので、どうせ失敗するかもしれない時期なら女性にやらせとけ、と難所を乗り切らせておいて、危機を脱したら男性が出てきて「さあ、新時代のはじまりです」とトップ交代になる、というアレである。& -
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P.71
・ソーシャル・クレジング_交易住宅地までもが投資家に売却されて消えていくロンドンは、労働者階級の人々の姿が見えない街になっている
・ソーシャルアパルトヘイト
・ソーシャルレイシズム
P.88
『フィッシュタンク』英国の下層のティーン文化を知りたければ若干ステレオタイプ的とはいえかなり正確に描かれている
P.93
アプレンティス制度(見習い制度のこと)
犯罪履歴調査
P.96
「クールってのは、ブリリアントでスペシャルであたしはそれが大好きだってことだよ。ドープって言葉もあるけどね。」
「でも、そのくまは可哀想。」
「だって、くまは本当はみんなを食べたいんじゃなくて、一緒に遊びた -
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