ブレイディみかこのレビュー一覧

  • そろそろ左派は〈経済〉を語ろう――レフト3.0の政治経済学

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    レフト3.0…いい響きだ(^-^)
    小生もリベラルではなく、レフトを名乗ろう(^o^)/

    もっと早く本書を読んでおけば良かった、と後悔。対談形式なので、分かりやすい、けど難しい議論もあり、という感じで、ボブの知的好奇心をくすぐってくれる。
    経済学の再々々勉強をしなくては…と考えるわけだが…(^^;;

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    2018年09月21日
  • 労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~

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    英国労働者階級に身を置く著書がブリグジットの中心となった彼らの思いを掘り下げてトランプ現象と違いを語ります。「離脱派と残留派のように全く違う見解や信条を持った人の中でもオープンにそれを語り合う。「英国的」というのは、まさにそういうことだ。」との一節がとても印象的でした。
    ちなみに、著者はトランプ現象を「ヒルビリー・エレジー」などで語られている貧しい労働者がトランプを支持したのではないと解説してます。
    また、終章での「英国労働者階級の100年」は世界で最も早く労働者が登場した国だけあって読み応えがあります。

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    2018年07月08日
  • そろそろ左派は〈経済〉を語ろう――レフト3.0の政治経済学

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    経済運営で何とかいっている安倍政権。ただ、消費増税圧力に抗うことは難しく、東京五輪後の景気後退に対処できないとの予測は明快。では、対抗勢力は何をすべきなのか――という一考に値する内容。

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    2018年06月05日
  • そろそろ左派は〈経済〉を語ろう――レフト3.0の政治経済学

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    左派が語るべき経済のあり方を学ぼうとすると期待外れ。そういう話題になると不思議と話がそれて、断片的にしか把握できない。対談本に書いてする必要があったかなーとも思う。対談をもとにもうすこしまとまりのある構成をとれたのではないか。反緊縮ってとこやケインズ的に需要を作り出すべきってあたりかな、せいぜい把握できたのは。需要が不足していたというのはアベノミクスによろしくという本でも学んでいたため、すとんと腹に落ちた。
    左派が経済を語る必要性を啓蒙するための本としては、優れている。左派思想史としても鋭い分析が随所にある見られ、目を開かされる。過去の左派の思想へのツッコミは的確だし、新たな時代の左派像にも共

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    2018年06月01日
  • 私労働小説 ザ・シット・ジョブ

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    ソウルによくない仕事
    一つ目は、他人に低く見なされるから自分が低い者になったようにと思えるとき。
    もう一つは、本当に自分自身が低くなっていくように思えるとき。

    「自分のソウルによくない仕事はやめるべき」

    搾取する者とされる者。
    階級差別、話す英語でわかってしまう。
    労働に対する価値観が変わっていけばいいなと思う。


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    2026年08月13日
  • 両手にトカレフ

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    ここじゃない世界はいまここにあり、ここから広がっている。別の世界は存在する。
    これって希望でもあり、"ここ"から抜け出す術がない彼等からしてみればとても非現実的で途方もない話でもある。それでもやっぱり信じて、諦めないでほしいと思ってしまうのはエゴなのかな。
    福祉に関わる仕事をしていると、本当の意味で誰かを救えるのは自分とか家族とか守るべきものがない人だなと諦めを感じる場面がある。でも少し違うのかもしれない、とこれを読んで思った。ミアのことを誰よりも大切に想ってくれる人には、この先の人生、ミア自身が自分の力で出会っていくのかもしれないな。

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    2026年08月02日
  • 女たちのテロル

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    金子ふみこが凄すぎる。過酷すぎる。ので、どうしてもあとの二人とは違うような。

    「日本という国は、このような女性を生かすことができなかった」
    それを恥じるところにすらまだ到達できていない気がする。

    あとどうしても思う。子ども死ぬほど虐待して何がそんな楽しいんだ

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    2026年07月24日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    イギリス子育て事情とともに現地に住む人たちのリアルな実情が描いてあって興味深く読めた。著者の子供が非常にできていて、「これはもう創作のキャラでは?」と思うぐらい素晴らしい子だった。

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    2026年07月14日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    ノンフィクションかエッセイか、解説にも述べられていましたが、ここに登録する際に私も迷いました。ウチにも12歳の小6男児がいますが、ブレイディ家の息子さんはデキ過ぎなくらい鋭く色々なことを考えていて、本当にノンフィクションなのか?と思うことしばしばでありました。
    まぁ、きっと私が、ウチの子をそこまでインスパイアできていないということなんでしょう。

    息子もこの本を読んだとのことですが、どうだった?と訊いてみたところ、あんまりよく分からないところも多かった、とのこと。まぁ、そうだろうな、とは思いますけど、少し背伸びするくらいの本に手を伸ばしたこと自体は、良かったと思っています。

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    2026年07月05日
  • ワイルドサイドをほっつき歩け ――ハマータウンのおっさんたち

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    ぼくはホワイトでイエローでちょっとブルー のおっさん版だ、とあったけど、くたびれ感がありつつも確かに同じ空気が漂ってる。大人になったって、迷うし間違うし悩みながら暮らしてる。おんなじだなあと思うところも、お国柄ってあるんだなあというところも、いろいろあって面白かった。

    医療へのアクセスの差異、何が正解ってものでもないけど、日本式に慣れていると、イギリスで病気になると大変そうだな…と思ってしまった。
    あと、ビールからスパークリングワインへ嗜好が変化してるっていう話に驚き。そもそもノンアルコール派が増えているっていうのは、全世界的なものなのか?喫煙と同様、酒飲みも肩身の狭くなる時代が来るのかな…

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    2026年06月29日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    イギリスで学校に通う東洋人ハーフとして生きる息子の体験を母親目線でまとめたエッセイ。
    自分の海外経験と重ねながら読んで共感したり、その経験の裏側も知れて良かったと思う。

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    2026年06月17日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    多様性や貧困、圧倒的な格差、宗教的な背景…知識はあっても実感できていない問題が、海の彼方の地ではいつもの日常として現実に起きていることを突きつけられた。私は無意識に存在しない「普通」に縛りつけられている。

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    2026年05月27日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    本書は、著者自身の経験をもとに、子どもの自律性や価値観を尊重する子育てを描いたエッセイ的な内容である。親が一方的に価値観を押し付けるのではなく、子ども自身が感じ、考えることを大切にする姿勢が印象的である。子どもは多様性に対して柔軟でフラットな感性を持ち、著者はその視点を否定せず受け止めている。親として管理するよりも、子どもの個性や世界観を信頼し見守ることの大切さを感じさせる一冊であった。

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    2026年05月23日
  • SISTER “FOOT” EMPATHY

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    他者の立場で考えることを疎かにしていないか。人は完璧でなく間違いを認め変化できる可能性を忘れてはならない。何かを語れるほど自信はないが、無関心でなく「無知である」自覚を持ち続けていたい。fightとstruggleの違い。自分とのシスターフッド。

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    2026年05月17日
  • 両手にトカレフ

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    ミア(私)とチャーリー(弟)を取り巻く環境(イギリス)、並行して語られる金子文子の凄まじい境遇(日本・朝鮮)、何れも毒親の犠牲者たち。昨日読んだ〝水車小屋のネネ〟と地続きのようだ。

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    2026年05月16日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    以前から気になっていた一冊だったが、中学生の姪が読んだとのことで手に取った。

    日本にも差別や格差は存在するが、どちらかと言うと陰口や顔の見えないSNSでの批判の方が多い気がする。
    舞台となるイギリスブライトンでのそれは、(他国でも起きているだろうけれど)もっと深刻で目に見える形の社会問題となっていて、むしろ日本は特殊なのかもしれない。

    この所の日本における移民問題についても、どうしても排他的思考が捨てられない私としては、いつまでも他人事ではいられない。
    このところ耳にする多様性という言葉は、より差別、カテゴライズを生むことにつながっている気もする。
    ハーフという言葉が差別的と捉えられかねな

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    2026年05月14日
  • 私労働小説 ザ・シット・ジョブ

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    みかこさんの今作、あともう少しで読み終わるけど、感想を書く。KADOKAWAだったので買うのに躊躇した、個人的にKADOKAWAと幻冬舎の取締役の言動に賛同出来なくてずっと不買してる。
    だけど読みたくて購入。『こどもたちの階級闘争』を読んだ時の様な衝撃はなかったけど、読みました。多分最後まで読むでしょう。いま、英国の日本人向けのスーパーのまかないの仕事でいじめやハラスメントを受けて犬のシットを踏んだ話を読み終わった。
    シット・ジョブ、低賃金なだけじゃない。わたし自身は『清掃のパート』しかまともに出来ないし、働けない。なにかのスキルもない。清掃の仕事もシット・ジョブ。低賃金。賃金も上げてほしい、

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    2026年05月04日
  • 私労働小説 負債の重力にあらがって

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    これ2巻だったのか。
    著者の自伝的小説ということもあり、スルスル読んでいたのだけれど、ラスト『督促ガールの手記』にやられました。
    家族という逃れられない負債を、お仕事小説でぶっこまれると思わなかった。
    読後感が最悪で、でもまあそれがいいのかも。

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    2026年04月29日
  • 私労働小説 負債の重力にあらがって

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    全部うすら後味わるかったが『アジアン・レストランの舞台裏』、『ある見習い掃除人の手引書』、『督促ガールの手記』が特にだった。前2編は移民差別、3つ目は貧困、育ち、などが中心に据えられていることが、読後に浮かび上がってくる。

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    2026年04月25日
  • 両手にトカレフ

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    アナキストが題材ならもう少し社会への抵抗が描かれていて欲しかった。ガールミーツボーイに回収されてしまった感じがする。

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    2026年04月24日