ブレイディみかこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
みかこさんの今作、あともう少しで読み終わるけど、感想を書く。KADOKAWAだったので買うのに躊躇した、個人的にKADOKAWAと幻冬舎の取締役の言動に賛同出来なくてずっと不買してる。
だけど読みたくて購入。『こどもたちの階級闘争』を読んだ時の様な衝撃はなかったけど、読みました。多分最後まで読むでしょう。いま、英国の日本人向けのスーパーのまかないの仕事でいじめやハラスメントを受けて犬のシットを踏んだ話を読み終わった。
シット・ジョブ、低賃金なだけじゃない。わたし自身は『清掃のパート』しかまともに出来ないし、働けない。なにかのスキルもない。清掃の仕事もシット・ジョブ。低賃金。賃金も上げてほしい、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「多様性」と言っておけば物分かりの良い人になれる、みたいな薄っぺらい風潮に、現実を見せてくれる本。現地で生活してるからこそ分かる感覚、単一民族しかいない日本人だからこその視点で書かれていて、とても興味深かった。文体も読みやすく、すいすい読める。
ただ、この息子さんに関するお話が、あまりに賢く年齢に不似合いとも思えるほどの物分かりの良さで、ちょっと逆に心配になった。英語の訳し方やストーリーの文脈でそう見えてるだけかもしれないが、特に子供は周囲の環境に馴染もうとして過剰に適応した結果、その時は物分かりのよく良い子となるが、大人になってから苦労するケースを結構見ているので、そうではないことを願う( -
Posted by ブクログ
シット・ジョブ。「くそみたいに報われない仕事」と、その仕事をしている人が自らの仕事を卑下して言う言葉らしい。
英国ではエッセンシャルワーカーなど人の世話をする職がシット・ジョブと言われがちだったとのこと。
本書に出てくる登場人物たちも、住み込みで子どもの世話をしていたり、スーパー従業員のまかないだったり、低賃金且つ大変な仕事に就いている。
読んでいると、鬱鬱としてくる。給金は入るものの、まるで一人の人間として尊重されていないような扱いを受けて、それでも文句も言えない状況が書かれているのだから。
「職業貴賤はない」などと言われているけれど、そうは言っても皆、口に出さないだけで、意識的に「あの