ブレイディみかこのレビュー一覧

  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2(新潮文庫)

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    前作を5年前に読んで面白かったので2も買って、だいぶ積んでいたがようやく読んだ。もちろん一長一短あるんだろうけど、スピーチのテストやビジネスの授業があるイギリスの教育うらやましいなあと思った。スピーチのテーマも抽象的で明確な答えのないもので、設定された答えにたどり着けていないんじゃないかと怖がりながらスピーチする必要もないんだろうなあと思った。私は今大人になったから、子供の頃こういう教育を受けてたらなあと思うけれど、子供の頃に実際にあったらめっちゃ嫌だったと思う。でも、子供のころからこういう教育を受けていたら、そもそもそういうマインドにもならなかったのかも? とも思う。

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    2025年12月30日
  • 私労働小説 負債の重力にあらがって

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    「私労働小説」シリーズ?2作目の短編集。

    日本や英国の底辺?で働く人々(日本人)。

    作者の人間観察や社会的背景への理解が的確過ぎる。

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    2025年12月25日
  • ブロークン・ブリテンに聞け 社会・政治時評クロニクル2018-2023

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    パラパラ読みですが、
    この方はいつも一般人の立場から
    社会を見る立場で書いてくれる。

    これを手に取ったきっかけは
    イギリスの政治とロック、パンクは切っても切りはせないというYouTubeを見たこと。
    個人的にイギリスのカルチャー=かっこいいという
    イメージを持っていたのは
    日本の業界側の魔法にかかっていたんだなと気づいた。

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    2025年12月23日
  • 私労働小説 負債の重力にあらがって

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    私より10歳ほど年上の作者の20代の頃の仕事の話なので、海外だからそうなのか、昔だからそうなのか、とよくわからない気分になった。
    話自体は興味深かったのだけど。

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    2025年12月17日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    イギリスに住む日本人母と元底辺中学に通う息子がレイシズムとユーモア交えつつ戦う話。
    徹底して英国での人種差別と格差社会の話だったけど、日本に帰ったときに「ハーフ」が差別された話が印象的。居酒屋の九州のおっさんの話は胸くそやけどあれも事実なんよな…
    文庫の裏のあらすじではジェンダーのことももう少し触れられると思ったのでそれは残念、、

    「レッテルを貼ることで、貼られた人たちを特定のグループに所属している気分にさせ、怒りや「仲間感」で帰属意識を強め、社会を分裂させることにも繋がるものなのだ。…
    今大人たちも、社会も、アイデンティティ熱という知恵熱を出している最中なのかもしれない。」

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    2025年12月14日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    英国に住む作者とその息子さんの話。
    息子さんの考え方が小学生とは思えないぐらいしっかりしててすごい。

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    2025年12月06日
  • 私労働小説 負債の重力にあらがって

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    様々な職場を舞台とした短編集
    血は繋がっていないが、従業員を徐々にファミリーに引き込んでしまうママがいる日本のスナック
    従業員は取り締まるが、万引きは許す店長がいるイギリスのスーパー
    目先の利益だけ追ってサービスがおざなりになってしまうアジアンテイストのイギリスのレストラン
    外国の掃除人を信用しないアイルランド人
    自分の出世しか考えず、部下から嫌われているアイルランド量販店の店長
    警察官気取りで働いている福岡の貸金業者
    貸金業者で働きながら、貸金業者から借金していた親を思い返す作者

    労働はまさに人生だと感じさせられた

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    2025年12月04日
  • 花の命はノー・フューチャー ──DELUXE EDITION

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    こういう感覚の人、友達に欲しいwww 大好きな英国に暮らす庶民(貧民?)としてのリアルな事柄を興味深く読ませてもらった

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    2025年12月03日
  • 私労働小説 負債の重力にあらがって

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    前作のシットジョブたち以外にもまだこんなに様々なシットな労働を経験してきたのか…
    やりきれない読後感は前作と同様で、様々な差別とかハラスメントとか、不条理的で少し残酷でモヤモヤする。
    様々なシットジョブたちを経て、時系列的にぼくはイエローでホワイトでちょっとブルーの話に流れつくのかな。

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    2025年11月23日
  • 何とかならない時代の幸福論

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    日本とイギリスそれぞれの在住者による自国のメリット、デメリットや課題が赤裸々に語られており勉強になった。
    日本の世間は大事にするが社会には無関心という考え方は共感出来たしこれからの課題になると思う。
    コロナ禍の対談だったので自粛警察やPCR検査など懐かしい思い出が蘇り当時に思いを馳せながら今の現状に感謝したい気持ちになれた。

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    2025年11月23日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2(新潮文庫)

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    13歳の息子は、もう日々のあれやこれやを話してくれないのか…という所にショックを受けつつ。
    親子で考えたい、話してみたいトピック満載の続編。わが子が読んだら何と言うのだろう?

    コロナ禍、コロナ後の様子も是非読んでみたい。

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    2025年11月04日
  • 他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ

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    エンパシーとシンパシーの違いは理解出来たと思う
    テーマがあっちこっちと変わるので何の話だっけとなる事があった

    エンパシーのデメリットの話が面白かった
    他人の立場に立ち過ぎると自分の考えがなくなるというのは鋭い指摘

    エンパシーを全ての人間に対して適用して良いのかという線引きは難しい
    論理がなく異常な思考の持ち主とかの立場に立っても疲弊するだけだろうし
    また凶悪犯に対してもどこまで入り込んで良いのかも考えもの

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    2025年10月06日
  • 私労働小説 ザ・シット・ジョブ

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    シット·ジョブ。英国で店員、作業員、ケアワーカー等、低賃金の労働者が自分たちの仕事を自虐的に指す言葉。
    「くそみたいに報われない仕事」
    強い言葉に驚いてこの本を読みました。

    最後あとがきで、英国ではコロナ禍以降エッセンシャルワーカーの待遇が変わっていきそうな風潮を感じる、とありましたが、日本では悪くなる一方ですね。

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    2025年10月05日
  • 両手にトカレフ

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    読み始めて10日以上掛かってしまった。
    イギリスの貧困層の厳しい現実と、日本の戦前の似たような境遇の小説が並行して交互に出てくるので読みづらかった。
    薬物中毒の母親と、一人では行動できない弟を抱えた少女のミア。生活保護を受け、次々と男を変えて行く母親。悲惨な少女が救われるのは、同じような境遇の日本人の小説を読むときだけ。
    彼女の魂の叫びを聞いた少年が勧めるのはラップ。「両手にトカレフ」もその叫びから生まれたもの。
    母親と弟を抱えたヤングケアラー。誰にも相談できずに抱え込む姿が悲惨すぎて、どんどん読む気持ちが重くなっていった。最後まで読んで、やっと陽が当たって来たというところだろうか?

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    2025年09月22日
  • SISTER “FOOT” EMPATHY

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    ネタバレ

    女性たちが自分たちらしく普通に生きることの難しさとお互い認め合って助け合うこと,そして少しずつでもより良い社会の実現に向かうこと.大切なことが語られている.
    しかし,女性もだけど,男性の意識改革はどうなってるんだろうと腹立たしい.

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    2025年09月07日
  • SISTER “FOOT” EMPATHY

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    ネタバレ

    足元から始めろ。

    シスターフッドと言うが、それってどういうことか考えたことはあるか。エンパシーという言葉を日本に広めた(と私は思っている)著者が書く、フェミニズム。

    女性が、移民が、貧しい人が、と言ってその属性を持つすべての人が同じように考えるわけではない。99%が望んでいたとして、1%の反対をなかったことにしてはいけない。誰かを排除するための闘いではない。知らないで、知ったふりで、行動するのではなく、まずは自分から、自分のリアルにつながるところから。著者の指摘はハッとさせられる。自分と同じことを言う人だけではなくて、異なる意見の人をも排除しない社会、そして運動が求められているのだ。それが

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    2025年08月22日
  • 他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ

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    『他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』は、英国在住の著者ブレイディみかこ氏が「エンパシー(他者の感情や経験を理解する能力)」について深く考察した書籍です。この本では、エンパシーの重要性やその限界、そして社会における役割について、多角的な視点から論じられています。

    主な内容とポイント:

    エンパシーとシンパシーの違い:

    エンパシー:意見や背景が異なる他者の立場に立ち、その感情や経験を理解しようとする知的能力。

    シンパシー:他者に対する同情や共感といった感情的な反応。

    著者は、エンパシーは訓練によって身につけることができるスキルであり、シンパシーとは異なると述べています。

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    2025年08月19日
  • リスペクト ――R・E・S・P・E・C・T

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    当事者として本当に訴えかけたいことは何か。同情されたいわけでなく、尊厳を認めるとは。現状をクールに受け入れることこそ大人だと諦めてしまっているかも。強者側に甘んじて自分自身が熱くならないように逃げてないか反省させられる。

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    2025年08月16日
  • 両手にトカレフ

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    金子文子さんとミアの話が重なりながら進んでいって、内容としては重たい話だけど読みやすかった。文子さんもミアも、自分が今置かれている世界がすべてではないこと、そしてこの世界はその別の世界とつながっているからこそ自分で自分の世界は変えられるということに気づき、絶望の中でも希望を見出せてよかった。私自身も視点を変えるだけで得られる希望もあるんだと、絶望の隣は希望なんだと改めて感じることができた。最後のみかこさんとバービーさんの対談まで読んで、現実に起こっていることをもっと学びたいなと思った。

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    2025年08月10日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2(新潮文庫)

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    ブレイディみかこさんの息子さん、いい子ですね。優しくて穏やかな感じ。 イギリスの中学校については、自分で考えて自分の意見を述べることができるようになるようになる工夫があって羨ましいと思いました。日本も、もっと自分の意見を言える人を育てるような教育に力をいれて欲しいと思います。

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    2025年08月03日