ヨーロッパ・コーリング・リターンズ 社会・政治時評クロニクル 2014-2021

ヨーロッパ・コーリング・リターンズ 社会・政治時評クロニクル 2014-2021

1,265円 (税込)

6pt

人か資本か.優先順位を間違えた政治は,希望を奪い,貧困と分断を拡大させる.話題を呼んだ『ヨーロッパ・コーリング』を改編し,コロナ禍の考察を含む以降の時評を大幅に加えた最新版.激動の時代に,子どもや若者,女性,移民,労働者たちが暮らす地べたから,鋭く温かく英国の世相を読み解き,日本の課題を照らし出す.

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ヨーロッパ・コーリング・リターンズ 社会・政治時評クロニクル 2014-2021 のユーザーレビュー

3.9
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    Posted by ブクログ

    当時イギリスに住んでいた身としては「そんなことあったんだ」と言うニュースがちらほらあり、興味深かった。今回も地べたを這う感じの論調で、これぞみかこ節って感じ。

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    2024年11月21日

    Posted by ブクログ

     2014年〜2021年にかけての混迷するイギリスの状況を、労働者の生活から鮮明に捉えた鋭い考察と社会批評。

     この時期のイギリス国内を表す事柄として、ブレグジットをはじめ、緊縮財政下における広がる格差や子どもの貧困、徹底的な自由市場化で能力主義礼賛による社会の屋台骨を支える労働者の軽視など、日本

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    2022年10月21日

    Posted by ブクログ

    如何に情報を表層的にしか捉えていなかったかと、強く感じさせる。
    日本の報道を通して知った事と、イギリスの現地で暮らし体感している事との差は大きい。
    そして一般の庶民の目線から感じる格差やBrexit、緊縮財政の影響は、本当に難しい問題だ。

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    2022年09月23日

    Posted by ブクログ

    丹念に日々の出来事を文章化するみかこさんの馬力に驚いた.ブレグジェットの話題は日本では詳しく取り上げられないマターではあるが、当地では多くの人の口に出てくるようで凄いと感じた.我が国で憲法改正などのアイテムが普通の人の話題に上がるような雰囲気がでるのかな.コロナ禍の話題では、英国との違いもあるのが当

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    2022年07月30日

    Posted by ブクログ

    2014年~2021年に執筆されたコラムや時評を収録している。冒頭に収録されているのは「子どもの貧困とスーパープア」。IS問題、ギリシャ危機、プレグジット、新型コロナなどの影響、一方でグローバリズム、新自由主義、小さな政府による緊収財政。英国から貧困と分断の拡大が進む様子をレポートしている。日本で最

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    2022年07月17日

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