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日常にひそむ社会の問題を、自らのことばで表現し続けるブレイディみかこのエッセイ・アンソロジー。若い人たちに向けて、地べたからの視線の強さと深さを味わう15篇を精選した。今、あなたの足元にはどんな問いが立っている?
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Posted by ブクログ
これまでの著作の中から一部をを10代向けに再編した一冊。 著者の考え方のエッセンスが分かりやすくまとめられている。 自分の靴を履く、の前に自分の足で地べたに立つ(DOWN TO EARTH)ことが現代日本の私たちには必要であるという。 日本の学校や社会は裸足で絨毯に乗らされている、との例えも上手い...続きを読む。 自分自身もさながら、学校で子供と接する自身の仕事を振り返って考える部分もあった。 自分の靴を履くために、私は本を読み、人と話す。自分の靴があって初めて、他者の靴を履くことができる。
【目次】 はじめに プロローグ:花の命はノー・フューチャー 1.子どもの情景 子どもであるという大罪 ガキどもに告ぐ。こいのぼりを破壊せよ RISE 出世・アンガー・蜂起 2.地べたからみた社会 石で出来ている 君は「生理貧困,ミー・トゥー!」と言えるか 3.英国という鏡 ヨイトマケと...続きを読むジェイク・バグ どん底の手前の人々 4.地べたからみた世界 キャピタリズムとは ウーバーとブラックキャブとブレアの亡霊 歴史とは 5.他者の靴を履いてみること 誰かの靴を履いてみること エンパシーの達人,金子文子 自分を手離さない エピローグ:おりません、知りません、わかりません おわりに
中学生・高校生向けの本らしいが、中学生には少し難しいのではないかと感じた。ただ、内容は非常に興味深く、筆者が住んでいる英国での経済状況や教育に触れた内容で、日本との相違点や同じ部分を分かりやすく説明していた。
ブレイディみかこさんが今まで書いたエッセイからの抜粋集。自らの足元から問いを立てること、そこから見えてくるものについて。思索の端緒となるような本で、上手く言えないけどなんかモヤモヤするっ!という人にオススメ。
どの著作もキレが良くてステキだが、中でも特にキレッキレの文章を中高生のために集めたものなので、読みやすくて学びが多い。 本当にいい本だ。 中高生だけに読ませるのはもったいない。もちろん中高生には読んでほしいけど。 「はじめに」で、中高生のための文章なんてクソ食らえ!と思ってた生意気な子だった私なの...続きを読むに、こんな本を出して…と書いてあり、ブレイディみかこならさもありなんと笑った。 イギリスでの、ヒリヒリするような剥き出しの格差を、現場から(しかも地べたから)発信されると、日本なんてまだまだましかなと思う。 けれど、キリスト教に裏付けされた、「誰もが存在するだけで価値がある」という価値観がしっかりとイギリスにはあるが、日本は、「義務」を差し出さない人間は価値がないという価値観に基づいているため、それはそれで苦しい社会であるという。 確かに確かに。 息子の期末テストの問題にエンパシーとは何か、子どもの権利を3つ挙げよという出題があったというが、それをスラスラ答えることができる子どもを育てているイギリスはさすが近代契約社会を体現している国ではある。 イギリス、羨ましくもあり、羨ましくなくもあり。 この日本で、日本発の良さを作り上げていくしかない…よね。
この本 15歳の子供を対象にした本かな? でも それなら 難しすぎる。 ブレイディーみかこ さんの他の本で 生理用品 買えない問題を読んだ時 ショックでしたね。 でも 日本でも 買えない子たちがいる。 なんて話しも聞きました。 最近は 災害用品の備蓄のリストに入っていますね。 言われないとわから...続きを読むないことは いっぱいあります。 みかこさんの息子さんはじめ 周りのクールな子供たち 苦労すると大人になっちゃいますね。 日本で 障害者手帳を持ってる人が路上に出てきた。 というのは うーん!というかんじです。 うちにも 障害者手帳を持った娘がいるので 確かに 親がいなくなって うちがなくなるとなあ! と思いました。 引きこもりの人も増えている。 親がいなくなって 借家だったりするとなあ! しかし みかこさんの家族は ご主人も息子さんも 家庭でちゃんと話しをしてくれて いいですね! ロンドンじゃ そんなに 算数ができない人がいるのか? 知らないだけで 日本はどうなんだろう? なんて いろいろと思ってしまいました。
児童書?大人が読んでも十分面白く、思わず唸ってしまいそうになる 他者の靴を履く以前にわたし自分の靴を履いているのだろうか?
ブレイディみかこさんの文章をつまみ読みできる。10代でこの激しい文章を読んだら脳みそが割れるのではないかと思う。「自分は今まで周りの言うことを鵜呑みにしすぎていたのではないか」と「目覚める」人もいるだろう。 それはとても、うらやましいことだと思う。
中高生向けなので、読みやすかったです。 ストレートな表現が、がつんと来ました。 たしかに、世界は広いですね。
この方のいままで読んだ著書をギッュとまとめた感じでした。しかしどの本よりも毒?が強く感じたけれどそれはあくまで事実なんだろうと。 ちくまQブックスはティーン向けだと思いますがしっかり大人も勉強になると思います。 他人の背景を考えて、一人一人の価値観やそれに附随する尊厳を尊重するかと、うっかり自己の...続きを読む価値観だけで人を評価してしまうことのないようにしたい。 多様性の世界(昔からあったはずなのに無いものとしていた時代)がしっかり個人を大切にしていける時代になればなと思います。
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