ブレイディみかこのレビュー一覧

  • その世とこの世

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    みかこさんが谷川さんのお手紙をしりとりしながら繋いでいるような
    不思議な手紙のやり取り

    お互いの感性や知識力は素晴らしく
    でも詩が苦手な私は
    声に出して読んでみても時としては置いてきぼりに。

    それでもその世のありかや
    トランスヒューマンの考え方を知ったり
    老いや母親との関係にハッとさせられたり
    有意義な時間を持てました。

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    2024年06月04日
  • 他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ

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    読み終えた〜‼︎
    『ぼくはイエローで…』は子どもでも読めるようにわかりやすく書いてあったので私でもスッと入ったが今回の続編は大人向けの社会学みたいな本…?買っちゃったから最後まで頑張って読んだけどところどころ??? まぁそういうところはサッと流して…
    結局、エンパシーって良いもの悪いもの? 自己をしっかり理解し自分の意思をしっかり持ってからのエンパシー(他者の靴を履いてみる)っていうこと?
    人間ひとりでは生きられないのだから多様性の中で理解できないようなこともどこかで折り合いをつけていくってことかなぁ〜?

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    2024年06月03日
  • 労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~

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     英国の底辺、労働者階級から見たブレグジットと労働者階級の歴史について書かれている。移民問題に置き換えられているが、最近の日本で言う「子持ち様」論争のように、攻撃対象を間違えた故での分断が進んでいる印象。漠然と欧州の政治は日本よりマシと勝手に想像していたが、低層階級の人々は根深い階級意識に苦しめられてきたのか。ブレグジットについても肌感覚での実態が知れて興味深かった。

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    2024年05月15日
  • リスペクト ――R・E・S・P・E・C・T

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    この著者らしい内容だけど、この著者らしい読みやすさだった。普段こんな危ない?活動には興味もなく縁遠い私が読んでも、メインキャラに感情移入できるのがすごいな。実際にあった話を元にしているようで、いやー人間が本気で仲間と何かを…ってあるんだなぁと。
    元恋人って関係だけど今は同志という2組のカップル(と呼んで良いかわからないけど)の雰囲気がわかるような、わからないような、モヤモヤっとしつつも好きだった。

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    2024年05月14日
  • ブロークン・ブリテンに聞け 社会・政治時評クロニクル2018-2023

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    生理を取り巻くスティグマ(恥辱)の為に学校を辞めるリスク(危険)に晒されています 大前提として、ゲリラ戦やテロルは、メインストリーム側からは決行出来ないものなのである。レフトな思想の表現メソッド(方法)は、もしかして時代の変化について行けてないのではなかろうか。 ポリティカル・コレクトネス(政治的妥当性) 「不道徳」という点でユナイト(結合)している 詰まるところ、エモジというのは、剥き出しの感情をぶつけて他者を困惑させないように、感情のエッジを除去するものとして使われているのだろうか。 人心もシュリンク(縮小)したこの時代 予算はシュリンク(縮小)し 帰属のポリティクス(政治学) 坂上香監督

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    2024年05月02日
  • リスペクト ――R・E・S・P・E・C・T

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    ジェントリフィケーション、ソーシャル・クレンジングあまり聞いたことがない単語
    住む家を無くしたシングルマザー。
    格差を感じ、複雑な気分になった。



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    2024年04月13日
  • 私労働小説 ザ・シット・ジョブ

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    良い生活がしたいなら、仕事を変えれば良いと思うが、あえて底辺と言われるような仕事をしている人達は、なにか理由があってその仕事をしていることもあるんだなと思った。

    印象に残ったフレーズ
    「実のところ、労働者階級というのは、女性のことを指す言葉なのかもしれない」
    そこまで言わんでも。

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    2024年04月12日
  • 私労働小説 ザ・シット・ジョブ

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    「人間が低くなるには、二つあるんだ。一つ目は、他人に低く見なされるから自分が低い者になったように思える時。これは闘うべきだし、どちらかといえば簡単な闘い。もう一つは、本当に自分自身が低くなっていくように思えるとき。こういうときは、その場からできるだけ早く離れるべき」

    「自分を愛するってことは、絶えざる闘いなんだよ」

    「自分のソウルによくない仕事はやめるべき」



    ケアする仕事=賃金が安い=シットジョブ
    働いている当人がクソみたいな仕事と思っているということ。

    人種や職種で他者を上だの下だのと決めるのは、なんとも愚かな行いかと思うのだけれど、自分でも気づかないくらい心の奥底にそれは確実に

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    2024年03月18日
  • 夜更けのおつまみ

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    酒とつまみ、酒と肴。
    色々な著名人の酒と、その次に来る品物は美味しそうで、美味しそうで、想像しただけでも、頭を酒が駆け巡ったよ。

    豆腐のあれこれ、居酒屋のあれこれ、どれをとっても大人の味だなぁ。

    数年前に弟がくれた本、ありがとう!

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    2024年02月11日
  • その世とこの世

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    思っていたより
    話題が堅く壮大になってゆく
    思っていたより
    ブレイディさんが気軽に話す(書く)
    そして話したいことに一気に深くシフトする感じ

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    2024年02月03日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    コロナ後の世界というのはわたし自身にとっても明確にいろいろな意味でそれまでと変わりました。
    わたし自身は50代半ばですがワクチン接種は拒否しています。
    コロナウイルス自体に関しましては、日本人にとってはもともと大騒ぎをするほど大して問題ではなかったのですが、健康な人達までもがコロナワクチン注射を受けてしまうことによって、ワクチン注射を打った人たちの体内で悪いウイルス・菌が増殖をしてしまい、その悪いウイルス・菌を周り・周囲や日本中にばらまいてしまうことになるという説を信じています。

    そしてコロナ以前にはわたし自身では、「何とかコツコツと学び続けてさえいけば、生きていく道はあるのではないのかな」

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    2023年10月23日
  • 労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~

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    ネタバレ

    Brexitのニュースも見なくなって久しいが、まだ古新聞とも言えないだろうと思い勉強のために読んでみた。
    まず、読みやすいしわかりやすい。さすがに”地べた”から書かれてるだけあって、平易で読み下しやすい文体、説明も卑近な例えが多く交えてあったりとありがたい。

    単なるポピュリズムという文脈で片付けられるような印象が強かったが、本書で見る目が変わった。
    ファクトチェックの必要はあるだろうが、著者自らのインタビューで”おっさん”達に生の声を聞くと、より切迫した経済事情が見えてきたようで、なるほどと思えた。
    ドキュメンタリー仕立ての番組でお母さん入れ替える番組構成、どこの国でもマスメディアの印象操作

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    2023年09月05日
  • 子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から

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    底辺託児所で働いていて政治に関心を持ったそうで、それはそうだろうな、と思った。緊縮財政のあおりをもろにうける社会的弱者、特にこどもと向き合っていればいろんな感情が起こるだろう。現場で、いろいろな感情やモチベーションが生まれる。
    日本とは違って、貧富の壁だけでなく、意識高い系の移民が、えげつなくアンダークラスの白人を軽蔑したりする構図も興味深い。

    大人にびくっとした子供に、「びくっとすると余計にたたかれるから、堂々としていろ。難しくてもいつかできるようになる」と諭した、底辺託児所卒業生の保育士の言葉が印象的。

    日本の保育士の配置基準は天使のようなこどもを育てる。自由な発想や個性を伸ばす教育が

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    2023年08月18日
  • 何とかならない時代の幸福論

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    自粛警察に代表される日本の文化・・・大きな壁の世間。英国と比較するとおかしな点がたくさん。他国と比較すると日本が見えてくる。

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    2023年08月15日
  • 女たちのポリティクス 台頭する世界の女性政治家たち

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    女性政治家というと、男性政治家に気に入られてなんぼ、というようなイメージを持ってしまう私にとって、世界の女性政治家たちはたくましくまぶしく感じました。

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    2023年07月22日
  • 何とかならない時代の幸福論

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    対談形式なので読みやすい。イギリス社会と日本社会を比べているところがよい。
    日本遅れている、、と思わされる本。

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    2023年07月02日
  • ジンセイハ、オンガクデアル

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    他の作品でもお馴染みの登場人物もいるし,描かれるブライトンの街の様子も,年代こそ違うものの,もはや顔馴染みのような感覚で読んだ.
    比較的リアルタイムで読んだあとの初期の作品というのは,コレはコレでタイムスリップした様な,体験したことのない思い出を辿る様な不思議かつ楽しい体験だった.
    音楽や映画のレヴューも含めて,パンクに軸足しっかりでイメージしやすくて,早速Apple Musicでライブラリに加えてしまった.
    現在よりだいぶ尖った表現はあるものの,やっぱり何度も何度も何度でも感心させられるのは「フラットで透明な視点」で受け止めると言う姿勢.個人の価値観や評価はさておき,まずは受け止める,そして

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    2023年06月24日
  • 花の命はノー・フューチャー ──DELUXE EDITION

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    若くて荒削り,ちょい,暴走(笑)
    でも,やっぱりそこは「ダイヤの原石」で,パンクでアナーキーで,あったかい視線で,ブライトンの人々を立体的に描いたデビュー作.
    加筆された後日談がまた,時の流れの答え合わせのようで過去の作品を『今』読む為の増補もあって読み甲斐があった.

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    2023年06月15日
  • 花の命はノー・フューチャー ──DELUXE EDITION

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    ブレイディみかこさんの初期(といっても40くらいだったようだが)のエッセイ集。文章に勢いがあって面白い。「屁温い」なんて言葉は初めて見た。どうでしょう、この字面の破壊力。まぁ覚えても使う機会は無さそうだけど。
    イギリスに旅立つ際、空港で父親に林芙美子の「花の命は短くて」の句を送られる話しは出来過ぎだが「放浪記」を書いた林芙美子の人生は不思議とブレイディさんの生き様と重なる。どちらも放浪癖があるのだ。英語でitchy feetと言うらしい。これは使えるかも。
    イギリスは階級社会だと聞く。ミュージシャンのドキュメンタリーを見ていても必ず「〇〇はマンチェスターの労働階級の出身で」とか出自が紹介される

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    2023年05月07日
  • 何とかならない時代の幸福論

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    世間と社会のくだりでハッとさせられ、凄く腑に落ちた。日本人は非常に狭い世間としか向き合っていないから、自分に関係のない他者を思いやることができないのかと。それがポテサラ手作りしろとか、回転寿司でイタズラするとか、さまざまな問題に繋がってくるのだろう。
    教育を変えなければ国は変わらず、教育を変えた効果が出るまでには何十年もかかる。教科書が無く、先生が自分なりに考えて授業を組み立てるというイギリスに、教科書の内容をなぞるだけの日本が追いつく日は来るのだろうか。

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    2023年02月25日