ブレイディみかこのレビュー一覧

  • そろそろ左派は〈経済〉を語ろう――レフト3.0の政治経済学

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    このままの世の中でいいとは思っていない。しかし、共産主義はもちろん、社会主義も決して受け皿にはなり得ないとも感じている。なぜならば、この本の帯にあるように、左派は経済を回すことを考えの範疇に入れていないからだ。結局資本主義経済に寄生することを前提に理想論を叫んでいる。まるで社会的な中二病だ。(ついでに言うと国防においても同じことが言える)
    そんな「左派」が経済のことを考えたそうだ。読んでみたが、やはり堂々巡りから抜けられないようだ。本当に困ったものだ。

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    2023年01月26日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 無料お試し版

    購入済み

    英国エッセイ

    英国で子育てをしている方のエッセイ。
    底辺の保育園で働いていて、自分の子供を作る気もなかったが、英国では無料で不妊治療チャレンジも可能だった頃にめでたく出来た子供と、時々差別とそんな感じで軽い語り口で書かれたエッセイ。

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    2023年01月15日
  • オンガクハ、セイジデアル MUSIC IS POLITICS

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    This Charming Manがお気に入り
    キャメロン首相のスミス好き禁止 ジョニー マー モリッシーも支持
     労働党 底辺引き上げの教育ポリシー
     
    日本語の「死ね」 主体が弱い I hope you are dead では弱い 
     英国では Die! とは言わない レイシズムで逮捕される

    「ほとんどの自伝は(人生は)前半のほうが楽しい」
    「サヴァイブとは闘争じゃない、一杯のティーなのだ」トレーシー ソーン

    70年代のUKパンク
     インテリとヤンキーが渾然一体となることによってスパークした
     今は、ミュージシャンがレボリューションを歌わなくなった

    モリッシーの尻ポケットのグラジオラ

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    2023年01月15日
  • オンガクハ、セイジデアル MUSIC IS POLITICS

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    『ブレイディ節が炸裂した社会派エッセイ』

    ブレイディみかこさんの2冊目の著書「アナキズム・イン・ザ・UK」(2013年刊行)をベースに、未公開コラムなどを加えて文庫化したもの。予想以上にボリュームが増えたとのことで、「ジンセイハ、オンガクデアル。」との二冊構成になっています。

    姉妹本とされている「ジンセイハ、オンガクデアル。」との違いは、より政治色が強くなっていること。前書は保育士時代の教育関係の話題が多いのに対して、本書はブレグジットなどの政治面やロックな音楽や思想が中心です。

    本書に書かれている内容は、英国の歴史でもありブレイディみかこさんの歴史でもあります。ブレイディさんのレンズを

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    2022年12月15日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    様々な分断が派生したコロナ禍において、民の声が政治の力へと昇華されているのか、疑問が浮かぶ。為政者の判断はもちろん過ちも含まれよう。しかしそのまま看過するのではなく、修正していく判断力が現在も問われ続けている。さらに大切なのは私たち有権者の関心であり、声あげる人を中傷するのではなく、その選択肢に取り組んでみる姿勢が大切ではないか。誰も未来の結果なんてわからない。ならば、否定は現状の惰性でしかない。そこに救われる道程があるのだろうか。過ちよりもタチが悪い。

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    2022年12月01日
  • ジンセイハ、オンガクデアル

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    『ブレイディ節が炸裂した社会派エッセイ』

    ブレイディみかこさんの2冊目の著書「アナキズム・イン・ザ・UK」(2013年刊行)をベースに、未公開コラムなどを加えて文庫化したもの。予想以上にボリュームが増えたとのことで、続書「オンガクハ、セイジデアル」との二冊構成になっています。

    内容は著者が保育士時代に経験した英国の底辺を描いた、なかなかヘビーな社会派エッセイ。2000年~2013年頃の英国の政治・教育・文化のリアルを知ることができます。

    格差社会や人種差別が強烈に描かれているため、英国に華やかな印象を抱いている方はショックを受けるかもしれません。ただ、キーワードはやはり「多様性」。私たち

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    2022年11月22日
  • オンガクハ、セイジデアル MUSIC IS POLITICS

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    敢えてカタカナでタイトルを示したブレイディさんの過去のコラムをリエディット、再掲しまとめた書。音楽と政治、英国がもつシニカルで、机上のやりとりを楽しむ社会が面白い。労働党と保守党という政党間で揺れる、アンダークラスに焦点を当てた日本語の本としては非常にユニークでもある。だからこそ、彼女が国際結婚したジャーナリストとしてではなく、一人のイギリス人として社会に入り込んで行った過程で、政治を一緒に連れて行っていたことに価値を見出しているように思える。もちろん、政治の結果は散々であるけれど、セックスピストルズ、レイジなどの労働階級からも支持されたパンクは、英国の生み出した産物であり、米国のJazzやヒ

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    2022年11月04日
  • オンガクハ、セイジデアル MUSIC IS POLITICS

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    「アナキズム・イン・ザ・UK」の復刻2冊目。元の書籍は2013年出版。少し古い時代の話題となる。「ザ・スミス」は1980年代のロックバンド。この時代の英音楽界について知識がないと、なかなか入り込むことは難しい。短いエッセー、自身の日常と趣味の音楽。音楽が政治に通じるあちらの国。所詮は他国の事情。されど、後に我が国の辿る道が酷似してくる。「ぼくイエ」の初版は2019年。ブレーク前の黎明期。一見退屈するページの中、見え隠れする種。花が開くのは数年後。以後のヒット作を読む上で原点を理解しておくのは損がない。

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    2022年10月21日
  • 夜更けのおつまみ

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    アンソロジー どれも読みやすいし、初めての方に出会えるので、こういうのは好き。 三浦しをんさんはやはり酒が好き。 料理のイメージが全くないからか、簡単なレシピでもすごくめずらしく感じる。 お酒好きには嬉しい一冊。こんな時だから、家で飲むことの楽しさをもっと知りたいと思う。

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    2022年10月10日
  • 夜更けのおつまみ

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    ビール好きへというポップをみて購入しました。
    さくっとよめて、お腹が空く作品でした。
    お酒、いいですね。

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    2022年10月09日
  • オンガクハ、セイジデアル MUSIC IS POLITICS

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     著者の文章を読むと、登場する人物たちに愛おしさを感じる場合も有れば、やり切れなさに堪らなくなることもある。
     しかし、そのように見えてしまう一人一人の人生のかなりの部分は、政治によって左右されてしまうことが、イギリスの政策の変遷によって明らかにされる。特に子どもや外国人など弱いところに影響が大きい。
     本書の題名に倣って言えば、『イキルコトハ、セイジデアル』ということになろうか。

     そしてそれは、遠く離れたイギリスのことだけではなく、日本も徐々にそうした方向に向かいつつあるように思われる。

     このように書くと本書は重苦しく思われかねないが、著者の文章はドライで読んでいてスッキリするし、笑

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    2022年10月03日
  • 子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から

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    何年も前に途中まで読みかけて放置してた本(いくらなんでも放置しすぎだ)。2008~2010年と、4年間を隔てた2015~2016年で、同じイギリスの底辺託児所に起きた変化を、短くシャープな文章で伝える。
    貧困なだけでなく暴力的でレイシストでさえある大人と子どもたちが、いかにめちゃくちゃであり人間的であるのかが、実に味わい深く描かれているのだが、生存を維持する食糧のレベルで暮らしが切り詰められてしまうと、その子どもたちの凶暴ささえもがパワーを失ってしまう。政府の補助が打ち切られるばかりでなく、これまで保育所の運営を支えてきた気持ちあるボランティアたちが関わる余裕を失ってしまい、保育所がただの食糧

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    2022年10月02日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    色んな分野の様々な人がそれぞれの意見を述べていて面白い。

    在宅勤務が可能な仕事は「弱者」の低賃金労働に支えられることによってしか成立しない。

    「会う」ということの暴力性。会って圧力をかけた方が、会わないより物事が進む。リモートは物足りない。

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    2022年08月16日
  • THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本

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    僕はイエローで…が良かったのでこちらも購入。
    前回は子供の視点から英国の貧富の差、他民族、政治施策と生活の繋がりなど、とても面白かったので、今回は英国の保育と日本の保育の差を描いているのかな、と思ったら、保育については1章のみで、キャバクラの不払問題、ドヤ街の雰囲気、左翼について、貧困層が権利を主張できない文化、1億総中流が崩れていることに気がつかない状況と想像以上の思い内容でした。。。
    考えさせられることは多く、筆者も現状だけでなく意見を述べてくれているのだが、章同士で繋がりがあったりなかったり、全体を通して繋がるものがなかったので、読見終わって、あれ?読みながら色々考えさせられたけど、何だ

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    2022年07月30日
  • 何とかならない時代の幸福論

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    イギリスの教育は良い日本はダメばかり。

    これだけ日本の教育批判してしまうと、共感したモンペが重箱つつきで教師を追い詰め、教師は全てルール化しないと身動き取れないようになるだけだと思う。

    教育を良くしたいなら、まずは家庭での教育について議論されてはどうか。

    現にそれだけ素敵な教育を受けれるイギリスが、ホームレス増加低所得者の現状、差別など随分日本より世知辛いのは何故か。

    教師の肩を持つ気はないが、一生懸命な教師もたくさんいるだろうし、日本の教育の良い部分もたくさんと思う。

    批判は簡単。
    一つやり玉を作れば総攻撃してそのせいにしてれば簡単。

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    2022年07月05日
  • 何とかならない時代の幸福論

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    「僕はイエローで」の著者の対談本。
    この方の本を読むと教育の大切さが身に染みる。
    海外賛美をするわけでないが、イギリスの教育を知ると、日本はこのままで大丈夫なのかと絶望的な気持ちになる。

    同調圧力、村社会というのはもちろんメリットもあるが、現代社会においてはデメリットの方が際立ってしまう。
    自民党系の保守おじさん達が権力を握っている以上、あと数十年は変わらないのだと思う。

    校則には全く意味がないというのは、私も子供の頃から感じていた。
    スカートの丈が短いと目くじらを立てる教師たちは、もっと他に教えることがあるのではないかと。

    あと、新卒一括採用の就活。
    みんな横並びで同じことをするこの価

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    2022年07月01日
  • ジンセイハ、オンガクデアル

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     今やすっかり有名になった著者の最初期の文章を文庫化したもの。「底辺からのイギリス便り」といった趣の文章が多い。
     著者が言うところの“底辺託児所“における子供たちやその親との付き合いを通して、「子どもの前には無限の希望と可能性が広がっている。なんて一般論は大ウソである。……大半は有限の希望と閉ざされた可能性の中で成長し、親と同じ階級の大人になっていくのだ、という殺伐とした現実がここにいると嫌というほどわかる。」と著者は実感する。

     ワーキングクラスの更に下層のアンダークラスーその中には何代にもわたって生活保護で暮らしているような家族もいるーの子どもたち。彼ら彼女らと繰り広げられるドタバタは

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    2022年06月30日
  • ジンセイハ、オンガクデアル

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    イングランドの一面を知る。
    生活者目線のリアリティ。
    例えば映画「シーズンチケット」がよりリアルに感じられるかも。

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    2022年06月16日
  • 夜更けのおつまみ

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    ちょっと一杯の人も
    ちびちび、ずーっと飲む人も。
    31名の物書きさんたちが
    それぞれの愛する肴一品を紹介。

    この「ちょっとずつ」感がいい。
    一応、簡単なレシピがついているから
    自分で作ってみるのもアリ。
    酒は妄想で味わうだけですが
    肴って飲まない人間の舌にも合うのよね〜。

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    2022年06月10日
  • 女たちのポリティクス 台頭する世界の女性政治家たち

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    自分が無知すぎたので、世界の女性政治家やヨーロッパの政治の状況をさらっと知ることができて良かった。たくさんの女性政治家が出てくるけれど、個人的にはメイ首相のプラグマティックぶりがいちばん印象に残った。笑
    今後も政治家や外国の政治の状況について、アップデートしていこうと思えた。

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    2022年05月12日