労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~

労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~

ビジネス・実用
902円 (税込)

4pt

2016年の英国EU離脱派の勝利。海外では「下層に広がる排外主義の現れ」とされたが、英国国内では「1945年以来のピープル(労働者階級)の革命」との声も多かった。世界で最初に産業革命、労働運動が起きたイギリスでは労働者こそが民主主義を守ってきた。ブレグジットは、グローバル主義と緊縮財政でアウトサイダーにされた彼らが投じた怒りの礫だったのだ――。英国在住の注目の著者がど真ん中から現状と歴史を伝える。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 国際
  • 出版社
    :
    光文社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    光文社新書
  • タイトル
    :
    労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~
  • タイトルID
    :
    472143
  • 電子版発売日
    :
    2017年10月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     世界各国の人々が漠然と思っているような、brexit をトランプ現象とイコールとみなす傾向は正しいのだろうかという疑問に答えるべく、著者は文字通り勉強して書いたそうだ。そしてその成果は、米英の違いとして、ストンと腑に落ちた。離脱支持者とMAGA支持者は考え方も社会の階層も違う。トランプ支持者には中流以上も多いが、離脱派は緊縮財政によって生活を脅かされた労働者階級によるエスタブリッシュメントへの反逆、既得権益を持たない者たちの生存権の高らかな主張であり、決して狭量な移民に対する差別主義によるものなどではなかったという。彼女の手にかかると、英国の労働者がとても魅力的に見え、決して学のない煽られやすい愚民などではないことがわかる。すっきりして読め終えた。

    0
    2025年10月03日

    Posted by ブクログ

    労働者階級の反乱 ブレディみかこ 光文社
    労働者階級の英国人と結婚した
    ブレディみかこが紐解くブレグジット
    忌憚のないインタビューから見えてくる
    移民問題や主権の実態
    EUとは何か?
    誰にとって有益なのか?
    白人の肉体労働者階級は特に移民政策を批判するまで良いのだが
    日本の状況と同じように
    同病相憐れむことができずに
    人種や宗教で仲間割れして排外主義に陥ると同時に
    蜘蛛の糸のカンダタやイソップの橋の上で肉を加えた狐が川面の映る自分に吠えて肉を落とすが如くに全体を見失って
    再分配や福祉に対して不満を露わにし
    富裕層や貴族社会を喜ばしてしまう皮肉で悲しい現象がある

    0
    2024年07月13日

    Posted by ブクログ

    白人労働者階級の日常生活を描いた「ぼくはホワイトでイエローでちょっとブルー」が読みやすいのに奥が深い傑作だったので同じ著者の新書を読んでみました。
    周りの白人労働者階級の人々を温かい目で見守りながら彼らがBrexitに賛成票を投じた理由に迫ります。
    政治史のまとめを読んでようやく流れが理解出来ました。最高です!

    0
    2023年05月18日

    Posted by ブクログ

    「ぼくはイエローで・・・」の著者の他の作品を読む。
    イギリスの労働者階級については「差別はないが区別はある」と大昔に語られ、ブレグジットを賛成し、移民排斥の急先鋒であり、フーリーガンでイングランドが勝つとイングランド旗(ユニオンジャックじゃない)を振り回して街中で大騒ぎする(実際に目撃した)という「ステレオタイプ」の知識しかない。

    本書を読んでの驚きは
    ・21世紀の英国には階級が厳然としてあり、階級闘争があるとは・・
    ・「ゆりかごから墓場まで」の本家が社会保障切り捨てを労働党まで推進しているとは・・
    ・政府がやたら緊縮・財政均衡に腐心している(日本の財務省と全く同じスタンス)こと、たとえ社会が分断しても。

    第3部の労働史100年は、一気に読ませる。戦後英国史を労働者の切り口で読んだのは初めて。
    この本では深く触れていない英国の経済・財政の側面からの100年史を別の書籍で探して、認識を深めたい。

    この作品はわたしの欠落している認識の穴埋めをしてくれた。
    いい著作でした。

    0
    2022年10月05日

    Posted by ブクログ

    ブレグジットについて、様々な報道がなされていた。離脱派は外部から見ると排外主義のように報道されていたが、本当にそうなのか。英國労働者階級が離脱票を投じた理由を、そこで生活している著者が歴史的、政治的そして経験的に考察している。

    ブレグジットの背景に英国の緊縮財政政策を挙げ、ジャスティン・ゲストの著書を参照し、白人労働者階級の疎外感を考察している。

    0
    2022年06月26日

    Posted by ブクログ

    第三部「英国労働者階級の100年-歴史の中に現在が見える-」は、この100年間で英国労働者階級がどんな風に扱われてきてその結果今どうなのかという視点で書かれていて圧巻です。いつもの著者の時事エッセイ調よりもちょっとお堅いですが、これはすごい仕事だなー!思いました。日本の100年も著者のような肌感覚で文章力のある方に振り返ってもらいたいと思いました。

    0
    2021年04月04日

    Posted by ブクログ

    英国に住む英国人と結婚した著者から見たブレグジットの背景を記した一冊。著者の夫も含め、身近な英国人の友人たちなどは労働者階級に属しており、ほとんどはEU離脱に投票したとのこと。

    中でも良かったのは中盤にある6人ほどの友人たちへのインタビュー記録。どのような人たちがどのような思いを持って離脱に投票したのかが分かる。労働者階級にまつわる100年の歴史も簡単にまとめられていて勉強になった。

    本にも書かれているように日本からニュースを見ていた時には排外主義的な思想が背景にあるのかと思っていた。そういう面もないわけではないとは思うが、これまで蔑ろにされてきた(特に白人の)労働者階級が起こした反乱だと捉えると何が起きていたのかがよく理解できた。

    0
    2020年08月02日

    Posted by ブクログ

    社会で起こっていることを、できる限り適切に理解することの重要性。
    イギリスの誇り高き労働者階級について。

    0
    2020年04月03日

    Posted by ブクログ

    1970年ごろの状態は今の日本とよく似ている。労働者が立ち上がった1920年の段階にまだ、日本はなってない。その英国でもまだ、左派は勝てない。働かない人には冷たい社会。働かないと、働けないの差は大きいのに、右派はそこをいつも一緒にして、働けない人をスケープゴートにする。

    0
    2019年12月21日

    Posted by ブクログ

    イギリスのワーキングクラスの人がどんな人たちなのか何となくわかった気がする。
    言いたいときは言うし、やりたい時は本気でやる。
    EU離脱の国民投票がとんでもないパンドラの箱が空いてしまって今後どうなるんでしょうかね?

    0
    2018年06月01日

労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 国際
  • 出版社
    :
    光文社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    光文社新書
  • タイトル
    :
    労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~
  • タイトルID
    :
    472143
  • 電子版発売日
    :
    2017年10月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

光文社新書 の最新刊

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

ブレイディみかこ のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す