ブレイディみかこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ブレディみかこさん初読みです。
誰にも忖度せずに自分の考えをハッキリ言う人のようですね。
1年程前にヤマザキマリ「たちどまって考える」のレビューで、コロナ禍での危機管理能力が優れている政治家を挙げたのですが、同じ名前が本書の裏表紙に書いてありました。
おそらく多くの人がそのように感じたのだと思います。
なぜ、コロナ対応がうまくいっている国のトップに女性が多いのか?
その理由は明確でした。
答えは「政治的能力が優れている」から。
ブレディみかこさんの答えに納得です。
「どうすれば支持を下げないか」という保身のための計算が必要な国はダメです。
政府への信頼がある国、つまりトップが優秀な国が成 -
Posted by ブクログ
一読するにはいいかな。ただ時間が過ぎた時には必要なのかな。
イギリス在住の保育士が2015年日本へ取材滞在し書き上げる。労働者階級に棲み分けているという作者から見た日本の労働者、階級、政治、貧困や人権。
冷静な切り口は面白い。
また保育の話は色々比較されていて気付かされることが多かった。病児保育はそもそも必要か?弱った時は大切な人がそばにいるべきと考える英国と、たらい回しにされる病児の日本…
親の労働条件が改善されない限り子どもの状況も改善されない。
過酷な労働条件に慣れてしまった親は子どもの環境劣化に気づかない…
階級なんて存在しない、格差はあるが自分たちはみんな同質だと言い続けて -
Posted by ブクログ
2020年夏に刊行された本。コロナ後の社会の変化について。 人間、生命、歴史、国家、くらしと文化をテーマに21人の知性が語る。
インタビューと寄稿された文で構成されている。コロナが蔓延し拡大していた頃の見解なので、現在の視点で読むとやや違和感がある意見もあるけれど、総じてコロナをきっかけに、今後社会が大きく変化すること、先が見通せない不安がつきまとうことで一致している。コロナ発生から1年が経って、ワクチン接種が進んでいるが、なかなか終息しないのが心配。 経済活動は悪化しているが、でもマクロレベルでの指標と実態の乖離は、それほど危機的ではないように思う。 影響が出てくるとすれば社会構造の変化、人 -
Posted by ブクログ
ネタバレ左派と呼ばれる人たちは人権問題や環境問題等は取り上げるが、経済問題に真剣に取り組んできていなかったが、今政治の実権を握っている人たちに対抗して人間らしい暮らしをみんながしていけるためには、これからの暮らしを経済の観点からどう変えていくのかを語らないと人心を掴むことはできないということを語った本。
北田さんと松尾さんの話が高度すぎてたまについていけなくなるんだけど、ブレイディさんが庶民的な目線で理解したことを話してくれるので助かった。
ここでいう左派というのは平等主義とか平和主義とかではなく、稼いだものをきちんと分配して、働いたらきちんと食べていける世の中を作ろうと言っているにすぎないという -
Posted by ブクログ
ブレイディみかこさんの作品が好きで何冊か読んでます。
そんなに読んでいませんが、他の作品に比べると歴史関係が多く、あまりイギリスの歴史に詳しくないと読み進めるのが難しかったです。
ただ、労働者会級の方々がなぜ離脱に投票したのか(定住する移民はいいが、出稼ぎのためにきて、低賃金で働いてある程度お金を貯めたらでていくのはどうかとか)を知ることができ、ブリジットへの理解が深まった気がします。
また、緊縮前のイギリスと現在の日本は似ているかなと思いました。日本も現在は低所得者への優遇策をしているが、今後は緊縮に進む可能性があるだろうなと思いました。政府に左右されずに自分で生きる力を身につけていきたいと -
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Posted by ブクログ
ラジオ「荻上チキセッション」が夕方に移ってから聞くようになり、荻上チキさんとはどういう人かと探していて行きあたった本。読みたいと思った人の章のみ読みました。
養老孟司:「不要不急とは」という、今回もまた若干ずれた感のある内容なのだが、この用語への同氏の違和感は、医者でありながら現場ではなく解剖をやっている自分、また現在の老人で公職にもない自分の存在は不要不急なのではという根本から生まれている。そこからさらに、人間自体不要不急なのではという話。この辺りは、前回読んだ氏のインタビューで、老人はコロナ禍を乗り切ったところで生き甲斐はあるのかという疑問と相反するようで通じるところがあり、面白いなあと -
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