境地作品一覧

非表示の作品があります

  • そのナイフでは殺せない
    3.7
    1巻1,540円 (税込)
    大学の仲間たちと自主制作映画を撮る七沢。ある日、イタリアの蚤の市で買ったナイフを使っているとガボーニと名乗る霊が現れ、「このナイフで殺した命は、16時32分に生き返る」と言い、姿を消した。半信半疑の七沢だったが、ナイフを使って殺した蠅が、翌日の16時32分に蘇生するのを目の当たりにする。七沢はナイフの力を使い、緻密な“殺人”を繰り返すが……。予測不能な結末が待ち受ける、ノワール・ミステリの新境地!
  • その話は今日はやめておきましょう
    3.9
    1巻1,500円 (税込)
    一人の青年の出現で揺らぎはじめる夫婦の日常――。「老いゆく者」の心境に迫る、著者の新境地! 趣味のクロスバイクを楽しみながら、定年後の穏やかな日々を過ごす昌平とゆり子。ある日、昌平が交通事故で骨折し、「家事手伝い」の青年・一樹が通うようになる。息子のように頼もしく思っていたが、ゆり子は、家の中の異変に気づく……。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • その話は今日はやめておきましょう【毎日文庫】
    4.0
    1巻825円 (税込)
    定年後の日々を、趣味のクロスバイクを楽しみながら穏やかに過ごす昌平とゆり子。 ある日、昌平が転倒事故を起こし、一人の青年・一樹が家事手伝いとして夫婦の家に通い始める。彼の出現を頼もしく思っていた二人だったが、やがてゆり子が家の中の異変に気づき......。 著者の新境地となった第35回織田作之助受賞作。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • その役、あて書き
    -
    1巻942円 (税込)
    40代バツイチ・B級映画監督と、カラダを差し出してまでも女優を目指す女たち―― 男の鬱屈と女の野心が交差して、新境地を目指すのだが…。大鶴義丹、14年ぶりの小説作品!

    試し読み

    フォロー
  • 空の拳
    3.7
    「強いから勝つんじゃない、勝つから強いんだ」鍛えた肉体から繰り出す拳で彼らは何を掴むのか?スピード、血と汗、強さと弱さ、過酷な一瞬の美しさ……無名のボクサーたちの成長をパワフルに描く、著者の新境地!
  • そらをみてはいけない 【短編】1
    3.0
    1~10巻110円 (税込)
    1話 吾壱市(ごいちし)。人口12万人の一見するとごく普通の中型都市。しかし、その水面下では市民が変死・失踪する謎の事件が多発していたーー。そのような中、隣の市に住むオカルトライターの灰音(はいね)アレンは、吾壱市民が残したであろう映像や手記から衝撃の事実を知ることになる。そこには、空からやってきた異形の者たちが市民を喰らう凄惨な記録が残されていたーー。何故そのようなことが起きているのか?事件の真相を突き止めるため動き出すアレン。そして明かされていく吾壱市の闇――。ホラー漫画界の奇才が新たな境地に挑む?
  • それぞれの風の物語~喫茶テンノットより~
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    心地よい風の吹く、大阪南部の海辺の町。妻子に逃げられた50オトコが元カノに拾われた先は「喫茶テンノット」。男は店に来る顔馴染みや町の人々と、再び人生に向き直っていく。身内を亡くしたイカナゴ漁師、離婚して愛娘と離れ離れになった友、同級生の女性とその年老いた父親との確執と和解――町には義理や人情が渦巻いている。〈岸和田少年愚連隊〉の元祖ヤンチャ作家がたどり着いた境地!
  • ゾクチェン瞑想マニュアル
    -
    禅に通じ、チベット仏教とボン教に伝わる最高の瞑想法 空を認識し、虹の身体(レインボーボディ)になる! ゾクチェン経典『アティ』を元に、現代日本人のために書かれた瞑想マニュアル シネーの境地から、テクチュの境地、トゥガルの境地へ、そして「虹の身体」に! ●ゾクチェンの数々の瞑想法を具体的に紹介! 「チベットのボン教には、数えきれないほどの教えと瞑想が伝承されています。そのなかでもゾクチェンはチベット最高峰の瞑想です。この瞑想を続けていけば、あなたの想像を超えた体験や智慧があらわれてきます。瞑想方法はいたってシンプル。(中略)ただ、あなたの本来の心の姿に戻るだけでいいのです。」(本文より) ゾクチェンの教えの特徴は、「自己解脱」というユニークなメソッドで修行すること。それは、思考のあとを追わないというメソッドです。 思考のあとを追わない自己解脱のメソッドは、あなたの身体感覚も削ぎ落してしまうのです。これは最終的に虹の身体の獲得につながる体験になります。 雑念や思考が完全に蒸発すると、あなたの心の働きは研ぎ澄まされます。今まで体験したことがないほど心が晴れ渡り、光り輝き始めるのです。執着心が根こそぎなくなり、心がむきだしの姿であらわれます。このむき出しになった心の働きを「リクパ」と呼びます。
  • ゾンビが出たので学校休み。(1)
    値引きあり
    4.0
    長野から修学旅行で東京に来ていた田村桃子、新谷絢、山口アイリス、後藤里美の女子高生4人組。謎の異常気象によって生まれたゾンビがひしめく秋葉原に閉じ込められちゃった!絶体絶命の大ピンチ! かと思ったら、意外とまったりな避難生活…!?新境地! のんびりサバイバルゾンビ4コマ誕生!ゾンビものは読みたいけれど過激すぎるのはちょっと・・・そんな人にこそ読んで欲しい1冊です。
  • 「太平洋の巨鷲」山本五十六 用兵思想からみた真価
    3.6
    1巻1,012円 (税込)
    名将か、凡将か? 純粋に「軍人」としての能力を問う。 太平洋戦争開戦80年。『独ソ戦』著者の新境地、五十六論の総決算! 戦略、作戦、戦術の三次元で神話と俗説を解体する。 戦争に反対しながら、戦争を指揮したことで「悲劇の提督」となった山本五十六。 そのイメージは名将から、その反動としての凡将・愚将論まで、百家争鳴の状態となっている。 しかし、これまでの研究は政治との関わりに集中し、軍人・用兵思想家としての評価は後景に退いていた。 戦略・作戦・戦術の三次元における指揮能力と統率の面から、初めて山本を解剖する! ■山本は独ソ和平工作を仕掛けていた ■真珠湾攻撃、第二撃は当時から断念やむなしの空気だった ■ハワイを爆撃できる航空機を求めていた山本 ■MI作戦(ミッドウェイ攻略)は最初から杜撰な計画だった。 ■1930年代の山本の評価は「軟弱な親英米派」 ■第一次ロンドン軍縮会議では山本は艦隊派に与していた。 ■航空主兵論に大きな影響を与えた堀悌吉 ■陸攻は戦略爆撃でなくアメリカ艦隊撃破のためにつくられた ■「半年か一年の間は随分暴れてご覧に入れる」の真相 ■山本は戦艦を捨てきれなかった ■ミッドウェイで戦術的怠惰はあった 【目次】 序 章 山本五十六評価の変遷と本書の視点 第一章 雪国生まれの海軍士官 第二章 翼にめざめる 第三章 戦略家開眼 第四章 第二次ロンドン会議代表から航空本部長へ 第五章 政治と戦略 第六章 連合艦隊司令長官 第七章 真珠湾へ 第八章 山本戦略の栄光と挫折 第九章 南溟の終止符 終 章 用兵思想からの再評価 あとがき 主要参考文献
  • 太陽の村
    値引きあり
    3.5
    漂着したのは、理解不能の村だった。 「この村の秘密をしゃべってはいけない」 父親の定年を祝うハワイ旅行の帰りに飛行機事故に遭った坂木龍馬。 目が覚めると、家族とは離れ、ド田舎の村に漂着していた。電気・ガス・水道なし! 車すら走っていない。そこで暮らすのは、金太郎に、桃太郎。おまけに弥勒菩薩像の仮面をかぶった男まで現れる始末。田おこしや年貢、人身御供に仇討ち? なんて言葉まで聞こえてきた。どうやら日本語は通じるが、一体ここは、どこなんだ。ひょっとして、タイムスリップしてしまったのだろうか。本当にどうする俺。 やがて、主人公を待ち受ける究極の問いとは? 「文明と未開」の間に揺れる青年を直木賞作家が描く。 著者新境地のノンストップ・エンタテインメント!!

    試し読み

    フォロー
  • 鷹羽狩行俳句集成
    -
    1巻11,000円 (税込)
    ◆句集『誕生』から『十七恩』に、番外句集を加えた作品1167句を収録。 明晰な把握と独自の表現技法によって、有季定型俳句の新たな地平を開いた鷹羽狩行。初期の清新な作風から円熟の境地に至るまで、俳句人生の成果がここに収められている。 栞:水原秋櫻子・山本健吉・井本農一・西東三鬼 解題・年譜・初句索引・季語索引 ◆収録内容 誕生 誕生(定本)抄 遠岸 遠岸(定本)抄 平遠 平遠(普及版)抄 月歩抄 五行 六花 七草 八景 第九 十友 十一面 十二紅 十三星 十四事 十五峯 十五峯(補遺) 十六夜 十七恩 長城長江抄 翼灯集 翼灯集 以後 俳日記 啓上 啓上 以後 著書解題 片山由美子 年譜 片山由美子・鶴岡加苗 あとがき 片山由美子 初句索引 季語索引
  • 啄木が殺した女
    -
    1巻770円 (税込)
    “石川啄木詩情の旅”ツアー最終日、滞在先の盛岡のホテルで、参加者の一人・折原香奈子が殴殺された。凶器は南部鉄の水盤。だが捜査は難航し、事件は迷宮入りの様相を濃くしていた。一方、新進作家・千波由紀はツアー仲間と、啄木のある謎の研究を続けていた。その矢先、死んだ香奈子が啄木日記の欠落部分を入手していたことが判明、事件は意外な展開を見せ始めた。やがて浮上する、啄木の恐るべき秘密とは? そして第二の殺人が……。綿密な資料調査と取材をもとに贈る、歴史&本格推理の傑作。 ●日下圭介(くさか・けいすけ) 1940年和歌山県生まれ。早稲田大学第一商学部卒。1965年朝日新聞社に入社。1975年『蝶たちは今…』で第21回江戸川乱歩賞を受賞。1982年『鶯を呼ぶ少年』『木に登る犬』で日本推理作家協会賞・短編賞を受賞。その後作家活動に専念し、『黄金機関車を狙え』などの近代史ミステリーで新境地を開く。
  • たくましい人 弱い人との違いは何か
    4.5
    本書によれば、「(心の)たくましさ」とは、「人間関係のトラブルをきちんと受け止め、泰然と対処する能力」を指す。「人間関係のトラブル」には、巻き込まれない人はいない。そしてそのたびに、心の平穏をかき乱され、つらい境地に陥る。だが、それと向き合い解決してゆかない限り、それから逃げようとする限り、よい状況は訪れない。だからこそ、真の意味での「たくましい人」となって、人生における平穏で豊かな時間を増やして行かねばならない。それがその人の幸せにつながって行くことになるのである。そこで本書では、「たくましい人になるためにはどうしたらいいか、たくましい人の考え方の共通性は何か」を考える。悩み多き時代を生き抜くために必読の心理学である。

    試し読み

    フォロー
  • 匠三代 1
    完結
    4.0
    “家のことなら、小野寺工務店に任せなさい!”東京・深川――。江戸情緒がそこかしこに残るこの下町に幸せを招く家づくりをする小さな工務店がある。その名は、小野寺工務店。腕利きの親子三代が家づくりを手がけるその工務店はどんな家の悩みも解決してくれると地元でも評判で、細々とだが客が絶えることはない。そんな彼らのことを、地元の人々は「匠三代」と呼ぶ。数々のヒット作を生み出した原作者・倉科遼氏の新境地であり、独特の温かみある絵柄で根強いファンのいる漫画家・佐藤智一氏、『大改造!!劇的ビフォーアフター』にも出演した建築家・天野彰氏、3人の強力タッグによる本格家づくりエンターテインメントの登場です。懐かしの下町を舞台にした人情ドラマと、家づくりのノウハウを詰め込んだ下町ホームメイクドラマは、あなたの家への想いを変えます!
  • タッコク!!! 1
    完結
    4.3
    日本の若者を震え上がらせる最悪の法律『卓球告白法』とは!?最強卓球少女・珠野カコと謎の帰国子女・丸の内ガクが繰り広げる、まっタク新しい卓球ラブコメ!『うえきの法則』の福地翼が新境地に挑戦!
  • 田中角栄 最後のインタビュー
    3.5
    抜群の記憶力、発想、決断力、そして人情…… 未公開インタビュー記録をもとによみがえる天才宰相の知性と魅力! 没後23年を経てもなお日本人の心を惹きつけてやまない田中角栄。 その角栄はロッキード事件発覚後、マスコミをシャットアウトし、「闇将軍」として権勢を振るっていたが、ひそかに13時間半ものロングインタビューに応じ、みずからの思いを世に出そうとしていた。当時、海外通信社の記者を務めていた著者は、ロングインタビューに立ち会ったほか、約4年間、講演や会議における角栄の発言を記録してきた。 本書はそれらの記録をもとに、著者独自の目線で「天才・角栄」の政治理念を解き明かした作品である。 全編、角栄の名調子が冴え渡る。 「合理性だけを追求してきた日本の頭脳集団は、人間の本質を忘れている」 「総理大臣になってから『勉強します』は許されない」 「外交は“叩き上げ”同士で」 「道徳観のない政治家に人はついてこない」 「俺は自分の選挙区のことは5メートル単位で把握している」 「恋人の電話番号は手帳に書くな。手帳を見ながらダイヤルを回すのでは、恋の成就もおぼつかない」 現代日本の閉塞的な経済状況や、東アジアの安全保障危機をズバリ予言している指摘もあり、角栄の慧眼には驚くばかりだ。人情の機微を知り尽くした滋味深い言葉も、読む人の心にしみわたる。 脳梗塞に倒れる10カ月ほど前におこなわれた最後のインタビューでは、政治と人生に対する達観した思いを吐露しており、枯淡の境地を感じさせる。 どこから読んでも面白くためになり、すべての人に勇気を与えてくれる一冊である。
  • 田中家の三十二万石
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    「あんなしょうもない男が大名になれたのも、戦国というおかしな世の中のせいでござろうて」十六の歳に貧しい百姓から地元武将の小者となり、初めての禄は三石。しかし運と度胸に冷静さも併せ持ち、時に痛快に、時に歯を食いしばってついには筑後三十二万石の大名へと出世していく――。圧倒的な迫力の戦闘場面と魅力溢れる人物描写。読む者を惹きつけてやまない、著者の円熟の境地をみせる歴史小説の傑作。
  • たのしいたのしいぼくらののみかい (1)
    3.7
    とある大学生の男が4人。小さなテーブルを囲んで今宵も酒盛り。買い出し行って、ゲームして、鍋をつついて、どうでもいいことばかり話して……。「するめいか」「てーきゅう」の鬼才・ルーツが新境地に挑む、ゆるぐだ“宅飲み”漫画!!!!!!!!
  • 旅×女=OB
    値引きあり
    -
    ゴルフコミック界の巨匠・かざま鋭二が描く新境地。セントアンドリュースで、パタヤで、済州島で、そして台北で、それぞれの地で出会った女性と、主人公・野村が繰り広げる悲しくも可笑しい物語。ゴルフ旅を通して人生がみえる短編集。
  • たべもの九十九
    3.3
    完璧よりも、ちょっと足りないくらいの方が落ち着くし、おいしい。 料理家・高山なおみが神戸へ移住して綴った食の新境地。 100にはひとつ足りない、自身初の挿画と25のレシピとともに書き下ろした食べものあいうえおエッセイ!!
  • 魂の神への道程 註解
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 神との神秘的合一の境地へと導くボナヴェントゥラ思想の豊饒な世界が、詳細な訳、註、解説により明らかとなる。トマス・アクィナスと並んで、スコラ哲学の偉大な人物であり、中世思想史における最高峰を形づくったボナヴェントゥラ。彼の主著で「傑作」と呼ばれている「Intinerarium mentis in Deum」の翻訳に解説を付して一冊にまとめた書。 【目次より】 凡例 「魂の神への道程」序文 第一章 神への上昇の諸段階と宇宙における神の痕跡を通して神を観照することについて 第二章 この可感的世界において、神をその痕跡において観照することについて 第三章 自然本性的能力に印された神の像を通して神を観照することについて 第四章 無償の賜物によって修復された神の像において神を観照することについて 第五章 神の第一義的名称、つまり〈在ること〉という名を通して神の一性を観照することについて 第六章 至福なる三位一体をその〈善なるもの〉という名称において観照することについて 第七章 精神的にして神秘的な超出について 解説 一 はじめに 二 超脱への道 表題について 三 執筆の時期と情況 四 作品の意図・内容・構成 五 作品の位置 六 ボナヴェントゥラの生涯 あとがき 訳者註 地図 年譜 文献表 著作一覧 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 ボナヴェントゥラ 1221? - 1274。イタリアの神学者。同時代の『神学大全』の著者トマス・アクィナスとならぶ大神学者。フランシスコ会学総会長でもあった。
  • 太郎くんは歪んでる
    完結
    4.5
    太郎くんは歪んでる。 太郎くんは私のいとこで恋人。 私が入ったプールの水を飲んだり、雪の中パンツ一枚になったり、野球拳を強要したり、女装して学校に忍び込んだりって、どんなに気持ち悪いことをされても言われても、私は太郎くんには本気で逆らえない。 だって、ぜんぶ私を愛してくれてるからだって、わかってるから… そんな私も少し、歪んでるのかもしれない。 愛しすぎるが故に、人はここまでおかしくなる――!? 桜田雛の新境地、偏執ラブ・コメディ。
  • 箪笥のなか
    4.1
    親戚の家からゆずりうけてきた、古い紅い箪笥。年ふりたそのひきだしからは、時に不思議なものたちがあらわれる。そして箪笥によばれるように、この界(よ)ならぬ人びとがわたしを訪ねてやってくる――。現実と非現実のあわいの世界をたゆたうものものを細やかな筆致で描き出し、著者の新境地を示す連作小説集。(講談社文庫)
  • 『歎異抄』の新しい読み方
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 分かりやすく、面白い、『歎異抄』の入門書です。ところが、読みすすむにつれて、『歎異抄』の、今まで誰も見たことのない側面が、次々と姿を現します。この本は、親鸞の著述や書簡を援用することはもちろん、親鸞の語録として編纂された他の文書をも慎重に採り入れて、古来、『歎異抄』の特徴とされてきたさまざまの思想に、新しい解釈を与えているのです。この本は、さらに、大胆な仮説と奔放な想像力を駆使して、親鸞と、周辺の人々との関わりを想像し、それらの人々に感情移入を試みて、『歎異抄』が作られた現場を再現しています。その結果、この本の中では、『歎異抄』の世界が、七百年の時のへだたりを超えて、読者の目の前に広がってきます。登場人物の生の声が聞こえるので、彼らに親しく語りかけて、人生の意義を尋ねてみたくなるような、なつかしい世界です。そこで、この本は、もう一つの試みとして、現代人の生活感覚と問題意識を持ったままで、『歎異抄』の世界に入ってゆきます。広々とした和やかな心の人・法然や、生涯を通して法然に師事し、しかも、宇宙と一体になった自由な境地を見出した親鸞。この本は、そんな人たちと、同じ目の高さで語り合おうとします。七百年前の日本人の中に、心の師、心の友を見出して、日本人としての主体性を確立すること。この本に仕掛けられた、そんな素晴らしい計画に、どうぞ、気がるに、楽しく参加してください。著者、高波 秋は、東京大学文学部卒、同大学院修了、比較文化専攻、元大学教員。

    試し読み

    フォロー
  • 担任
    3.3
    34歳独身の直子は、実家で母親の介護をしながら教職に就く機会を窺っていた。ある日から臨時採用の教員「臨採」として、小学校のクラスを受け持つことに。そのクラスでは、一年前にひとりの少女が行方不明になっており、彼女の席は空席のままだった。直子は担任としてクラスの子供と交流を深めていくが、なぜか次第に空席のはずの席に女の子の姿が見え始め――。かつてない戦慄と感動が待ち受ける結末! ホラー・サスペンスの旗手が挑んだ新境地!!
  • 丹波哲郎 見事な生涯
    -
    「人間、死ぬとなぁ、魂がぐぅーっと浮き上がっていくんだよ。それで、どんどんどんどん上昇していく。ところが、天井でぶつかって、一度反転するんだ。すると、ベッドの上には自分の骸(むくろ)がある」 「やがて、かなたに小さな光が見えてくる。その光に向かって、どんどんどんどん走っていく。どんどんどんどん走っていく。でも、息切れしないんだ。なぜか? ……死んでるから」 大俳優・丹波哲郎は「霊界の宣伝マン」を自称し、映画撮影の合間には、西田敏行ら共演者をつかまえて「あの世」について語りつづけた。中年期以降、霊界研究に入れ込み、ついに『大霊界』という映画を制作するほど「死後の世界」に没頭した。 「死ぬってのはなぁ、隣町に引っ越していくようなことなんだ。死ぬことをいつも考えていないと、人間、ちゃんとした仕事はできないぞ。おまえも、いつでも死ぬ覚悟、死ぬ準備をしといたほうが、自分も楽だろう」―― 丹波は1922年(大正11年)、都内の資産家の家に生まれ、中央大学に進んだ。同世代の多くが戦地に送られ、生死の極限に立たされているとき、奇跡的に前線への出征を逃れ、内地で終戦を迎える。 その理由は、激しい吃音だった。 終戦後、俳優を志した丹波は、舞台俳優を経て映画デビューし、さらに鬼才・深作欣二らと組んでテレビドラマに進出して大成功を収めた。 高度成長期の東京をジェームス・ボンドが縦横に駆け抜ける1967年の映画『007は二度死ぬ』で日本の秘密組織トップ「タイガー・タナカ」を演じ、「日本を代表する国際俳優」と目されるようになる。 テレビドラマ「キイハンター」、「Gメン’75」で土曜午後9時の「顔」となり、抜群の存在感で「太陽にほえろ!」の石原裕次郎のライバルと目された。 『日本沈没』『砂の器』『八甲田山』『人間革命』など大作映画にも主役級として次々出演し、出演者リストの最後に名前が登場する「留めのスター」と言われた。 その丹波が、なぜそれほど霊界と死後の世界に夢中になったのか。 数々の名作ノンフィクションを発表してきた筆者が、5年以上に及ぶ取材をかけてその秘密に挑む。 丹波哲郎が抱えた、誰にも言えない「闇」とはなんだったのか。 若かりし頃に書かれた熱烈な手紙の数々。 そして、終生背負った「原罪」――。 「死は待ち遠しい」と言いつづけ、「霊界」「あの世」の素晴らしさを説きつづけた大俳優の到達した境地を解き明かすことで、生きること、そして人生を閉じることについて洞察する、最上の評伝文学。
  • Tarzan特別編集 肩こり 腰痛 撃退BOOK 完全版
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 自分に合った解消法で、 肩こり・腰痛から卒業しよう! 国民病と言われて久しい「肩こり・腰痛」。さらに、昨今のコロナ禍における運動不足やストレス過多によって、この辛い症状に悩む人が急増していることは想像に難くありません。 マッサージ店に駆け込んで一時的にスッキリしても、パソコンやスマホとにらめっこしているうちにまた元通り。なんとかしたいと思ってはいるけれど、実の所もう諦めの境地。 そんな人にこそ手に取っていただきたいのがこの「肩こり 腰痛 撃退BOOK 完全版」です。 *セルフチェックで原因となる筋肉を特定し、ピンポイントでケア *立ち方、座り方のクセをリセットする *滞った血流を解消して肩こり・腰痛を治す *いつでもどこでもできる、東洋医学のツボ押し *注意すべき病気と臨床現場での対処法 *ぎっくり腰や寝違えなどの緊急マニュアル *背骨、胸骨、股関節を動かし鍛える! *楽しみながら治す、体操、プール、太極拳 *正しい座り方を知って腰痛予防 *ストレッチクッションとフォームローラーを使いこなす などなど、筋肉のみならず骨や関節、血流やカラダのクセなど、様々な角度から肩こり・腰痛にアプローチ。 セルフチェックで自分自身ときちんと向き合いオーダーメイドのケアを行うもよし、日常生活を見直して根本を正すもよし、プールや太極拳で楽しみながら治すもよし。もちろん気になるメソッドを組み合わせてもよし。 自分に合った解消法で、手強い肩こり・腰痛を撃退!
  • 橙は、半透明に二度寝する(1)
    完結
    4.2
    大好きな友達の首を切った女の子。告白したら爆死しちゃう、爆死病の女の子。カブトムシをこよなく愛する女の子。普通すぎる「日常」のお隣には、いつだって「非日常」が。だけど、それは後からわかること……。珠玉の短編7話で贈る、まるで純文学のような、漫画の新境地。
  • 大脱走 裏切りの姫
    -
    長篠の合戦から七年、滅亡の淵に立つ武田家。主君勝頼に忠誠を誓う馬廻り・前島平蔵は、親族衆筆頭である穴山信君の徳川方への寝返りを察知し、甲府の穴山屋敷を取り囲む。屋敷のなかでは、信君の妻・千鶴、嫡男・勝千代らが、脱出の機会を窺っていた。実力派作家がスケール豊かに描く、戦国小説の新境地。
  • 大福帳の狩人 帳合屋音次郎 取引始末
    -
    「帳合屋」は、大店などの依頼主に新規取引の道筋をつけて斡旋料を受け取る商売。今でいうブローカーだ。彼らに持ち込まれるのは、成功すれば大儲けになる「うまい話」や、犯罪のにおいがするような「ウラの話」も数多い。音羽の音次郎は、元能役者の色男で、腕も立つし、機転もきく。帳合屋宿の津国屋に属し、相棒の笛彦兵衛や手下の松坊主、壺ふりの女・弁天の小万らとともに、津国屋に持ち込まれるさまざまな案件に対処していくのだ。津国屋に大量の大福帳が持ち込まれた。商家の売買の金額が記された大福帳はその店の命綱。高く売れることは間違いないが、なぜこれほどの数が流出したのか!?――表題作「大福帳の狩人」をはじめ、「呂宋の壺」「危ない読売」「落とし文」の4篇を収録。「江戸時代を舞台にビジネス小説を書く」というコンセプトのもと、新境地に挑んだ著者の会心作。

    試し読み

    フォロー
  • 伊達女
    3.4
    1巻1,500円 (税込)
    心に鬼を棲まわせた“独眼竜”伊達政宗の周囲には、かくも、たくましく、そしてたおやかな女性たちがいた――。我が子に毒を盛ったとされる母・義姫、影ながら政宗を支え続けた妻・愛姫、片倉小十郎の姉で政宗を育てた喜多、松平忠輝に嫁いだ娘・五郎八姫、そして真田信繁(幸村)の娘・阿梅……伊達の女性を主人公にした連作短編集。母・義姫――毒を盛ったのは母だと疑っておいでなのでしょう/妻・愛姫――濡れ衣を着せられたまま、殿が平気でおられるとは思いませなんだ/保姆・片倉喜多――本当のことを言ってはならぬ。言えば、政宗の心は折れる/娘・五郎八姫――私は優しくなどありませぬ。父・政宗を気に掛ける母を見て育ちましたゆえ/真田家・阿梅――黙っていたこと、ご容赦くださいませ。ですが、お知りにならぬほうがよかったのです 伊達政宗の言動等から生まれたとされる「伊達男」。伊達といえば、男ぶりばかりが注目されるが、実は女性こそが素晴らしかった! 各短編で描かれる五人の女性の生きざまを通して、伊達政宗の真の姿も浮かび上がってくる。『会津執権の栄誉』で直木賞にノミネートされた著者、新境地の最新刊。
  • ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・メビウス1 キミだけが望むすべてだから
    4.5
    謎のレネゲイド濃度上昇現象、そして時が峰学園で起きたエージェント失踪事件。その調査のため派遣されたエージェント・緋蜂紅を待ち受けるものは……「アカデミア」で新境地を開いた中村やにおの学園リプレイ開演!
  • ダブルトーン
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私の記憶の中のあなたは誰?ユミという同じ名前を持つ二人の女性が、互いの記憶を共有している不思議に気づいた時から、衝撃的な愛のドラマが始まった…。タイムトラベル・ロマンスを超えるラブ・サスペンスの新境地。
  • ダブルトーン
    3.5
    熊本を舞台に、記憶をめぐり、不可思議な出来事に遭遇する二人の女性を描く。 自分以外の他人の記憶を持つユミ。同じように自分以外の記憶を持つ、もうひとりのユミ。二人がこのことに気づいた時、次々といろんなことが……。タイムトラベル・ロマンスの旗手が描く新境地。
  • 騙し合いの法則 生き抜くための「自己防衛術」
    3.5
    遺伝子にまつわる謎を軽妙に説くサイエンスライター竹内久美子が自己啓発、ビジネス実用に挑んだ! あらゆる動物の集団行動から、人間関係の本能的根源を解き明かす。動物の社会にもある同盟、密約、裏切りの実態、そしてユートピアかに見える平等社会のとんでもない不幸、女にモテない男がモテる男よりも女を得てしまう現実など、何かと生きづらい現代社会で人間は本来どう振る舞うべきかの指針となる著者の新境地!!
  • ダンシング玉入れ
    3.9
    1巻1,760円 (税込)
    暗殺者のターゲットは宝塚のトップスター! 元花組男役の天真みちる氏推奨! 「ダンシング玉入れってなに!?と思ったアナタ、絶対読んでください!」 byダンシング玉入れ出場経験者 ——天真みちる(元宝塚歌劇団花組) 著者4年ぶりとなる最新小説は、 宝塚×ノワール=コメディ!? 孤高の殺し屋コリオレイナスに新たな依頼が届く。 ターゲットは宝塚歌劇団月組のトップスター・三日月傑。 ヅカオタの協力員ハーミアとともにトップスターの命を付け狙うのだが――。 果たして殺し屋は任務を完遂できるのか!? 『男役』『娘役』『銀橋』の宝塚シリーズで宝塚小説という新しいジャンルを確立し、 『ゼロ・アワー』でノワールに挑戦した中山可穂が、 それぞれのスピンオフともいえる新境地小説を4年ぶりに書き下ろした。 ダンシング玉入れとは、一体何だ? めくるめく秘密の花園に足を踏み入れた殺し屋がたどる数奇な運命とは!? 『ゼロ・アワー』でおなじみの殺し屋組織・沙翁商会のメンバーも登場! 魅惑のサンバにのって暗殺者とターゲットの摩訶不思議なドラマが幕を開ける。
  • 男女の交点
    -
    愛する男を見つける前に、肉体が成熟してしまう現代女性。友だちの恋人・早川淳に「処女を奪わないまま、最高の境地に到達させてあげる」と誘惑された真野志津子(まのしづこ)も例外ではない。肉体の欲求に抗(あらが)えない彼女は、官能の深みへと溺れていく……。巧みな語り口で織り成される物語──これは、著者から《現代の性》へのメッセージである。大好評「男女シリーズ」完結編!
  • ちぇんじ2!!
    完結
    -
    如月組四代目は女子高生!? 松葉博が挑む新境地、「Wチェンジ!!」へと続く痛快極道アクションラブコメディ!
  • 地形の思想史
    3.0
    「空間」こそ、日本の思想を生んでいた――。もう一つの「歴史」が眼前に! なぜ、上皇(皇太子時代)一家はある「岬」を訪ね続けたのか? なぜ、「峠」で天皇制と革命思想は対峙したのか? なぜ、富士の「麓」でオウムは終末を望んだのか? なぜ、皇室の負の歴史は「島」に閉ざされたのか?  なぜ、記紀神話は「湾」でいまも信仰を得るのか? なぜ、陸軍と米軍は「台」を拠点にし続けたのか?  なぜ、「半島」で戦前と戦後は地続きとなるのか? 7つの「地形」から日本を読み解く。 「空間」こそ、日本の思想を生んでいた――。 日本の一部にしか当てはまらないはずの知識を、私たちは国民全体の「常識」にしてしまっていないだろうか?  人間の思想は、都市部の人工的な空間だけで生み出されるわけではない。地形が思想を生み出したり、地形によって思想が規定されたりすることもあるのだ。 七つのテーマと共に、独特な地形と、伝説を含めてそこに滞在ないし生活する人々の間にきわめて強い関係がみられる場所を実際に歩く。 すると、死角に沈んだ日本の「思想史」が見えてくる。 風土をめぐり、不可視にされた「歴史」を浮き彫りにする原思想史学の境地! 【目次】 まえがき 第一景 「岬」とファミリー  上   下 第二景 「峠」と革命 上   下 第三景 「島」と隔離 上   下 第四景 「麓」と宗教 上   下 第五景 「湾」と伝説 上    下 第六景 「台」と軍隊 上    下 第七景 「半島」と政治 上    下  あとがき  新書版あとがき  主要参考文献一覧 ※本書は2019年12月に小社より刊行された単行本を加筆修正のうえ、新書化したものです。
  • 父と子の旅路
    4.1
    青年弁護士・祐介のもとに難題がまわってきた。その難題とは、自分の両親を惨殺した死刑囚の再審を担当して欲しいという酷い依頼だった。悩み苦しんだ末、祐介はひとつの結論をだした・・・。法廷ミステリーの第一人者が新境地を拓いた意欲作の文庫化!! ※TVドラマ『家族の旅路 家族を殺された男と殺した男』(フジテレビ系全国ネット「オトナの土ドラ」枠/東海テレビ開局60周年記念作品/2018年2月~/全8話予定)の原作本です。本作を原作としたドラマは、滝沢秀明・遠藤憲一・谷村美月など豪華キャストの熱演が話題の心揺さぶられる作品。原作と共に必見です!
  • 知的生き方の方法 人生をほんとうに楽しむためのスキル
    3.5
    「知の巨人」渡部昇一氏の没後5年目にして甦る「渡部エッセンス」! さまざまな分野で知性を磨き、人生を輝かせ、日々の指針の参考になればと思い、少年時代から青春時代、そして老年までの生涯の中で、渡部さんが体験し信念としてきた言葉、名言、箴言の数々を膨大な著作からセレクトしました。 人生に悩みはつきません。仕事・恋愛・結婚・友情の面で悩んだりした時……。 教養を高めるための読書、生活に彩りを与え人生を奏でる音楽との出会いにはどんなものがあるのか。本書の中に、きっとあなたの人生を大きく変える「一言」があるはずです。 ----本は「精神の食べ物」。インターネット情報はサプリメントにすぎない。そこに思い至ったとき、私は安心立命の境地に達しました。これで、これからも安心して本を買いつづけ、楽しんで本を読めると。急いで情報を取らなければならないときはインターネットに頼るとしても、そうでないときは書斎の椅子に座って書物の世界に没頭しよう、と。(『楽しい読書生活』より)。
  • 地に這うものの記録
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    「僕の名前はポール」--再開発計画に揺れる駅前ビルに突如現れたのは、一匹の喋るネズミ! 市議会議員の浦田さんの助けを得ながら、欲望うずまく人間たちの世界に飛び込んでいく。ついには、堂々市議会に登壇し、大演説をぶつことに。聖書の昔から続く人間とネズミの深い因縁は、はたして今日どのような結末を見ることになるのか? 近作『ひよこ太陽』で泉鏡花賞を受賞し波に乗る芥川賞作家が新境地に挑んだ、仰天寓話小説。
  • 血の色の花々の伝説
    -
    1巻770円 (税込)
    殺人トリックが次の殺人トリックを招く……そして恐るべき負の連鎖の果てには?  情事のもつれの果てに生じたガス爆発が多くの人の死を招いた。その事故は偶然か故意か? そして十数年、生き残った関係者の間に、不可解極まる殺人が続発。一連の事件を解く鍵は、珍種のサクラソウという。愛憎渦まく数奇な人生を背景に、謎が謎を呼ぶ…。トリックの名手が贈る会心のミステリー長編。 ●日下圭介(くさか・けいすけ) 1940年和歌山県生まれ。早稲田大学第一商学部卒。1965年朝日新聞社に入社。1975年『蝶たちは今…』で第21回江戸川乱歩賞を受賞。1982年『鶯を呼ぶ少年』『木に登る犬』で日本推理作家協会賞・短編賞を受賞。その後作家活動に専念し、『黄金機関車を狙え』などの近代史ミステリーで新境地を開く。
  • ちばあきおを憶えていますか 昭和と漫画と千葉家の物語
    4.4
    ちばてつや 「あきおがいなくなって、わたしのその後の人生は本当に寂しくなった。 (中略) 父・正彌をはじめ千葉家の人間は皆、個性的だ。だから、なおさら、あきおが欠けたあとは「1色足りない虹」のように思えてならない」(本書より) ひたむきで明朗な少年たちを主人公に、「魔球」中心だった野球漫画に新たな境地を開いた『キャプテン』『プレイボール』で知られる漫画家ちばあきお。 長兄・徹彌(ちばてつや)を筆頭として、 次男・研作(ちばてつやプロダクションマネージャー)、 三男・亜喜生(ちばあきお)、 四男・樹之(原作家・七三太朗)と、 千葉家の四人の兄弟はみな漫画に関わり、日本の漫画史に燦然と輝く実績を残した一家である。 あきおは1984年に惜しくも亡くなったが、代表作の『キャプテン』の続編『キャプテン2』(コージィ城倉・作)が描き継がれ大ヒットしている。 なぜ連載開始から50年経った今も、多くの読者に愛されるのだろうか。 そしてあきおは、どんな思いを込めて、それらの作品を描いていたのだろうか。 ちばあきおの長男である著者が、漫画原作者の武論尊、漫画家の里中満智子、江口寿史、高橋広、コージィ城倉、担当編集者、 そしてちばてつやを始めとする千葉家の人々など、関係者へのインタビューを通して、在りし日の父、そして日本の漫画史をも描き出すノンフィクション。
  • チャラリーマンだった僕が人生は宝さがしだと気づいたら、世界に羽ばたくサムライ書家になっていた。
    値引きあり
    -
    自分の扉をひらくとき、次々に奇跡が起こり始める! 世界を舞台に活躍する“墨筆士”が語る、人生を輝くステージに変える方法。 夏はサーフィン、冬はスノーボード、合コン、飲み会……そんな毎日を送っていたチャラリーマンが、失恋をきっかけに一念発起!  路上のカウンセリングから書を書き出し、やがて独特の「書道パフォーマンス」で、海外で活躍する“サムライ書家”になっていく! きっかけは龍の姿が現れた「奇跡の書」。それが、縁起物として商品化されると、書家としての活動が軌道に乗っていく。 そして、“人生の師”との出会い。本物を知ることによって拓けた、新たなる境地……。 自ら行動することで縁がつながり、やがて点と点が結び合うように、進むべき道が見えてくる。 国内外で話題を集める“墨筆士”は、平凡な日常を、どのように輝くステージに変えたのか? 人生を変えたい人、必読の書である!
  • チャンバラ
    3.6
    有馬喜兵衛、吉岡一門、宍戸某、そして佐々木小次郎。さらには――。 最後の難敵との死闘を終えた宮本武蔵は吐き捨てた。今日まで剣に生きてきて、兵法というほどのものではないな。ただのチャンバラにすぎん……。 直木賞作家の手で鮮やかに蘇る、数多の強敵との名勝負! 「剣聖」とも称される二刀流の達人が、激闘の果てに辿り着いた境地とは?
  • チャーうさとあんずちゃん
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ぼくはうさぎのぬいぐるみ「チャーうさ」 ある日一緒に遊んでいた男の子とはぐれ、うみをさまよいしまう。 もう だれとも友達に なれないんだろうな。 ぼくはずうっと このまま ひとりぼっちなんだ。 そこにやってきたひとりのおんなのこ「あんずちゃん」 にっこり わらって ぼくを だいてくれたよ 夢幻のイラストレーター味戸ケイコが画業30年余で新境地を開いた初めての子ども向け絵本シリーズです。 (※本書は2006/9/15に発売し、2021/11/11に電子化をいたしました)
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚
    4.1
    五島慶太、田中角栄、川上哲治、吉川英治… 江戸時代から偉人たちに愛読されてきた、中国至宝の処世訓 『菜根譚』はおよそ四百年ほど前に、中国・明代の学者、洪自誠によって書かれた処世訓です。 日本には江戸時代末期に伝わり、これまで非常に多くの人から愛読されてきました。 中国よりも日本でよく読まれていると言われるほどです。 特に経営者や政治家、文化人に座右の書としている人たちが多く、 東急グループの創業者・五島慶太、元首相・田中角栄、小説家・吉川英治、元巨人軍監督・川上哲治など、そうそうたる顔ぶれが愛読者だったと知られています。 『菜根譚』は、人生にとって重要な原則を的確にあらわしていると高く評価されていますが、それには、十分な理由があります。 著者の洪自誠は、儒教・仏教・道教という、 中国はじめ東洋全体に影響を与えた三大思想について学び、 それぞれの足りない部分を他から補うようにして、この本を書いたのでした。 儒教は自らを厳しく律して学ぶことを説き、 道教は反対に自由にのんびりと生きることを勧めます。 この二つが現実的な知恵であるのに対し、 仏教は宇宙の真理を語り悟りの境地を教えます。 『菜根譚』にはそれらすべての要素が含まれていますので、読者のあらゆる悩みや問いに答えを与えることができるわけです。 あるページでは苦しみに耐えて努力すべきであると言い、あるページでは心にゆとりを持ち楽に生きることを勧め、 あるページでは現実は幻でありすべてを超越して生きるのがよいと語るこの本は、さまざまな状況や心理の間を揺れ動く私たち人間に対して、 常に何らかの答えを示してくれる非常に融通が利く書であるとともに、極端に走らずバランスをとって生きることの大切さを教えてもくれているのです。 『菜根譚』という書名は、明代よりさらにさかのぼる宋代の学者の言葉 「人よく菜根を咬みえば、すなわち百事なすべし」 (堅い菜根をかみしめるように、苦しい境遇に耐えることができれば、人は多くのことを成し遂げることができる)という言葉に由来します。 かみしめて味わうべき人生訓の書という意味が込められています。ぜひ、あなたにとっても、折にふれて開き「かみしめて味わう」本になってほしいと願っています。 (「はじめに」より)

    試し読み

    フォロー
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚 エッセンシャル版
    3.8
    五島慶太、田中角栄、川上哲治、吉川英治… 江戸時代から偉人たちに愛読されてきた、中国至宝の処世訓 10万部突破のベストセラー待望の文庫版として登場! 『菜根譚』はおよそ四百年ほど前に、中国・明代の学者、洪自誠によって書かれた処世訓です。 日本には江戸時代末期に伝わり、これまで非常に多くの人から愛読されてきました。 中国よりも日本でよく読まれていると言われるほどです。 特に経営者や政治家、文化人に座右の書としている人たちが多く、 東急グループの創業者・五島慶太、元首相・田中角栄、小説家・吉川英治、元巨人軍監督・川上哲治など、 そうそうたる顔ぶれが愛読者だったと知られています。 『菜根譚』は、人生にとって重要な原則を的確にあらわしていると高く評価されていますが、それには、十分な理由があります。著者の洪自誠は、儒教・仏教・道教という、中国はじめ東洋全体に影響を与えた三大思想について学び、 それぞれの足りない部分を他から補うようにして、この本を書いたのでした。 儒教は自らを厳しく律して学ぶことを説き、 道教は反対に自由にのんびりと生きることを勧めます。 この二つが現実的な知恵であるのに対し、 仏教は宇宙の真理を語り悟りの境地を教えます。 『菜根譚』にはそれらすべての要素が含まれていますので、 読者のあらゆる悩みや問いに答えを与えることができるわけです。 あるページでは苦しみに耐えて努力すべきであると言い、 あるページでは心にゆとりを持ち楽に生きることを勧め、 あるページでは現実は幻でありすべてを超越して生きるのがよいと語るこの本は、 さまざまな状況や心理の間を揺れ動く私たち人間に対して、 常に何らかの答えを示してくれる非常に融通が利く書であるとともに、 極端に走らずバランスをとって生きることの大切さを教えてもくれているのです。 『菜根譚』という書名は、明代よりさらにさかのぼる宋代の学者の言葉 「人よく菜根を咬みえば、すなわち百事なすべし」 (堅い菜根をかみしめるように、苦しい境遇に耐えることができれば、人は多くのことを成し遂げることができる)という言葉に由来します。 かみしめて味わうべき人生訓の書という意味が込められています。 ぜひ、あなたにとっても、折にふれて開き「かみしめて味わう」本になってほしいと願っています。 (「はじめに」より)
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚 ビジュアル版
    -
    ベストセラー『菜根譚』が 心洗われる自然の写真とともに味わえる! ―― 元首相・田中角栄、東急グループ創業者・五島慶太、小説家・吉川英治、元巨人軍監督・川上哲治ら、昭和の巨人たちの座右の書!  洪自誠が、中国をはじめ東洋全体に影響を与えた三大思想<儒教・仏教・道教>を学び、足りない部分は他から補って著したとされる人生訓『菜根譚』。  自らを厳しく律して学ぶことを説く儒教と、その反対に自由にのんびりと生きることがすすめられている道教。この2つの現実的な知恵に加え、宇宙の真理を語って悟りの境地を教える仏教が合わさり、読み手のあらゆる悩みや問いに答えを与えてくれます。 「減らすことを考えずに増やすことばかりを考えている人は、  自分の人生を世間のしがらみでがんじがらめにしているようなものだ」 「他の花よりも早く開いたものは、散るのもまた早い。 なかなか仕事が成功しない、昇進しないと言って嘆くことはない。 しっかりと力を蓄えておけば、やがてうまくいく」 「今生きている現実が仮の世界だと知る。  名誉は財産はもちろん、自分の肉体さえも幻のものだと自覚することだ」 本書は、原典三百数十項目の中から現代に生きる私たちに適していると思われる項目をえらび、翻訳したものに写真を加えたビジュアル版です。 さまざまな自然の風景をお楽しみください。
  • 儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇
    3.8
    日本人に「自虐史観のアホらしさ」を気づかせてくれたのはアメリカ人だった……ベストセラー連発、日本人より日本文化を深く知っているケント・ギルバートの新境地! 中国や韓国と上手に付き合うには、まず「自己中心主義」の大本たる儒教の本質を知り、そして日本は儒教国家でないことを認識すべし!!
  • 中国人の無恥、日本人の無知
    4.0
    中国は、国家として本気で尖閣諸島を獲りにきている!  さまざまな行き違いや誤解などがあり、緊迫している中国との関係。この状況で、中国という国家の体質、中国人という気質を知ることは、隣人としてもっとも急がねばならない。  武力衝突や戦争への危惧などの話は「杞憂」に終われば、それでいい。現実になってほしくはない。ただ、災難を、頭を低くして避けるだけが能ではない。中華民族、中華思想をよく知ることで、災難は事前に避けることは出来るのだ。  本書では、中国という国の成り立ち、民族の性格、スパイやサイバーテロの実態、そしてアメリカや日本との関係性までをわかりやすく解説。はたして、「中華思想」の正体とは。そして、強さと脆(もろ)さが同居する中国人の正体とは何だろうか。  長年にわたり中国を取材し続けてきたジャーナリストが書き下ろす渾身の一作! 電子オリジナル作品。 序 章 常識が通じない国との戦争 第一章 そもそも中華思想とは? 第二章 中華思想のルーツを求めたロングマーチ 第三章 地政学から地経学へ 第四章 不機嫌な中国 第五章 ドイツ人は三角、中国人は二極、日本人は円 第六章 爆食中国人を、誰が養うのか 第七章 膨張・中国の正体を見抜け 終 章 危うい隣人 ●森田靖郎(もりた・やすろう) 作家。1945年、兵庫県出身。文革中に、中国・チベット地区を訪れ、辺境地に下放された都市青年との交流から中国への興味を抱く。その後、シルクロードやロングマーチ(長征)など中国各地への旅を繰り返す。改革開放、天安門事件、香港返還などを常に現場から発信し、中国をフレームにして日本への同時代メッセージを送り続けるルポで定評がある。ノンフィクションを底辺にさらに再構築した小説執筆にも精力的で、ノンフィクションでは表現出来ない中国の暗部を赤裸々に描き出している。主な著書に、『東京チャイニーズ』(講談社)、『見えない隣人 ~小説・中国人犯罪~』(小学館)、『スネーク・シャドウ』(朝日新聞社)、『上海セピアモダン』(朝日新聞社)、『中国「犯罪源流を往く」』(講談社)、『悪夢』(光文社)、『地経学で読む爆走中国』(原書房)、『引き裂かれた街~池袋チャイナタウン・プロジェクト~』(ナショナル出版)などがある。
  • 中年卍(1)
    -
    淫行条例……違反者は「2年以内の懲役または100万円以下の罰金」(東京都)。野矢正蔵、54歳。健全に、まっすぐに、道を踏み外さず生きてきた。そして、これからもーー。一体どこで選択を誤ってしまったのか。捕まらないための方法は「真剣交際」。 助かりたい中年の不純なラブコメが始まる!文化庁メディア芸術祭新人漫画賞受賞の鬼才・ルネッサンス吉田が新境地を開拓!
  • ちょうかい 未犯調査室 1
    値引きあり
    3.0
    1~3巻438~469円 (税込)
    構想7年、「僕僕先生」作者心境地3部作!  通島武志は、朝の通勤で混み合う地下鉄のなかでかつての部下、枝田千秋に出会った。しかし、それは偶然でもなんでもなかった。由あって一線を退いていたこの元刑事にとっての新天地が、警察庁の外郭団体、犯罪史編纂室であり、千秋はそこの室長を任されていたのだ。  東京・吉祥寺の古ぼけたビルの一室に居を構えるこの編纂室に招集された他の人員も皆、一度は辞職願を出したほどの訳あり揃いの輩たちだった。そして、警察庁情報通信局長の岩崎から、本当の密命を告げられた武志は愕然とする。その任務とは、これから起こる犯罪を未然に防げ、というものだった――。
  • 蝶たちは今…
    -
    1巻495円 (税込)
    第21回江戸川乱歩賞受賞作品  旅先で間違えた他人のバッグから出てきた一通の手紙。それは女から男にあてたものだった。バッグを返すべく、手紙の差出人を訪ねてみると、意外にもその女性は三年前に死んでいた。しかも受取人まで故人! 死者同士で交わされた手紙の謎の背後には、忌まわしい出来事が…。 ●日下圭介(くさか・けいすけ) 1940年和歌山県生まれ。早稲田大学第一商学部卒。1965年朝日新聞社に入社。1975年『蝶たちは今…』で第21回江戸川乱歩賞を受賞。1982年『鶯を呼ぶ少年』『木に登る犬』で日本推理作家協会賞・短編賞を受賞。その後作家活動に専念し、『黄金機関車を狙え』などの近代史ミステリーで新境地を開く。
  • 超訳 仏陀の言葉
    3.8
    日本で仏教と呼ばれているものは、仏陀の教えた通りのものではない。 仏の教えを信じ、仏が自分を救ってくれるものだと信じたところで、瞑想と生き方を変える実践がなければ、何の自己変化もありえない。 仏陀の悟りの方法とは? 悟りを開くとどうなるのか? 人は行いによって評されると説いた仏陀の本当の言葉が、大ベストセラー作家の『超訳』で甦る。 誰もが体験できる、悟りの境地への176の至言集。 苦悩と迷いを浄化する、現代人のための道しるべ。
  • 鎮守の森のユニコーン
    完結
    2.5
    神獣がやたらめったら存在する奇妙な森「鎮守の森」。 その森の真ん中にある「鎮守の森高校」で生物科を担当する教師・範斗恭二。 恭二は神獣の取り扱いのプロ。問題を起こした神獣達をハントし、彼らの帰るべき場所に戻してやるのだ。 そして今日もまた、神獣達が一騒動を起こす!? 『レッする!』シリーズの武礼堂が描く新境地・モンスター娘モノ!! ハンターファイル.01:MAN VS WILD ハンターファイル.02:いっぴきが2ひき!2ひきが4ひき!! ハンターファイル.03:喰うか喰われるか!! ハンターファイル.04:文明の叫び声 ハンターファイル.05:栄冠は君に ハンターファイル.06:範斗・ちひろの神隠し(前編) ハンターファイル.07:範斗・ちひろの神隠し(後編) ハンターファイル.03.5:擬似餌の季節
  • 追想五断章
    4.0
    大学を休学し、伯父の古書店に居候する菅生芳光(すごう よしみつ)は、ある女性から、死んだ父親が書いた五つの「結末のない物語(リドルストーリー)」を探して欲しい、と依頼を受ける。調査を進めるうちに、故人が20年以上前の未解決事件「アントワープの銃声」の容疑者だったことがわかり――。五つの物語に秘められた真実とは? 青春去りし後の人間の光と陰を描き出す、米澤穂信の新境地。精緻きわまる大人の本格ミステリ。
  • つかの間の恋人 story.1
    完結
    4.3
    全6巻165~220円 (税込)
    「キスと本番は好きな人としな それ以外なら俺が全部教えてあげる」 蒼井良平は、爽やかな純愛路線の作風で人気の小説家。 売れっ子とはいえど悩みは尽きず、近頃は担当編集や読者に『新たな境地を読みたい』と言われたことで悩んでいた。 自分でも作家として一皮剥けたいとは思っていたが、奥手なため今まで一度も性経験がない良平。 そこで覚悟を決めた良平はさっそく取材のために風俗を頼むが、良平の元にやってきたのはなんと綺麗な“男”で━━!? ※本作品はデジタルマガジン『Spicy Whip vol.31』に収録されている作品の単話配信です。重複購入にはご注意ください。
  • 月嶋教授の“世界の成り立ち”を考える(1)
    完結
    -
    神話学の道に進むことを父に反対され、悩んでいた高校生の千尋(ちひろ)は、憧れの存在である月嶋(つきしま)に会いに行った。ミステリアスに微笑む月嶋に促されるまま、千尋はある生物の絵を描く。それは人の中に潜む化け物“Inner(中のもの)”の真の姿。自分の記憶がそれを描かせたと月嶋に告げられた…。戸惑いを隠しきれない千尋の目の前に、その化け物が実現し襲いかかった!! あかほりさとる原作、渾身の新境地インテリ系アクション開幕!
  • 月の番人
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ニューヨーク・タイムズ」紙のベストセラー・リストに選出された、 世界で大人気のマンガ家による、 不思議で、愛おしくて、切ない、SFマンガの新境地! オール2色刷り! 谷川俊太郎さん推薦! 「無人の月の寂寥がホントで地球の賑わいがウソみたい」 【あらすじ】 「子どもの頃、警官になって月面で暮らすことが夢だったんだ」 主人公は月のコロニーの安全を守る警察官。しかし、過疎化が進み、事件らしい事件はなにひとつ起こらない。最近の重大事件といえば、迷子の犬の捜索だ。やがて住人は、彼を残してつぎつぎと地球に戻っていき、あたりは月の静寂に包まれていく。
  • ツキを呼ぶ信念の魔術
    -
    人間が「不可能」だと考えていたことが、100年を経過したら「あたりまえ」になっていた事は多い。  はたして、ライト兄弟が生きた100年前の人間の誰が空を飛ぶことを「あたりまえ」だと考えていただろうか。また、アポロが、月に着陸するまで、人類にとって「月世界」は夢の中での話にすぎなかった。  事業でもスポーツでも、学問の世界でも、全てにおいて共通していることだ。発明、発見、創造、新記録。「不可能を可能にすること」こそが、キーポイントとなっている。  では、何がこの原動力となるのか? それは「信念」である。 たとえ地球上の誰一人として味方になってくれなくても、少しもゆるがない「信念」があったなら、どんなに批評、非難、中傷を受けようとも平然としていられるだろう。そして必ずそれは実現する。この世にただ一つの魔力があるとしたら、それは「信念の魔術」以外にはない。 「あなたは、あなたが考える通りの人物である」。有名な哲学者エマソンの言葉だが、信念そのものを表現しているだろう。自分はどのような人間であるか? あなたの信念が、今のあなた自身なのだ。「私は億万長者である」心の底からそのように思い、実感できる“信念”があったなら、その人は間違いなく億万長者である。賢明な方なら気付いたことだろう。信念さえあったなら、たとえ今どのような境地にあろうとも思い通りの自分に変身できると。あなたが、もし思い通りに事が運ばないと嘆いているのなら、それは「信念」が不足していたか、全くなかった事を意味している。信念の魔術は、不可能を可能にしてしまう奇跡の力だ。  思い通りの人生を歩むには、「私は思い通りになる」という信念がなければいけない。これこそ一番必要なものだ。自分の願望は必ず実現することを「知って」いたなら、つまり「信念」さえあったら絶対に願望は実現してしまう。  では、どのようにしたら不可能がなくなってしまう「信念の魔術」をマスターできるのだろう。その詳細な具体的方法を述べていくのが本書の役割である。  モーゼが海を真っ二つに分けたのも、キリストが病人に手を当てただけで治したのも、全て「信念」の力に他ならない。これは何も聖人だけの専売特許ではない。誰にでも可能な、実は「簡単な」コツがあるのだ。このコツを体得できたなら、素晴らしい人生があなたのものとなる。  たくさんの人が、物が、お金が、向うの方から押し寄せてくることだろう。あなたは必ず楽しく、充実した、壮大な人生を歩むという「信念」のもとに、本書は書かれている。
  • つぎのかたどうぞ
    値引きあり
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 日本初!?旅一座の人情たっぷり絵本。 今日は旅一座「はたけやこううんさい一座」の新座員募集のオーディション。審査委員は古参の「のりつきにぎりめし」、粋なあねさん「いなわらはくまい」、三味線の「なすみひとつ」。氷の妖精「こうりんこ」、渋い素浪人「いつでもでんたつ」、悟りの境地「がんえん」、縄跳びの達人「あわもち」などなど、つぎつぎにオーディションに現れて得意芸を披露する。その熱気に審査委員も強く打たれているところに「まくわうりの もんた・きくよ」の夫婦が登場。二人はもと一座の座員だったが、一座を飛び出してそれっきりに。そこに帰ってきた座長「はたけやこううんさい」。昔の仲間をゆるしてやってほしい「いなわらはくまい」たち、さあ、さあ、さあ、さあ、どうする座長!!思わず「座長!日本一!!」と声をかけたくなる粋な計らいに一同は感謝感激雨あられ。オーディションは全員合格、大芝居「ねずみ小僧次郎吉 長屋の花見」の公演へなだれ込んでいくのだった。 ※この作品はカラーです。
  • 燕のいる風景
    -
    1巻330円 (税込)
    光が逝き、影は動く。愛が滅ぶとき死者は扉を叩く……。戦中・戦後、私たちは絶え間なく死に、絶え間なく生きた。そして現在――この平穏で欺瞞的な日々がある。だが、そこには、生きられなかった過去が、層をなして張りついている。男女の別れの場に、都会の賑わいに、失われた時と空間を招き寄せ、現実と非現実を二重写しにしながら、未生の現在を照らし出す、柴田翔の新境地。
  • つぶらら 1巻
    完結
    4.0
    とある地方の高校一年生・鈴置つぶら。新しいクラスの空気を読みきれず、微妙に会話もぎこちない。その様子をクラスメートたちはクールなキャラだと勘違い!そんな彼女の唯一の楽しみはとは!?山名沢湖が挑戦する新境地!?驚異のボンクラ女子高生コメディ!
  • 壺の中にはなにもない
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    破天荒な陶芸家の祖父との交流と、26歳にして訪れた初恋に、笑って、笑って、少ししんみりして、そして心が温まる。 疾走感溢れる筆致でユーモラスに描く、鬼才・戌井昭人の真骨頂にして新境地を拓く、至極の長篇大衆小説。 *これぞ、生きてる実感!! 《高橋久美子/作家・作詞家》 *「カツ丼くだしゃい」とギターで唄う煙の少女。 《大森立嗣/映画監督》 *戌井昭人が多様性を描くとこーなる。最高の「ダメ」人間賛歌!! 《伊賀大介/スタイリスト》 *オイ! この壺、口が塞がってるし、おまけに底が抜けてるぞ! いい加減にしろ!! 《髙城晶平/cero》 *何事もなかったかのように世界は大変容し人は寝首をかかれ動物たちは腹をかかえて笑う。 《湯浅 学/音楽評論家》 *壺の中身は……戌井さんのお父さんがいると思います。お父さんが入るような大きい壺かはさておき、とにかく中身はお父さんなのです。 《浅田政志/写真家》 *絶体絶命の危機に陥った勝田繁太郎は壺の中に逃げ込んで――。ついに鬼才の手でハクション大魔王誕生秘話が明らかに! 《豊崎由美/書評家》 *彼のゴツゴツした手の印象から、採石場などの労働者に近いものを感じて、どうしてもテレビの『はたらくおじさん』を鑑賞している気分で接している人を見かけますが、それはぜんぜん間違っています!! 《中原昌也/作家》 ※上記の各コメントは、「タイトル」「あらすじ」「鉄割アルバトロスケットの舞台上の戌井昭人氏のイメージ」をヒントに、好き勝手にお寄せいただいたものです。本作がどのような物語であるかは、ぜひページをめくってお楽しみください。 《あらすじ》 数々の事業を立ち上げて財を成した曽祖父、高名な陶芸家として知られる祖父、考古学者で大学教授の父。そんな一家にして勝田繁太郎(26歳)は、趣味もなく、働く意欲もなく、恋人もいない、ただのんびり平穏な生活を過ごすことが楽しみな男だった。いつもピントがずれていて、人に気を遣えず、仕事でミスをくり返しても微塵も気にしないマイペースさゆえ、周囲からは疎まれていた。 しかし、祖父・繁松郎だけはそんな繁太郎の人間性を気に入り、ことのほか愛情を注いでいた。それは、繁太郎の陶芸の才覚を見出し、後を継がせたいと考えていたためでもあった。祖父はことあるごとに繁太郎の世話を焼き、興味を引き出そうと試みるものの、当の本人にはまるでその気がない。 そんなある日、祖父とともに銀座の高級クラブ「ギャランコロン」を訪れた繁太郎は、そこのホステス・ミナミに出会う。ミナミが繁太郎に好感を持っていることを察した祖父は、繁太郎とミナミをくっつけようと、繁太郎とミナミ、そして自分とクラブのチーフママであり愛人の蘭の4人で茅ヶ崎にある別荘へ旅行する計画を立てる。繁太郎以外の3人は楽しみに胸を膨らませるが、果たして祖父の思惑どおりに事態は進むのか? そして、繁太郎の成長のときは果たして訪れるのか——。
  • つぼみ
    3.8
    学生時代の恋人津川を思って生きてきた華道の先生・美奈子。その教室に津川の末娘・紗英がきた――。(「あのひとの娘」) 定職に就けない弟とそれを案じる姉、母を失って色を失った父と僕と妹……。それぞれ屈託を抱える登場人物たちが辿りついたそれぞれの「境地」とは。『スコーレNo. 4』“もうひとつの物語”も収録。著者が10年間書き続けた作品が輝く傑作集。
  • 罪の女の涙は青
    -
    1巻495円 (税込)
    奥飛騨山荘の怪火が呼び寄せた殺人事件と哀しき運命の女たち  昭和五十二年夏、奥飛騨の山荘が全焼し、三人の娘が死傷した。それから六年後、南紀白浜の三段壁から男が墜死、房総の別荘で女性翻訳家が絞殺された。まったく関係がないように見えたこれらの事件について、「犯人は自分だ」との遺書を残し、デザイナーの七里梢が自殺してしまう。だが、梢を娘のように可愛がっていた喫茶店オーナーの木次喬は、彼女の死に不審を抱く。真相を究明しようと梢の足取りを追うが…。 ●日下圭介(くさか・けいすけ) 1940年和歌山県生まれ。早稲田大学第一商学部卒。1965年朝日新聞社に入社。1975年『蝶たちは今…』で第21回江戸川乱歩賞を受賞。1982年『鶯を呼ぶ少年』『木に登る犬』で日本推理作家協会賞・短編賞を受賞。その後作家活動に専念し、『黄金機関車を狙え』などの近代史ミステリーで新境地を開く。
  • 釣りとごはんと、恋は凪(分冊版) 【第1話】
    2.5
    1~15巻110~165円 (税込)
    釣りビギナーのカバちゃん、彼氏はいるものの、ふたりの関係は、ちょっと凪状態。気分転換にと、ひとりで海へ――。釣果はいつもイマイチだけど、仲間たちのおすそ分けで、今夜も旬の魚を、お腹いっぱいいっただきま~す? 小池田マヤの新境地! 釣り女子×グルメコミック!
  • 天才と狂人 対話編 I
    -
    さまざまな哲学討論を集めた作品。特に興味深いのは天才と文学のくだりである。この書籍(本)を手にすれば境地は開かれる。
  • 定年からは同行二人
    -
    時間に追われる記者生活を定年退職した後、四国お遍路の旅に出た著者。バスのツアーや車でのお遍路さんが増える中で、あえて「歩き遍路」での旅に出た……。禁酒禁煙の誓いを破って挫折しかけた日もあり。宿を求めてひたすらさまよった日もあり。「仏罰」で同じ場所をぐるぐると歩かされた日もあり。裸の自分と向き合い続けた四十一日間。限りなく無我の境地に近づいた八十八番目の霊場で著者にもたらされた“法悦”とは? 人生再出発の意味が問われる現代、真の生きがいについて考えさせる感動の一冊。

    試し読み

    フォロー
  • 諦念後――男の老後の大問題
    3.6
    《ジジイだって、歳を取るのは初めての経験なのだ。許してあげてほしい。》 男の「定年」は「諦念」なのか? 還暦を過ぎた男の気分や期待や虚栄や子供っぽさをオダジマ節で軽快につづったコラム集。 ---------------------- 〈2022年6月、惜しくも亡くなられた小田嶋隆さんの幻の連載を1冊に。〉 「人生で前向きだったことなどは一瞬もない。加えて、人生で継続したことはアルコール依存くらい」 齢60にして、そばを打ったり、ギターに再挑戦したり、ジムに通って逆三の体を手に入れようとしたり、体当たりの取材をこなす……。はたして新しい境地は? 定年後の男の身の持っていき場所、ヒマのつぶし方、諦念と満足などを軽やかに綴るコラム集。 ---------------------- 老後で大切なのは、単純作業に身を投じることだ。なんとも凡庸な教訓だが、凡庸でない教訓など信じるには値しない。なんとなれば、男がトシを取るということは、自分が積み上げてきた凡庸さと和解することだからだ。──本文より ---------------------- 【目次】 1………定年後のオヤジたちは、なぜ「そば打ち」をするのか? 2………定年男はギターを買ってみた。非モテだったせい青春時代を取り戻すために。 3………逆三角形の体の自分になりたくて、スポーツジムに通ってみた。 4………過去を清算しようと思って、「断捨離」をしてみた。 5………立派な死に方だったと言われたくて、「終活」をしてみた。 6………卒業後40年を経て、同窓会に出席してみた。 7………ひまつぶしのために麻雀を打ってみた。 8………職人を志して、鎌倉彫をやってみた。 9………しがらみから逃れられなくて選挙に出てみる。 10……植物の魅力に目覚め、盆栽をはじめてみた。 11……バカな虚栄心とわかりつつ、大学講師をやってみた。 12……自分は永遠に健康だと思っていたら、脳梗塞で入院してしまいました。 13……実りある無駄話をするためにSNSをやってみた。 14……定年後、何歳まで働けばいいか考えてみた。 15……「がん」での死に方に思いを巡らせてみた。 あとがきにかえて──小田嶋美香子
  • てくてく ~東海道ぬけまいり~ (1)
    5.0
    1~2巻693円 (税込)
    『黒鷺死体宅配便』の“山崎峰水”が“山崎浩”名義で描く新境地! はじめての冒険は456キロメートル!? 江戸から伊勢を目指し、子供ふたりが東海道をいざ進む!! 江戸時代― 親や主人の許可を得ずに、伊勢神宮へ向かう人たちがいました。名目上は伊勢参りというものの、彼らの目的は諸国漫遊などさまざま… 少女・いちと少年・十は、伊勢にいる父に会うために東海道を進みます。 【旅のしおり】 第1話 品川宿 第2話 川崎宿 第3話 神奈川宿 第4話 保土ヶ谷宿 第5話 戸塚宿 第6話 藤沢宿 第7話 江ノ島 第8話 平塚宿 第9話 大磯宿
  • 手錠はバラの花に
    -
    1巻495円 (税込)
    彫刻家・兼松潔が奥多摩で殺された。自首して来た若い女性は言った。「私が殺しました」「どうして?」「殺したかったからです」「答えになってないわね」折りから迷宮入りになりかけた殺人事件捜査本部での出来事だった。はい、そうですか、これにて一件落着、メデタシ、メデタシとなるのならこんな楽なことはない。(「自首した女」)  警視庁捜査一課の女性刑事、倉原真樹が活躍する短篇推理小説を6本収録。 *自首した女 *宙吊りの青春 *遠すぎる死体 *指紋 *間抜けすぎた電話 *南から来た女 ●日下圭介(くさか・けいすけ) 1940年和歌山県生まれ。早稲田大学第一商学部卒。1965年朝日新聞社に入社。1975年『蝶たちは今…』で第21回江戸川乱歩賞を受賞。1982年『鶯を呼ぶ少年』『木に登る犬』で日本推理作家協会賞・短編賞を受賞。その後作家活動に専念し、『黄金機関車を狙え』などの近代史ミステリーで新境地を開く。
  • 天国への階段(1)
    完結
    5.0
    偉大な女医として愛を与え続け、処女で生涯を終えた水上千八(ちや)92歳。筋金入りの頑固ババアが、若く美しい姿で目覚めたのは「ちちょんまんち」。それは、愛を受ける修行を積む、恐怖の快楽地獄だった! ドーテー地獄や見るだけ地獄の男らに囲まれて、千八は真実の愛を探し始める。性愛の深淵をユーモア溢れる描写で追及した小林まことの新境地。アッパーズ連載『ちちょんまんち』を改題し、再構成&大幅加筆修正で登場!!
  • 天才打者イチロー4000本ヒットの秘密 プロフェッショナルの守護霊は語る
    5.0
    イチローの本心が、ついに明らかに。 成功や記録よりもミスしたことへの改善を。 精神の集中力を高め「無我の境地」をめざす。 プレッシャーやスランプをどう克服するか。 燃え尽きない工夫と志を萎えさせないために。 「勝負師の志」を明かす。 スランプを乗り越える“最終兵器”。 鍛練で身につけた“超能力”。 世界の頂点に立つ極意。 【衝撃の新事実! 過去世戦国時代の剣豪 塚原ト伝】
  • 天使の巣
    3.5
    夫が浮気して出て行った夜から、あたしはなぜか天使が見えるようになった。それはまるで、昔からずっと一緒にいる猫のように、気がつくとそばにいる――。“天使”をめぐる不思議で心温まる物語。桜沢エリカの新境地を開いた、好評シリーズ第2弾!!
  • 10ダンス!ダンス!ダンス!! 1
    5.0
    1~3巻660円 (税込)
    ラブロマンスの女王・酒井美羽の新境地!豪華絢爛な【競技ダンス漫画】。かつて競技ダンス界で活躍していた千尋。突然ペアを解消され、今ではすっかり太って、ダンス教室に雇われて先生をしていた。ある日、千尋の元教え子・凜桜が友人の男の子を連れてきてダンスを教えるように頼まれる。聞けば文化祭でダンスを踊る事になったらしい。男の子は亜斗夢という元バスケ部の高校2年生。最初は、嫌々だったダンス練習も千尋の導きで亜斗夢はメキメキ上達していく…。迎えた文化祭当日、事件は起こる!?アラサー女子と美少年高校生の熱血競技ダンス漫画スタート!!
  • デガウザー(1)
    完結
    5.0
    全6巻759円 (税込)
    『三億円事件奇譚 モンタージュ』の渡辺潤が描く新境地!借金を返済するため、貨物船の臨時作業員として船に乗り込んだ矢口求。しかしそれは、壮大な人体実験の幕開けだった。突如船が大きく揺れ、猛烈な頭痛とともに目の前の光景が歪み始める。状況を把握するべく動き出した求の前には、想像を絶する凄惨な光景が広がっており…。世界最大の都市伝説「フィラデルフィア計画」と現代社会が絡み合う、驚愕の国家転覆サスペンス!!
  • 【特典付き合本】溺愛トライアングル(1)
    完結
    -
    ★特典は秘蔵♪初期キャララフ★恋人の小西(こにし)が女子と浮気する現場を目撃し、彼と別れて転校した透(とおる)。転校先の学校で早速トラブルに巻き込まれた透を救ったのは委員長の池島(いけじま)。不器用だけど優しい池島に次第に心を開き始めた透だったが!? 天然男子、カタブツくん、チャラ男…恋への失望と憧れで揺れ動く男子を生々しく描く、瀧ハジメの新境地を見よ! 【本作品は単話「溺愛トライアングル」act.1~act.3を収録した電子合本版です】
  • 溺愛トライアングル act.1【単話】
    完結
    3.5
    恋人の小西(こにし)が女子と浮気する現場を目撃し、彼と別れて転校した透(とおる)。転校先の学校で早速トラブルに巻き込まれた透を救ったのは委員長の池島(いけじま)。不器用だけど優しい池島に次第に心を開き始めた透だったが!? 天然男子、カタブツくん、チャラ男…恋への失望と憧れで揺れ動く男子を生々しく描く、瀧ハジメの新境地を見よ!
  • デモクラシー
    3.4
    「あなたは今日から議員です」 202×年、日本の政治システムは一変していた。 憲法は改正され、20歳以上の国民から合計1000人の「国民議員」がランダムに選出され、総理大臣は直接選挙で選ばれる。国会は解散し、「国民議会」(二院制)を新たに結成。議会は完全オンラインで行われ、議員の任期は4年、年間報酬500万円、基本再選はなし。専用のデバイスを支給され、議員としての活動は全てオープンに。さらに、国民は常にそれらを確認、監視できるようになっていた。 突然議員に選ばれた大学生の混乱、直接選挙で選ばれた新首相の苦悩、国民議員の不正を監視する機関「国民議員調査委員会」の危うさ、一気に権限が大きくなった官僚、現首相と旧政治体制に固執する都知事らの政権争い…… 有り得るかもしれない「未来」を描く実験的政治小説。堂場瞬一の新境地!
  • でゅあるてぃーちゃー
    完結
    4.0
    もえよん誌上で話題を呼んだ爆笑“二重人格”4コマ。美人で優しい一葉先生は、メガネを取ると豪快不良教師・二葉先生に変身するのだ。個性派の生徒達も加わって、学園はいつも大騒ぎに!新鋭ボマーンが描く4コマの新境地!描き下ろし多数収録!
  • 田紳有楽 空気頭
    4.3
    あくまで私小説に徹し、自己の真実を徹底して表現し、事実の奥底にある非現実の世界にまで探索を深め、人間の内面・外界の全域を含み込む、新境地を拓いた、"私"の求道者・藤枝静男の「私小説」を超えた独自世界。芸術選奨『空気頭』、谷崎賞『田紳有楽』両受賞作を収録。
  • トイレ占い ノックにノッ句
    -
    1巻880円 (税込)
    生理現象の時間ごとに川柳で運勢を占う―  生理現象を前面に出したテーマで挑む、ある意味でのタブーを破って川柳の可能性を広げる新境地を開拓した意欲的な川柳作品集。  「一刻を争う章」「お時の章」「酸スリーポールorボールの章」「御不浄の章」「ロクン芯ロールの章」「質草の章」「窮屈の章」「自由と銃の章」「犬と電信柱の章」など12章構成。 紅白青に 寝ぐせ濡らす手 初夢叶うはメモリアルデー マイコップ買い 横長になる ビーフのシチューにレバニラーメン キタ方向から吹いて来るんだ ジャックのデートはお家でのんびり 旅の本買う(ノックを連打。) 発言をする(プッシュザボタン、) バーベQ味 ひとりぼっティー ブラックサンタを咳で一蹴
  • 凍雨
    3.7
    福島県北部に位置する単独峰、嶺雲岳。 この山を十二年ぶりに訪れた深江信二郎は、亡き親友である植村の妻真弓と、遺児佳子の母娘の姿を見た。 一方、無頼の男たちを束ねる遠藤達也も入山し、謎の中国人組織と銃撃戦を開始した。 深江と母娘は、その争いに巻き込まれてしまう。山が血で染まっていく……。 彼らの正体は? そして、深江と母娘の過去の因縁とは? 気鋭が山岳アクション小説に新境地を拓いた!
  • 東京エレジー 居酒屋十二景
    3.0
    “居酒屋の達人”太田和彦が春夏秋冬、東京の街を散策。田端、浅草、銀座、新宿、麻布、下北沢――その街での出会いや発見、街への愛着や思い出を描いていく。そして、一杯。居酒屋探訪30年の新境地!【目次】春・田端/夏・浅草/秋・阿佐谷/冬・新宿/春・湯島/夏・銀座/秋・日暮里/冬・麻布/春・下北沢/夏・佃/秋・神保町/冬・千駄ヶ谷/松本――東京前史/あとがき
  • 東京カウガール(PHP文芸文庫)
    3.8
    彼女を知りたい。できるなら、救いたい――。『東京バンドワゴン』の著者が描く、もうひとつの東京物語。夜の街に頻発する、「半グレ集団」をターゲットにした謎の連続暴行事件。カメラマン志望の大学生・木下英志は偶然その現場に居合わせ、反射的に動画を撮影してしまう。そこには圧倒的な強さで、屈強な男たちを叩きのめす一人の美しい女性が映っていた。後日改めて動画を見た英志は、その女性に見覚えがあることに気が付く。彼女は一体何者なのか。そしてその目的を知った英志の決断とは――。著者新境地の青春ミステリ。
  • 東京喫茶録 トウキョウカフェログ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 イラストでつむぐ喫茶店の記録 また行きたくなる魅惑の59軒を紹介。 喫茶好きのイラストレーターである著者が、大好きなお店でお茶するたびにこっそり描いている絵日記をまとめたシリーズ、 ご好評につき第二弾「東京喫茶録(カフェログ)」を編んでみました。 渋くてあたたかい「街の喫茶店」、音楽や建物&内装にこだわりがあるお店、時間帯ごとのお楽しみ、 モーニングやランチ、夜カフェやデザートが堪能できるお店、珈琲がニガテな人にもうれしい紅茶専門店、 読書にふけるお店など、今回もそれぞれに魅力溢れるお店をご案内します。 ちまちまと描きためた観察絵日記からあふれ出す喫茶愛はさらにパワーアップ。 きっと、あなただけの特別なオアシスが見つかるはずです。 <本書の内容> ●第1章 大衆店も駅前のお店も 街の「渋いい店」にとけこもう ●第2章 紳士な珈琲店、淑女な喫茶室 ●第3章 その時間だけのお楽しみを味わう モーニング/ランチ/夜カフェ ●第4章 甘いものとカフェインはとびきりのパートナー 喫茶店デザートを求めて ●第5章 凝った空間で陶酔感倍増 建ものに酔う ●第6章 音がよければより深いひとりの境地へ 音楽をたのしむ喫茶店 ●第7章 新しいのになつかしい 温故知新な喫茶店たち ●第8章 ここちよい茶話を楽しめる 紅茶専門店 ●第9章 本と珈琲とのマリアージュ 読書に向くカフェたち [Feature] 喫茶「観察」絵日記。 ほのぼのお客さん編 ハプニング編 きょうのス●バ編 聞き耳をたてる…編 喫茶店カレーを食べよう。 イラストグラビア 「メニューにあったら頼みたい」もの。 味のあるメニュー表コレクション。 西荻窪カフェ歩きMAP [Column] 街と喫茶店。 「ハシゴ」について。 お店紹介の作法。 グルメサイトをどう「読む」か。 「中2階」の味わい。 喫茶店は内省空間なのだ。 「なつかしさ」って何なのか。 ひとり喫茶とふたり喫茶。 写真に映えさせることに思うこと。 その他、あなたの気分に合ったお店がわかるマトリクス、 喫茶店カレー、味のあるメニュー表コレクション、イラストグラビアなど、コラム企画も充実!
  • 東京-岐阜Σ(シグマ)0秒の罠
    -
    詐欺商法でのし上がった悪徳会社「シルクハウス」の会長が殺された。捜査陣は対立していた専務・工藤をマーク、しかし、彼には鉄壁のアリバイがあった。工藤有罪を信じる刑事・沢月は、執念の捜査の末アリバイを崩し、工藤を逮捕。若き弁護士・槙村ゆり子は、工藤の無実を証明するため、法廷で検察側と真っ向から対立するが……。 気鋭の新境地。本格推理秀作!
  • 唐山感情集
    -
    上田敏に『海潮音』あれば、日夏耿之介に『唐山感情集』あり。博識にして幽玄神秘な詞藻をもって他に類を見ない詩的世界を構築した日夏耿之介は漢詩の風韻、酒と多情多恨の思いを嫋々たる日本語に移し替え、さらに独自の境地に遊ぶ。唐から民国にいたる1200年にわたる名詩を選び出した稀有な訳詩集。

    試し読み

    フォロー
  • 逃避行
    3.0
    1巻1,408円 (税込)
    ある実業家が変死体で発見された。妻はひとり東京へと向かったという。疑念を抱いた刑事たちは後を追うが、髪形、髪色、服装を変えた妻は都会の人込みに紛れこむ。そして偶然、妻が身を寄せた家で起きた誤解が新たな悲劇を生むのだった。この女は魔女なのか!? ヒューマン・ミステリーの名手が挑む新境地!
  • 遠すぎた終着 下山事件四十七年目の夏
    -
    1巻770円 (税込)
    音響機器メーカーに勤める早瀬喬は、人生の恩人である宗田克人の突然の訃報を聞き、愕然とした。しかも、宗田が亡くなる直前に書き上げた原稿がなくなっているという。早瀬は通夜の席で知り合った女性と、宗田が列車に轢かれたという山梨県上野原町の現場を訪れ、宗田の死に不審の念を強くする。原稿は下山事件……昭和二十四年に起こった下山定則初代国鉄総裁の轢死事件の驚くべき真相について書かれていたというが、その内容を知るものはいない。早瀬が女性編集著の協力を得て、消えた原稿の行方を追ううちに、二つの轢死事件の接点が見え始めた……。  戦後史最大の謎とされた怪死事件に肉迫する著書渾身の現代史推理。 ●日下圭介(くさか・けいすけ) 1940年和歌山県生まれ。早稲田大学第一商学部卒。1965年朝日新聞社に入社。1975年『蝶たちは今…』で第21回江戸川乱歩賞を受賞。1982年『鶯を呼ぶ少年』『木に登る犬』で日本推理作家協会賞・短編賞を受賞。その後作家活動に専念し、『黄金機関車を狙え』などの近代史ミステリーで新境地を開く。
  • 時かけラジオ ~鎌倉なみおとFMの奇跡~
    4.0
    ローカルラジオ放送局「鎌倉なみおとFM」の最終番組は22時で終了する。しかし、なぜか時々、23時から番組が流れる夜があり、それは1985年を生きるDJによるもので……。 親友の婚約を素直に祝うことができない女性・三回転半ジャンプさん、母親の再婚相手と距離を置いてしまう小学生・ラジコンカー君……悩めるリスナーが、時を駆ける真夜中のラジオと繋がる時、優しい波音がきこえてくる――。 聴き終えた後、心の声に耳を傾けたくなる不思議なラジオ。 『東京すみっこごはん』『今日は心のおそうじ日和』の著者・成田名璃子、新境地!
  • 刻待アパートメント プチキス(1)
    完結
    3.8
    全5巻198円 (税込)
    謎めいた洋館・刻待館に集う人々。彼らは何故そこを訪れ、そして何処へ行くのか……。生ある者すべてに訪れる、運命の「その刻」をめぐる珠玉の幻想譚。小川彌生、新境地!「あなた」が傍にいてくれる尊さと儚さ――。それぞれの想いと記憶が交錯する、心に沁みるオムニバス・シリーズ第1話。
  • 徳川家康の人間関係学――最後に勝ち残る男の選択
    3.5
    1巻1,760円 (税込)
    【内容紹介】 【家康流・「人の心を操作する方法」とは?】 2023年NHK大河ドラマ『どうする家康』スタート直前! ★★戦国一の「人間通」家康の処世術を初公開!!★★ 江戸300年の礎を築いた「人間通」徳川家康は、どのように敵・味方を見定め、動かしたのか? 戦国の人間関係学を、現代のくらしやビジネス社会になぞらえながら解説。 ■本書のみどころ ◎明らかな負け戦にも出陣して「世論」を得る ◎全員を腹八分目にして「不満を分散」させる ◎本音は部下に言わせて「建前」しか口にしない ◎好都合な「武士の心構え」を植え付ける教育 ◎花と実(役職と収入)を同一人に与えない ◎三代かけて築いた「三百年の礎」 【著者紹介】 [著]童門冬二(どうもん・ふゆじ) 歴史小説家 1927年、東京に生まれる。第43回芥川賞候補。目黒区役所係員を振り出しに、都立大学事務長、都広報室課長、広報室長、企画調整局長、政策室長を歴任。1979年退職。在職中に累積した人間管理と組織の実学を歴史の中に再確認し、小説、ノンフィクションの分野に新境地を拓く。 著書に『小説上杉鷹山』『男の器量』『名将に学ぶ人間学』『日本の歴史どうしても知っておきたい名場面80』『坂本竜馬「自分」を大きくする法』ほか多数。 【目次抜粋】 第1章 家康の人生 第2章 家康の個性と信念 第3章 二人の大いなる人生の師 第4章 家康と信長・秀吉の「統率力」はどこが異なるか 第5章 徳川三百年の礎を築いた創業の知恵 第6章 盤石の守勢に向けての「布石」 第7章 浅井三姉妹とねね
  • 溶ける女
    -
    1巻495円 (税込)
    警視庁捜査一課の倉原真樹は、内房線上り特急さざなみ20号のグリーン車で緊張していた。隣席の長谷部警部補が夫役で話しかける。車中の乗客は十三人、そのうち刑事は六人。新宿にある老舗デパートに毒薬と脅迫状が届き、現金二千万円と美術品売場にある青磁の壺を要求してきた。奇妙なことにその壺は無銘で、十五万円であったが、それより高価な品は幾らでもある。受け渡しの場所が、この車中の指定席であった。犯人らしい不審な男を捕まえたが、結局、誤認逮捕として釈放されてしまった。だがどうやらこの男、事件とは全く無関係とは思えないのだ……。  警視庁捜査一課の女性刑事、倉原真樹が活躍する長篇推理小説。 ●日下圭介(くさか・けいすけ) 1940年和歌山県生まれ。早稲田大学第一商学部卒。1965年朝日新聞社に入社。1975年『蝶たちは今…』で第21回江戸川乱歩賞を受賞。1982年『鶯を呼ぶ少年』『木に登る犬』で日本推理作家協会賞・短編賞を受賞。その後作家活動に専念し、『黄金機関車を狙え』などの近代史ミステリーで新境地を開く。
  • となりの姉妹
    3.5
    近所の小母さんが遺した、謎めいた「暗号」。隣家に住む姉妹とともに解読をこころみる佐保(さほ)は、土地に根づく習俗がからみあう、不思議な世界に迷いこむ。幾重にも交わる家や人の縁、わけしり顔の兄、そして庭から見つかった蛇の石の意味とは? 懐かしくも妖しい世界を描き出し、著者の新境地を拓く長編小説。(講談社文庫)
  • 飛ばなくても90を切るすごいゴルフ術
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 平日のゴルフコースで、シニアゴルファーたちの姿をよく見かける。「健康維持」「やり直し」など目的はさまざまあれど、 年齢を重ね、体力が下り坂になってもなお「上達したい」との思いは若かりし頃となんら変わらないようだ。 本企画は、パワーがないにもかかわらずゴルフに向き合い、さらなる上達を狙うシニア層ならではの“逆転の発想”に着目。 「飛ばしたいけど飛ばない」、その結果“あきらめの境地”に至っているすべての年齢層のアマチュアゴルファーに向け、 「飛ばせなくてもスコアが良くなるノウハウ」を伝授する内容。 本文各所にはマンガパートを設け、読者がとっつきやすいよう工夫。 著者はシニアのアマチュアだが、定年後、オーストラリアのゴルフアカデミーで自ら学び、 71歳でエージシュート(自分の年齢以下のスコアを記録)を達成した腕前は折り紙つき。 上から的理論ではなく、あくまで「教わる側の目線」で解説した一冊。

最近チェックした本