ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
11pt
「僕の名前はポール」--再開発計画に揺れる駅前ビルに突如現れたのは、一匹の喋るネズミ! 市議会議員の浦田さんの助けを得ながら、欲望うずまく人間たちの世界に飛び込んでいく。ついには、堂々市議会に登壇し、大演説をぶつことに。聖書の昔から続く人間とネズミの深い因縁は、はたして今日どのような結末を見ることになるのか? 近作『ひよこ太陽』で泉鏡花賞を受賞し波に乗る芥川賞作家が新境地に挑んだ、仰天寓話小説。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
ねずみが言葉を喋ると言うことを通して、言葉とは何かを炙り出す。 言葉とエゴ(さなぎ)、言葉の起源(パパ)、言葉の恣意性(ドンの議員)、言葉の限界(恋愛)、言語の暴力(さなぎ)。 言葉を使うには弱くなければならないというフレーズが印象的だった。 最後の市議会でのやりとりは熱かった。 その後の闘...続きを読む争は難しい。 青い目、赤い目、パパが何のメタファーなのか。
言葉を話すネズミのポール。1号ビルの再建を求めて市議会にで演説をふるう。喋るネズミの寓話。ポールのへ理屈は止まらず、人間との掛け合いもぎくしゃく。一体このネズミの意図するところは何なのか?ついでに作者の意図するところも何なのか?田中慎弥特有のまどろっこしい言葉の羅列で、ポールの小さな脳味噌をパンクさ...続きを読むせようとしているのに違いない。なかなか読み難しい本で、作者の思うツボ。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
地に這うものの記録
新刊情報をお知らせします。
田中慎弥
フォロー機能について
「文春e-book」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
図書準備室(新潮文庫)
犬と鴉
神様のいない日本シリーズ
完全犯罪の恋
切れた鎖
試し読み
孤独に生きよ 逃げるが勝ちの思考 増補改訂版・孤独論
孤独のレッスン(インターナショナル新書)
孤独論 逃げよ、生きよ
「田中慎弥」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲地に這うものの記録 ページトップヘ